神栖市の人件費が、今後さらに増加し続けることに…
はい、いとう大(ひろし)です。今日は、神栖市の人件費がこれから どう推移をしていくか?もっとはっきり言えば、どう増えていくか?と いうお話をします。神栖市の人件費については、この 場でも何度も何度も取り上げてまいりました。というのも、神栖市の財政 が非常に厳しくなってきている、悪化をしてきている要因の1つ、大きな要因の1つ が、この人件費の増加にあります。ということで、まずはこれまでの 取り上げてきた人件費に関してのお話をおさらいをしますと、これが以前、 お話をしてきた私の活動報告の中で取り上げた、人件費に関する部分ですけども 平成30年を境に、こっちか。非常に職員数が増え始めています。 平成30年時に653人であった、これはいわゆる正職員の数ですね。非正規は 除く数になります。これが令和5年になると748人ということで、 わずかこの期間ですね。95人も増加をしている。そしてそれに比例 するかのように人件費も増加をしていて、平成30年に55億 3200万円だったものが、令和5年には67億1000万円 ということで、1年あたり11億7800万円 の増加になっています。人件費が1年あたりですから、1年だけ払えばいいという ことではなくて、増えた人件費を職員数が増えて、その分増えた人件 費を毎年毎年これから、今年も来年も
再来年も、その次も、その次も、その次も、払い 続けていきますよという意味になります。 そしてこれが、グラフにすると非常に分かりやすくてです ね。これも会報で作ったんですが、職員数と人件費に関していくと、 こちらが職員数がこう伸びている。そして、人件費もこう伸びている。当たり前と 言えば当たり前なんですけども、非常に同じラインを辿どっているということに なります。 そして、これは私が自分で作ってみた資料ですけども、今のと同じ数字 なんですけども、黄色いところが先ほど言った増えたところになります。これ が職員数で、下が前年比でいくら、何人増えたかというところなんですけども、 平成29年もまあまあ増えているんですけども、こう比べていくとやはり平成30年を 境として、24人、18人、15人、14人、24人とこの5年間で一気に95 人も正職員が増えているのが、神栖市ということになります。 そして正職員ですから、これは特別なことがない限りは、定年まで いることができるので、おそらくほとんど若い職員さんばかりだと思います から、これから40数年間。今定年も延びていますので、40数年間は ずっといられるということになります。ずっといられるということは、ずっと もちろん人件費を払い続けるということになります、ということになります。 もちろん、必要な職員数は確保はしなければならないとは思いますが、 これだけ急激に増やす必要があったのかどうか?ということと、増やした 結果として何が1番問題かと言うと、財政が悪化をしたということなんですね。 財政を悪化させるまで職員数を増やしていいものか?という議論になってき ます。もちろん、現場の職員の皆さんからすれば、職員数1人でも多い 方が自分の負担は減りますから、やはり多い方がいいよということになる のかもしれませんが、一方で財政を悪化させるまで雇ってしまうと、結局 それもいかがなものか?要は給料払い
続けることができるかどうか?という次元の 話になってきてしまいますので、やり過ぎは結局苦しくなってくる。もう現実になって きているということです。それだけの勢いで、こういう形で職員数を 増やしてきてしまったということになります。そして、ここでもう1つ 大きな問題が生じるのは、先ほども申し上げた、これだけ増やした若い職員の皆 さんのお給料というのは、基本的にはこれから上がり続けるんですね。毎年上がり 続けるんです。民間なんかですと本当に会社の危機となれば、給料下げ ますよ、なんていうこともあるかもしれませんけども、あまり良いことではないの かもしれませんが、役所というのはそれが非常に やりにくいところですので、基本的には、 そういう給料表みたいなのもありますから、それに従って伸びていく。 そして、今の世の中の賃上げ、賃上げという流れからいくと、人事院勧告含めて、 これから、ここで、この皆さんに限りませんけども、全体として、 給料は上がり続けていく。そしてこの 短期間にこれだけ増やしたので、当然この皆さんの給料が、ぐんとこれから上がり続け ていくんですよね、ということになります。そして1つの基準として、令和 13年。6年後の令和13年にこの職員の皆さんの給料がどのぐらい上がり ますか?ということになります。令和13年というのは、これもこの場で何度か 申し上げてきましたけども、神栖市のこれまで借入れをしてきた 借入金の返済のピークが、令和13年に来ます。ということは、返済額が増える わけですから、その分1年あたりの財政も厳しくなるということ になります。確か1年あたりでですね
。今と比べて1年あたり 7億6200万円、借入金の返済が増えるということになってい ます。そこにさらに加えて、人件費がどのぐらい上がりますか?という 確認を神栖市にしてあります。答えとしては、 1年あたりで、2億8596万 2000円。人件費が令和13年までの間に、1年あたりですよ。1年 あたり2億8596万2000円 人件費が増える見込みとなっています。先ほどもお示しをした、令和5年 までに11億7800万円も増加していますので、合わせると人件 費だけで14億6000万円以上、1年あたりの支出が、人件費の支出が、 増えるということになります。それだけ、財政に対する負担が増える ということになりますので、財政が厳しくなるということになります。結果と して、以前もお伝えしましたけども、令和13年度が当面でいけば1番、神栖市の財政が 厳しくなる年。経常収支比率が今言った人件費も含めて、99.2% まで悪化をする見込みとなっております。つまり税収豊かな神栖市。税収は豊か ですけども、そのうちの99.2%が、お給料とか、借入金の返済 とか、福祉の関係とか、委託料とかで、もう出ていってしまう、出ていくこと が決まっているのが、もう99.2%まで決まってしまっているという事態に令和 13年になると。余力は0.8%しかないと
いう、極めて厳しい財政になりますよ ということです。そして、その1つの要因が、今申し上げた人件費にもあるということに なります。そして、当然先ほども言いましたけども、 職員数は多い方がいいという考え方もあるかもしれませんが、今も 申し上げた通り、財政が厳しければ雇いきれない、払いきれないという事態に もなります。これを民間に例えると、神栖市はもう税収がしばらく横ばいです。 今後も特段大きく伸びることは想定しにくい状況ですから、 会社でいけば、売上が変わらないのに社員数を増やしているということなんです ね。もう単純な話なんです。なかなか無いですよ。民間の会社で、売上変わら ない。利益も伸びていない。職員数増やします。そういう経営者には なかなかお目にかかれないと思いますが、神栖市はそういう経営を、行政運営を 今しているということになります。なので、いろいろと職員数、職員の数 が必要な理屈を述べれば、何でもそうなのかもしれません。私も議会の場で、 この職員数が増え過ぎていること、人件費が増え過ぎていることをお話をし ましたけども、そう言うとなんか市の答弁としては、以前に比べて仕事の量 が増えているとか、業務が多様化しているとか、ワークライフバランスが どうしたこうしたという話をするんですけども、それはそうでしょうけども、 じゃあ、限度なく 限りなく職員数雇っていくんですか?と。それで払えるんですか?ということになるんです ね。それは無理なんですよ。税収増え
ていませんから。ましてや 税収増えたからと言って、職員数ばっかり増やすよりも、職員の皆さんにより仕事頑張ってもらって、市民の皆さんの サービスを、もっとより良くした方がいいんじゃないですか?という思いも私の中ではありますので、あんまりそこは市の担当者というか、もちろん市長 副市長、含めてですけども、職員数の数を変にそういう言い方をしない方がいいのではないかなという風には思い ますし、世の中の流れはもうデジタルですので、人の力も大事ですけども、 そういうデジタルの力も活用して、そういう意味では職員数は、 これからは本来であれば減らしていく方向になるのかもしれませんし、また、 ワークライフバランスという話もこれは、本当に極めて大事ですけども、それも だから、単純に職員数を増やすということではなくて、日々の業務をどう見直していく のか?効率的にしていくのか?という考え方をしていかないと、職員数 ばかり増えて、人件費ばかり増えて、
財政が厳しくなるということ。まさに今の 神栖市がそうなってしまったということです。そして、いよいよここまで財政が厳しくなっ て、先ほど申し上げた市の 担当者と言いますか、市の答弁としていろいろと職員を増やし続けた理屈。人件費を 増やし続けた理屈は聞きましたよ。答弁としては聞きましたよ。それが維持 できるんですか?という話です。結果、今何が起きているかというと、今後、職員数を 抑制していくという方針になっています。 つまり、私が言ったことに対して、指摘したことに 対して、そうですということは認めることはしなかったんですけども、認めるような行動 を神栖市が取り始めたということなんです。これが、役所のすごく面白く、不思議な ところですね。いとうさんの、いとう議員の言う通りと言ってくれれば、いいんですけど も、言わずに私が言った方向に進み始めているという、今不思議な現象が起きています。 もちろん、私が言った方向に来ているので、それはそれとして、歓迎では ありますけども、何となく複雑な思いもそこはありますね。まずは一旦、これ まで職員数増やし過ぎてしまった。人件費を増やし過ぎてしまったということを認め た方が、素直でいいのではないかな?という風には思いました。ただ、そういう 方向には動いてきたので、それはそれで歓迎はしたいと思いますが、あえて、 意地悪を言えば、ここで私が言った通り、職員数を抑制していくのであれ ば、これまで言ってきた、仕事が増えてきた。多様化してきた。ワーク ライフバランスがどうした、というのは大丈夫なんですかね?ということに今度は、 なってくるんですけども、大丈夫なのだと思いますし、大丈夫にしないと、もう何 と言っても、財政厳しいですから。お金が本当に無くなってきていますから。これ までの職員数、人件費は必要だとして
も、維持することはできないところまで財政 は厳しくなってきているということです。今申し上げた通り、市としてはこの人件費、 そして職員数の部分については、何とか抑制の方向には入ってきたと いうのは歓迎ですけども、それでもまだまだ高止まりであることは間違い ありません。議会では、具体的に何年までに職員数を何人抑制する。人件費 を何人抑制するという目標を設定をした方がいいのではないですか?ということ は投げかけましたけども、これは残念ながら明確な答えは出てきておりません。 その辺りも含めて、この人件費だけではなくて、それ以外にも まだまだ見直していかなければ、良い
か悪いかではなくて、市の財政がもたない ところまで来てしまっていますので、とにかく大事なことは、市民の皆様に ご迷惑をおかけをしない。市民の皆様
の日々の市民サービスを低下させないよう に、どのように財政を健全な方向に持っていくか?これまでの財政悪化に向けた 取り組みではなくて、財政健全化の方に舵を切って、どう行くか?という ところ。まだ、それについても神栖市は明確にその方向に行くということは言って おりませんし、中には不思議なことに、それでもまだ神栖市の財政は、 健全であると、言っている方もいるようでありますけども、 どういう思考でおっしゃってるのかは分かりません。もしかしたら、 リアルに数字が読めないのかもしれませんが、それはそれとして私が言えること については、これからもしっかりと神栖市に求めて、そして少しでも 財政が改善するように力を尽くしてまります。ご視聴 ありがとうございました。
茨城県神栖市議会議員の いとう大です。
日々の活動や私の考えなどを、わかりやすくお伝えできればと思います。
□誕生日:1973年(昭和48年)7月23日 茨城県神栖市に生まれる
□干支:丑年 □星座:しし座 □血液型:O型
□学歴:大野原小、神栖四中、鉾田一高卒業、帝京大学経済学部経済学科中退
□趣味:スポーツ観戦、サイクリング、ウォーキング、読書
□好きな言葉:一期一会、無用の用
□資格:行政書士、宅地建物取引士
□その他:中学生の頃は、野球部でピッチャー
現在、6人の子育て真っ最中!(12歳、10歳、8歳、6歳の双子、0歳)
2000年(平成12年) ⇒神栖町議会議員初当選(当時26歳)
2004年(平成16年) ⇒神栖町議会議員2回目の当選(当時30歳)
<合併後、神栖市議会議員となる>
2008年(平成20年) ⇒ 神栖市議会議員3回目の当選(当時34歳)
2010年(平成22年) ⇒ 議会運営委員会委員長
2011年(平成23年) ⇒ 鹿島地方事務組合議会議長
2011年(平成23年) ⇒ 東日本大震災復興調査特別委員会委員長
2012年(平成24年) ⇒ 神栖市議会議員4回目の当選(当時38歳)
2012年(平成24年) ⇒ 神栖市監査委員
2014年(平成26年) ⇒ 総務産業委員会委員長
2014年(平成26年) ⇒ 神栖市社会福祉協議会理事
2016年(平成28年) ⇒ 神栖市議会議員5回目の当選(当時42歳)
2020年(令和2年) ⇒ 神栖市議会議員6回目の当選
2020年(令和2年) ⇒ 第25代神栖市議会議長
2024年(令和6年) ⇒ 神栖市議会議員7回目の当選
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1件のコメント
広報かみす令和6年6月1日号の職員の年齢構成を見ると定年者が多くなるとは見受けられないのですが、どのような理由で職員数を多くしたのでしょうか?