「水辺の物語」淀川・十三界隈=大阪市
水都・大阪を流れる淀川は関西を代表する1級河川。いくつものアーチ橋やトラス橋が人々の暮らしを支えている。私もその恩恵にあずかり阪急電車の宝塚線で通勤している。
京都線と神戸線が合流する十三駅を発車すると、自動車が行き交う十三大橋が目に入る。今回の被写体にいいかもと考えて、十三駅で途中下車、十三大橋に向かう。
大阪市淀川区と北区を結ぶアーチ橋は長さ681・24㍍、幅が20㍍ある。梅田へ向かう南行きが3車線、北行き1車線というレイアウト。歩道も整備され、ラッシュアワーは自転車や歩行者も多く、先に目をやるとキタの摩天楼が立ち並ぶ。
さらに下流に歩くと新十三大橋がある。この橋はトラス橋で北行きのみの4車線。歩道もあるがなぜか人通りはまばら。耐震工事が行われていて、橋脚には足場が組まれている。20分ほど歩くとグラングリーン大阪にたどり着いた。
開発が進むJR大阪駅北側のエリアは新しい街づくりが進む。芝生でくつろぐ市民や、未完成のエリアを眺めながら散策する姿がみられた。
夜を待ち淀川の河川敷にカメラを据えた。阪急電車がひっきりなしに淀川の橋梁を渡り、水面に反響するためか「ガタンゴトン」という音がいつもより大きく聞こえる。長時間露光で撮影すると川面に映る摩天楼が橋梁を引き立てた。
喧噪から静寂、そしてひとのにぎわい。高層ビルが林立する梅田と、庶民的で気どりがない十三。その間を流れる淀川は滔々と人々の暮らしを見守っている。
1件のコメント
阪急電車の写真撮るのにこの場所よく利用してます。