大津谷川の彼岸花(静岡県島田市2024年10月2日AM10:00)

大津谷川(おおつやがわ)

シューマン作曲ガイベル作詞『流浪の民』

森の木陰に ブナの枝の間に 何かがかさかさと音をたて ささやく声がする
木の葉と岩のまわりに 色とりどりの姿がめぐり
そのまわりでは炎がまたたき 光がひらひら揺れている

そこにいるのは生き生きとしたジプシーの群れ
目は光り 髪は波打っている
聖なるナイル河のほとりで母の乳を飲み スペインの南国の陽にやかれている

豊かな緑のなかで炎が燃え上がり 荒々しい男たちが不敵に横たわる
女たちはしゃがんで食事の支度をし 忙しく古びた杯を満たしている
そして色とりどりの花が咲くスペインの庭園のように 輪をつくって唱えごとや歌を響かせる
そして老婆が危険や苦難のときのためのまじないの格言を告げると 群れはそれに聞き入っている

黒い目をした娘たちが踊り始める
たいまつの赤い輝きがきらめく
ギターが誘い シンバルが響く
踊りはどれほど荒々しくなっていくことか!

夜の踊りに疲れると ブナの葉ずれの音が彼らをまどろみへと誘う
そして幸福な故郷を追放された彼らは 夢のなかでその幸せな土地を見る

しかし今や東方に朝が目覚めると 夜の美しい姿は消える
夜明けとともに騾馬がひづめで地面を掻き さすらう姿は移動する
どこに行くのか 誰が君に告げる人がいようか?

#自転車旅 #彼岸花 #島田市

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1件のコメント

  1. ひゃーーー!!!彼岸花が満開だーーー⸜(*ˊᗜˋ*)⸝✨コバルトブルーの大津谷川の水面と対照的で美しいですね!日の短さだけは秋が来た、という感じになって来たこの頃、まだ夏のようにジャバジャバ雨が降る日もありますが生物はちゃんとわかってるんですね💗朱色の彼岸花の群生は鮮やかな衣装を着けたジプシーいや今はロマの娘たちの群舞のようですか?「流浪の民」久しぶりにフルバージョンを聞いたような気がします。小学校の音楽鑑賞の時間に必ず聞く曲でした。当時はまだ文語訳の歌詞が楽譜に載っていて、「これーぞるろーのひとーのむれー🎵」などと口ずさむ子供も多かったのです。子供の頃で他の部分はさっぱり意味がわからず、今こうして口語訳で読んでみるとあの19世紀の時代にはとても先進的な感覚で書かれた詩だということがわかります。曲をつけたのは、さすがシューマン♪なつかしい音楽の時間の記憶も蘇って来ました。いつも素晴らしい音源を耳にさせて頂いてありがとうございます。<(_ _)>

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