自転車の“ヘルメット着用”が当たり前になってほしい…そんな願いをもつ男性がいます。彼は小学生のとき、自転車で帰宅中に車にはねられ、生死の境をさまよいました。「死んでからじゃ遅い」18歳になった今、改めて呼びかけます。

「ダサい」と思っていた“ヘルメット” たまたまかぶらなかったその日…

▼塩見和朗さん「その当時は、親に『かぶりなさい』と言われてかぶってたんですけど、その日は寒かったし、フードかぶりたいけどヘルメット邪魔でかぶれないから、ヘルメットを置いていこうと。『ダサい』とも思ってたし、たまたまヘルメットかぶらずに行って、事故してしまって…」この春、高知大学・人文社会科学部に進学した、高知市の塩見和朗さん。6年前、小学6年生の冬でした。中学受験を控えていた塩見さんは、学習塾から自転車で帰宅中、車にはねられました。ヘルメットはかぶっておらず、頭などを強く打って、一時、“意識不明の重体”に。3日後、奇跡的に回復し、意識を取り戻しました。事故の後、母、絵里香さんが、ヘルメット着用の大切さを呼びかける活動を始めます。母の姿を見て、”ヘルメットが命を守る”ということに改めて気づいた塩見さん。母と一緒に、自身の経験を伝えてきました。▼和朗さんの講演「自分の命を、より大切にする選択をしてほしいということを、みなさんに伝えたい」▼塩見和朗さん「事故に遭う人はいるけど、死にかけるような事故って、あまりないじゃないですか。一応、自分は死にかけた人なんで、その体験を少しでも知ってもらえたら、みんなが事故する前にヘルメットをかぶってもらえるんじゃないかなという思い。」自転車事故で、生死の境をさまよった塩見さん。しかし、自転車のことを嫌いになったわけではありません。

「事故は自転車のせいじゃない、自分のせい」

この春から大学生。塩見さんは幼いころから自転車に乗ることが大好きで、大学にも、自転車で通うことにしました。交通事故にあっても、自転車のことを嫌いにはなりませんでした。▼塩見和朗さん「風を感じるところが好きです。涼しそうな顔をして、電動自転車の人が抜いていくのを見て『クソー』って思ったりとか、原付は座ってこんなにスピード出るのに、なんで僕はこんなにこがないかんが、と思いながらこいでるのが好きですね」「事故は自転車のせいじゃなくて僕のせいなんで、自転車事故で自転車を嫌いになる理由はないかなって思ってます。小さいころから好きなものって好きじゃないですか。なんで自転車もずっと好きかなって思います」

「死んでからじゃ遅い」当たり前にかぶる社会に

命を守るヘルメット。塩見さんは「みんなが自分の意思でかぶる社会になってほしい」と考えています。周りに合わせがちな日本ならではの文化の中、ヘルメットを着用することが、当たり前の世の中になることを願っています。▼塩見和朗さん「本人とか、周りの友達が事故で死んでから気づくようじゃ遅いので、悲しい思いをする前に、多少ダサくてもかぶってほしいというのが僕の願い」

詳細は NEWS DIG でも!↓
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/kutv/414139

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5件のコメント

  1. 説得力、抜群です。
    個人はみなヘルメット。行政は狭い車道脇の線引きではない完全分離のサイクルロード建設で努力義務を。

  2. 去年8月にロードバイクで転倒し頭を歩道に打ちました。ヘルメットかぶってなかったらやばかったです。何があるかわからないので被りましょう。

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