あの日あの時あの場所で…高千穂神話街道
ここは九州、宮崎県北西部。
バイクを走らせれば、神話と自然が静かに息づく道――高千穂神話街道が、あなたを迎えます。
ルートは、おおよそ延岡市から高千穂町へと至る国道218号線沿い。その道中には、神々の足跡を感じさせるような景色が、次々と現れます。
まず目指すのは、高千穂峡。切り立つ柱状節理の崖、その間を流れる真名井の滝――神が宿るような空間。バイクを止めて、静かな時間に身を委ねたくなる場所です。
さらにその奥へ進めば、天岩戸神社。天照大神がこもったとされる岩戸を祀る神社。そこから少し歩けば、天安河原。巨岩の下にひっそりとたたずむ社。積まれた小石の祈りが、あなたの心に響いてきます。
そして、忘れてはいけないのが国見ヶ丘。その名の通り、雲海に浮かぶ山々を見渡す絶景スポット。早朝の冷たい空気とともに、霧の海に沈む太陽を眺めるのは、まさにこの旅のハイライト。
道は、程よいワインディング。山あいを縫うように走るこの街道は、初心者にも優しく、ベテランにも心地よいカーブが続きます。路面も比較的良好。ただし、落石や急な天候の変化には注意が必要です。
交通量は少なめ。走るほどに静かになっていく感覚。
まるで、自分だけの物語を紡ぐ時間。
神話と自然が溶け合う高千穂神話街道。
それは、ただのツーリングじゃない――
あなた自身の“神話”を描く旅路なのです。