【完全解説】大正琴の歴史 ”森田吾郎”生誕150年記念
これからの大正琴の歴史を作るのは私たちです!
04:51 第1部 大正琴の発明と改良の歴史
35:04 第2部 大正琴ブームの歴史
~関連動画・サイト~
大正琴時代「世界に広まった大正琴」
https://satsuki.club/%e4%b8%96%e7%95%8c%e3%81%ab%e5%ba%83%e3%81%be%e3%81%a3%e3%81%9f%e5%a4%a7%e6%ad%a3%e7%90%b4/
【大正琴】弦の張り替え方法 新旧のタイプ別に解説!
全国子供大正琴コンクール 再生リスト(ソロ演奏のみ)
~参考文献(出典)~
【書籍】
及川尊雄著「阿弗利加から旅して来た日本の楽器たち」アルテスパブリッシング(2018)194~197頁
加藤昭代著「私の愛する大正琴」海風社(2006)40、112、123~125頁
金子敦子著「大正琴の世界」音楽之友社(1995)19、26、28、30、62、68~72、76~77、79、81、102頁
金子敦子監修「大正琴図鑑」全音楽譜出版社(2003)11、17、19~24、26~27、32、34、50~51、59、64~66、69~70、85、90~91、95、99頁
北林源一郎著「音楽ここに生きる」大正琴全国普及会(2004)9、26、32、46、64、68、84、87、90~91、94~95、98、109、197、210、212頁
琴伝流大正琴全国普及会編「大正琴曲集 入門編」(1979)2頁
古賀政男著「自伝 わが心の歌」展望社(2001)56、62、65、160、219、234頁
小橋博史著「花の大正琴」東京新聞出版局(1978)372頁
小橋博史著「花の琴城 大正琴一代」中日新聞本社(1985)137、178、194、207~213、216、224~225、228、232、239、251、261、273頁
鈴木琴城編著「大正琴のすべて なつメロ編」東京楽譜出版社(出版年不明)8、12頁
中部産業遺産研究会編「ものづくり中部の革新者」風媒社(2023)212頁
浜松楽器博物館編「企画展 大正琴の世界」(2008)18、20頁
【Webサイト】
朝府義哉ブログ「均等な鍵盤で弾きやすい大正琴」
https://ameblo.jp/asafu1yoshiya2/entry-12477560624.html
ヴィオリラ博士.com「ヴィオリラってどんな楽器?癒しの音色ー指でも弓でも弾ける大正琴」
https://violyre-hakase.com/#toc13
岡村流「岡村流の沿革」(アーカイブ)
https://web.archive.org/web/20220927012739/http://yumekoto.com/okamura.html
琴城会「琴城流・琴城会の生い立ち」(アーカイブ)
https://web.archive.org/web/20180823191139/http://kinjoukai.com/p01_oitati.html
琴城会「創始者 鈴木琴城(初代家元)の紹介」(アーカイブ)
https://web.archive.org/web/20160527121833/http://kinjoukai.com/p01_01syoukai.html
琴城流大正琴振興会「琴城流大正琴振興会の歴史」
https://kinjyoryu.com/sab_1his/index.html
琴伝流(日本バイオリン研究所大正琴全国普及会)「大正琴の歴史を知る」(アーカイブ)
https://web.archive.org/web/20200706081851/http://www.kindenryu.co.jp/history/index.html
琴伝流「全国子供大正琴コンクール」
Kotolympic in Niigata「大正琴を世界に拡げよう運動/琴リンピックについて_About」
https://kotolympic.com/about.html
鈴木バイオリン「ライブラリ年表」
https://www.suzukiviolin.co.jp/about/factory/
特許情報プラットフォーム
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/
※「マルヤス金型」や「岩間楽器」で検索してください
ナルダン楽器「ナルダン大正琴歴史館」
http://www.suminekai.jp/rekisi.htm
文部科学省「生涯学習概念の系譜」
https://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/html/others/detail/1318300.htm
文部科学省「生涯学習振興の経緯等について」
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo2/siryou/__icsFiles/afieldfile/2011/06/22/1306932_03.pdf
【YouTube動画】
大正琴 心馬「【大正琴番外編】たった一人が大正琴の歴史を変えた!?琴伝流本部紹介!」
大正琴ミュージアム「大正琴誕生100年を振り返る-第一章」
大正琴ミュージアム「大正琴誕生100年を振り返る-第二章」
大正琴歴史倶楽部「大正琴110年の歩み(Brief history of Taishogoto )」
【その他】
キングレコード(CD)「決定版 大正琴」長田暁二氏の解説文「大正琴とその魅力について」(1989)
テイチクレコード「人生劇場」(楠木繁夫)再吹込盤(1938)
テイチクレコード「人生劇場」(楠木繁夫)(1953)
コロムビアレコード「人生劇場」(村田英雄)(1959)
コロムビアレコード「絶唱」(舟木一夫)(1966)
https://youtu.be/cNVwUfQCWqI?si=Rf7nsh_DNRoTIEiS
ナルダン楽器「大正琴の手引」
ナルダン楽器「大正琴譜本(NAGOYA HARP MUSIC BOOK)」
日本文化センターCM「古賀政男復刻大正琴セット」(1995)
TikTok KENBAN大正琴
@kenban_kenban
「全国楽器製造協会楽器生産統計調査表」
https://paperzz.com/doc/6078199/%E5%85%A8%E5%9B%BD%E6%A5%BD%E5%99%A8%E8%A3%BD%E9%80%A0%E5%8D%94%E4%BC%9A-%E6%A5%BD%E5%99%A8%E7%94%9F%E7%94%A3%E7%B5%B1%E8%A8%88%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E8%A1%A8
今回、小川寛興さんのインタビュー記事が掲載された雑誌の画像を検索したのですが、出てきませんでした。記事を読んだときにメモを取ったので間違いはないと思います。
大正琴を自転車にくくりつけて…というエピソードは出典が出てきませんでした。これまで色んな資料を読んでいるうちに、私の頭の中で作り上げた妄想かも知れません。
書籍の訂正
「大正琴の世界」81頁
琴城先生が大正9(1920)年に生まれたとあるが、正しくは大正3(1914)年
「大正琴図鑑」14頁
挿図7のaとbの日付が逆
4件のコメント
謝辞
播磨屋 市蔵さまには、閉鎖したWebページのアーカイブ等、貴重な情報を提供してもらいました。このほか、情報を提供してくださった関係者の皆様にお礼申し上げます。
補足③
~大正琴と生涯学習~
教育改革に関する臨時教育審議会は昭和61(1986)年8月の最終答申で、「生涯学習」という概念を前面に出しました。この答申を受け、政府は昭和62(1987)年10月「教育改革に関する当面の具体化方策について」と題する教育改革推進大綱を閣議決定し、平成2(1990)年には「生涯学習の振興のための施策の推進体制等の整備に関する法律」(生涯学習振興法)が制定されました。(文科省Webサイト)
こうした時代の流れを受けて、平成4(1992)年に設立された(社)大正琴協会では、生涯学習を前面に押し出した事業計画が立てられました(「私の愛する大正琴」123頁)。
補足②
~琴城流の設立年について~
(A)鈴木琴城が設立した「琴城流」と(B)鈴木萬司が設立した「琴城流大正琴振興会」の略称「琴城流」を区別する必要があります。
【A.琴城先生が創設した琴城流】
金子先生によると、琴城先生は昭和30(1955)年に名古屋に第一号大正琴教室を開設し「琴城流」を創設したとあります(「大正琴の世界」81頁、「大正琴図鑑」22頁)
「大正琴一代」では、昭和30(1955)年に古道具屋で大正琴と再会し、その翌々日に浅井仲三郎が経営する画廊の3階に第1号教室を開講し(216頁)、昭和43(1968)年、54歳の時に初めて「琴城」と名乗り(228頁)、琴城流家元になったとあります(230頁、239頁)。
また、琴城会によると、昭和30(1955)年に古道具屋で大正琴と再開(大正琴一代と同じ)、昭和40(1965)年に浅井画廊の3階に第1号教室を開講、昭和43(1968)年に自ら芸名を鈴木琴城と名乗って家元に就任し、琴城流を創設したとあります。(琴城会Webサイト)
この動画では琴城流創設は昭和43年の説を採用しています。
ちなみに、大正琴一代では琴城先生が定年退職したのは昭和46(1971)年となっていますが、琴城会サイトでは昭和43(1968)年となっており、とりあえずこの動画では後者を採用しています。
資料による相違のまとめ
https://twitter.com/satsuki_taisho/status/1805876962356806106
【B.鈴木萬司が創設した琴城流】
「琴城流大正琴振興会」の略称としての「琴城流」は、昭和46(1971)年に創設された「鈴木大正琴愛好会」を前身とします。ややこしいのは、これと同時に琴城先生は名古屋大正琴保存会(琴城会)を創設していることです。(「大正琴の世界」81頁)
昭和62(1987)年に琴城先生は享年72歳で帰らぬ人となりましたが、この時鈴木萬司さんの意向で“鈴木”の名前を取り払い「琴城流大正琴振興会」に改組されました。
これが、「琴城会」と振興会の略称としての「琴城流」が別物とされているゆえんです。
補足①
~森田吾郎の名前の由来~
森田吾郎は本名、川口仁三郎と言います。仁三郎は家や近所の人からよく「仁三郎やーい」と呼ばれていましたが、それが彼には「水油やーい」と聞こえて仕方がなかった。そこで「仁(2)」と「三(3)」を足して「吾(5)郎」と名乗ろう。そして苗字は実家の旅館が「森田屋」という屋号であったことから、それを用いて「森田吾郎」という名前が出来がりました。(「大正琴の世界」17頁)
小説「花の大正琴」(17頁)では、いそという女性が考案したということになっています。
森田さんは他にも「川口音海」「川口音玉」という芸名も名乗っています。