『ゴジラ-1.0』の製作裏話、小ネタを徹底解説|衝撃のラストシーン、本編未公開シーンを紹介&考察|続編への伏線【マイナスワン】【ゴジラマイナスワン】【アカデミー賞】【山崎貴】

ついに、『ゴジラ-1.0』のBlu-rayが発売され、 Amazonプライムでも独占配信が開始されました。 『ゴジラ-1.0』を何度も楽しめるようにするために、 今回は、これまでに小説版、副音声、 雑誌のインタビューなどで明らかとなった、 小ネタやウラ話などを 紹介、解説していきたいと思います! 『ゴジラ-1.0』はこれまでに小説版 副音声上映、舞台挨拶や雑誌、 各種インタビューなどで明かされた 様々なウラ話や小ネタがあります。 厳選した125個のウラ話や 小ネタを紹介したいと思います。 まず解説するのは 大戸島のシーンです。 小ネタその1、大戸島とは架空の島ですが 小笠原諸島にある設定です。 過去の呉爾羅作品と同じく 『ゴジラ-1.0』の大戸島も 小笠原諸島に存在しています。 小ネタその2、まず敷島の航空機の操縦 操作能力の高さがわかります。 大戸島守備隊の地面には過去に 爆撃され無数の爆弾穴が空いており、 少しでもハマってしまえば零式戦闘機の下部に 取り付けられた爆弾が爆発してしまいます。 小説版によればきちんと島を旋回し コースを選んで着陸し成功しています。 戦闘機の判断能力、 操作能力の高さがここで判明しています。 橘さんの言うとおりに 敷島の腕は確かであることがわかります。 小ネタその3、大戸島の守備隊基地は 特攻に出撃した零式戦闘機が故障した際に、 緊急着陸する為の不時着場となっています。 敷島が大戸島に来たのには このような理由がありました。 小ネタその4、小説版によると母親の 生きて帰ってきてください。という言葉を理由に、 特攻から逃げていました。 敷島は戦争はもうすぐ終わると思っていたので それまでやり過ごそうと考えていました。 大戸島の守備隊基地は離陸する 滑走路がないため、好都合だったようです。 小ネタその5、敷島は橘をどこまで 覚えていたのかわかりませんが、 過去に橘と橘を慕っている 整備兵をうっすら記憶していました。 そのため知っているフリを していたわけではないようです。 小ネタその6、裏話になりますが、 大戸島のシーンは「千葉」で撮影しているようです。 頻繁に海の上にタンカーなどが映るので VFXで修正し、消しているようです。 ちなみに南国感をだすために 大戸島にはヤシの木のCGが追加されています。 小ネタその7、気分を害されたふりをして 海岸で黄昏ていた敷島の元にきて、 優しい言葉をかけにきた整備兵の 成人男性は齊藤さんという名前です。 橘に敷島を呼ぶように 言われてやってきました。 この時に責められると思っていた敷島は肯定され 嬉しかったので泣きそうになっていたようです。 小ネタその8、裏話になりますが 海中に漂う深海魚の死体は実は本物です。 地元の漁師さんが釣ったものに 胃袋を加えているようです。 リアルだったのはVFXではなく 実物だったからのようです。 小ネタその9、小説版によると本編には登場しません でしたが深海魚鍋を食べるシーンがありました。 齊藤さんに呼ばれた敷島は守備隊の基地で 私的裁判が始まると思ったら、 深海魚鍋パーティーが始まるとともに 全員から優しい言葉をかけられて泣いてしまいます。 初期案ではあの深海魚を敷島と 整備兵たちは食べていました。 もしかしたら撮影はしたけどカット されたシーンだったのかもしれませんね。 本編では基地から煙が出ているので 深海魚鍋を作成中かもしれませんね。 小ネタその10、大戸島の呉爾羅は たびたび「幼体」と勘違いされますが、 この状態で成体であり、15メートルほどの 恐竜に似た再生能力の強い生物となっています。 小ネタその11、大戸島の呉爾羅の 好物は不明ですが マグロは食べていないと 山崎貴監督は明かしています。 魚食性ではない可能性がありますがそうなると呉爾羅は エネルギーをどこで入手しているのか気になりますね。 小ネタその12、呉爾羅のおうちは 大戸島近海の深海にあるようです。 山崎貴監督によると「ちょいちょい大戸島に 出現して暴れているようです。」 何のために出現しているのか不明ですが、自分の 縄張りを定期的に巡回しているのかもしれませんね。 小ネタその13、裏話になりますが、 夜の大戸島には光源になるものがないので 呉爾羅が自ら燃料を踏んで爆発させ、 明かりを付けています。 メタ的な内容となりますが、呉爾羅は 観客に(自分の)姿を見せるため、そこそこ広い大地から、 燃料をわざわざ破壊して大戸島に 光源を作っています。 小ネタその14、呉爾羅は人を食べない。という レギュレーションが存在しているため、 劇中で呉爾羅が人を食べる描写はありません。 加えて投げ飛ばしているだけになっています。 小ネタその15、裏話になりますが、 実は橘のセリフを敷島が言う案もあったようです。 初期案では好戦的な性格をしていた敷島が みんなが止める中で 「俺、ゼロで撃ってきます。」と 敷島が 零式戦闘機で攻撃してしまうパターンもあったようです。 この時、呉爾羅を瀕死にするものの、再生能力で 再生してしまい、激怒して守備隊を全滅させたようです 余計なことをして失敗したパターンだったようです。 ちなみに黙って身を潜めていれば 呉爾羅は勝手に帰ってくれていたみたいです。 小ネタその16、裏話になりますが、 大戸島の呉爾羅はかなりの時間を費やし 「筋肉のシミュレーション」が設定され、 生物感を表現しています。 中盤から登場する怪獣としてのゴジラは 「筋肉のシミュレーション」をせず、 別物に進化した感じをあえて表現しているようです。 小ネタその17、大戸島の呉爾羅の初期イメージは実際に いてもおかしくないくらい恐竜そのものだったようです 最終的なゴジラから、 恐竜っぽく逆進化させたらどうなるか という逆算されたデザインになっているようです。 小ネタその18、呉爾羅の襲撃後、 数日で日本は戦争に降伏することになります。 そこから敷島は橘になるべく 遭遇しないように大戸島で、野宿をしていました。 小ネタその19、1945年12月 復員船が大戸島にやってきて、 敷島と橘は本州に 帰ることになります。 後から回収されたため、2人に部屋はなく 劇中のように甲板で過ごすことになったようです。 小ネタその20、裏話になりますが、復員船の甲板は 「東宝の駐車場」で撮影されたようです。 人で埋まるからという理由で地面は加工せず、 アスファルトのままだったようです。 次に紹介するのは、終戦後、東京に戻ってきた敷島、 そして典子との出会いのシーンです。 小ネタその21、小説版によると敷島は都電に乗り、 我が家に帰ってきます。 駅から比較的近い場所に住んでいたと考えられます。 小ネタその22、副音声上映で明かされましたが、 実は敷島の家の跡地には 勝手に人が住んでいたようです。 そのため、敷島は自分の土地だと 追い出したようです。 小ネタその23、お隣の澄子さんですが 東京大空襲で、 やんちゃ盛りの3人の子供、男の子を 1人も残らず空襲で亡くしています。 やんちゃ盛りということで10歳前後でしょうか。 ちなみに旦那さんの言及がありませんが おそらく亡くなっていると考えられます。 小ネタその24、副音声上映と インタビューで明かされた裏話ですが、 お隣の澄子さんを演じた 安藤サクラさんは自ら撮影前に、 泥の中に入って衣裳を汚したそうです。 自発的にやったそうなので プロ意識の高さを感じてしまいますね。 小ネタその25、敷島が持っている母からの手紙には 最後に「必ず生きて帰ってきてください。」と 書かれていました。 敷島はその一文を守るために 自分の卑怯なふるまいを正当化していました。 小ネタその26、敷島は家の敷地内に 廃材などでバラック、小屋を建てたようです。 小説によれば3日間、 何も食べずに落ち込んでいたようです。 そして空腹、飢えが「生きろ。」と責め、食事をしに 闇市に行って運命的な出会いをすることになります。 小ネタその27、敷島が食べていたものは小説版から 米軍の残飯で作られた雑炊だったようです。 身元不明の肉片などが入っていたようです。 実際の残飯雑炊にはハンバーグなどの肉片から ネズミの肉まで幅広いお肉の種類があったようです。 小ネタその28、大石典子の年齢は 明かされていませんが、 子供がいる年齢には見えない 女学生くらいということから、 16~21歳くらいであると考えられます。 小ネタその29、裏話ですが、敷島と典子は 戦後の衛生面を表すために、 歯にヨウ素っぽい臭いの液体をつけ 黄色になっているそうです。 SNSで「戦後なのに歯が白い。」と 言われていたことに副音声上映では、 「黄色くしている!」と山崎貴監督は 冗談交じりに怒っていました。 小ネタその30、典子を演じた美波ちゃんは 歯を黄色く塗られることがとてもいやだったようです。 さらに庵野監督が撮影現場に遊びに 来ていたそうなので、さらに恥ずかしかったそうです。 小ネタその31、典子が 強奪したものの1つは握り飯だったようです。 握り飯から重湯を作って 明子に食べさせていたようです。 小ネタその32、 2人の会話に出てくるパンパンとは、 戦後に在日米軍を相手にしていた 売春婦のことです。 時代を感じる表現ですね。 小ネタその33、大石典子は 最初の頃 敷島に対して、 図々しすぎるのではないか、 と言われていますが 戦後すぐ、あの状況では ああするしか無かったと考えられます。 生き延びるために仕方なかったので、 映画の中盤以降では素の彼女に戻っているようです。 小ネタその34、お隣の澄子さんも 急に性格が変わったと言われています。 安藤さんのインタビューからも 明子の存在を通して 子どもを失った気持ちを 少しずつ整理できたため 性格が元の優しい お姉さんに戻ったと考えられます。 明子のおかげで澄子さんは 自分を取り戻すことができたと考えられます。 明子がいなければ最後まで敷島と澄子さんの 関係は悪いままだったのかもしれませんね。 小ネタその35、ちなみに典子はバラックに居座ったあと、 どこからともなくバラックに 仕える廃材や、食材を入手して 食事の用意をしていたり、ただ居座るのではなく 仕事とは別にきちんと働いていたようです。 小ネタその36、裏話ですが、明子は女の子でしたが 初期案ではアキラという男の子を予定していたようです。 しかし、明子役の女の子の演技がよく 明子という女の子に設定が変わったようです。 小ネタその37、裏話ですが ちまたでらんまんコンビと言われている、 神木隆之介さんと浜辺美波ちゃんの キャストは山崎貴 監督によれば、 NHKの朝ドラ、らんまんよりキャスティングが 早かったようです。 なので、らんまんコンビではなく、 ゴジラコンビが正しいようです。 次に紹介するのは、敷島が 新生丸の仕事を見つけたシーンです。 小ネタその38、敷島は支度金が 3000円の仕事を見つけてきます。 終戦の頃の陸軍給与が 少尉で月額70円、年額 850円くらいだったので、 支度金だけで破格の値段と考えられます。 小ネタその39、敷島が見つけた仕事は 復員省のお墨付きと言っていました。 復員省とは日本軍隊の復員業務を 担当した政府機関です。 行政機関のきちんとした仕事 ということになります。 小ネタその40、この時に明子は 重湯すらまともに飲んでなく ぐったりして衰弱していました。 だからこそ、敷島は必死に仕事を見つけていました。 小ネタその41、敷島は典子に死んだらダメです。 と言われて嬉しい表情をします。 小説版によると、敷島は特攻隊として 「死ぬこと」を求められていました。 しかし、典子は「生きること」を敷島に望みました。 敷島はこの時点で「命を肯定する典子の存在」が ありがたく、大事な存在になっていることが伺えます。 小ネタその42、特別あつらえの 新生丸が映ったシーンですが 副音声上映によると木造船の船は1隻しか用意できず 複製して海進丸を合成しているようです。 小ネタその43、秋津艇長は 演じた佐々木さんによれば 家族や仲間を戦争で 失ってきた男ではないかと語られています。 だからこそ、新生丸の仲間を 家族のように大事に思っているようです。 小ネタその44、学者こと野田さんは 戦時中は技術士官として兵器開発に携わっており、 演じた吉岡さんによると 大学に入ってメカ作りに興味を持って、 独り身であるという設定が書かれた 履歴書をもらったようです。 小ネタその45、水島は軍国少年で戦艦や戦闘機の 名前を聞いただけでテンションが上がる男です。 演じた山田さんによれば 機雷の掃海作戦に参加しているのも、 「この機雷で戦っていたのか」 というのを 見てみたかったからではないかと語っています。 小ネタその46、戦争が長引けば 良かったと語る水島に怒る敷島ですが、 裏話としてこの時に神木さんは 船酔いで本当に体調が悪く、吐きそうであり、 鬼気迫る表情ではなく、吐き気を 我慢する表情だろうと山崎貴監督は語っています。 小ネタその47、裏話ですが 敷島が夢で呉爾羅に襲われるシーンで、 島にバラックを持っていく案があったようですが 没になってしまったようです。 小説版ではこのシーンで整備兵に卑怯者と言われたり 本編よりもつらそうに描写されています。 小ネタその48、1946年の夏にビキニ環礁で クロスロード作戦、ベーカー実験が行われます。 呉爾羅は近海を泳いでおり 原爆実験に巻き込まれてしまいます。 呉爾羅は苦しみをもたらした存在に 怒りながら再生能力で再生したものの、 本来の姿を取り戻すことができず 3倍以上の大きさに進化します。 怪獣の呉爾羅は 祟り神のゴジラへと生まれ変わりました。 小ネタその49、ゴジラは山崎貴監督の インタビューから、祟り神と言われています。 特に「もののけ姫の祟り神」が イメージソースであることを明かしています。 関係ない村に来て暴れて呪いを残していくように、 原爆実験と関係ない日本に来て、暴れて傷跡 呪いを残していくゴジラということのようです。 小ネタその50、小説版によると新生丸での作業は 1週間続き、陸に上がると3日間の休みが取れるようです 敷島は休みの日に明子と遊んだり バラックを直していました。 小ネタその51、小説版によると典子は 新生丸の4人分の洗濯を引き受けていました。 洗濯の心得をお隣の澄子さんに 伝授してもらったそうです。 典子のアイロンがけは 新生丸のメンバーに好評だったようです。 小ネタその52、お金が溜った敷島は まずは乗り物に乗りたくなりバイクを買ったようです。 そのバイクの後ろに典子を 乗せて町を走っていたようです。 ドライブデートみたいですね。 小ネタその53、敷島はバラックを きちんとしようと思い、大工さんに頼み、 無理して白木を入手してもらい 新築の住宅を建てたようです。 裏話としては新築のため 汚しの処理をしていないようです。 新生丸メンバーが集まったのは 新築祝いだったようです。 小ネタその54、小説版によると新築祝いでは 気まずい雰囲気で解散した後に、 典子は明るく「笑っちゃいますよね皆さん。浩さんと私、 そういうんじゃないのにね」と語るシーンがありました。 典子の気持ちが伝わり 敷島はそちらを向くことができなかったそうです。 すでにこの時に敷島は典子の 気持ちを完全に気付いていたようです。 小ネタその55、小説版によると 銀座で事務の仕事を始めた典子のシーンで、 敷島は典子が生活の一部になっており 失いかけてようやく大切さに気付いたようです。 この時敷島はうつむいてしまい典子の 泣きそうな表情に気づくことができませんでした。 小ネタその56、副音声上映によると 典子が鏡に映るカットは現場で思いついたようです。 敷島には典子の表情が見えず 観客には顔が見れるという演出になっています。 小ネタその57、米軍では駆逐艦ランカスターの大破と 怪物が残した体の一部から 放射線が検出されたことで ビキニ環礁で何度も行われている 原爆実験が影響していることに気づきます。 ソ連との情勢を鑑みて、GHQは日本の 安全保障諸機関の増強を要望することになります。 次に紹介するのは、ゴジラと深海丸による 海上の決戦のシーンです。 小ネタその58、ゴジラに襲われた 米軍の輸送船、リバティ船を前に 敷島の言う怪物の名を皆が信じた理由に 大戸島の玉砕事件がありました。 大戸島は米軍と戦って玉砕と言われていましたが、 戦時中、飛び石作戦下では米軍に 相手にされていなかったはずの大戸島の不可解な玉砕は、 戦争関係者の間では少し有名だったようです。 戦争に参加していた秋津艇長は どこか納得し敷島のいう事を信じたと考えられます。 小ネタその59、小説版によると新生丸が回収した 機雷を遠隔操作式に改造したのは 眠れなかった敷島だったようです。 小ネタその60、野田さんも「戦争のことを思うと 眠れない日がある。」と言っていましたが、 演じた吉岡さんによると、彼には 海軍工廠で自分が開発した武器を背負って 亡くなった人たちへの想いがあると語っています。 野田さんも敷島ほどではありませんが 戦争が終わっていない人物であることが伺えます。 小ネタその61、2発目の機雷が 不発で線が切れていた理由は、 敷島がミスをしたわけではなく ゴジラの鋭い歯で擦れたためだったようです。 小ネタその62、ゴジラの口の中で機雷が爆発した ことで発生した船の破片で敷島と水島は怪我をします。 この時、初期構想では小僧こと 水島は亡くなってしまう予定でした。 亡くならなくなった代わりに、 骨折という形に収まったようです。 小ネタその63、ゴジラの再生能力は高いですが ダメージが多いと再生する者のエラーを起こします。 エラーの結果、機雷で負った部分は 色が変質しています。 小ネタその64、高雄を軽々と倒すゴジラですが ものすごく強そうな相手を瞬殺することで、 今回のゴジラは半端なく強いよということを ストレートに表現していると山崎貴監督は語っています。 小ネタその65、ちなみにゴジラが倒した後の咆哮ですが、 山崎貴監督の猫のように、「どうすか。」 「見ましたか、今の。」と言う意味だったようです。 強いやつを倒した自慢のようなものだったみたいです。 小ネタその66、敷島が横須賀の病院で 目を覚ました時、初期案では水島は亡くなってしまい、 秋津艇長と野田さんが水島は ダメだったと語る予定だったようです。 生きてくれてよかったですね。 小ネタその67、副音声上映によると典子が 病院まで飛んでくるシーンを撮影していたようです。 小説版でも典子は病院に駆け込んできました。 わざわざ美波ちゃんをロケ現場に呼んで 撮影したものの、カットされてしまったようです。 小ネタその68、自宅に帰った敷島は 典子に真相を語ります。 ここで、典子は整備兵たちの写真を 前から気づいていたようですが、 小説版によると由来を聞けずにいたようです。 敷島も同様に典子の両親の 最後を知らなかったようです。 ここまで家族同然だった二人ですが 深い所は聞けないという関係だったようです。 次に紹介するのは 銀座にゴジラが襲来したシーンです。 小ネタその69、敷島は非番であり銀座に 仕事にいった典子の代わりに明子と遊んでいました。 明子は得意げにお手玉を 披露していましたが、サイレンが鳴り響きます。 ここで敷島は小説版によると 最初は空襲だと思い、戦争に怯えたようです。 小ネタその70、本編にはありませんでしたが、 小説版によると銀座方面に 巨大生物が向かっていると聞いて、 敷島は銀座のデパートで働く典子を思い出し 明子にお隣の澄子さんの所に行くようにいいます。 小ネタその71、典子が乗った電車ですが、 小説版によると騒ぎが伝わっていない 東京駅から出発した山手線の列車であり、 有楽町へ向かって加速を 始めたタイミングだったようです。 小ネタその72、ゴジラが列車を加えて 典子は吊り下げられた状態になります。 裏話ですが、実際に美波ちゃんは命綱は あったものの完全に自力で支柱に掴まっていたようです。 そのため、あの表情は演技ではなく 素の表情に近かったようです。 小ネタその73、銀座をゆっくり歩く典子ですが 小説版によれば、列車でぶら下がったこと、 川に落ちたことで体力が限界だったようです。 そして、生きることを第一に考える典子が 「このまま倒れれば、楽になれる。」と ボンヤリ思ったようです。 覚悟を決めた典子を救ったのは 「死んではダメだ。」と現れる敷島でした。 小ネタその74、副音声上映によると、 敷島が典子を見つけることができたのは、 震災の時に山崎貴監督が 奥さんを渋谷駅まで探しに行ったときに、 すぐ見つけられたことが イメージソースのようです。 山崎貴監督の実体験であるため、 「ありえない」ことではないとのことです(?!) 小ネタその75、 国会議事堂前に 布陣した四式中戦車のシーンですが、 戦車を作るためだけに白組に入社したスタッフ、 通称 タンク君のために脚本を作ったようです。 タンク君に、好きに作らせてあげたようです。 小ネタその76、熱戦のシーンは 核のイメージであるゴジラなので、 インプロージョン式の原子爆弾の イメージで作成されています。 だんだん伸びていくことで 儀式のようにしているようです。 小ネタその77、ゴジラの熱線シーンでは 橋爪功さんがこっそり出演しています。 たまたまあった橋爪さんに 「俺はどこに出ればいいんだ。」と言われて、 撮影がほぼ終了していたので 通行人しか役がなかったようです。 小ネタその78、副音声上映によると 典子の首筋のカットを登場させると決意させたものは、 熱線により吹き飛んだ銀座の映像(VFX)を 見たからだったようです。 小ネタその79、ゴジラの熱線は国会議事堂を 爆心地に、半径6キロを消滅させたようです。 ある意味、3度目の核爆弾を 日本は受けてしまったと考えられます。 小ネタその80、副音声上映によると、 典子を探しに行く敷島というシーンも撮影したようです。 しかし、テンポが悪く カットされてしまったようです。 小ネタその81、本編では登場しませんが 小説版によると ラジオからゴジラが放射能を帯びていること、 ビキニ環礁での核実験が 影響していることが語られたので、 国民はゴジラが核爆弾の 被害者と知っていたようです。 次に紹介するのは 海神作戦立案のシーンです。 小ネタその82、特設災害説明会で 雪風の元艦長、堀田が登場した際に現れた他の3人は、 元艦長であり、それぞれ「響」、「欅」、 「夕風」で艦長を務めた人のようです。 小ネタその83、雪風の元艦長は史 実では寺内さんという方です。 堀田は寺内さんとそっくりではないものの、 雰囲気がかなり似ていると 副音声上映で語られていました。 小ネタその84、海神作戦の説明シーンでゴジラの 木材がフロンガスで水に沈むシーンがありましたが、 泡の素材を変えたり頑張ったみたいですが どんなことがあっても沈まなかったようです。 山崎貴監督は「実際に沈むかは不明です。 これは映画です。」と語っていました。 小ネタその85、副音声上映によると 説明に使ったゴジラの木材は、 ゴジラの逆襲に登場したものの オマージュのようです。 可愛いのでぜひグッズ化して欲しいですね。 小ネタその86、副音声上映によると 説明会の最後に、 いっちょやるか!!と 参加者が叫ぶシーンがありますが、 山崎貴監督は特に指示していないようなので アドリブのようです。 かなり良いアドリブだなと思います。 小ネタその87、闇市で行われた 新生丸メンバーと飲み屋のシーンでは、 ゴジラ疎開のため闇市の人が 少なくなっているという設定があります。 東京なのに通行人が少ないのは こういった理由があるようです。 小ネタその88、すぐに否定されていますが 水島はゴジラを駆逐艦で引き上げる作戦を提案します。 伏線というわけではありませんが ラストに水島は自分の案を実現させています。 次に紹介するのは、幻の戦闘機、震電のシーンです。 小ネタその89、裏話ですが、震電はゼロ戦と異なり 売却先を見つけることで実物を作成しています。 エンジンだけはCGで作成しているようです。 モノマガジンを見ると、震電を骨格から組み 立てている制作過程が見れるのでお勧めです。 小ネタその90、震電や四式戦車が活躍する理由は 戦争を終わらせられなかった人たちというテーマに加えて 戦争に出られなかった兵器を 出したかったという理由があったようです。 小ネタその91、副音声上映によると震電に ゴジラの熱線が当たらないのではないかと盛り上がっていた時に、 山崎貴監督は、熱戦を連発するために 「「2」があったら熱線を小出し。」と言っていました。 続編では背ビレの伸縮途中で低威力で 細いビームを数発撃てるようになるかもしれませんね。 小ネタその92、ゴジラの銀座攻撃で 復員局は消滅し、神田方面に本拠地を移したようです。 緊急事態なので関西から 人員が補充されたようで、 敷島と喋っていた成人男性は 関西出身という設定のようです。 小ネタその93、橘と関係ある元兵士達の 現住所に手紙を送る敷島ですが、 手紙の内容を簡単に説明すると、大戸島玉砕の理由は 橘は沖を通る米軍に対し、無謀にも銃撃を加え 反撃した米軍の攻撃により 若い兵士達が亡くなり、 橘は責任を放り出し 山中深く逃げた。という内容です。 めちゃめちゃひどい内容が書かれていました。 こん棒で殴られるのも納得ですね。 小ネタその94、海神作戦の作業をしていた軍港は 横須賀三浦地域の逗子軍港だったようです。 相模湾に近いという事で、実際の 横須賀軍港ではなく、逗子軍港だったと考えられます。 小ネタその95、野田さんが海神作戦で 1人の犠牲者も出したくないと、宣言する中、 敷島は特攻を決意していたため そっと気づかれずにその場を離れています。 小ネタその96、震電の調整をする中で 橘が脱出装置を確認するシーンがあります。 このシーンではシートにドイツ語で 「脱出装置」と書いてあるようです。 ドイツ語が得意な人にはその場で わかると副音声上映で語られていました。 小ネタその97、小説版によると お隣の澄子さんは、 ゴジラを倒す作戦が近いうちに 行われることを知っていたようです。 そのため、明子を引き取りにきて過剰に 感謝を伝える敷島を心配そうに見つめていました。 小ネタその98、小説版では明子が めちゃくちゃ喋ります。 お絵描きした絵を敷島に渡すシーンは 小説版の場合、お父ちゃんと言いかけてやめた明子に、 敷島が「いいよ。お父ちゃんで。」 「俺はお前のお父ちゃんだ」と言うセリフがあり、 「お父ちゃんも帰ってこなくなるの。」と 何かを感じ取って泣き出すシーンになっていました。 小ネタその99、副音声上映によれば、海外で 明子の演技が絶賛されているという話が出ていました。 しかし、敷島と明子のシーンで 泣くタイミングが完璧なのは、 明子が泣くタイミングを神木さんが感じ取り 演じ始めているからのようです。 明子よりも敷島を演じた神木さんが 凄いシーンのようです。 小ネタその100、眠る明子のシーンですが 明子が本当に寝たタイミングで演技しているようです。 布団からはみ出した手の動きは 演技ではなく自然な仕草となっているようです。 小ネタその101、寝ている明子の枕元に 置かれたお隣の澄子さん宛の封筒には、 明子のために使ってくださいというメッセージと 札束、そして預金通帳が入っていたようです。 小ネタその102、震電で 操作説明を受けているシーンで この時点で脱出装置の使い方を 橘は敷島に語っています。 特攻として敷島が出撃する前に橘が語ることで、 敷島は「特攻」として出撃していないことになります。 次に紹介するのは、海神作戦の開始から エンディングまでのシーンです。 小ネタその103、ゴジラの出現に伴い、 水中拡声器ではゴジラの録音した声が流れていました。 この声は銀座襲撃時に 破壊された町の残骸から発見された、 屋上で状況を伝えていた 記者たちの忘れ形見だったようです。 小ネタその104、港に飛んできた駆潜艇は 副音声上映によると、口で加えて投げたようです。 熱線の爆風や腕で 投げたわけではなさそうです。 小ネタその105、海神作戦では 野田さんが「特設装置付」「水雷長」という職に就き、 秋津艇長が「特設装置付」という職だったようです。 ちなみに敷島は「遊撃」という職でした。 小ネタその106、裏話ですが、震電が 出撃するシーンの建物や草のVFXは、 山崎貴監督が作ったようです。 誰も地面に草を生やしてくれなかったので 監督が自ら植えたようです。 小ネタその107、実は震電の 離陸シーンは副音声上映によると 冒頭のゼロ戦と同じ構図で 対照的に作っているようです。 小ネタその108、震電のシーンでも敷島の パイロットとしての能力の高さがわかります。 改造した震電は左に傾く傾向が あるものの、当て舵をして調整し 初めてながらも乗りこなしています。 小ネタその109、小説版によるとゴジラは震電を まとわりつくしつこいハエとして 攻撃対象に決めたようです。 敷島だから攻撃対象に なったわけではないようです。 小ネタその110、夕風と欅にゴジラが 熱線を吐いた理由ですが 小説版によるとゴジラの脳裏には、高雄の 砲撃が蘇ったため震電を狙ったわけではなく 高雄のトラウマで 巡洋艦を狙ったからのようです。 小ネタその111、海神作戦のボンベには 46センチの砲弾が設置してあったようです。 ゴジラの足元で爆発し、(海に)空洞を つくることでゴジラがその空間に落下し、 フロンガスの泡で海水から 隔絶することで落下させたようです。 秋津艇長は「水雷長」という職だったため 起爆スイッチを押していました。 小ネタその112、予備作戦に移行した 海神作戦ですが、爆圧式浮上装置が付けられ 火薬により超高圧のガスが出て ゴムボートのようなバルーンを膨らませたようです。 小ネタその113、浮上するゴジラのシーンですが 今までに傷を受けた箇所が 腫瘍のように盛り上がってきたようです。 つまり一度損傷し、 再生箇所は比較的脆いと考えられます。 小ネタその114、小僧こと水島が引き連れた 小型船が登場しゴジラを引き上げようとする場面では ただの小型船ではなく ダグボートとなっています。 自身よりはるかに大きく船を 動かす必要があるため、 船体サイズには不相応な 強力なエンジンを搭載してます。 そのため、ゴジラを 引き上げることに成功したようです。 小ネタその115、浮上したゴジラは急浮上した 深海魚と同じく、目は白濁し飛び出していました。 伏線というわけではありませんが ゴジラ出現に伴う深海魚が、 野田さんの計画のヒントに なっていたかもしれませんね。 小ネタその116、ゴジラに震電をぶつけることに 成功し、敷島は無事に脱出します。 事前に脱出することを考えていたので そもそも「特攻」として出撃しませんでしたが 最後「生き残る」ことで 特攻を否定することができました。 小ネタその117、崩れ落ちる宗教画のような ゴジラを見て、参加者は敬礼を行います。 小説版やインタビューから、 鎮魂の表出する場面であり ゴジラが核実験の被害者であることを わかっていために、 軍人のクセで無意識に おこなってしまったと考えられます。 小ネタその118、海神作戦とは戦争、核実験で 生まれた祟り神を鎮める作戦、儀式となっています。 山崎貴監督は、ゴジラ映画は「神事」や 「神楽を舞う」と表現しています。 小ネタその119、裏話になりますが、海神作戦の 最後に敷島に水島が飛びつくシーンがあります。 水島を演じた山田さんは この場面が撮影の初日だったようです。 この時の演技が良く、それに合わせて 演技して貰ったようです。 小ネタ120、病院で敷島と明子は 生還した典子と再会を果たすシーンです。 このシーンでは明子は怯えた顔をしています。 副音声上映で山崎貴監督は「こいつ混じってる。」 「お父ちゃん、この人ちょっと違う。」 「このテイクを使ったのはそういう意味を 含めてだからね。」と語っています。 明子はこの時に具体的な演技ができなかったため 複数撮ったのテイクから 怯えているテイクを選んだようです。 小ネタ121、典子の首筋に映る黒いモノとは 黒い小さな痣と表現され 小説版による 這い上がって来たようです。 監督の発言からゴジラの細胞と明かされています。 ゴジラの細胞により典子は蘇ったようです。 小ネタ122、典子の首筋のゴジラ細胞の カットですが、 副音声上映によると、 「もし「2」がある時に、実はこの時に首筋がね。」 という意味合いで、 用意されたようです。 つまり『ゴジラ-1.0』の続編があった時の 伏線でもあったようです。 小ネタ123、最後に映ったゴジラの肉片ですが ゴジラが再生し始めていることを示唆しています。 さらにゴジラは戦争と核のメタファーなので 死ぬことはできない存在と語っています。 小ネタ124、山崎貴監督によると、『ゴジラ-1.0』は 前作の『シン・ゴジラ』と対照的に作られたそうです。 「官」に対しての「民」、「陸」に対して 「海」という対比をしたと語っていました。 小ネタ125、『ゴジラ-1.0』のロゴの秘密ですが 現場で使うコンテを製本する時に、 プロデューサーから表紙用にかっこよく 『G』と書いてくださいと言われ、 紙の隅っこに書いたら、いい感じだったので 送ったら、ロゴになってしまったようです。 以上、厳選した125の小ネタとウラ話でした。 他にも語り切れない 魅力的な話はたくさんありますので、 今後もインタビューなど チェックしてみてください。 完全記録集である 『THE RECORD OF G-1.0』も購入済みなので、 届き次第、更に小ネタや ウラ話を解説したいと思います。

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▼画像、セリフ引用
・『ゴジラ-1.0』
 ©2023 TOHO CO.,LTD.
・白組のオスカー受賞メンバーによる副音声上映

▼音楽、音声
音楽:https://dova-s.jp/、魔王魂
音声:Voiced by https://CoeFont.cloud

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Chapters:
00:00​​​ きょうかちゃん挨拶
00:40 「大戸島、呉爾羅」の小ネタ、裏話
07:29 「東京、典子との出会い」の小ネタ、裏話
12:38 「新生丸での仕事~ゴジラ誕生」の小ネタ、裏話
19:05 「ゴジラvs新生丸」の小ネタ、裏話
22:37 「ゴジラ銀座襲来」の小ネタ、裏話
26:31 「海神作戦の説明会」の小ネタ、裏話
28:34 「幻の戦闘機、震電」の小ネタ、裏話
33:10 「海神作戦開始」の小ネタ、裏話
38:04 「ラストシーン」の小ネタ、裏話

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睡眠と食事が何より大事な
解説員の京華(きょうか)です。

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15件のコメント

  1. よく纏めましたね。お疲れ様です。私の方から一点補足させていただくと、敷島から明子経由で澄子に渡された手紙に同封されていたのはお金と広義の意味では預金通帳なのでしょうが、あの通帳には郵便貯金通帳と表記されています。当時のことですから、庶民には郵便貯金の方が一般的でしょうね。

  2. 沢山のコネタありがとうございます。
    主演の神木隆之介さんは、私の地元の埼玉県富士見市とふじみ野市の神木一族の末裔です。
    機械読みで仕方ないとは思いますが、高尾が人の名前のタカオに聞こえ、震電が神殿に聞こえてしまうイントネーションがいまいちのところが少し、残念です😞

  3. 1:15零式戦闘機の下部のは爆弾じゃ無くて、燃料タンクじゃなかった?
    よく映画とかで戦闘時に身軽になる為に捨ててたと思ったけど?

  4. 突撃シーンは音速雷撃隊のオマージュというか、インスパイアされた感じがする。
    突入の画がまったく一緒。😊

  5. 最後の典子と再会するシーンで、明子が喜んでいない事にとても違和感を覚えましたが、今回の説明で納得しました。

  6. 浜辺美波はガーシーの暴露で、大嫌いになった俳優の一人。キャスティングには残念。
    高評価されている映画だがアマゾンプライムでも見ることはない。

  7. 敷島英一郎の由来は、「円谷英二」が兄のように尊敬する5歳年上の叔父の名が「一郎」と本名である「英一」の合わせ名か?

    そして、明子の由来は元々が「アキラ」だから「黒澤明」が由来か?

  8. 復員省は第一と第二が有る
    第一復員省が元陸軍、第二復員省が元海軍
    厚生省(現厚生労働省)がその業務を引き継いだ。

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