【感動する話】大手企業でエリート上司に見下され働く平社員の俺。ある日、仕事帰りに困っている老人を助けると…数日後、会議室に重役が集まる中、社長が思わぬ言葉を放ち…【泣ける話】【いい話】
豊岡は今月も売上目標に達していないのは お前だけだ ぞ松田部長はホワイトボードをバンバンと 叩きながら声を あげる 全く父親が敏和営業マだと聞いていたから 期待していたのにとんだ期待外れだ な申し訳ありませ んそう謝ってのデスクに戻っ た周りの同僚も冷やかな目で俺のことを見 て いる俺の名前は豊川 高尾大学を卒業後地元でも有数の大企業 温田自動車へ入社し た俺の父親は大手不動産会社で長年営業マ を務めてい た営業マとしての父親は随分と優秀な人材 だったらしく業界内では伝説の営業マと 崇められていた らしい田あの大きなマンションもその隣の マンションもお父さんが関わった仕事なん だ ぞこの町のマンションやアパートなどの 物件の多くは父親の会社が出かけている それは父親の営業の賜物だった 高尾もきっと立派な営業マになるん でしょう ね母親は昔から俺も父のようになると期待 をしてくれてい たところが俺は不動産会社ではなく車関係 の会社を選ん だそれは祖父の影響からだっ た祖父は車の整備士をしていてとにかく車 やバイクにに触るのが好きな人だっ た仕事が休みの日でも趣味で車いじりを する筋金入り だ高校生の頃には集めてきたスクラップ 部品から友人と一緒にバイクを1台 組み立ててしまうほどメカニックが好き だったそう だ高尾車やバイクってのは運転する人の 性格が反映されるものだが作り手の性格も 大きく関わっているんだぞ そう言いながら車をピカピカに吹き上げる 祖父は心から車を愛して病まない人だっ た父親は仕事で忙しく家にあまりいなかっ たこともあり俺にとって祖父のガレージは 公園代わり車いじりの工具が積木代わり そんな少年時代を育っ た夕飯時になって家に帰れば 手が真っ黒でよく母親に怒られたもの だそんな祖父の影響で俺は車に興味を持つ ようになり自分で整備したり改造したり することを楽しむようになっ た祖父は俺が大学生の時に亡くなって
しまったがガレージはそのまま俺が使って いる次第に俺は車の整備だけでなく能的な デザインについて考えたりすることに はまりプラモデルを改造してはいろんな アイデアを形にしていっ たやがて大学を卒業し就職先を選ぶ時期が 来ると複数の車関係の会社の試験を 受け研修を終えた俺の配属先は営業部 エンジニアリングやデザインに興味を持っ ていたがそれはあくまで趣味の 一不動産会社ではないものの両親の期待に 答えるべく営業部を希望したの だところが現実に営業の仕事をやってみる とカエルの子は買えるとはならず営業版と してはいつまで経ってもお玉じしのまま父 のようにうまくはいかなかっ た来月も売上目標をクリアできないよう なら 今後のことは考えさせてもらうから な部長からそう言われてしまっ た考えさせて もらうその言葉の意味は聞かなくとも想像 が つくこんなはずじゃなかったの に思わず心の声が口から こぼれる誰よりも車が好きで構造にまで 詳しい その知識があれば自然と営業マとして成功 することは容易だと思ってい た来月こそは結果を残さない とそう思いながら仕事を終えマイカを運転 し自宅に 向かうすると細い路地の真ん中で1台の バイクが道を塞いでいたあれどうしたん だろう 通れないので車から降りて声を かけるどうされまし たすみませんエンジンが止まってしまっ て若い男性かと思っていたがフルフェイス のヘルメットから覗く顔は恒例の男性だっ た車が通れないのでとりあえず橋に寄せ ましょう かエンジンのかからないバイクをと2人で 押して方に 止めるいや申し訳ないですありがとう ございましたそれにしても参った なバイクの故障に困った様子の 男性その時俺のメカニック好きの心が ざわめい たちょっと私が見てみましょうかえ見れる んです か老人の返事を聞く前にバイクの横で しゃがみ込んでエンジン周りを覗き込む ああこれだエアフィルターが目詰まりし ちゃってます
ね俺はフィルターを取り外して詰まりを 取り除い たとりあえずはこれで大丈夫でしょ エンジンをかけてみて ください老人はバイクにまたがりキック レバーを2度3度と蹴っ たるとエンジンがかかった おおかかっ たとりあえず応急処置なんでこのまま バイク屋かスタンドに行ってちゃんと見て もらった方がいいですよもしかして フィルターが破損しているかもしれないん でそうですかありがとうございました 助かりましたあのところであなたお車が 好きなんです ね老人はそうな俺の車の助手席に置いて あったプラモデルを指差した ああ祖父の影響で車をいじるのが好きなん ですよこれは自分で考えたデザインを プラモデルを改造して作って遊んでいるん です本物の車を改造するお金はないです から ねおじい様 の失礼ですがあなたのお名前を伺っても 豊川です豊川は高尾と言います [音楽] 俺が名乗ると老人は少し驚いた顔をし ながら聞いてき た間違っていたら申し訳ないけどおじい さんの名前は宗一郎じゃないですか えそうですが祖父のお知り合いですか あ やっぱりあなたの顔が若い頃の宗一郎に そっくりだと思ったんだ一郎とはは古い 友人なんですよ最近は疎遠になっていまし たが彼は元気です か残念ながら祖父は5年前に亡くなって いるガレージでスパナを握ったまま倒れて いるのを見つけたのは自分だっ た最後の最後まで車をいじっていたのだ から本人も悔いはなかった だろうそのことを老人に伝えるとショック だだったのかしばらく動けずにい た最後までガレージにそうですかそう一郎 らしい な葬儀にも行けずに申し訳ない今日のお礼 も兼ねて後日先行を上げさせてもらいに 行ってもいいですかはいそれは祖父も喜ぶ と思い ます申しを遅れましたが私恩田と言います バイクありがとうございまし たまさか祖父の友人だったなんて驚い た御田さんは馴染みのバイク屋さんにエア フィルターを見てもらうためにバイクを ふかして走り去っていっ
たそれから1週間後我が社は新車の発表会 を迎えてい た今週末の発表会我々営業はなるぞみんな しっかり頼む ぞ俺は部長から新車の特徴技術使用販売 価格などお客さんに効果的に伝えるための プレゼンの準備を任されてい たしかし本番当日しっかりと準備をして 望んだのだが販売価格の一部が間違って いるという致命的なミスを犯してしまっ た ありえないミスだぞ販売価格を把握してい ない営業マが車を売れるわけがないだろう 部もカカだ ぞもちろん間違えて入力したのは自分だが 最終確認は部長もして いるそれを今更言ったところでどうしよう も ない今日は本社で役員会が行われる私も 一緒に行くからそこで役員の様に先日の ミスの経緯を説明して謝罪するん だまさか役員会で謝罪をすることになる なんてそれほど今回のミスは大きかったと いうこと だあっさり解雇にしてくれた方が気が楽 だったかもしれ ない役員会に向かう最中に緊張で何回か 吐きそうになっ た本社の室ではすでに役員の方たちが 集まって会議をしているそのドアの前で 部長と2人で謝罪のタイミングを待ってい た全くお前のせいで本当にいい迷惑 だこの段階でも部長はまだブツブツと文句 を言って いるそして秘書の方に声をかけられて会議 室の中に入っ た礼します今回は誠に申し訳ございません でし た部長と共に深く頭を下げ開校1番で謝罪 の言葉を放っ たその後に部長が今回の経緯について説明 し役員も色々と言っていたが極度の緊張で 何も覚えてい ない覚えているのは油汗が背中を伝って いく感覚だけだ おそらく時間にすれば5分にも満たなかっ ただろうが俺には1時間にも2時間にも 感じられ たでは失礼いたしますおい豊川何をぼさっ としている行く ぞ部長に促され慌てて部屋を出ようとした その時だっ た豊川君君だけ残ってくれないか少し話が したい松田部長構わんか なその声の主は社長だったえあはい
もちろん大丈夫 です従業員数が国内だけで10万人を 超える大企業の社長がわざわざ俺みたいな ヒシ員に話がしたいだなんて俺も部長も耳 を疑った 部長は俺を残してそくさと帰っていった俺 1人社長室で待機させ られるこの会社に入社して4年目になるが 社長は入社式の時にちらっと見た程度で それ以外に会いしたことは ないしばらく待っているとドアが開いて 社長が入ってき た慌てて立ち上がり再び頭を下げ たこの旅は申し訳ありませんでし たすると社長はにっこりと笑って俺の肩を ポンと 叩くどうやら私の顔を覚えていないようだ な営業マとしては致命的じゃないかな豊川 君そう言われて改めて社長の顔をまじまじ と見つめる そういえばどこかで見たような記憶が あるまさか総一郎の孫が我が者の社員だっ たなんて な祖父の名前を出されてやっと思い出した え まさか目の前にいる社長は先日バイクが 故障して困っていた祖父の友人の男性だ やっと気づいたか先日はお世話になったね 改めてお礼を言いたくて残ってもらったん だ社長の笑顔でさっきまで張り詰めた緊張 の糸がピチっと切れてへたり込んでしまっ た はびっくりしましたもう終わりだと思って ましたそれはすまなかったねただ 今日は君に礼だけでなく聞きたいことが あったんだよむしろそっちの方が本題なん だ が君はなんで営業部にいるんだ ね尊な質問をされて答えに詰まってしまっ たなぜ俺が営業部にいるの かそれはうちの父親がな営業マでして そんな父を尊敬していたからですそれに父 も母も私が営業マとして活躍することを 期待していたのでただ私には父親みたいな 営業の才能はなかったのです がお父さんは不動産関係の会社にお務めな んだろ君はなんで不動産会社じゃなくうち の会社に来たん だ社長は早に質問をして くるそれは祖父が車好きだった影響を受け て私も車が好きだったのでその知識を営業 に生かそうと思ったから ですなるほど でも君は営業よりも車をいじったり設計し たりする方が好きなんじゃないのかね
少なくとも私にはそう見えたが ね確かに好きですけどそれは趣味のレベル でしてとても実際に仕事にできるほどの ものじゃありませんの で趣味のレベル か社長はそう言いながらデスクの引き出し から1枚の写真を取り出し た私も昔から車やバイクが好きでね好き すぎてある時友人とんでもないことを 思いついたん だそして恩田社長は昔のことを語ってくれ たなあそう一郎一緒にバイク作ってみない か作るってどうやっ て近所にスクラップ工場があるだろあそこ から使える部品だけを集めてさ俺たちだけ のバイクを作ってみよう ぜそうやって2人でバイクを作り始めた そう だ半分冗談半分本気で始めたバイク作り だったがな2人ともどんどんのめり込んで いってねついには1台のバイクを完成させ たんだよエンジンがかかった時には 抱き合って喜んだもの だ社長が見せてくれた写真に映っていたの は完成したバイクにまたがる 若頃の社長と祖父の姿だっ た昔話していた一緒にバイクを作った友人 というのは恩田社長のことだったん だ これうちのじいちゃんですかそうだ男前 だろ結局私たちはこの経験を生かして仕事 を始めたんだが総一郎は整備に興味を持っ て 整備士の道を進んだんだそして私は製造 販売に興味を持って今の仕事を始めたお 互いに趣味で始めたことを仕事にして成功 を収めたんだ よ君は趣味のレベルと言っていたがもっと レベルを上げていけばいいだけのことだ やってみればいいじゃないか挑戦すること は面白い 確かに車を設計したりデザインを考えたり することが仕事にできれば楽しいかもしれ ないで も父さんも母さんも俺が立派な営業マに なることを期待してくれているん です期待してくれているって君が勝手に そう思っているだけではないのか ね社長のその言葉にとむっしてしまっ た勝手に思っているだけって社長に私の 両親の何が分かるんです かすると社長はニコっと笑っ た確かに私には君の両親の考えていること は分からないだがな君の両親も子供が本当 に情熱を持って働く姿を見たいんじゃない
のかね それに他人の評価なんて気にしなくていい 君は自分がやりたいこと自分の力で たくさんの人を喜ばせられることをやり なさい君には営業よりも向いている部署が あるんじゃないかもしも君が本当に自分の やりたいことが見つかったなら私はそれを 応援したいと思って いる私の話ははそれだけです時間を取って 申し訳なかった ね他人の評価なんて気にしなくて いい確かに俺は自分の気持ちよりも他人 からの評価ばかり考えてい た営業職で活躍をすれば父も母も喜んで くれるそう思って本当に自分がやりたい ことを押し殺していたかもしれない その日の夜父と母に自分の気持ちを伝えて み たあのさ俺本当は車の設計や開発をやって みたいんだだから営業部じゃなくて エンジニアリング部門に移動願いを出そう と思っているんだ けどそうか車の設計や開発かお前は昔から おじいちゃん子だったからないいじゃない かお前の人生だ好きなことをやりなさい え本当に母さんは私が止める権利なんて ないでしょ車の設計なんて素敵じゃ ない社長の言う通り俺は両親の気持ちを何 も分かっていなかっ た営業マになって欲しいと思っていると 勝手に思い込んでいただけだっ た お前のじいちゃんは車の整備に俺は不動産 に情熱を持っていたからこそ成功できた 高尾も自分が一番情熱を持てることを仕事 にすればきっとうまくいくぞ頑張り なさい父の言葉に思わず目頭が暑くなっ た今からでも全然遅くない俺は自分が一番 情熱を持てることをを仕事に しようそうと決まったら即行動だ早速翌日 部長に移動願いを提出した何移動したいだ と冗談も休み休みに言えよお前みたいなや はどこに行ったって一緒だ部長認めて いただけませんかこんなもの認められるか そうですかでは社長にご相談させて いただきます 先日社長とはすでにお話ししていますの で俺が移動願いを下げようとすると部長は 慌てて 取り返す何社長がはい社長は私を応援する と言ってくださいまし た分かった人事部に渡して おく部長は悔しそうな表情を浮かべていた そしてはトト拍子で進み翌月には エンジニアリング部門へ移動が決まった
もちろん情熱だけで仕事がうまくいくほど 世の中は甘くない慣れない職場で最初は 苦労し上司や先輩から厳しく怒られること だってあっ た社長でもやっぱり楽しいんですよねなん だかこうワクワクするっていうか子供の頃 にじいちゃんとガレージで車ををいじって いた時と似たような気持ちになるん です祖父に先行をあげるために我が家を 訪れた恩田社長に俺は近況を報告し た自分が本当にやりたいことをやっていれ ば結果なんて後からついてくるものだいつ か君が設計した車を販売する日が来ること を楽しみに待っている よそう言って笑うと社長は愛紗のバイクに またがって走り去っていっ たその背中を見送った後仏前に手を 合わせるじいちゃん俺の車が販売されるの を楽しみに待っていてくれ よじいちゃんの家がにっこり笑ったような 気がし [音楽] たDET
2件のコメント
確かに恩田社長のいうとおりだね。人生はたった一度きり。他人の評価などを気にしていると、不完全燃焼のまま生涯を終えることになる。
望んだ結果がうまくいかなくても自分で選んだ道だから、きっと後悔はしないはずだ。孝雄君ファイト!
こんなふざけたサムネのタイトル恥ずかしくねーか?