【感動☆厳選5本総集編】突然のクビ宣告、45歳にして無職になった俺。すると俺を嘲笑う上司と見下す部下「やっと邪魔者が消えてくれるわw」俺が頭を下げ立ち去ろうとした瞬間、全社員がガタガタ震え出し【朗読】

やっと邪魔者が消えてくれる わある日酒課長からの突然の首宣告で沢村 主人がそう言ったまは社員として務めてい た俺沢村主人や部下の社員は俺を あう俺は仕方ないと頭を下げた 俺の名前は稲葉竜二45歳だわけあって いこのすめでこの家具メーカーの事務員と して働いていた俺は幼い頃から絵を描い たり物を作るのが好きだったんだ父は建築 会社を経営していて時折り父の会社の現場 に連れて行ってもらって いたはう作られていくんだよと父が言う まだ小さい俺は家を見上げるそしてふと 足元を見るとたくさんの不要な木材が積ま れていて俺は小さな木材を拾って持って 帰った父はそんなもの何に使うんだと笑っ ていたのを覚えて いる俺は雨の日が好きだその理由といえば 雨のは父の仕事が休みでいつも父は趣味の プラモデルを作っていたから だ父は俺にも買ってきてくれて父の部屋で 俺は一緒にプラモデルを楽しむ学校での 成績はあまり良くなくスポーツも苦手な方 だったが行の時間だけは好きだったんだ ゲームも同級生と楽しんだりしていたが どちらかというと1人で何か作ることが 楽しいよく同級生にゲームに誘われていた が俺は今日は用事があると言って断ってい たもちろんそんなことをしていると だんだん俺はどんどん孤立して いくある夏休み母の実家の祖母の家に遊び に行くことになり母の実家でしばらく 過ごすことに なる結構な田舎で外はぼが 線に夕が 沈む祖母は俺を可愛がってくれて祖母が 作る夕食はとても美味しい田舎でできた 取れたての野菜はサラダにしてもとても 甘くてなんだかドレッシングもなしでその まま食べられる感じだっ た山もあり海も近い俺俺は真っ黒に日焼け して海で 泳ぐざっぱーんと押し寄せる波に乗ると俺 の体が浮いて楽しくて母は深い帽子を かぶり砂浜で笑ってい た俺は泳ぎつかれて母が運転する軽トラに 乗り祖母の家に帰るとたくさんのおにぎり を祖母が作ってくれてい た りじうちの田んぼでできたお米おいしい でしょうと祖母が 言うのお米も野菜と同じく甘い俺は がっついてパクパク食べてい たその日のおかは肉じゃがだったが じゃがいもも人参も祖母の畑の手作りだお

風呂は木のお風呂でいい香りがする母と ゆっくり浸り次の日はどこに行きたいか などと話しながら俺は田舎の家の和室で ぐっすり眠ったの だ近くに山がありそこに遊びに行くことに なったのだった母と手をついでなだらかな 坂をゆっくり登っていく町にはないセミの 合唱が 聞こえる木々の隙間から差し込む太陽の光 を感じ緑の空気をゆっくり吸い込んだ俺は 見たことがない赤い花を 見つける母は花の名前を教えてくれながら へ向かうとたくさんの黄色い花や白い花が 咲いてい た祖母の手作りのおにぎりと卵焼きを食べ ながらベンチに座って静かな風を 感じるそしてしばらく遊んでいると町では 小さな虫たちも田舎ではその3倍は大きく て驚きテンションが爆発 する母は虫が苦手だったが俺はは大きな虫 をしばらく見つめていたその後ゆっくり 下山しながらまた軽トラに揺られる父の 建築現場にも軽トラはたくさんあったが 乗るのは初めてだったのでその揺れ方が俺 にとってはとても 楽しい今思えば父の車は結構な高級者で 揺れも感じず俺にとってそれが普通だった のだ帰り道にまた田んぼの地平線の夕日が オレンジ色に染まり沈んでいく田んぼは緑 の海のようにイが風に揺られ波になり オレンジを背景にとても綺麗だっ たそして祖母の夕食をいただき画師に青い 海や緑の木々地平線の夕日の絵を 描く竜二は絵がとても上手なのねねと祖母 に褒められたそうして広い田舎の家を探検 すると俺は何かの違和感を 覚えるその違和感が何かに気づいたん だ祖母の家は古い家具で溢れていること だった全てが木で作られていて古い家具を 俺はインスタントカメラに 残すそうして翌日祖母にまた来るねと言 また長い時間電車に揺られた俺は寝て しまっていたがいつの間にか町への 乗り換えで母に起こされ た電車から見る風景がゆっくり町の景色に 変わっていくのだっ た田舎の空は透き通るような綺麗な青空に 真っ白い雲が浮かんでいたけど街の空は 晴れていたのにどんよりとしている俺は 部屋に入って散らかっていた木材を とりあえず片付けて祖母の家の古風な家具 の絵を描いたその後頭高以外の宿題が山の ように溜まっていたので仕上げなくては ならない少しずつ仕上げていくがどうして も勉強は苦手だ夏休みが終わって俺はエ

ニキや宿題を提出したそして俺には嫌いな 学校が始まる 高学年になってから家庭訪問があって母は 俺の勉強が遅れていると担任に言われて とても悩んで父と相談してい た俺は近くに父の姉の息子のよという同級 生が いるそして俺は父に塾を進められヨシアと 一緒に通うことになる塾の帰りには近くの ホームセンターに 行きポドや小さな釘などを小遣いで買って 帰っ た学校の宿題はさっさと済ませて父の現場 から持ってきた木材でミニチュア家具を 作っていたんだ俺の部屋は勉強部屋では なく作業場みたいになっていく家族で ショッピングモールへ出かけると俺は 真っ先にかり場へ行きいろんな家具を見て 回るのだっ たとても家具に興味があった 両親は少し変わった子だと言っていたが塾 のない日は目に焼きつけた家具の絵を描い ていきそれを元に1人でミニチュアの家具 を作る雨の日は相変わらず父とプラモデル を楽しむ塾にも励んでいたが一方で俺は 趣味にのめり込んでいった何度かヨシアが 家に遊びに来てゲームをしようよというの だがはゲームより趣味があることをヨシア に告げると部屋に入ってき たあれこれ俺が好きなプラモデル じゃんとヨシアは目を輝かせたので俺は 作りかけのプラモデルをヨシアに渡して 自由に作っていいよと言うとヨシアは喜ん で作業にかかり出す俺は木材を小さく切り ミニチュアのソファーを仕上げている とって器用なんだなこういうのが好きなの とヨシアは珍しげに見ていたのだったうん えや物作りは好きなんだけど勉強は苦手で さと俺が言うと あ俺も今日宿題してないやまた母さんに 怒られてしまうよと言って宿題を家まで 取りに行きと一緒にをせることにし たしは勉強ができる方で俺は算数などをよ に教えてもらうそしてさっさと宿題を済ま せて俺は次の家具の絵を描いて いくヨシアはプラモデルを楽しんでいた俺 は目に焼きつけた家具の色を変化させたり 形を変えたりと思考錯誤しながら絵を 仕上げるってさに家具が好きなんだなうん たくさんの家具を見てると楽しくてさへえ でもえ本当にうまいよな幼稚園の頃から絵 を描くのは好きだったからと言うとヨシア は俺の絵を見て楽しんでくれるそんな日が よくありヨシアとは仲良く塾にも通ってい たその頃母はのの経として働き出したのだ

が父は付き合いや接待などと言って 酔っ払って帰ってくる俺は早めに眠ってい たけど夜中に夫婦喧嘩の声で目を覚ます ようになる母は昼間も一生懸命働き家事も 真面目にしてくれていたのだが父の帰りは 深夜だったり時には朝帰りだったりと母は 酒癖の悪い父の帰りをいつも待っていたん だ父が家に帰って静かに寝るのならいいの だが家に着いた父は手洗いの場所も分から ないほど酔っ払っていた母は父を見ながら 結構大きな声 であんた手洗いはこっち よとベランダに行く父を誘導したりして母 はいつもイライラしていた夜はほとんど 眠れない母だが仕事には真面目に行ってい たのだったそんな日々が続いて父と母の 夫婦喧嘩は耐えない夜目覚めてしまう俺は 塾の勉強と家具の絵を描いて気持ちを 紛らわすその頃はよく自転車で1人 いろんな家具屋さんを回ってソファーや テーブル勉強机などを見て俺は見た ソファーの色を変えてみたりテーブルを 少し終た形にしてみたりそんな風に楽しむ ようにした塾では勉強になかなかついて いけず塾の宿題もあるので一通り済ませて 両親が静かになった頃俺は眠りに着く学校 では体育の時間はなんだかお腹が痛くなっ たりしてよく見学していた一応体育以外の 成績は少しずつ良くなってい たは懇談会でその話を聞いて俺のことに ついては安心してくれていたが毎晩夕食を 作って相変わらず父の帰りを待っていた母 そんな母がいきなり倒れてしまう俺は父に 連絡して救急者を呼び母に付き添って病院 へ行った一旦入院になりその翌日母の見舞 に行ったが検査でどこも悪くなかった母は 過労だと診断された俺は医者に説明を 聞かされたのだ父は忙しいと言って病院に は来てくれなかった母は3日ほど天敵を 打って退院したのだが医者からはしばらく 安静にするようにと言われていたんだ俺は 買い物は好きなので母から何を買うか 聞き出して夕方には買い物へ出かけ なるべく母の手伝いをすることに なるなんとなくフラフラしている母だが 台所で俺は母に料理を教えてもらい少し ずつ料理に慣れていった母は仕事を休み 昼間は横たわっている毎晩父の帰りだけは 待っていたが父の帰りは深夜だ母と食事を 取って俺は部屋に 行く遠い昔祖母が作ってくれた夕食を 懐かしく思い出してい たある程度の食事を作れるようになった俺 はもう小学6年生だったそして塾に通い ながらヨシアと一緒に中学生になる英語の

授業が始まり俺はまた苦手が増えるしかし 母に心配をかけまいと塾は真面目に続けて いたその頃の母は完全にが逆転してしまい 父が帰ると酔っ払った父の世を変わらず 頑張っていたようだ普段は俺たちに対して 穏やかな父だがアルコールが生ると性格が 変わってしまい父は母には色々と文句 ばかりを言い出す夜中に静かになった リビングに降りると母はキッチンで1人で 泣いていたん だ俺は何も声をかけられず静かに階段を 上がり母に気づかれないように部屋へ戻っ て 眠るたまには父は早めに帰り家で食事を することもあるが今日は俺が作ったと言う と竜お前は本当に小さな時から器用だよな と笑顔で料理を褒めてくれ た中になったある朝起きると母がいない そしてて綺麗に片付けられたダイニング テーブルに1枚の髪と手紙が置いてあった そこには母の文字で生活に疲れましたと 書いていたもう1枚の髪は離婚届けだと俺 にも理解できたんだ俺はまだ寝ていた父を 起こしお父さんお父さんお母さん がとゆっくり起きてきた父にテーブルに ある母からの手紙のことを 告げる父はしばらく静かにコーヒーを飲ん で何か考えている様子だっ た俺は学校があるので父より先に家を出る そして放課後すぐ家に帰り田舎の祖母の家 に電話をしてみたん だばあちゃん元気 えっとお母さんそっちにいるあありじかい ちょっと待ってねと祖母が言うと母が 電話口に出たりじごめんなさい私もう お父さんとの喧嘩に疲れちゃっ てそっか分かったよ俺またそっちに遊びに 行く よと俺はそう言って静かに電話を切っただ けど俺は受話気を持ったまま涙が溢れ出し たそして部屋に戻って窓を開ける冷たい冬 の風が部屋に入ってきて一気に体がこえて くる俺はまだ現実を受け入れることができ ないリビングに降りて買い物へ出かけた 一応簡単なカレーを作り塾に行く心の中で 父は今日ものかなと思いながらダイニング でカレーを1人で食べたそしてまた自分の 部屋にこもっ た塾でヨシアはいつもと違う俺に気づいて いたようだが俺は普通に振る舞っていた つもりだったそんなヨシアが夜家にやって きたん だルジお前さ何かあったのかおばさんの 体調はどう うんお母さんは多分元気になるよ実家に

帰ったからさ え確かおばさんの実家って地方だったよな ああ海が綺麗でいい場所だよしばらく西用 すると思うけどさ多分もうここには帰って こないと 思うと俺がそう言った時俺は声が震えて 目頭が暑くなるヨシアはそんな俺を見て 状況を察知したようだ俺は学校では孤立し ていたためその時の俺にはいのヨシアが たった1人の友人のような感じだった ヨシアはキッチンへ行き何か探している ようだそして俺に温かい紅茶を入れてくれ た無言の俺に何も言わずしばらくテルに 一緒に座りシアは帰っていった俺は何かし ていないと心が折れそうで部屋へ入りまた ミニチュアの椅子を作ることに集中してい たその翌日のことだった学校から帰ると 知らないおばさんがキッチンに立ってい たりじ君ですね私はホームヘルパーの中村 って言います と言って名刺を俺は受け取る火政府さんな んだなとすぐわかり俺は挨拶をして キッチンの仕事を任せて部屋に戻っ た父がヘルパーさんを雇ったのだろう俺は 家での仕事が減ったのでとりあえず宿題と 塾の宿題を済ますと中村おばさんはもう 帰った様子だ俺が浴室に入るととても麗に 掃除 いた他の部屋を見回してもきちんと片付い ていて洗濯物は部屋の片隅に畳んであった の だ学校へは行く気が起きなかったがヨシア に励まされて塾と通学は続けた中村おば さんは毎日家に来てくれて俺は部屋に こもる竜君お部屋の掃除しましょうかあ 自分の部屋は自分で片付けるのでと俺は こりを入れた俺の趣味のミニチュア家具は 俺にとっては大切だったし勝手に触られる と困るのだそんな中学時代も受験を 迎える時折り母には電話を入れていたが母 は随分元気そうな声に変わって俺の電話を 喜んでくれただけど俺は母のいない キッチンを眺めて 寂しくて仕方がないいつか俺の成績を悩ん でいた母を思い出し学を頑張り出すと窓の 外に雨が降り だす父と俺は雨の日にプラモデルを作る ことはなくなっていた俺はヨシアと共に 受験勉強に励むそしてなんとか公立高校に 進学できたんだ高校のお祝いに父は携帯 電話を買ってくれ 俺はと母に連絡先を告げた母も携帯を買っ たそうで連絡は真に取っていたが母は田舎 で就職先が決まった らしいそれからメールは途切れて

いくヨシアは別の学校に進学し俺は1人で 学校へ通う駅までは近かったので雨の日は 徒歩でも間に合った雨は眩しい舎の晴れの 楽しかった母との記憶をかき消してくれた 幸せだった日々の記憶が遠くなる俺は雨の 日がやはり好きだった母の実家の青空に 比べると町は晴れても俺にとっては ますます灰色 だそんな高校2年の時同じクラスのみと いう女子から俺は手紙を受け取ったクラス でものとても可愛い女子だったんだその 手紙にはよかったら付き合ってくださいと 書かれていて俺は驚く俺は手紙に携帯番号 だけ書いて渡したのだそれから彼女との メール交換が始まり俺とみは交際すること になった俺はあまり外食には行かなかった が映画を見たりショッピングに行ったりし て家具売場にも付き合ってもらったんだ へえ竜二君て家具が好きなのうんなぜか わかんないけど小さい頃から好きだったん だ今度見て欲しいものがあるからよかっ たらうちに遊びにお いでよと俺が誘うと彼女は喜んで遊びに来 てくれ た びっくりなんて豪華な家なのと彼女は驚い ていた俺はあまり友人の家に行ったりし なかったのでその言葉に驚きもしたのだが 確かにリビングには父の趣味か結構高級な 家具が多かった一方で彼女は俺の部屋の 作業場のような状態にまたまたびっくりし て俺が作ったミニチュア家具をじっと見て い た何これ 可愛い竜が作ったのうんそうだよ気に入っ た俺の趣なだすごく器用なんだねこの チェアが欲しいああいいよ気に入ってくれ て嬉しいよ俺ってさ勉強もスポーツも苦手 だけど昔からこんなことばかりしていて さと俺が言うと彼女はにっこり笑ってくれ た一緒に映画に出かける時も俺は洋画など でもいつも家具を見ていて彼女も家具に 興味を持ってくれた 映画の後の話ははんだ今日の映画の洋風の 家具も素敵だったねえやっぱりそう思っ たそんな風に俺の趣味を理解してくれて俺 は心が 踊るそうしてあまり最初は外食はしなかっ たけどファミレスに行ったりカラオケに 行ったりしてはいろんな会話を楽しむよう になる彼女は英語が得意で 英語を使える仕事をしたいと夢を語って くれていた俺は特に仕事の夢はなかったの で思い浮かばない高校での勉学は塾は辞め たがそれなりに真面目に取り組んでいた俺

そんな時彼女を母の実家へ連れて行って あげたいなと思い彼女に提案してみると ある夏休み親子さんの了解のも2泊3日で 2人で俺の田舎へ帰ることにし たりじ背が伸びたわね元気そうでよかった わそして可愛いお嬢さんね今竜二君と交際 しているみやって言います初めまして あらら初めまして まあ素敵なお嬢様ねさあさああがんなさい なと祖母も笑顔で迎え入れてくれた本当は 母と会った時泣きそうだったのだがもう俺 も高校生だし彼女がいてくれてよかったん だ母は昔のように海へ連れて行ってくれた 彼女は綺麗な田舎の空気と青い海に感動し て俺たちは水着は恥ずかしいので浜辺で足 をつけて遊んだ懐かしい祖母のおにぎりも はしそうに 食べる田んぼの風景や山の緑に彼女は とても喜んでくれて祖母の田舎の家の作り にも感動していた母は俺たちのために有給 を取ってくれ たらしい次の日は母が山へ連れて行って くれたのだが何か雨の用意をしている こんなに晴れているのにと思ったが母はの 天はよと言って山での散歩中彼女もセミの 声に驚いていたがいきなりセミの声が 病むポツポツと雨が降り出し母は俺たちに 雨具を貸してくれてその時の母は普通の軽 自動車だったが笑顔で俺たちを山の麓まで 案内してくれて車に乗った祖母も母も彼女 によくしてくれて楽しい旅行になったの だった とても楽しかったですまた来ます ねとそう言って彼女と母の実家を後にする 帰りの電車では彼女はテンションが上がっ ていなかっていいなとか1人で話していて 俺も言ってよかったと思え た俺は全く大学に行く気はないが彼女は もうすぐ大学受験になるのでゆっくり できるのも今しかなかったんだ そして俺たちの交際は順調なまま高校生活 が終わり彼女は希望の大学に進んだ俺は父 から声がかかり大学に行かないのなら父の 建築現場を手伝うように言わ れる高卒での就職先も探したが コミュニケーションが苦手な俺はいい職場 が見当たらず卒業してすぐ父の会社の現場 に出たんだ あまり体力がない俺にとっては現場の作業 は最初は大変だった中学を卒業してすぐ 働いている先輩からおいお前社長の息子だ からって甘えんな よと厳しく言われて先輩の言う通り現場 作業を 続ける3ヶ月ほど経って体力もついてきた

先輩以外とはそんなにコミュニケーション はらず 言われたことを淡々とこなしていけばよい 車の免許は高校卒業間近から取りに行き 免許を取得して俺は朝早くから軽トラに 乗って免許のない年下の作業員を迎えに 行く遠い昔の母が運転する軽トラが 懐かしく感じた俺は運転も好きな方だ大学 に行た彼女も変わらずをれ 時折り会って映画を見に行くいのも割と 有名な大学に進学したそんなある日俺より 3つ上のリエという女性が家に現れたんだ 俺が仕事を終えて父と話しているとなんと 父はその若い女性と再婚するという俺は別 に結婚は自由だから父とりえさんについて 反対はしなかった そうして長らくお世話になった中村おば さんは別の家に転勤していったただりえ さんのことはとてもじゃないがお母さんと は呼べないので俺はりえさんと 呼ぶそんな生活が始まったがどうしても俺 にとってこの家での居心地が悪いもう昔の 父と母のおかげはこの家にはないんだ父に 社員料に入らせて欲しいと懇願すると開し てくれた俺は1人暮らしがしたかったので 嬉しかった料理も小学生からしていたため 自炊にも困らず彼女もたまに遊びに来て俺 の料理を楽しんだり一緒にキッチンに立っ たり彼女は俺の料理を褒めてくれたりして 1人暮らしの部屋ではゆっくり俺は趣味に も没頭して いくの好な雨の日は休みなのでいろんな アイデアが浮かび新しい家具の絵を描いて 集めて いく彼女はいつも色彩について楽しんで くれていつか結婚したらこんな家具が 欲しいとか言っていたのだったそうして あっという間に彼女は大学を卒業し夢に見 ていた外資系の会社に就職した俺は毎日を 変わらず元気に過ごしていた 日曜も仕事になるけれど彼女は俺が早く 現場を終えた日などに食事に誘ってくれて 俺は彼女からプロポーズされ結婚に至った のだその翌年には可愛い女の子に恵まれた 寂しかった俺にも家族が増えたのだ俺は 給料もいい法だったし彼女も仕事は続ける ということで父に頼み住宅を立てたん だ俺たちは幸せに暮らし娘も保育園から小 学校へとスクスクと 育つ俺は趣味は続けていたがその頃ヨシア から久しぶりに電話があっ たヨシアはまあまあ大手の家具販売の会社 に入社して俺の趣味を覚えてくれてい た家具が好きなら自分でデザインしてみろ よとシアからの提案だっ

俺はヨシアが進めるパソコンでの通信の 専門学校に入ったんだ想像した家具の スケッチCGなどのスキルを高めていく そして図面まで仕上げるようになって インテリアデザイナーの資格を取得した 仕事は父の会社で頑張っていたのだがある 日仕事の帰りに足を滑らせ派手に転んで しまい俺は片足を複雑 したのだとにかく 痛い病院で長い時間の手術になったのだが 今まで通り歩けるようには戻れなくなって しまった俺は引きずる足では現場には出 られず悶々としていたのが39歳の時だっ た娘は中学生になっている俺はヨシアに 連絡してみたするとシアの会社の子会社で 事務仕事なら紹介できると言ってくれたの だ俺はヨシアの紹介の家具販売の会社へ 入社した歩くのはゆっくりだし早く済ま せることができるのはパソコンでの資料 整理ばかりで40歳を過ぎると窓際は社員 のようになっている課長にはいつも叱られ ていたおい稲葉お前はいいから事務所の 掃除をしろかしこまりまし たそんな感じで雑務ばかりを引き受けてい たんだそれにコミュニケーションの苦手な 俺だなんとなく他人には不愛想に見える 様子で主人や社員たちも俺に聞こえるよう に本当あの人使えないよ ねとひそひそと言って笑っているのだ しかし俺は娘や妻のためにも仕事をやめる わけにはいかない俺なりに精一杯頑張って いて資料を作ったり影ではパソコンでの 営業をしていることは誰も知らないある日 おいいいなばお前は本当に何をやらせても とろい足が不十なのは仕方ないが社員たち も困ってるもう窓際のお前は今日で首だと 45歳で俺は突然の首宣告を受ける主人 はやっと邪魔者が消えてくれるわと社員 たちと一緒に俺をあわう俺はああ首かだ けどこの会社がどうなっても知らないから なと心で つぶやき首ですかわかりましたお世話にな ありましたと頭を下げ荷物を片付けて 立ち去ろうとした瞬間普段事務所にあまり いない佐川部長がい稲葉君ちょっと待って くれと言われ俺は足を止めた佐川部長は すぐ社長に連絡をして高村社長が現れたん だ酒井君この事務所がこんなことになって いるなんて 稲葉君は確かに足が不だが何か問題でも 起こしたというのかと高村社長が酒課長に 行った時酒課長は無言になったそこで主人 の沢村がいや彼はコミュニケーションも できないし確かに仕事が遅くてみんなが 困ってるんですそういった沢村に俺は

真面目に仕事はしてきた主人と課長にすみ ません私は確かにコミュニケーションが 苦手です足もこの通り不自由だしかしこの ような足になりたくてなったんではない 課長も主人も社員たちも影で私のことを わっていたが私はその影で精いっぱい仕事 に打ち込んでましたそして今後この会社が どうなるかは課長の一言に関わっています できればすぐ私に謝って くださいと俺は大声で怒ったいつも穏やか にしている俺を見て主任や社員も驚いて いるそこで佐川部長が酒井君そして君たち 社員は何も我が者のことを分かっていない それにいくらでも社員を首にする権限は ないはずだがと言うとまた課長は黙って いるそして高村社長が佐川君の言う通りだ うちの会社は稲葉君の特許のデザインの 家具で売上が成り立っているんだ稲葉君が いなければこの会社は倒産となるすると 全員が首になるがそれでいいの かと社長が叫んだ部長と社長だけが知って いた俺は俺のアイデアの家具を全て特許 申請してからその家具を外注に回しこちら で販売をしていたのだえと 特許と言って課長も主人も社員たちも高村 社長の言葉を聞いて全員がガタガタ震え 出したそこで社長は酒井君に稲葉君を首に する権限はないしかしわしには酒井君を首 にできる権限がある今日限り酒井君を首に するすぐデスクお片付け たまと酒課長は言われ首になったまだ震え ながら真っ青になりデスクを片付け出した 主人も他の社員も俺に謝罪してきた稲葉 さん今まで本当に失礼しましたとそれぞれ が謝罪してくるその後俺が コミュニケーションについて苦手なことを 分かってくれた社長は俺を呼び部屋を与え てくれて俺は本部長に任命されたのだ突然 すぎる昇格に俺は驚く ばかり俺は丁寧に社長にお礼を述べ俺の 給料は3倍になったんだ嬉しくてすぐ スマホから妻にメールをすると妻と娘が ケーキを買ってくれて家で祝ってくれたの だっ た俺は足は不自になってしまったが幼き頃 からの趣味と実益を兼ねた今の仕事に今後 も心を新たに打ち込んでいくことを家族の 笑顔を見ながら誓ったのだったいつかの母 の笑顔を移すように窓には綺麗な雨粒が 光ってい [音楽] た俺の名前は佐々木シジ幼い人間の記憶と は無慈悲なもので1番印象深いものを記憶 するらしい俺の1番古い記憶には病院の ベッドで横たわり顔に白い布をかせられた

父とベッドの横で泣き崩れる母の姿がある つまり俺は悲しいことに動く父の姿を記憶 していないのだ父が多してからは母が女で 1つで俺を育ててくれた昼夜を問わず働く 母の姿は費用ごとに世話しなくなっていく その頃から俺は自分の家が裕福な家庭では なく貧乏だということを理解していた俺は 母を待ちながら留守番をする日々を送り 話せるようになった頃には1日のほとんど を保育園で過ごすように保育園でのよく 覚えている記憶といえば親に迎えに来て もらいぞろぞろと保育園から帰って行く 友達の背中その後は疲れた顔をしながら エプロンから普段着に着替える先生の中 園内でいつもは人気のおもちゃを独占し 1人で遊びながら母を待っている俺そして 日が完全に暮れてから先生たちに謝り ながら向いに来る母その母と共に家に帰っ ても母は世話しなく俺の食事を用意した後 にすぐに出て行ってしまうそして俺が朝 起きると俺の隣で昨日家を出て行った時の まま寝ていたそして母は目を覚ますとまた バタバタと用意し俺を自転車の後ろに乗せ 保育園に送る俺はそんな生活の中で母が 自分のせいで苦しんでいると思い込んでい た僕さえいなくなればきっと母は毎日忙し そうに動き回らなくて済む幼いながらに そう考えた俺しかし当時の小さい頭で自分 がこの先何かできることを探すのは 難しかったしどうやったら自分がいなく なれるかなんて考えつきもしなかった そんな逃げ場のない暗い日々を過ごす中 ある日保育園にある恐竜図鑑を読んでいた 時先生にとある質問をしたことで俺の世界 が変わることに なる先生なんで恐竜たちは絶滅しちゃった の確か隕石が落ちてきちゃって絶滅したん じゃなたかしらそれか氷きっていう寒い 時期に生きられなくなっちゃったとかあれ でもとかは見た感じ恐竜の子孫だよね絶滅 したのになんで子孫がいるの俺の質問に 難しい顔をする 先生うんごめんね主君先生も恐竜さんたち のことあまり知らないのそうなんだ先生 たちにも知らないことってあるんだね俺は この時自分の中で大人にだって知らない ことはあるということを知ったそれまで 大人は何もかもを知っている完璧な存在だ と思っていたのが大人でも子供でも人に よっては知識量にはがあることに気づいた のだつまり母を助ける何かの術を俺が知れ ば何か役に立てるかもしれない母と今以上 に一緒に入れるかもしれない今考えれば 保育園児が勉強したって何もできない なんてことは分かりきっているしかし俺の

母を助けたいという願望と幼くも強い意思 は俺の希望になっていったそれからは色々 なことをしろと漢字数字英語雑学その他何 でも目や耳に情報として入るものは全て 覚えるようにしたそんな俺は小学生になり 勉強が始まるとテストで100点を連発 することになる幼い頃から勉強癖がついて いた俺何かを覚えたり理解することはある 種の得意分野になっていたそして教科書を 手に取ったその時から何度も教科書の内容 を予習していたこれは俺の知識欲が勝手に そうさせてのだそんな俺は小学生の中学年 くらいになると母が忙しく働いている理由 が生活するお金のためということを理解 するそして同時に大人にならないとお金を 稼げないことも知っていった俺はこれをし た時は絶望したが将来お金を稼ぐために今 から準備しようと国語時点と職業図鑑を 眺める日々を送りめ幼い頃にできた意志は どんどん鋭く磨かれていき小学校卒業する 頃には俺の持っている知識量は学校の先生 にも引けを取らないようになっていってい たこの時母は俺を私立に行かせられない ことを密かに悔やんでいたのを知っている だから俺はそんな母がこの先苦しまない ようにいろんなことを調べ勉強に励み立派 な大人になることを固く決意したそんな俺 は部活や遊びにも無頓着で気づけば学校内 で孤立してしまう寂しい気持ちもあったし 楽しそうにワイワイ騒ぐクラスメイトの姿 を羨む気持ちもあったが俺はそれを かき消すようにさらに勉強に励むように なった中学2年生になった頃能力に応じて 収入が高くなるネットワークエンジニアに なることを決しそれからは学校の勉強に 加えてプログラミングや情報処理の勉強を 始めて母に頼んでネットワーク スペシャリスト試験という難関資格に挑戦 し資格を取得する合格者の平均年齢が30 代半ばだということもあって俺はかなり 珍しい中学生合格者と地域新聞に取り上げ られたりしたそんな俺はネットワーク系の 知識を深めていき高校を進学せず就職する ことを決意するそして中学卒業後は晴れて 学歴不問のIT会社に就職できることに なり俺は同年の4月には社会人になった俺 が家にお金を入れれるようになってからは 母に夜間の仕事をやめるようにお願いし俺 はゆっくり母と晩御飯をを囲むようになる 幼少期からの夢が1つ叶った瞬間だった 16歳ということもあって最初は資格を 有していようとビジネスマナーを研修し ながら雑用ばかり任せられる日々が続く しかし研修を終えた初日にITの実務を 任せられるようになった時俺の実力に大人

たちは皆驚いていたそれから俺はどんどん 仕事を任せられるようになり誰も俺を子供 扱いすることはなくなった18歳になった 時には今よりももっと上を目指すため ネットワークエンジニアの上級資格取得に 挑戦し始めるそして二十歳で俺はシスコ 技術認定試験という世界規模の資格に挑戦 日々の勉強の努力のおかげもあって災難感 だと言われるCCAに合格したしかし俺は 合格したからと言って俺を育ててくれた 会社をすぐには離れるつもりはなかった せめてある程度仕事で成果を出してから キャリアアップを図ろうとしていたのだだ がある日ある出来事で俺のこの計画は 崩れることになるある日いつものように 会社に出社すると部長が俺を見るなり笑顔 で迎えてくる ああおはようございますどうかされました かすると部長は1枚の紙を俺に見せつけた 佐々木これはすごいぞ本社へ移動願いだ 21歳で本社なんて最年少なんじゃない か部長の持つ髪は本社からの手紙であった 俺の務める会社はある大手のIT会社の 子会社であった普通子会社の社員を本社に 呼ぶことはないそうで部長は俺を誇らしく 思ってくれた本社ですかでも俺はこの会社 で俺は自分のやるべきことを追求しようと 本社には行かない意思を見せるが部長は そんな俺に初めて土星をあげたジその 気持ちはありがたいが君の能力はこんな 小さな会社でくすぶらせていいものじゃ ない21歳で本社に移動は君にとって 大きなキャリアアップになる給料も桁違い だ私らに構わず行きなさいこれは上司命令 だ俺が16歳で入社して以来部長は優しく 俺に社会の色葉を教えてくれたこんなに肩 を揺らしてまで土星をあげているところを 見るのは初めてだ俺が然としていると部長 は息を 整え行きなさい言ってお母さんにいい 暮らしをさせるという君の立派な目標を 果たしなさいと言ってニコっと笑った俺は 部長が自分のためにここまで怒ってくれて いるということを深く理解し目に涙が 溢れるそんな俺の背中を部長はさすり周囲 で微笑む社員を見渡した よしそれじゃあ今日は一足先に修司を送る 会をするぞ残業はなしだそう言ってガハハ と笑う部長周囲の社員の皆は喜んで俺を 祝福してくれたその日俺はたらふく焼肉と 継がれるままにお酒を飲んで楽しい時間を 過ごすそして数週間後俺は会社の荷物を まとめて深深とお辞儀をしお世話になった 会社を出るそして家に荷物を置いてすぐ 本社に向かったまだ本社勤務が始まってい

ないのだが今日本社に行く理由それは俺を 時々に本社に呼んでくれた社長と働き 始める前に1度顔合わせをし就業内容を 確認するためだ俺はこれから通うことに なる通勤ルートを覚えながら本社を 目指す えっとここを右に曲がれば目的地 えまさか これ俺の目の前には横にも縦にも大きな 真っ白のビルが目に入る外観がおしゃれ すぎるこれいくらかけてんだよそう独り言 をつぶやきながら何度も地図を確認するが どうやらここは本社で間違いないらしい俺 は巨大なビルを見上げキョロキョロし ながら玄関に入る完全に不審な挙動だが 大きな大理席の受付にいる女性は俺に 優しく微笑みかけてくれ たこんにちは本日はどのようなご用事で えっと今日社長と13時から打ち合わせ 予定の佐々と申します俺がそう言うと受付 の女性は手際よくを内につぎ始めた俺は その様子をぼーっと見ていると近づいて くる足音と同時にああ君が佐々木君だね 出迎えるつもりだったのに人足遅れた みたいだと白が頭を綺麗に発しておしゃれ なスーツを着こなしたおじさんが話しかけ てきたすると受付の女性は驚いた顔をし て社長すみません今お電話をとせわしなく 起立して頭を下げるどうやらこの人がこの 大きな組織の家事を持っている社長のよう だああ気にしないでくれ私が前もって伝え ていればよかった よ優しく笑う社長はかっこよく一瞬で俺の 憧れる人となったさあ佐々木君先にお話 からするかいそれとも社内見学から 始めよう か手を広げてそういう社長俺は少し悩み 社長の時間を取らせまいと思い先に話を 聞くべきだと判断したそして俺が口を 開けようとした 瞬間社長お話中申し訳ございません専務が 新プロジェクトの件でお話をしたい と受付の女性は焦った表情でそう言ったの で俺は開けた口をすっと閉じたそして社長 は受付の電話を手に取り何やら電話先と 仕事の話をした 後佐々木君大変申し訳ないちょっと トラブルがあったみたいで行かなくちゃ ならなくなってしまったよ悪いけど少し だけ社長室に先に行って待っててもらえる かな12回の当たり奥だよ秘書がいるから 飲み物でも飲んでてそう言って俺を エレベーターに案内したこれだけ大きい 会社の社長だ多忙なみのは考えなくても わかる俺は早歩きで仕事に向かう社長の

後ろ姿を見ながら言われた通り エレベーターで12回まで上がることにし た長く真っすぐな廊下を歩く俺途中で綺麗 なオフィスが見えて社員たちの働いている 風景を当たりにしここで俺も働くのかと胸 が高なるオフィスを覗きながらゆっくり 歩いていると後ろから誰かに肩をトントン とつつかれたはい振り向くと何やら資料を 大量に持った30代半ばぐらいの男性社員 が立って いるお前なんだ新入社員か見ない顔だな他 の部署の子まいいやこれ第2回技室に持っ ていってそう言って持っていたファイル やら資料を俺に押し付けてきたえその第2 回技質って俺が困惑しながらそう言うと 男性社員はあら様に嫌な顔をして大きな ため息を つくはあ使えねたくまいいやとりあえず 重いから 持てよ俺はよくわからないまま差し出され た資料を受け取ったすると男性社員の名札 がちらっと見えてそこには栗原という名前 と課長という役職が書かれていたいくら 課長といえど初めてあってそうそうこんな に悪を疲れるとは人生でなかったので俺は ただただ するそんな俺を置いて栗原は背を向け歩き 出すが立ちすくむ俺を確認するなり何 ぼーっとしてんだよついてこいと言って俺 を睨んだ俺は初対面の相手に命令口調な 言動に少し腹が立ったがその場にこの荷物 を置いて去ることもできないのでちょっと 届けるだけならと思い栗原についていく 栗原が言う第2階技室は12階から8階 まで降りたところにあり結構離れていた俺 は持っている資料の重さとかなり歩いた ことで体力を消耗し会議室に着いた頃には ヘトヘトになっていたはいお疲れそれそこ に置いといて栗原は涼しい顔をして俺に 指示をするまあ新人で俺の手伝いできて よかっただな誰かにどこ行ってたか聞かれ たら栗原課長の仕事を手伝ってましたって 言えばいい ぞ初対面の俺にここまで大平な態度を取る 課長という役職はこの会社でもかなりの 権力があるのだろうか俺は栗原に対する 苛立ちよりもこの会社のルールの方が気に なっていたそして栗原と一緒に第2回技室 を出たじゃあ僕はこれでエレベーターの方 に向かおうとしたら栗原は俺を引き止める ように前に立つえ何今の俺を睨みつける 栗原に俺は困惑え何がですか僕はこれでっ て剣道だよありがとうございました失礼し ますだろふなめてんのか 初対面の相手に王兵な態度を取る人に

言葉遣いを怒られる筋合いがいまい分から なかったが今は波風を建てるべきではない と思ってくっこらえた申し訳ありませんご 指導ありがとうございました俺が謝ると 栗原は機嫌を直したのかにやっと 笑うそうそう気をつけろよ新人は俺に ペコペコしたとけばいいんだ色々と反論し たいことはたくさんあったが俺には行か なければいけないところがあるので早く この場を納めて去るために口を閉じ我慢 すると栗原はまたニヤニヤと笑顔になる おい新人俺のデスクについてこいまだ運ば なくちゃいけない資料があるんだよえそれ は困ります僕は今日予定があって俺が予定 の内容を言おうとした瞬間栗原は俺に顔を 近づけ眉間にしを寄せる ああお前新人のくせに生気だなお前の人家 な予定なんか代わりがいるだろそんなこと より俺の仕事に付き合えさっきも言った だろ何か言われたら栗原課長の仕事を 手伝ってたって言えばいいって栗原はそう 言ってすごむと早く恋いと言わんばかりに 手をヒラヒラさせながら歩き出したそして 再び12階に到着社長室を遠くに見ながら 栗原のデスクがあるオフィスに入るはい これ第2回技室な よろしくデスクにつくなり栗原は目の前に 置いてあるダンボールを指さして俺に運ぶ ように指示した栗原はもうデスクに座って 動く気はないらしいこうなってしまえば 仕方ないと思い俺はすぐに終わらせようと 荷物を運び始めたそして汗をかきながら仁 往復して全てを運び 終えるはは全て運び終わりましたはいご 苦労じゃあもう行っていいよ栗原はそう 言いながら俺に向きもしない無理やり 手伝わしておいてお礼もなし内心腹が立っ て仕方がなかったが歯を食い縛り一礼をし てデスクに背を向けたすると栗原はまた俺 に向かって声を かけるていうかお前さどこの部署社員症も つけてないけどなんでお前みたいな新卒が そもそもこの12階をフラフラしてるんだ よああ実は僕今日俺が説明を始めようとし た瞬間栗原はケラケラと笑い 始める分かったぞどうせ見に来たんだろう 12回オフィスはエリートの集まりだから なまあ新卒の22歳なんかまだ子供だから な見に来たい気持ちは分かる わ栗原の言葉に俺は首をかしげ いえ僕はまだ21歳ですよはていうことは まだ大学生いいえ大学は愚か僕は高校にも 行ってません俺がそう言うと栗原は目を 丸くしたえていうことはお前 中卒栗原の問いに俺は首を盾に振るはい

ありますねこの度本社に移動になる予定の 佐々木修司です今後はよろしくお願いし ます栗原課長そう言うと栗原は手招きをし た俺はそのまま栗原のデスクに近づくする と栗原はデスクの上にあった黒いマグ カップを持って起立しガキが調子に乗るな よと言って俺の情にカップを持ち上げた そして頭上から生ぬるい感覚が伝わり コーヒーの芳純な匂いが俺を包むそして 生ぬるい感覚はどんどん冷たくなっていく どうやら俺はコーヒーを頭からかけられた ようだ え は目の前には似いた 栗原どどういうつもりですか俺がそう問う と栗原はマグカップをデスクに置き困惑し ている俺をきっと睨んだいいか死者や 子会社はその辺の無能が働いているかも しれんが本社は名門大学を卒業した エリートしか働けねえんだよそれなのに 中卒21歳なめてんじゃねえぞ今すぐ帰っ てそのスーツママに洗ってもらい ああでもパパに新しいの買ってもらう方が 早いかないやごめん ごめん栗原の高笑いがオフィスに響く他の 社員は俺たちから目をそらそうとしている 俺は腹を抱えて笑う栗原を見ながら拳を ギリギリと握り湧き上がる怒りに耐える するとそんな 中と何しているのですかと後ろの方で女性 の声がして同時に近づいてくる足音が 聞こえてきた振り返るとそこには綺麗な 女性が立っているああ社長秘書様じゃあり ませんが今特別研修しているんですよこの 弊社の入社条件を満たしていない新入社員 に指導していたところです栗原はさまでと は打って変わり社長の秘書である女性に ニコニコして誇らしげに説明している研修 侵入社員この人が栗原はうんうんと首を盾 に振り秘書はコーヒーまみれの俺と栗原を 交互に見ているこの状況に色々聞きたい ことがありすぎて秘書は頭が混乱している 様子だったがこれはになりませんよ栗原 課長と言って12回全体に響き渡るほど 大きな土星をあげた え驚く栗原を前に師匠は自分の繁華値を 出し俺の顔やスーツを吹き始めた綺麗な白 の繁華地はどんどん茶色く汚れていくあ いや大丈夫ですそんな俺はその申し訳なさ にがああ社長にどう説明すればいいか 申し訳ございませんと小さく言って手を 止めなかったあのお言葉ですが社長秘書 たるあなたが何をしているのですかそいつ は新入社員でしかも中卒ですよそこまでし なくて

も栗原は相変わらずヘラヘラしてそう言う が秘書は栗原をキに睨むあのねこの方は 秘書が口を開けると同時にまた背後から 聞き覚えのある低い声がしてきた おいこんなところで何してんだああ佐々君 もいるのかなんだ先に車内を案内していた んだねそれはいいどうかね佐々 君社長はそう言ってニコニコしなら オフィスに入るが途中から表情が固まる オフィスにいた他の社員は皆起立し不思議 そうな顔をした社長に挨拶をし始める そしてコーヒー臭い俺の目の前に来た時に はすでに社長は状況を理解したのか眉間に しを寄せて息を荒くしていたしかし栗原は 社長の表情をうまく読み取れず社長今に 指導してたんですこの中卒で我が者に 入り込んだ無能野郎ねと言って誇らしげに 胸を張るその栗原を見て社長は肩を揺らし 顔を真っ赤にしたく 栗原お前はええ優秀 でしょう余裕の笑を見せる栗原に社長は 聞いたこともないような怒を浴びせる なんてことをしてくれたんだえははいお前 は何をしてくれてるんだと言っているこの 恥さらしがと鼓膜が破れそうなほど大きな 社長の土星栗原はブルブルと震え始めた彼 はな若くしてネットワークエンジニアの 南関四角を取り世界規模でも超難関と言わ れる術者認定の上意試験に降格した逸材だ ぞ俺が頭を下げて彼を本社に呼んだんだ それを無能貴様俺を無能と言いたいのか 栗原は顔面蒼白になってブルブルと震えて いるそんなこと知らなかったです ああ知らないで住むか彼には今後世界規模 の仕事を任せるのだお前のような課長ごき がなんて こと栗原は社長の話を聞いて理解が 追いつかないのかポカンとした表情をした そして我に帰ったように栗原は目を 伏せあのそのと言い訳を考えているようだ すると社長は周囲を見渡しため息を つくもういい話は社長室で聞く他の社員は 自分の仕事に戻るようにそういうなり俺の 背中に手を当てて社長室に向かって歩き 始める背中を丸めながら後をついてくる 栗原その後ろには栗原が逃げ出さないか 見張るように秘書がついてきていた社長室 につき重厚な扉を開けると大きな黒川 ソファーが2台目に入る そして社長は俺にニコっと 笑いかけさあ佐々木君座ってくれたまと ソファーを指さしたいやその申し訳あり ません僕この通り汚れてしまっているので ソファーには座らず立っています俺がそう 遠慮すると社長は栗原を睨む

ひ栗原は怯えたようにブルブルと震えてい た佐々木君気にせず座ってくれた前そうだ 佐々君に替えのスーツの用いを師匠は社長 の話を聞くと社長室から出ていくそして 社長室には俺と栗原と社長の3人に 気まずい沈黙が流れる中社長は口を開いた それでなんでこんなことにになったんだ 社長の問いかけに栗原はガタガタと震え ながら俯いたまま黙っている俺は自分が 話すしか拉致が開かないと思いすっ息を 吸い込んだ僕が社長室に向かう途中栗原 課長に呼び止められましたそして荷物の 運搬を手伝うことになったのですほお 手伝うのはいいことなのだが君は今日私と 話し合う予定だっただろうなんでそれを 話さなかったんだ社長の鋭い眼光が俺を まっすぐ 見るそれが話そうとしたのですが栗原課長 は俺の仕事を手伝っていたと言えば大丈夫 と言って第2会議室に歩き出してしまい ましたそれで僕は荷物を持っていたので その後をついていく形に俺がそう話すと 社長は眉を しかめるつまり客人かもしれない相手にう を言わさず手伝わせたんだな 栗原栗原はビクッと体をふわせるあ あい社長は怒りをあわにしながら栗原を 睨むそれでその後も荷物を運搬しその後に 僕の学歴の話になってこうなりました俺は そう言って手を広げて茶色汚れたスーツを 見せた怒りで震える社長と違う感情で 震える栗原そんな中秘書が社長室に戻って くる佐々木さん替えのスーツとシャツをお 持ちしました どうぞ師匠は俺をお手洗いに案内し俺は 着替えることにパリパリの新品のスーツは どうやら有名なブランドのスーツらしい 驚くほどぴったりなスーツに俺は着替え 社長室に 戻るあの社長このスーツ高いんじゃ代金は どうすればいいですか社長は微笑んで首を 横に振りそんなのいらないよ私からの詫び だしかもこれから君は我がの スペシャリストになる人 だスペシャリスト ああ技術責任者の1人としてね俺は いまいちパっとしないがどうやらこの先 本社に務めることになれば俺はそれなりに 責任ある仕事を任せられるらしいそんな俺 たちの話を横で聞いていた栗原は目を丸く していた技術責任者ここんなガキがまた俺 をガキ呼ばわりする栗原にむっとする しかし社長はそんな俺の気持ちを読み取っ たの かガキお前の上司に当たる人物にガキとは

何だと栗原をつ栗原はと汗をかき始め目が 泳ぐそしてソファーからなれ落ちるように 地面にひき手と頭を伏せたさ佐々木さん すみませんでし た勢いよく謝る栗原俺はその姿を見て ため息が出るそしてこれまで栗原に対して 積もり積もったイライラをぶつけるように 俺は胸を張り栗原に意見した栗原勝長僕に したことはもうどうでもいいですでも 社会人であれば謝る時はすみませんでは なく申し訳ありませんが正しいですよ俺が そう言うと社長は大笑い栗原はさっきまで 見下していた相手にビジネスマナーを解か れたのが屈辱だったのかギリギリと歯を 食いしる鈍い音が聞こえてくるそして顔を あげずそのままずっと地面に顔を伏せてい たああよく笑ったよ確かにその通りだ今回 の件で栗原課長が普段どうしているのか気 になった明日から栗原課長は謹慎してくれ その間に社内調査を入れることに するえそれは その栗原は見つかるとダメなものでもある のか顔をまさにして汗をにませてい た君に関しては以上だ出ていき たま社長がそう言うと秘書はまるで魂が 抜けたような栗原の腕を持ち強制的に退出 させるちらっと見える栗原の表情は絶望し ていた社長は栗原の体質を見届けると俺に ニコっと 笑いかける本当に今回のことはすまなかっ たねもし君が今回のことを許してくれる ならそうだなまずは年方1500万でどう か なね年方 1500万円予想よりはるかに大きい額に 驚きを隠せないああ君のような逸材には この額は当然さそれとも少ないかい社長は 優しい笑顔で俺に尋ねる俺はブンブンと首 を横に振るそんなことないですご期待に 添えるように務めてまいりますよろしくお 願いいたしますこうして俺は晴れて本社の 移動が正式に決定した後日俺が出社して しばらく立つ頃栗原は社内調査の結果にて 毎日のように無茶な指示を出しては社員を 隣りていることや仕事で人にバリ雑言を 浴びせ相手が自分に復しいる姿を楽しんで いるなどと社員からの報告が多数上がった 中には女性社員に嫌がらせをしているとの 報告も上がってきていたさらには他の社員 の仕事の手柄を横取りして自分の手柄にし ていたことも分かり栗原は解雇処分になっ てしまうある日仕事の合間に休憩しながら コーヒーを飲んで外の景色を見ていると 会社の玄関口で世話しなく動く社員の中に 魂が抜けたようにポカンと立ちすくんで

ダンボールを抱えた栗原の姿があった俺は その栗原を見て見ぬふりをしてコーヒーを 飲み干し仕事に戻ったそして俺は懸命に 本社での仕事をこなし続け気がつけば7年 の月日が流れる俺は28歳になりもういい 大人になっていた本社での任せられる仕事 は増え今や俺は技術責任者の中でも最高 技術責任者を補佐する仕事を担っている 給料もできる仕事が増えるにつれて上がっ ていき母にこれ以上無理に働かなくていい ようにと貯金していたお金で分場 マンションを買いプレゼントすることが できたやっと自分の目標にたどり着けたと 感ししていると母は本当にありがとうでも これからはお母さんのためにじゃなくて 自分のために頑張ってほしいわと言って俺 に自分のための人生を歩むことを応援して くれた俺は今その母の言葉を胸に毎日悪く 働いている特に海外の定型会社や クライアントと最前線で話すのも俺の仕事 のうちでありそのため俺は仕事でしち国内 外を飛び回っている今はかなり忙しいが この忙しい環境も嫌いではないなぜなら昔 は天才と呼ばれ周囲に人が寄ってこなかっ た俺がこうして仕事を頑張ることで昔とは 反対に周囲に人が集まるようになっていた 部下は何かあると俺に相談し頼ってくる俺 は頼らということに滅法弱いらしく部下の 教育には時間をかけすぎて自分の仕事が たまることも多々あるしかしこうして皆に 頼られることで俺の過去のあの寂しさも いくらか報われた気がした仕事に励み母に 育ててくれた恩返しをして部下や上司同僚 に囲まれながら送る俺の日々は忙しいが 幸せそのものだった そして俺を育てたのは母と16歳の俺を 受け入れてくれたあの部長だいつでも感謝 の気持ちを忘れないでおこうああそういえ ば部長どうしてるかなそんなことを考えて いたら部長のことを思い出し独り言が 漏れるそうだ電話してみようそう言って俺 は携帯電話を取り出し部長にに電話をかけ 始め たシジ久しぶりだな元気してるかお前本社 で大活躍らしい なあ電話がつがると開校1番に懐かしい声 が聞こえた部長ご沙汰しておりますおかげ 様で本社に務めて7年になります今日は こんなきっかけをくれた部長に俺がそう 話し続けようとした瞬間 うんうんあちょっと待ってくれよおい栗原 またサボりやがって先にこっち 仕上げると電話越しに部長の怒号が 聞こえるあはいすみませんすみませんじゃ なくて申し訳ありませんだ言葉遣いは徹底

しろと言っているだろとどこかで聞いた ようなことがある声と聞いたことがあるに 笑ってしまういやすまんなシジちょっと 問題時が最近入ってきてこの通りバタバタ してるん だそうなんですねではまたゆっくり飲みに でも行きましょう僕が奢りますよ俺がそう 言うと部長は 大笑い出世払いとはこのことだなじゃあ 楽しみにしておくよ仕事頑張ってな 部長は満足そうに電話を切る電話越しでも 部長が優しく微笑んでいるのが要因に想像 できた俺が1人微笑んでいると1人の上司 が不思議そうに声を かけるシジ楽しそうなところ悪いんだが あの新しいプロジェクトの資料今日には でき そう変なところを見られたと思い姿勢を たす俺あそれなら先ほどデスクの上に まとめておきましたえもうできたのか さすが修二だ なこんなの余裕ですよ上司に褒められ照れ ながらも誇らしく笑う俺に昔の記憶が 蘇るえ洗濯物畳んでくれたのすごいわね さすが修司だ わ思い出したのは俺が錯誤して畳んだ綺麗 とは到底言えない衣類を見て喜ぶ母の顔 だったへこれぐらい余裕だよ僕は何でもし てるんだシジは本当に頭のいい子ねこんな に頼りになる修司がいてお母さんは幸せ よこの記憶は今まで全力で努力しながら 人生を駆け抜けてきた俺が忘れていたもの だったあの時母は俺に幸せだと言ってくれ たどんなに毎日ヘトヘトになっても幸せだ と俺を幸せにしようと母はあの時努力し そして俺も母を幸せにしようと今まで努力 してきたのだ結果俺の努力は自らもそして 母をも幸せにしてくれただからこれからは 周りの大事な人たちのためにそしてで 世の中のために努力したいんだ俺のあの日 の決意はまた新たな決意に形を変え再び 仕事に戻るのだっ た随分といい女じゃん俺たちの車に乗りな えいきなり何を言い出すかと思えば座風の 男は俺の妻のユナに向かってそう言っ たユナも俺もあけに取られたユナが1人 だったり女同士でいたのならまだしも俺が 道場している車をわざわざ止めさせてナパ をするとはなかなかの行動で あるおいおっさんお前は帰り な俺たちの反応などお構いなしに男は俺の 方を見てこう言い放ったおおっ さん俺ももう若くもないかもしれないが 一応まだ28だし話しかけてきた男の方が おおっさんに見えるぞと思ったがそんな

ことを言い返す勇気もなかっ たなんと言って返したら良いか困っている と男はイライラした様子でさらにこんな ことを言ってき た聞こえねえのかよお前は帰れって言っ てんだよさっさとこの女を渡してずらかれ サモないとどうなるか分かってんだろう な男はそう言って自分の左手を俺に見せる ように掲げたその小指は切り落とされてい たよく見ると顔にも傷があるこれは小心 照明のヤザだそう思っ たしかしヤザに絡まれたからと最愛の妻を はいどうぞと差し出すわけにはもちろん いかない ここで妻を守れなくてどう する俺は全身の勇気を振り絞ってこう言っ たふふざけるなそんなことするわけない だろ警察を呼ぶ ぞすると男は無理だここは携帯電話の電波 も良くないしなそれにこの辺りの警察官は 手薄だから呼んでもすぐ来ないその前に お前のことをボコボコにしてやると言っ た俺は背筋が凍ったまずいやら れるしかしなんとしてもユナだけは守ら なければなら ないその時俺の司会に入ってきた光景を見 て俺は終わったと思っ た車で待っていたはずのもう1人の男が車 から降りて俺たちの方にやってきて俺の 座る運転席がのドアの前に立ったの だおいさっさと しろ最初の男よりもさらにドスの聞いた声 でその男は俺に話しかけてき た俺は声が出ずにいると窓からその男の手 が伸びてきて俺の胸ぐらがつまれ たやめろ警察を呼ぶ ぞさっきから警察警察ってうるせえな呼べ ないって言ってんだろ俺の話聞いてなかっ たの か最初の男がそう言っている声が聞こえ た俺は何がなんだかわからずしかしピンチ だということだけは確かだと思いこの状況 を切り抜ける手段を必死に考え たとにかく妻を守らなければならないユナ に何かあったらそれだけは阻止しないと いけ ないは胸ぐらをつまれながら振り向いて妻 の安否を確認しようとし たすると俺の視界の先には驚くべきものが あっ たユナは俺を見つめていたが立ちまち温厚 なその表情が一変し険しい顔になった そして男たちを見下すような怖い目つきに なったユナはいつもと違った低い声を発し たのだ

さっきから聞いてるや好きかって言い やがってお前ら調子に乗るんじゃねえ ぞゆゆう な俺の名前は大島年 や年は28歳で仕事はSEをしている プライベートでは何を隠そう新婚ほやほや 半年前に結婚したばかりで幸せの真最中で ある妻の竜は2歳年下で3年前に仕事の 関係で知り合った俺がSEとして派遣され た先の会社で彼女が働いていて俺がまだ その場所に配属されたばかりで分からない ことが多かった時に親切に色々と教えて くれ た第一印象は癒し系美人で職場では アイドル的存在だということがすぐに 分かっただからさえない俺なんて 話しかけるのもおこがましいと思っていて 俺から話しかけることはなかったのだが 優しい彼女は時々仕事の合間に雑談をして くれて俺を和ませてくれ たしかし俺がその会社に派遣されていたの はたったの2ヶ月で特に彼女と親しくなる ことはなく人気は満了し たその後俺は元々所属している自分の会社 内での内金となり彼女には2度と会うこと のない立場となっ たそこから数週間が過ぎたある日の 夕方俺が仕事を終え会社を出て最寄り駅 まで歩いている と大島さんと女性に声をかけられ た俺が少し驚いて振り向くとお久しぶり です覚えていますかはり ですと言って女性はにっこりと笑っ たそれは覚えているに決まっているその 女性はリナであったちなみにはっとはリナ が結婚する前の救世であるお覚えてますよ はりさんどうしてここ に俺は嬉しいやら恥ずかしいやらの気持ち から慌ててそう答えた 大島さんの忘れ物を届けに来たんですこれ をそう言って彼女は自分の鞄からあるもの を出して俺に差し出した え俺はそのあるもを見てますます 恥ずかしくなったそれは地域のご通知 キャラのキーホルダーだったの だそそんなものをわざわざ届けていただく なんてお恥ずかしい 捨てていただいてよかったの におそらく俺の個人ロッカーの鍵につけて いたキーホルダーで最終日に色々と返却し た際にキーホルダーをつけたまま返して しまったの だろう金額にしたら数100円のものなの で処分してもらって構わなかったの だそんなものなんて言わないでください

届けるのも大した手間じゃないですまたお 会いできてよかった ですユナはやかにそう言うとキーホルダー を俺に手渡し たそんなことがあってその日をきっかけに 連絡先を交換した俺たちは次第に仲良く なっ た冴えない持てない俺なのになんだかんだ で美人で優しいユナと付き合うことになり 結婚までしてしまったので ある はあ月末だからから伝票整理の仕事ばかり で肩が凝った よある夜仕事を終えて帰ってきたユナが こんなことをこぼしていた俺たちは結婚後 も友だきで平日に出勤し土日は休みの職場 に いる俺もSE歴5年だけど本当に肩が来る よパソコン作業で毎日飯食う時代が来る なんて原始時代に狩をしていた人類が知っ たら驚だろう な俺がそんなくだらない妄想話をすると ユナは本当だよね今やパソコンに向き合わ ないで住む職業の人っていないもんね 決して楽ではないよねなんて言って俺に 同調してくれ たそうだ来月リナの誕生日あるだろうお 祝いにってことで2人で温泉旅行にでも 行かない か俺はふと思いついてユナにそう言って から肩こりに悩まされている俺たちには ぴったりの提案だなと割れながら誇らしく 思っ たいいね行こ 行こユナも賛成したので俺たちは早速来月 の週末に1泊で温泉旅行に行く計画を立て た思えば温泉旅行はリナと付き合って 初めての彼女の誕生日に行った きりそこからかれこれ2年が経とうとして いる実に久しぶりだし楽しみ だそしてあっという間に翌月になり町に 待った温泉旅行の日がやってき た車で行くことになり毎回に 乗り込む運転するのが好きだし慣れている という理由で俺が運転手の役を買って出 た 敏也君が疲れたらいつでも運転変わるから ねと言うなその思いやりの気持ちだけでも ありがたい結婚して一緒に住んでいると 日常生活に追われてお互いの存在が 当たり前になってしまいがちだがこうして 旅行に行くことは非日常的な気分になれて 俺は妻への恋心を再確認する自分が いるゆうな今日も綺麗だ ね旅行ということでジーンズにスニーカー

というカジュアルなスタイルの妻にも見れ てしまい思わずそんな言葉が口から出る 俺もう急に何言うのよ恥ずかしい なと言って照れるユナもまた可愛らしくて ますます惚れ なすまそんなおけはさておきマカはいざ 出発目的地方面まで高速道路を使い頃合い の良いところで一般道路に 降りる慣れない土地でナビを見ながら多少 道順に不安を感じながらも運転を 続ける途中どこかでお昼ご飯を食べよう ユナは何が食べ たい俺がそう質問するとユナはふふ実は もう調べてあるの磯料理が食べられる定食 屋 さんと言って検索した定職屋のホーム ページが表示されているスマホ画面を俺に 見せたいい ねユナがカーナビに定食屋の住所を入力し てくれたのでナビの指示通りに車を走ら せるここをまっすぐ行って3つ目の大きい 交差点に出たら左に曲がるみたいだよ ありがとう ユナが念のためスマホの地図アプリを見て 説明してくれたので俺は霊を言っ たそしてナビを見つつ辺りの景色も確認し ながら2車線ある直線の道路を走らせてい たふと気づくと黒塗りの高級車が後ろから 走ってきているのが見え たすごい高級者がいる ながそう言うと本当だねなんだか小の男の 人が2人中に乗ってる よとリナは困った顔で言っ た俺の運転にいじもつけられないといい けどそれはないよ敏也君安全運転だ もんそんな風に2人で話していると黒塗り の車はどんどん近づいてき たそして俺たちの車にぴったりと横付けし てきたの だなんだなんで追い越さないで隣を走っ てるんだわざととしか思え ない俺は少し怖くなりその車の中の人を ちらっと見るとやはり先ほどユナが言った 通りのヤザ風の男が2人乗っていて チラチラと俺たちを見てい たやばそうな奴らがこっちを見 てる俺がそう言うとリナはなんだろうね 私たち何も悪いことしてないよ ねと不安そうに 言う俺はいたって安全運転だったし他の車 の迷惑になることはして ない俺は自信たっぷりにそう言いきったが それでも黒塗りの高級者は俺たちの車から 離れようとせず 同じ速度で真横を走っていたそしてその

うちの1人と目があった時男は俺に何か 言い始めてジェスチャーを始め た何を言っているかは車の窓が閉まって いるから聞こえないがジェスチャーで 激しく何かを主張しているのでこれは無視 して切れられたら怖いぞと思い窓を開け た車を 止めろ男も窓を開けて俺にそう言った俺は 逆らえず仕方なく速度を落としてロカに車 を止めたそれを見て男たちは俺の車の後ろ に黒塗りの高級車を 止める怒られないといいけど うんとりあえず嫌な気持ちしかなかっ たここからいいことがあるとは到底思え ない展開だ 後ろの車のドアが開き2人のうち1人だけ が車から降りてき た細身のスーツにサングラスをしていて コモで あるヤザだよなと俺は腹の中で思い緊張感 が走っ た仕方なく運転席の窓を開けたまま俺は 座ったまま待ったすると男は俺の車の外側 から運転席側ではなく妻が座っている助手 席側に回り窓をここんと叩い たユナが慌てて窓を 開けるおいおいこれはこれ は窓が開きユナに話しかける 男俺は緊張で手が震え た随分といい女じゃん俺たちの車に乗りな えいきなり何を言い出すかと思えばリナも 俺もあけに取られ たユナが1人だったり女同士でいたのなら まだしも俺が道場している車をわざわざ 止めさせてナパをするとはなかなかの行動 で あるおいおっさんお前は帰り な俺たちの反応などお構いなしに男は俺の 方を見てこう言い放っ たおおっ さん俺ももう若くないかもしれないが一応 まだ28だし話しかけてきた男の方がおっ さんに見えるぞと思ったがそんなことを 言い返す勇気もなかっ たなんと言って返したら良いか困っている と男はイライラした様子でさらにこんな ことを言ってき た聞こえねえのかよお前は帰れって言っ てんだよさっさとこの女を渡してずらかる さないとどうなるか分かってんだろう な男はそう言って自分の左手を俺に見せる ように掲げ たその小指は切り落とされていたよく見る と顔にも傷が あるこれは小心照明のヤザだそう思った

しかしヤザに絡まれたからと最愛の妻を はいどうぞと差し出すわけにはもちろん いか ないここで妻を守れなくてどう する俺は全身の勇気を振り絞ってこう言っ たふふざけるなそんなことするわけない だろ警察を呼ぶ ぞすると男は無理だここは携帯電話の電波 もよくないしなそれにこの辺りの警察官は 手薄だから呼んでもすぐ来ないその前に お前のことをボコボコにしてやると言っ た俺は背筋が凍っ たまずいやられるしかしなんとしてもユナ だけは守らなければなら ないその時俺の視界に入ってきた光景を見 て俺は終わったと思った [音楽] 車で待っていたはずのもう1人の男が車 から降りて俺たちの方にやってきて俺の 座る運転席側のドアの前に立ったの だおいさっさと しろ最初の男よりもさらにドスの聞いた声 でその男は俺に話しかけた俺は声が出ずに いると窓からその男の手が伸びてきて俺の 胸ぐらがつまれ たやめろ警察を呼ぶ ぞさっきから警察警察ってうるせえな呼べ ないって言ってんだろ俺の話聞いてなかっ たの か最初の男がそう言っている声が聞こえ た俺は何がなんだか分からずしかしピンチ だということだけは確かだと思いこの状況 を切り抜ける手段を必死に考え たとにかく妻を守らなければならないユナ に手を出されたらそれだけは阻止しないと いけない俺は胸ぐらをつまれながら 振り向いて妻の安否を確認しようとし たすると俺の視界の先には驚くべきものが あっ たユナは俺を見つめていたが立ちまち温厚 なその表情が一変し険しい顔になっ たそして男たちを見下すような怖い目つき になったユナはいつもと違った低い声を 走ったの ださっきから聞いてや好きかって言い やがってお前ら調子に乗るんじゃねえ ぞゆ言う なその表編ぶりにはさすがに男たちも一瞬 固まっていた様子であっ た2人とも明けに取られて声を失っていた が 少し間を置いて助手席側にいた男が言葉を 発し た姉ちゃん見かけによらず随分と生生な口 を聞くんだねこれはこれは驚いた

よユナは昼まずに運転席側にいる男に対し てこう声をかけ たまずうちの主人の胸ぐらを掴んでいる手 を 離せそれから今度は女子席側の男にこう声 をかけ た一旦私が外に出るドアを開けるからそこ から 離れろやっと俺たちについてくる気になっ たか姉ちゃん しかしその生きな言い方はやめた方がいい ぞ後で俺たちに何されても知らん ぞ女子席側の男はそんなことを言っていた がナは特に動揺もしていない様子で車の ドアを開けて外に出たユナ俺はユナが心配 で仕方がなかったユナは車から降りて外 から運転席側に回り俺の胸ぐらを掴んで いる男の前に立っ た手を離せとさっき言っただろう がリナはそう言って戦いを開始するかの ように構えをし たやめろユナ 危ないしかしユナのその姿を見て運転席側 にいた男は俺を掴んでいた手を話しリナと 向き合ったかと思うと後ずさって距離を 置い たやめようぜ 兄貴さきのドスの聞いた声はどこへ行った んだというくらい弱々しい声でその男は声 を発し た仕方ないな確かにこの女のこの構え方は 本格 だ助手席側にいた男も諦めたようにそう 言ったそして2人は自分たちの車に戻り さっさと車のエンジンをかけて走り去って しまっ た車のナンバー控えておいた わリナは冷静にそう言ってから乱れていた 俺のシャツの胸元を整えてくれ た ありがとう何がなんだか分からなかったの とあんとかとでぐったりしてしまっ た運転変わる よいつもの優しい声に戻った優菜が 柔らかい表情で俺にそう言ったう うん俺たちは席を交代して車は発射し たそれから数分の間沈黙が流れ た怖かったのもあるがどう言葉をかけて 良いか分からなかったから だユナはそんな俺の様子を見て察して彼女 の方から話しかけてくれ た私ねご真実を習っていたことがあるの 愛機のを ねさっきのユナのヤザへの対応を見て そんなところかなとは俺も思っていたので

そうだったんだねと俺は答えたいつも 穏やかなユナがあんな立ち振る舞いをする なんて驚いたでも悪い意味じゃないんだ俺 が頼りないばっかりにユナがあいつらを 撃退してくれて本当に救われたよ ありがとう俺は心からそう思ったのでそう お礼を言っ たやっぱり驚くよ ねはつい たご心術を習ってたってことは聞いたこと がなかったね子供の頃やっていた の俺はそう質問をしたするとリナは うーん子供の頃というか高校生の頃からか なと答え た俺たちは結婚をする前にそれまでのお 互いの人生の出来事などは色々と話をした つもりだっただけどリナの10代の頃の 習い事はピアノや修二これらは小学生の頃 だと聞いているし中学の部活は美術部だと 聞いているだから俺の中でユナのイメージ はさほど活発ではないお嬢様のイメージ だ同を着て愛道などのご真実を習っている ユナの姿は思い浮かぶもあまりピンとこ なかっ たユナがヤザたちを撃退する様子は見て 驚いたが夫婦になってもまだまだお互いに 知らないことはあるのだと改めて思ったし それに対して嫌な気持ちはなかっ たその話はそこで終わったので俺たちは 目的地の定職屋に向かって車を走らせ ランチの時間にギリギリではあったが無事 に到着し磯料理を堪能し たそれから宿泊先の宿に向かいチェック インして少し部屋でまったりした後に露天 風呂に 入浴豪華な留職にも感動し日頃の仕事の 疲れが癒えていくのを感じ たそしてその 夜翌日も朝早くから動きたいという理由 から早寝しようということに なり早々に布団を敷いて就寝体制に 入る横になったら数秒で寝てしまいそうに なった俺であったがリナがあのねと 話しかけてきたので慌てて意識を覚醒させ たうんどうし た俺が返事をするとリナ は役に話していなかったことがある だと言っ たそしてそのままリナが黙ってしまったの で言いにくいことなんだろうかと俺は少し 緊張してしまっ た俺に話していなかった こと俺がそう聞くとうんというゆなそして ユナは重そうな口を開き始め たの

こと昼間ってあの小の人たちに絡まれた時 の こと俺がそう聞き返すとリナは再びうんと [音楽] 言う私ね愛木を習っていたことには理由が あった の 理由俺はそう 聞き返すユナは話を続け た 強くなりたかったの強くなってそれで夢が あったん だ初めて聞く話だった俺はじっと彼女の話 に耳を傾け た警察官を目指していたの女性警察官 かっこいいでしょだからとにかく強く なろうとした のユナのそのセリフに驚いたと言えば驚い たが話の続きに興味があって俺は黙って 聞いてい たそれでね実は私小さい頃に敏也君と会っ てるんだ よ えさすがにそれには驚いた一体どういう ことなのだろう か私の 両親私のパパとママがねいつも仲が悪くて 喧嘩ばかりしてたのそれで物を投げ合う こともしょっちゅう にはお皿が飛んできたりして怖く て当時6歳だった私は怖くて家を飛び出し たのそれで行く当てもなくて1人で泣き ながら夜道を歩いていてそのまま道が 分からなくなって迷子になっ てそしたら少し年上の男の子が声をかけて くれた それ が俺はその話を聞いて記憶を遡っ たあれもしかしてと思い当たる節があっ た俺が習い事のスイミングスクールからの 帰り道小さい女の子が歩いていて保護した ことがあったのを覚えて いるもしかしてあの時の女の子がユナなの そうとは思ってみなかったので俺はとても 驚い たうんあの時ト君は私にどうしたのと 話しかけてくれて私が迷子だと伝えたら 交番に連れて行ってくれ たユナはそう言っ たそうだったんだなしかしユナあの時の 男の子が俺だって分かっててなんで今まで 黙ってたんだ言ってくれればよかった に俺はとっさにそんな風に言ってしまっ たしかしユナはごめんねと小さい声で言っ てそしてまた話を続け

[音楽] た思い出したくないすごく悲しいことが あってそれでなかなか言い出せずにいたの でも夫婦だからいつかは話すつもりでいた だから今日の昼間の出来事がきっかけで 話そうと思ったんだ 俺はまた合槌だけ打って続きを聞いてい た谷君はあの時迷子になって泣いている私 にご当時キャラのキーホルダーを見せて くれたスイミングスクールのスクール バッグに何個もつけていたよ ねや君はそのキャラクターが大好きでペン とか下敷きとか色々なグッズも集めてると 私に話してくれた 私はその話が面白くて泣き止んだのを覚え てるそれでキーホルダーを1つバックから 外して私にくれたんだ私はそのキー ホルダーをその後もずっと大切に持ってい た なユナは話を続け たキーホルダーには大島とってフルネーム で名前が書いてあったから迷子の私を交番 まで送っくれた優しいお兄さんの名前を私 は知ることができたいつだって忘れたこと はなかったよそしたら大人になってや君が 私の会社に現れて嬉しい偶然にすごく驚い たユナにそう言われ俺は驚きながらもふと 質問し たじゃあナは俺がナの会社に来た時すぐに 過去の俺としたの うんうんただの同性同盟の可能性もある からまだわからないなと最初は思ってただ けどロッカーのキーホルダーがあの時のご 当時キャラと同じだったから確信したのだ から敏君がうちの会社に来なくなっても どうしてももう1度会いたくて敏也君の 会社の前まで届けに行ったん だそうだったのかと俺はさらに驚いたし 同時に嬉しかっ たしかしそれと思い出したくないことと何 の関係があるんだろうと不思議に思っ たそのことはもっと早く言えばよかったね あの時私を交番に連れて行ってくれて ありがとうっ てでも都君に出会ったその日の後に悲しい ことがあったん だユナはそう言った俺はどんな話が出て くるのかと息を飲ん だその時に交番にいた警察官の人女の人 だったの覚えてるあそういえばそうだった ね覚えてる よ俺はしっかり記憶があったのでそう返事 をし た安川さんていう婦人警官の人だったの なんで名前まで知ってるかってって言うと

実は私ねその後も何度も家出してあの交番 に通ってたんだ よそうだった のリナの両親が舟で離婚したという話は 聞いていた離婚後に父親とは音信不通に なり連絡が取れないので俺と結婚したこと も伝えていないと聞いて いるユナの母親とは連絡はつくので結婚の 挨拶はした わざわざ会うつもりもないとリナの母親に 言われて電話で話した のみとにかく2人とも子供に対して海外 しく世話を焼く親とは真逆のタイプなのだ と認識して いるリナもうちの親には関わらなくていい よと俺に言ってい た両親がいつも舟で家が荒れていたから家 に痛くなくて家でというか交番に遊びにに 行っていた感覚なのまあ勝手に家を 飛び出して交番に行くんだからやっぱり 家出だけどねそれでその婦人警官の安川 さんはすごく優しくて私の話を聞いてくれ たし私は安川さんの存在を心のより所にし てた のそうだったんだねまさか俺が連れていっ たことがきっかけで交番に通ってた なんて俺は相槌がてらそう言っ た うん年役君のおかげだと思ってるあの時 八川さんに出会わなかったら私はどうなっ ていたか精神的におかしくなっていたかも しれない よユナはそう言ったそしてまた話を続け た安川さんは私の話を聞いてくれて私も 人切り話したらすっきりしてそれで私の 帰る家は今は両親と住むあの家しかないん だと諦めて頑張って生きていこうって思っ て自宅に帰る のしばらくはそんな日々を過ごしていたん だ けど私が8歳の時に ねユナはそこまで話して一瞬ためらうよう に口をつん だ安川さんね亡くなったのある日私がいつ ものように交番に行ったらね違う警察官の 人がいた の安川さんはって聞いたらなくなったんだ よっ て私は急に人が亡くなるってことが当時は よく分からなかっ たその同僚の人が言うには安川さんは元気 そうに見えたけど実は病を抱えていたん だっ てまだまだ警察官をやりたかったけど 心ざし半ばにしてなくなった

とそう言ってい たそれを聞いて俺はリナはその時さぞかし 辛かったのだろうと胸が痛くなっ たまだ子供だったユナに起こった辛い 出来事思い出したくなくて今まで俺に言え なかったのだと思うと俺も辛い気持ちに なっ たでもねその時の私はたくましかったの 安川さんの交番に通えたおかげでメンタル が強くなれていたんだだからとても 悲しかったけれど悲しんでいても天国の 安川さんはきっと喜ばないし私は前を向い て行きようって思ったそれでね心出し半ば で亡くなった安川さんの代わりに私が婦人 警官になろうと決めた のそうかそれで愛気動もやったんだね 俺は昼間の話と繋がったと納得したうん体 も心も鍛えて強くなって悪い人にも立ちち できるような自分になろうと努力し た愛木道は地元の公民館で格安にを教えて くれたところがあって高校生の頃に自分の バイト代から払って通ったん だでも ねそんなユナの話に俺は続きを聞くのが 怖くもあっ たそこまで強い意で警官になろうと思って いたのにその後何があったんだろうかと 心配になっ た両親は私が9歳の頃には離婚してたから 夫婦喧嘩を家庭内で見ることはなくなって 安心したのだけど経済的に貧困だったから 同居の母は私が高校卒業したら働いて母の のことを養うように言ってき たじゃあ高卒で警察官になろうとも考えた けど母は警察官になることは許さないと 言った理由もはっきりしないからもちろん 喧嘩になったし自分勝手な親から解放され たくて家を出たいと思ったそれで母には 警察官にならないなら家を出てもいいと 言われ てそうかそれで警察官になるのは諦めて ユナは家を出たんだ ね俺がそう返すとリナはしんみりとうんと 呟い たユナと両親との仲が良くないのは知って いたがユナが小さい頃から様々な葛藤や 辛いことを抱えて生きてきたのだと思うと ますます俺が夫として支えてやらなければ と思っ たでもさあゆなが家を出られたわけだし今 はこうして俺と婚姻関係を結んで家族に なれたわけだからユナが本当に婦人警官を 目指したいんだったら目指してもいいと 思う俺は応援する よ俺は心からそう思いユナにそう伝え

た敏也 君ユナは驚いたようにそう返事をし た ありがとう実はねまだ話に続きがある の うん俺はまた少し緊張しながら話の続きを 待っ た私が実家を出てしばらくしてから母から 電話があっ てその婦人警官の安川さんのことを話して きた の実は安川さんは私の母と同級生で学生 時代の親友だったんだっ てだけど私の母はわがままな性格だった からある日安川さんと喧嘩をして大人に なってからはすっかり疎遠になっていたん だってでも安川さんは優しい人だったから 元親友の娘が家出して自分の交番に来る なら助けてあげたいってきっと思ってくれ ていたんだろう と母は安川さんのそんな行為にえている 自覚があったしダメな母だと私に思われ たくなくて安川さんと母の関係は私に隠し ていたんだと言ってたのそれで安川さんが 亡くなった原因が本当は純色だったんだと 同級生からの連絡で知ったそうな の私はその時まだ子供だったから同僚の人 が気を使って病気のせいだと嘘を言ったん じゃないかと だから警官は危ない仕事だからユナには やって欲しくないだから猛反対したのだと 母に言われたん だ俺は次から次と出てくる色々な話に驚く 一方であったがきっとユナの母親は彼女 なりに娘を愛していたんだろうと思っ た俺にできることはやはり現在のユナの 家族としてを守ってやることだと確信し そこまで話してくれたユナをそっと 抱きしめようと近づい たしかしそこで俺が目にしたものは目に うっすらと涙を浮かべたまま寝おちして しまいすやすやと眠る愛さの姿であっ たそんな1泊2日の温泉旅行は最終日を 迎え俺たちは朝風呂に入ったり朝食 バイキングを食べたりしてから近くの観光 地を回って楽しく 過ごし帰りの社中では小の男たちに絡ま れることもなく無事に帰宅した息に絡まれ た件に関してはリナが現地の警察に電話を し加害者の乗っていた黒塗りの高級者の ナンバーをしっかり伝えてい たそして俺たちのおかげでと言うわけでは ないが後日その男たちは別の窃盗事件を 起こし逮捕されたと聞いたので因が応報と はあるのだと思い気持ちがすっきりし

たユナはあの温泉旅行以来色々と思うこと があったらしくまた愛機動を習い始め た俺はリナが再び婦人警官への道を目指す なら全力で応援し たい愛する妻に危ない仕事はして欲しく ないのは本音だ けれどそれでも本人の生き様は応援すべき だと俺は思ったりするの だ そしてユナが鍛えて警官を目指すのも良い がコモの人に絡まれた時の俺の情けなさに まず俺自身が深く反省すべきだと気づい た俺も愛やろうか な俺が言ったナは飛び切りチャーミングな 笑顔でいいねと言って俺に抱きつきながら ご信実をかけてきたので2人で笑っ た俺の名前は浜田高弘52歳会社員の シングルファザーだと言っても息子も今年 で22歳就職1年目だがお金を貯めて 1人暮らしをすると言い始めいので そろそろ育ちの時なのだろう息子が立派に 育ったと思えば嬉しくもあるしかしずっと この20年間シングルファザーとして息子 を育ててきたので突然子供との時間が なくなると無気力になってしまわないかと いう不安もある息子の写真を見ながら俺は 自分の人生に思いをはせた俺は町場に 務める父とそこで手伝いをする母との間に 生まれた兄が2人姉が2人その末っ子だっ た小さい頃から兄の下がりばかりを着てい たのでごく稀に新しい洋服を買ってもらっ た時にはすごく嬉しかったのを覚えている とはいえ今の子供のようにみんなが小綺麗 にしていたわけではなく古のようなものを 着ている子もいたし近所の年上の子供を 持つ家庭からのお下がりをもらって古い服 を着ている子もいただから俺がよれよれの Tシャツを着ていようが色の汗た トレーナーを着ていようがそれをからかう ような人はいなかっ た今のようにファストファッションのよう なものは多くなかったし土日に公園に行け ばフリーマーケットで古が50円100円 で売られているような時代だっ た俺はそんな時代に生きてので自分だけが 特別にかわいそうだと思っていなかっ たむしろ俺は兄たちのことが好きだったの でそんな好きな兄の着ていた服を自分が 着るようになった時には嬉しい感情さえ あっ たまた小学校に進学した時には先生から 蒲田君の弟さんよねだとか田さんのとの 末っ子さんよねとか兄や姉のことを知る 先生たちから声をかけられることもあり 誇らしかったのを覚えて

いるうちは兄も姉も真面目な方だったので 兄や姉のせいで俺が迷惑を被ったという ことはほとんど記憶にないリコーダーや カスタネットハーモニカなんかは兄や姉の お下がりを使っていたしそばもシューズも 体操服も何もかもがかま田健一と兄の名前 が書いてあるものを取り消し線で引いて横 に蒲田貴弘と書かれていた俺はそんな古い ものばかりに囲まれて育ったおもちゃも そうだった兄の使っていたロボットの おもちゃ指人形ミニカー トランプそういったものを大事にしていた うちはそんなに裕福じゃなかったので いろんなおもちゃを持ってはいなかったが 大体あの時代の子供は放課後になると公園 や空地広場で遊んでいたので特段不便や 不満を感じることはなかった姉たちは人形 遊びやおまごをしていたような記憶がある 俺もそこに混じることもあった俺はいつも 犬や赤ん坊の役ばかりだったが従順にそれ に従っていた食事の時には母は大変そう だった育ち盛りの子供が5人と肉体労働を している父毎日お米を一生近く炊いていた のではないかと思ううちは裕福じゃなかっ たので麦ご飯ばかりだった今でこそ白米も 麦も値段があまり変わらないが昔は白米 よりも麦の方が安かったのだそれに近所 からもった芋を混ぜたり母は工夫して俺 たち兄弟が腹をようにしてくれていたのだ と 思う食事の時は競争だった兄も姉も慌てて 食べてお代わりをする出遅れるとお代わり にありつけないからだ俺も幼いなりに一生 懸命食べていたが兄や姉の速度には毎度 勝てないのでいつもお代わりにはありつけ なかったそのせいで平均よりもいつも やせっぽちで先生からは君はもっと太り なさいと言われてい た俺は給食が大好きだった当時は今のよう におしゃれな給食はほとんどなかったが なかなか家では食べないような珍しい メニューがあった例えばフレンチサラダ なんかは家では出ないので俺は楽しみだっ たミネストローネコンソメスープソフト 麺俺は毎日給食の表を見て給食の時間を 楽しみにしているような子供だっ た勉強は中の中本当に平均を行ったり来 たりしているような状態だった身長も平均 くらいだったし体重は少しだけ痩せっぽち なので特段特技も増えてなものもなく 取り立てて特徴のない子供に育った俺が 10歳になる頃に1番上の兄が高校卒業し てをした兄は同じ市内の中小企業に就職を した兄は少しでも早く家にお金を入れたい と言っていてそんな兄を俺は尊敬していた

2番目の兄もそんな長景の背中を見て育っ たからか高校卒業したら就職するんだと 言っていた姉2人も女性は高卒で十分だわ と言っていた当時はまだ女性の大学進学率 がそんなに高くなかったのだ今そんなこと を言うとジェンダーの問題で波風が立って しまうだろう俺はそんな家に育ったので 自分もなんとなく高校卒業したら就職する のだろうと思っていた今のようにスマホも なければパソコンもない時代だったので 都会ではどうなのだろうとか上流階級の人 はどういう生活をしているのだろうかとか そういう情報が一切入ってこなかったなの で俺の中では自分の目の届く範囲が世界の 全てだったその狭い世界の中では高卒 なんて普通にいたしそれを当然だと思って いたの だ俺は中学に進学したそうする頃には長景 が社会人3年目ということで家もだいぶ 生活が楽になってきた俺はをするために 急いで食事をする必要もなくなった継は 20歳を過ぎたので父と一緒にビールを 飲むようになった俺も早くそういう大人 っぽいことをしたいななんて考えていた 中学に進学した時隣の席になった柏木さん という女性がいた柏木さんは目立たない 感じのお下げをした女性で特に美人だと いうわけではなかが上品な魅力があると 思った俺はドキドキした人生で初めての 感情だっ た柏木かず子さんその名前を何度も夜に ノートに書いて分けしたとても美しい響き だと思う柏木さんはとても優しい人だった クラスの花瓶の水を入れ替えたりゴミが 散らばっていたら片付けたり誰からも 気づかれないような些細なことに気のつく 女性だった俺は出席番号が彼女と同じだっ たのでよく男女ペアの時には彼女と一緒に なったそして隣の席だったので交換採点を する時なども交換相手になっていた柏木 さんは頭が良かったので英語の小テスト なんかいつも満点だった俺はいつも7割 くらいそれが恥ずかしくて俺は彼女に 見合う男になるために一生懸命勉強をした その会があって俺は1年生の1学期の期末 テストでは思った以上の点数が取れた父も 母もその結果を見てものすごく驚いていた し喜んでくれ た高弘すごいじゃないかこんなに頭が 良かったんだ なまさか高がそんなにできる子だなんて誰 に似たのかしらね父さんも母さんも中卒な のに息子がこんなに賢いなんて兄弟で1番 の成績だ わ俺は誇らしかったこれまで何も特技は

なかったし全てにおいて平均レベルの男 だったので特段叱られることもなかったが 大きく褒められることもなかっ た今回成績が良かっのは俺が柏木さんに 恥ずかしくないように勉強を頑張った おかげなので天才なわけでも元々頭が 良かったわけでもなかったが父も母も俺の ことを振動だとか天才だとか褒めてくれ た俺は父と母が俺のことをそんなに褒めて くれたことが嬉しくてそれからも勉強を 頑張るようになった2学期になると席替え があったので柏木さんとは席が遠くなって しまった交換採点も柏木さんと交換する ことはなくなったのだがそれでも俺の モチベーションは柏木さんに恥ずかしく ないことから両親や先生に褒めてもらう ことに変わっていたので変わらず勉強は 頑張るようにした点数が下がったと言って がっかりされるのが嫌だったということも ある柏木さんは相変わらず俺のシーズの裏 に病がついていたら教えてくれたし ポケットがはみ出していたら教えてくれた し本当に優しかっ た日直登板は出席番号順のままだったので 俺は彼女と一緒だっ た毎日交代していくのでおよそ1ヶ月に 1度回ってくるのだがそれが楽しみで 指折り数えてい た2年生の時は柏木さんとクラスが別れて しまったのだがでまた一緒のクラスになれ た時にはりしそうだった出席番号は1つ ずれてしまったのでまた一緒に日直をする ことはなかったのだがそれでも番号が近い だけで嬉しかっ たかま田君また同じクラスだね え彼女は俺のことを覚えていてくれたのだ それだけでも嬉しかったのにまた同じ クラスだということをわざ声かけてくれる なんて俺は心臓が口から飛び出るかと思っ たそれから中になると進路の話になる俺の いた中学校は半島の橋の方にあったので うちの中学からの進学先といえば限られて い た勉強ができる子が行く栄高校平くらいの 子が行くB高校勉強が苦手な子が行くC 高校それ以外の高校となるとバスで片道2 時間くらいかかるので毎日の峠校が困難に なるそのためほとんどがA校B校C校の3 校に進学する形になっていたもちろん スポーツ推薦などで県外の高校に行く人も いるしかし田舎の中学でグラウンドや体育 区間などの設備も古くて狭かったのでなか 運動で高校に進学するような生徒は現れ なかっ た俺はA校かB校に進学するだろうと思っ

ていたどちらも効率の高校なので学費も そんなに変わらないこのままの成績を保つ ことができれば栄光に受かるかもしれない が安全権とは言いにくいくらいの成績だっ たクラスの中で栄光死亡の子は7人程度 だった 40人クラスのうち7人がA校20人がB 校13人がC校死亡だったこれは公開され た情報じゃないのだが俺が日誌を担任の机 に持っていった時に机の上に広げられてい た資料がたまたま目に入ったのだその数字 以外は見なかったがそこだけ目に入って しまって慌てて目をそらしたおそらく上位 7だったら柏さんは栄光志望だろう俺は 高校3年間も彼女と過ごしたくてそれから 一層勉強に励むようになっ たかま田君な 何柏木さんの声は鈴のように 美しい蒲田君はどこの高校に行くのえっと A高校か な自信なく言うに柏さんは目を輝かせた私 もよねえ一緒に頑張りましょうううん俺は それから放課後に彼女と一緒に勉強する ようになったノートを交換して互いに漏れ がないように工夫をしたり時には 励まし合ったりそうして俺たちは2人とも めでたく栄高校に進学したのだった栄校は の住んでいる街からは遠いところにあった 朝の補修が早くからあるので俺も柏木さん も始発のバスに乗って通学してい たある日の朝バスに乗ってきた彼女の頬が 少し赤いことに気づいた俺はいつものよう におはようというすると柏木さんも おはようと返してくれたのだが声ががなん となくかれているような気がしたそれから バスで1時間と少しそして乗り換えてから また30分程度行ったところでようやく 高校に 着くバスは働く大人や学生で満員だっ たいつものことながら俺たちは吊り革に 捕まって立っていたするとバスが30分 くらい行ったところで彼女が急に座り込ん だ周囲の数人はどうしたんだなどと声を かけるが込み合う車内ではその動きは 目立たなかっ た俺は慌てて彼女の顔を見たすると頬が 先ほどよりも赤くなっているそして彼女は 辛そうな顔してい たごめんなさい頭が痛く て彼女は再び心配をかけまいと立ち上がっ たしかし本当にそうだった座ってた方が いいんじゃない俺がそう言うけれど彼女は 小さく首を横に振ったでも恥ずかしい でしょ迷惑かかる から周囲は込み合っているので席を譲って

もらうにも身動きが取れないくらいだ俺は 考えた末次の停留所で降りることにした 彼女は田君に迷惑がかかるから1人で 大丈夫よと言っていたけれどそんなわけに はいかない俺は心配しないで迷惑なんか じゃないから一緒に 降りようそう言ってバス停で降りた停留所 には人が多かったので俺はどこか座れそう な場所を探した少し歩いたところに公園の ベンチがあったのでそこまで彼女を連れて いく熱があるようだった俺は彼女をベンチ に座らせると周囲に公衆電話を探した少し 離れたところにあっ た柏木さん俺は学校に連絡してくるよあと 柏木さんのご両親にも連絡してくるから 電話番号教えてくれないかな迎えに来て もらおうそう言うと彼女は俯いた私の家は お父さんがいなくてお母さんは朝早くにに 出ているから え俺は言葉を失った大丈夫よ少し休んだら バスで帰るからいやそんな無理だよまた 倒れるかもしれないでしょ大丈夫倒れそう になったら途中で下ししながら休み休み 帰る からどう見ても彼女は熱が高そうだそんな 無理はさせられないかま田君君も補修に 遅れちゃうからありがとう迷惑かけて ごめんなさい遅刻したら先生には私の解放 をしてくれていたことを伝えてねそう言っ て彼女は俺を通学させようとしたそんな 彼女がけなげで俺は頭を回転させた俺も 両親ももう出勤しているそれにうちには 自家用者がない兄や姉も家を出ている 誰にも助けを求められない病院に連れて 行くのはどうだろうか俺は自分の財布を見 たしかし高校生だから当然とはいえ 1000円程度しか中身がない無理 だ柏木さんこれから一緒にバスで帰ろう俺 も付き添うから座席に座れるように ラッシュが収まってから一緒に 帰ろうそう言って俺は公衆電話に走って いったそれから俺はラッシュが収まる午前 9時を過ぎるまで彼女と一緒にいた本当は 温かい場所で寝かせてあげたかったが近く に知り合いの家もなければ病院に行ける だけのお金も持っていない俺は自動販売機 で温かい飲み物を買ってきて彼女に持たせ たり自分の学を脱いで彼女の体にかせたり してを一生懸命励まし たそうしておよそ2時間と30分ほど経過 した時くじを迎えた彼女の体は冷え切って いるでも俺たちには頼れる人がいなかった 公民館が近くにないか探したりもしたああ いう公共の施設であれば事情を話せば 空部屋を貸してくれるかもしれないと思っ

たのだしかしどこも会館時間はは9時以降 だった俺は彼女に声を かける柏木さん9時になったよそろそろ ラッシも収まったと思うから行こうか彼女 の頬は赤くなっている目も熱でうるんで いるようだっ た本当にごめんなさい蒲田 君俺は弱気に謝る彼女を励ましながら体を 支えるそうしてバスに乗り込み彼女の家へ と送っで言った本当は病院に行った方が いいのだろうが彼女は固くに大丈夫と 言い張ったなので俺は持ち合わせのお金を 使い近所の薬局から風邪薬を買ってきて 彼女に飲ませることにし た柏木さん台所を借りてもいい ええでもどうしてすきっぱらに薬は良く ないからおかゆでも炊こうかと思って そうして俺は彼女のために白がゆを炊いた 初めて炊いたが母が作るものを思い出し ながら作ったらなんとか形にはなった梅干 と塩を拝借して小皿に乗せて彼女の元へ 持っていく彼女は美味しいと言って食べて くれたそれから俺は昼過ぎに自分の家へと 帰っ たのから数日彼女は高校を欠席した病院に はきちんとあの後かかったのだろうか無理 をしているのではないかひどくなってい ないだろうか心配ばかりが募ったが彼女の 欠席が2日続いた夜に家に1本の電話が かかってき た高弘かぎさんっていう女の子から電話 よ母が俺についでくれた俺は思いがけない 名前を聞いて驚い たあんたなに ガールフレンドニヤニヤする母にち違うよ と顔赤くしながら俺はじきを 受け取るもしもしあかま田君こんばんは 柏木ですいつもの柏さんのすのような声は 電話を通して少し機械室だっ あ柏木さん体調はどううん熱も下がったし 明日から学校に行こうと思うのそうかそれ は良かった本当に色々とありがとう母から もお礼を言いたいってそうして俺は柏木 さんのお母さんと少し話をしたそこで 分かったことなのだが彼女の家はだいぶ 貧しいらしかった 確かに彼女の家に彼女を送り届けた時には 家は古かったし小さかったけれどお母さん 本人から聞かせられるとよりリアルさが 増すうちは父親もいないし私も働いている からかず子にはたくさん苦労をかけていて それで体調が悪いことにも気づけなかった んですそのせいで蒲田さんにご迷惑をかけ てしまって本当にすみませんでし た何度も謝罪を繰り返す柏木さんの

お母さんに俺は明るい声で言ういいえ とんでもないです困った時はお互い様なの でそれに俺はあの時不謹慎だが彼女と一緒 に過ごすことができたのは迷惑だなんて 思っていなかった少し特別な感じがしたの だそれから柏さんと俺の関係は一気に 縮まった俺は数日欠席した彼女にノートを 貸してあげたり授業について説明したりと そういうこともしたそうして俺たちは どちらからともなく付き合うような形に なっていった高校2年の時の話だ進路の話 になった俺たちは2人とも地球科学に興味 があったしかしも文系に住んでいたので なかなか地学先行の学科への進学という ものが難しいという状況だったこんなこと なら理系クラスを希望すればよかった な俺は何度もこぼしたものだそしてそんな 俺がある日先輩からいい情報を手に入れた すぐさま柏木さんにそれを伝えに行くねえ かず子さん四国に地球科学先行のの文系学 部があるんだって俺は笑顔でそう言った きっと彼女も喜んでくれると思ったのだ しかし彼女の顔は少し曇りをはんでいた そうなんだよかった ねかず子さんは嬉しくないのかい嬉しい よ柏木さんは笑顔で拍手をしてくれ た一緒に進学しないかいほら2人ともを 出るのは初めてだろう遠い場所で寂しい こともあるだろう し俺は聞きとして言った俺の兄弟はみんな 高卒で働いていたので俺も高卒で働くもの だと思っていたが両親から進学して良いと の許しが出たのだ兄弟たちに申し訳ないと 俺は何度か断ったのだがお前が勉強を 頑張っていることは兄ちゃんも姉ちゃんも 理解している誰も文句は言わないと言われ たそれに俺は末っ子だったのでこれ以上の 下の子のために学費や養育費を貯める必要 がないことと兄たちや姉たちからの仕送り により家に少し余裕が出たことで俺は進学 できることになったのだもちろん奨学金を 借りることは前提だが一刻も早く家に金を 入れなければいけないという状況では なくなったそれで俺は柏木さんもそうだと 思い込んでい た高弘さん私進学はできないわ えごめんなさいでも高弘さんのことは全力 で応援するからどうしてだいかず子さんは 一生懸命勉強頑張っているじゃないか もったいないよでも私は1人だしうちは 片親だから少しでも早く母を楽にさせたい の 小学金を借りてアルバイトをすればいい じゃないかできるよ俺も協力 するしかし彼女は泣きそうな顔で首を横に

振っ たごめん なさい俺は彼女の境遇が痛いほど理解でき ただってうちだって貧しい家だ今でこそ兄 たちや姉たちのおかげで少しは余裕ができ たが小さい頃はそれこそ芋のつるや麦飯芋 ばかりを食べていたのだからでもどうして こんなに全力で勉強を頑張っている柏木 さんが進学できなくて遊んでいるような他 の生徒が進学できるのか本当に悔しかった のだ俺のその気持ちを彼女は理解してくれ たようで涙を貯めて何度も俺にごめんね ごめんねと言っていたか木さんのせいじゃ ないのに俺はそう思いながらどうしようも ない境遇の差というものに打ちひしがれて い たそうして高校生活も終わりを迎え俺たち は四国と九州で離れ離になった柏木さんは 地元の精子工場に務めることになり俺は 四国の大学に進ん だ卒業式の日柏木さん俺たち 別れよ俺は泣きながら彼女に言った告白 こそしていなかったが俺たちは完全に恋人 同士だったからだもちろん彼女のことは 好きだったけれど四国と九州は遠い電話 だってそんなに頻繁にはかけられないそれ に交通費も高いのだ年に1度か2度寄生 するのが咳の山だろう 4年間も彼女に寂しい思いをさせるわけに はいか ない高弘 さん彼女は涙をこぼしたきっと彼女も俺が 彼女を嫌いになったわけではないことは 理解しているだから受け入れてくれ たありがとう本当に高弘さんのことは忘れ ないそうして俺の初恋は終わったのだった それから正月に年に1度規制する時に彼女 の家の前を通った大学1年の正月の時には 家に明りがついていて安心したのだが大学 2年の正月には彼女の家の場所が空き地に なってい た彼女の行く先は不明のまま だ当時は携帯電話などまだ普及してい なかったのでアナログの情報だけが頼りだ しかし友達に聞いても彼女の行く先は 分からないままだっ たそうして俺は28歳で妻の正代と職場 結婚30歳の時に長男の蒼太が生まれた そしてそれから2ヶ月後に妻の正代に病気 が見つかった治らない病気だった若いので 進行も早く病の末半年後には帰らぬ人と なっ た俺は血のみの相太を抱えて途方にくれた 子育ての経験もないそんな俺に子育て なんてできるのかと不安だっ

たけれどそんな時に無垢な笑顔で励まして くれたのも蒼太だったの だその蒼太も今年で22歳明日婚者を連れ てに来ると いう俺は自分の人生を振り返りながら妻の 正代の写真に語りかけ た蒼太は立派に育ってくれた よそうして翌日うちに来る予定の子の名前 は岡本えり子さんという蒼太はとても勤勉 で真面目な息子だがその息子が好きになっ たというだけあって清楚で大人しい女性だ と聞いた大学の頃から付き合っていて卒業 を待って結婚を決めたのだそう だ家のチャイムがなる俺は襟をたして待っ た父さんこちら岡本えり子 さん初めまして岡本えり子と申し ますそう言ってお辞儀をした彼女はとても 清楚な女性でどこか懐かしい感じがし た俺たちはそれから家で1時間ほど会話を してそして息子は彼女を連れて行った2人 を見送りながら俺はなんだか不思議な 気持ちになっ た1週間後は両家顔合わせだうちは片親だ ということを話したら岡本さんのご家庭も お母様と2人だそうだそういうところも似 ていて惹かれあったのだと言っていた俺は 2人の正純な交際に心がほっこりするのを 感じてい たそして次の週の土曜日俺たちは個室の ある和食のレストランへと向かった受付で 名前を言って個室で待つそこには息子と えり子さんがすでに2人で待っていた俺も そこに加わりえり子さんのお母さんを待つ 俺も約束の時刻よりもかなり早く来たが 蒼太とえり子さんはそれよりも早く来てい たきちんとした2人だなと俺は関心する そうしたところでドアがノックされた中井 さんが襖を開けるそしてえり子さんの お母さんがやってきた目があって俺は驚愕 した相手も言葉を失って いるかず子 さんえり子さんのお母さんは驚いたまま 固まっていた そして高弘 さんと言って涙を流し始めたその様子を見 てえり子さんと蒼太が混乱し 始める お母さんどうして両親同士が下の名前を 知っているのだろうかそしてなぜえり子 さんのお母さんが泣いているのか息子と えり子さんには謎だったことだろうしかし 俺と柏木さん かず子さんは2人で向い合ったまま しばらく相手を見つめていたそしてかず子 さんの涙が落ち着いたタイミングで席に

着くそれからまずは混乱している息子たち に俺たちがかつて同級生だったことそれ から一緒に濃い時間を過ごしたことなどを 話し たそうだったんだね蒼太は何度も感慨深く 頷きながら聞いてくれ そしてえり子さんもかず子さんは高校卒業 してからのことを話してくれ たあれから私は精子工場で働き始めたの 仕事は忙しかったけれど社員さんたちは 真面目な人が多かったし一生懸命働いたわ それでちょうど私が20歳になるとしの こと母が家で倒れて病のために仕事もめを 得なかったそのまま1ヶ月後帰らぬ人に なった わかず子さんは顔を寂しそうに歪め たそれまで勤めていた精子工場に戻ること はできなくて私はいろんな会社の就職試験 を受けたそして林間の魚市場に就職できた の通勤するのに遠すぎたから住んでいた家 と土地を売り払って私は1人暮らし用のさ のアパートに移ったのそうだったんだ ねそこで知り合った岡本さんという3つ 年上の男性と28歳で結婚して今は柏木 かず子から岡本かず子になっているのそっ か色々大変だった ね旦那さんがこの場にいないということは 今は1人なのだろうその理由を聞くのもや だと思って黙ってたが顔に出ていた らしいかず子さんは寂しそうに眉を下げた 主人はえり子が4歳の時に病気でだから えり子はお父さんの思い出がほとんどない のだんだん薄れゆく父親のことを忘れない ように私はたくさん写真を見せた わ大変だったんだね俺も妻を早くなくして いてまだ蒼太はその時坊だったから蒼太は 母親のことを覚えていないんだよでもこう して息子とかず子さんの娘のえり子さんが 知り合って惹かれあったということに ものすごく不思議な縁を感じる ね俺は息子たちに話を 戻す昔話に付き合わせてごめんなさいね 今日の主役はあなたたちなのにううん 私たちも気になっていたから話が聞けて よかった わ父とお母さんがなぜ知り合いだったのか 聞くことができてよかった です確かに息子たちからしても突然訳あり の再会を話した親同士を置いておいて自分 たちの話をすることはできなかっただろう 俺たちはそれから息子とえり子さんの馴れ そめなどを1時間くらいかけて聞いた話は 盛り上がりとてもとなっ た帰りは黙って引っ越してごめん なさいかず子さんは改めて頭を下げてきた

ご実家に電話するのもそういう関係では ないし下宿先の電話番号も知らなかった から仕方ないよ今みたいに携帯電話もない 時代だものでもこうしてまた再開できて 本当に嬉しい娘たちのことと一生懸命支え たいと思う わ俺たちの代わりに息子たちが一緒になっ てくれたみたいでそう言ったら息子たちに 失礼かもしれないけど本当にめでたい話だ ね俺たちは2人で笑い合ったお互いに パートナーを早くになくしているので再婚 のことも考えたでも息子とえり子さんとし ても自分の親と義の親がなんてちょっと どうしたらいいか分からないというか微妙 な空気になるのではないかと思ったので俺 たちはこのままにしたただもう他人では ない俺たちは親戚関係になったの だそれから2年後には孫が誕生俺たちは 晴れておじいちゃんとおばあちゃんになっ たのだ2人の血のつがった赤ちゃん息子と 娘の子供 俺たちは幸せの絶頂をようやく手に入れる ことができてこれまでは本当に苦労の続い た人生だったでも幸せだと思ったことは 1度もなかっ たただこうして数十年を経て大好きな人と 再び出会うことができた俺たちは残りの 時間を大事に家族と一緒に過ごしていきた って い俺の名前は高橋蒼太29歳B会社という 会社の営業部で働いて いる俺は小さい頃から人と話すのが大好き だった幼稚園の頃は男女問わず誰とでも 話し誰とでも遊ぶような活発な子供だった 部屋の中で遊ぶのも好きだが外の方が好き というタイプでいつも鬼ごっこや かくれんぼボール遊びなどをしてい た小学校低学年の頃は本当に放課後は年中 無休で外で遊んで日焼をしていたそして目 いっぱい遊び疲れて夜はぐっすり 眠る本当に絵に描いたような模範的な子供 だった俺は口がうまいのでクラスでは 人気者のいだ しかし高学年になるとその性格に少し変化 が生まれる恋愛感情というものだこの子 好きかもしれないと思うと途端に得意の トークができなくなる意識しすぎて自滅 するようなタイプだということにこの時俺 は初めて気づいたそんな感じで春期に入る と俺は気になる女子とお話するのはなんだ かドキドキしてしまうタイプだったので 男子とばかり喋っていたが本当に人と コミュニケーションを取ることそのものは 好きだった相変わらず好きな女子には逆に 話せなくなるタイプで恋愛感情がない女子

には普通に話せるという厄介な性格をして いたのでよく本命じゃない女子から勘違い されてしまうようなことがあったその分 本命の子には近づくことさえできないのだ けれど こんな俺が女性と初めて付き合ったのは 高校の時 だクラスの美人で有名な女子の鈴木さん から告白をされたのだ俺は舞い上がった 元々意識していたわけではなかったが学年 で1にを争うような美女からの告白に春期 の男子が浮かれないはずがない俺は毎日 浮かれて鈴木さんのとに向かっ たさんは甘え上手でおねだりが上手だった 俺は当時割のいいバイトをしていたのだが そのバイト台のほとんどを彼女への貢ぎ物 に使っていたの だそれでもいい鈴木さんが俺の隣で天使の ような笑顔を向けてくれるのだから俺は 完全に舞い上がっていたしかし鈴木さんが 俺におねだりをするペースが徐々に早く なっていった俺はついにバイト台だけで なく貯金を切り崩すようになったそれにし てもペース早くない か俺はそう思いながらも愛と金とどっちが 大事なんだなんて自分に言い聞かせて鈴木 さんの欲しいものに答えていったそして ついにやばいもう貯金がこれだけしか ない俺の手元にはもう3桁のお金しか残っ ていなかったさすがに3桁ではお菓子 くらいしか買え ないねえそうく次ねあそこのお店のバッグ が欲しいの えそれって5万とかするやつでしょうーん だめ えちょっとそれは無理かな ええすずが欲しいって言ってもだめそうだ ねお金とすずどっちが大事なのそれはすず だけどでしょじゃあ買って買いたいのは 山々なんだけど物理的に無理なんだ よ俺は正直に言っ たもう貯金がないんだよねバイト代は来月 の15日にならないと入らないよ ふーんそれからから翌日のことだ下駄箱に 小さな紙切れが入っていたそれをそっと 開いて みるもう無理すずたち別れよ 鈴木鈴木さんからの別れの手紙だった俺は 理由も分からないその通達に慌てて鈴木 さんのところに 向かうすずどうし て鈴木さんは俺の言葉を聞こえないふりし たなあすずどうしてだよ理由も分からない のに別れる なんてそう言うと取巻きの女子がクスクス

笑うATMおつ枯れたかなあすずすずとか 馴れ馴れしく呼ぶのやめて [音楽] え鈴木さんは俺を汚いものを見るような目 で見 たもう好きじゃなくなったの分かったら さっさと出て行ってよもう他人なんだから これ以上つきまとうなら警察に言う からそう言うと取巻きがぎャはははと笑う どうやら俺は鈴木さんのATM扱いをされ ていたらしいそんなことも知らずに俺は 鈴木さんに告白されたと舞い上がっていた どうやら聞けば鈴木さんは割のいいバイト をしている男子やバイトを始めたばかりの 家がお金持ちの男子を捕まえては告白して お金を絞り取るのだそうだそしてその人の 貯金が枯渇したところで別れを 告げるそれを繰り返してエステに行ったり いい化粧品を使ったり病院代に使ったり そういうことをしているのだそうだ通りで いつも綺麗でおしゃれなわけだ俺はすっ からら感になった通帳を見てとほほと つぶやくこれも人生勉強かもしれない しかし高い人生勉強だっ たそれから先俺は恋愛に対してかなり奥手 になってしまった高校でも鈴木さん以外 から2人に告白をされたが疑心暗記になっ てしまい断った大学でも同じように2人に 告白されたが2人ともやっぱり断って しまった社会人になってかもそうだ俺は 彼女がいない生活を10年以上続けている 実家の両親からはお前は結婚はまだかとか 孫の顔が早く見たいとか孫の世話は若い うちじゃないときついらしいからねとか耳 が痛いことをたくさん言われて いるしかし俺はどうしても恐怖が拭えない のだ俺はどうやら人を見る目がないらしい なのでまたお金目当ての女性に狙われるの ではないか浮かれているのは俺だけで影で 笑われているのではないかと思ってしまう のだそういうことで俺の結婚はもう少し先 になりそうだったまあ仕事に関しては充実 しているから俺は毎日張り合いがあって いいのだが冒頭に話した通り俺はB 株式会社という会社の営業部で働いている うちの会社は営業にとにかく力を入れて いる会社だ俺はその中で順調にノルマを こなしている入社して6年ほどが経つが 徐々に大きな取引も任せてもらえるように なり順調にキャリアを積んで いるなんだよあの会社見る目ないんじゃ ねえの か俺の隣で機嫌最悪なのはうちの営業部の 部長の遠藤さんだ 今日は遠藤部長が張り切って相談に望んだ

のだが物の見事に撃沈ほとんど成立間近 だった相談が遠藤部長のせいでダメになっ たようなものなのに点で自分のせいだと 自覚しようとしていないこのくらい自己 評価が高ければ人生楽しそうだなとすら 思えるほどだ完全に遠藤部長が悪いですよ 誰もが内心を に遠藤部長は相手に見る目がないの 一点張り理解力のない連中にいくら高度な プレゼンをしても意味がねえなあいつらの 思考が追いついてないんだもん よけれどこの相談がダメになったらうちの 会社としてはかなり痛手だなそう思ったの で俺は部長に聞いてみ た後日私の方から先にフォローに回り ましょうかああいいいいあんなわからな 連中には何を言っても無駄 だそして俺たちは会社へと戻った遠藤部長 のお気に入りの受付の女性に遠藤部長は 挨拶をするいつもどんなに機嫌が悪くても 遠藤部長は好みの女性社員には優しかっ た受付のまみちゃんは本にだよなああ心が 癒されて いく部長はヘリと顔を緩めたそしてその時 だった部長と受付のまみさんのちょうど間 に清掃の女性が通った遠藤部長は途端に眉 を 釣り上げるおいどけよおば さん遠藤部長はあろうことかその女性に 向かって声を 女性は首をかしげている彼女にとっては 仕事をしているだけなのだまさか自分が 部長に怒鳴られているとは思わなかったの だろうお前だよお前そこの年寄りのおば さんだよ え女性は自分のことだと気づいたようで 驚いた顔している年寄りのおばさんという が彼女はいつも真面目に掃除をしている 優秀な人だと俺は知っている本当に掃除が 丁寧なのだ手すりの隅や角など汚れやすい が見落としがちなところまでいつも綺麗に 仕事をしているなと思って見ていたそれ だけじゃない彼女は社員にもお客さんにも 愛そがいいの だ俺は営業でしょっちゅう 度に彼女は行ってらっしゃいお帰りなさい と声をかけて くれる暑い日にヘトヘトで帰ってきた時 など彼女のお疲れ様という言葉に何度も 癒されているのだそう思ったので俺はカに 入っ た遠藤部長八つ当たりはよしましょう よ遠藤部長に俺が叱られると思ったが仕方 がないあまりに目に余る態度だったので これはもう黙っていられないと判断した

はあお前な何なんだよあの人が年寄りだ からそう言っているだけだろ俺とまみ ちゃんの間に割って入りやがって空気も 読めないのか よ清掃の女性中谷さんは困った顔をしてい た何困り顔してんだよ年よりがそんな八字 眉が似合うのは若い美人だと決まってんだ よ どけすると部長はあろうことか手に持って いた缶コーヒーを振りかざしたのだえ まさか中谷さんをそれで殴るのではそう 思った俺はとっさに遠道部長と中谷さんの 間に割って入ったそして痛みに備えて目を つる予想していた衝撃は来なかったが 代わりに バシーコーヒーが俺にかかる頭の上から上 半身を中心にコーヒーまみれだ中谷さんと まみさんの短い悲鳴が 響くちょっと高橋お前何してくれんだよ 邪魔だ俺はこのばあさんにかけたかったの によ掃除すんのが好きなら汚してやろうと 思ってたの にちょっと部長いい加減にああうるせえ 今日がそがれた勝手に しろそう言って部長はどこかへ行って しまったおそらく放置してデスクへ戻った の だろう高橋さんごめんなさいね私何かあの 人怒らせちゃったみたい ね中谷さんは私物のハドタオルを片手に俺 のとろに 来る中谷さんのせいじゃないです遠藤部長 が100%悪いので今日相談がうまくいか なかったのでイライラしているんですよ ただの払ですから中谷さんではなく遠藤 部長のせいです よこれクリーニングで落ちる かしら俺は苦笑し た落ちなかった時は部長に弁償してもらう んで中谷さんは気にしないでくださいね 中谷さんだって被害者なんですか からそれにしても申し訳ないわこのタオル 使ってください ね中谷さんのハンドタルと自分のハカで なんとかコーヒーを拭って俺はオフィスへ と戻ったのだっ た次の日のことだ中谷さんの姿は見えない さすがに昨日のことが答えているのかも しれないあんなことをされたら傷つく だろう 俺は心配な気持ちを抱えたまま仕事をし たそして昼休み近所の中華屋さんに俺は 焼き飯を食べに行ったそこの中華屋さんの 焼き飯が俺は大好きなのだ月に5回は食べ に行っているこれまで焼き飯なんて誰が

作ってもそんなに味は変わらないだろうと 思っていたのだがこの店の焼き飯を食べ たら世界が変わる俺はその日も楽しみに 焼き飯を注文した焼き飯を注文したら おまけでついてくるチャーシの切れ端と高 それもまた絶品なのだ味変には最高の音で ある俺は早速焼き飯定食を注文する定食に すると中華スープがついてくるのだこれが また おいしいワクワクして待っていると隣に よく一緒になる砂田さんという男性が来た おお高橋さんお疲れ さん彼はとても元気がいいどこの会社の人 かは知らないが名前だけ知っているこの店 の常連の1人だああどうも砂田さんお疲れ 様 です砂田さんは店長日替わり定食1つ大盛 でと愛そよく言ったそうしたところで女性 スタッフが俺のところに焼き飯定食を持っ てくる本当にリーズナブルなのに味は一級 品なのだ最高の店だと思って いる先に食べちゃいな冷め ちまうお言葉に甘えて俺は手を 合わせるいただき ますおいしい料理を食べながら俺は私服の 時を迎え たさんよ今日なんか顔色がさえねえんじゃ ねえか何かあった ああそうですかね体調は悪くないんです けど思い当たることといえば昨日のことだ 言葉を濁す俺に砂田さんはどうしたようと いうなんだなんだ話聞く ぜ俺はついその砂田さんの優しさに甘えて しまった それがですねうちの部長なんですけどね 昨日ちょっと仕事上で嫌なことがあって 掃除スタッフの女性に八つ当たりして しまったんですよねへえそれは大変だその 掃除の女性は大丈夫だったのか あはい怪我とかはしていないです八あた りって何しようとしたん だそれがコーヒーをかけようと そりゃ応募なかかっちまったのかその女性 にあいえ俺が間に入って高橋さんがかぶっ ちまったのかそうなんですよ ね俺は苦笑するおせかな奴だと思われた だろうかそう思いながら隣の砂田さんを見 あると彼はにかっと丈夫そうな歯を見せて 笑っ た俺はそういうところ好きだけどな高橋 さんの行動かっこいいと思う ぞそうでしょうか ねただのお人よしムーブだよなと苦笑し ながら俺はご馳走様のポーズを 取るまああまり気に止むなってなんとか

なるから よそう言って砂田さんはご馳走さんと言う と今日は俺のおごりだからと言ってさそと 帰って行った俺は1人取り残されたつい 愚痴を言ってしまったなと後悔はするが まあ行ってしまったものはしょうがない俺 は美味しいご飯で幸せな気分になり オフィスへと戻ったすると何かがおかしい オフィスがバタバタと慌ただしくなってい たああやっと帰ってきやがったおせえだろ 高橋こんな忙しい時にのんびり帰ってき やがって え何があったん です俺が昼休憩に出かける前までは至って 平穏だったのだそれがよ軒並み揃えて あっちもこっちも相談停止取引停止って 停止のオンパレードなんだよどうなって やがる相談や取引が停止のオンパレードだ と何が起こったんだろう をお前何他人ずらしてんだよお前が営業部 の実質的な窓口なんだから責任取れよ ええそんなむちゃくちゃなそもそも俺は 営業の窓口なんかじゃない何でもかんでも 人のせいにしないと気が済まない人だ俺が 呆れていると秘書室から連絡があった何で も社長から俺と遠藤部長への呼び出しが かかっている らしいはあなんでだよ高橋は分かるが俺も かよ全部高橋が悪いんだぞ俺は関係 ねえ はあ俺はため息をついた何がどうなって 遠藤部長と俺という人選での呼び出しなの か分からなかったがもしも何かの理由で首 立ってのならもうそれは仕方がない腹を くって社長室へと 向かう俺は知らねえから なまだ何かはめいている 部長部長もう腹をくりましょう言ってみ ないことには分からないですからなんだ お前何を1人だけ悟ったようなこと言って やがるバツを受けるならお前だけだからな 俺は知らんまだ決まったわじゃないです からひとまず行き ましょうそれでもギャーギャーとわめく 部長を引きずって俺は社長室へと入室し た失礼いたし ます失礼いたし ますしぶしぶといった様子で後ろから遠藤 部長が入室する中にいたのは砂田 さん よいつもさんで一緒になる砂田さんがそこ にはいたいつものようにラフな格好をして いるで部長ってのはこの人か え砂田さんが遠藤部長を見るその目が鋭く 光ったあえっとそう

です へえあんたが ね遠藤君どうしてくくれるんだね 社長が遠藤部長に大声をあげる はい遠藤部長は何が起こったのか分かって いない様子だっ た遠藤お前誰に向かってあんな失礼なこと をしたと思っているんだ はえ何が [音楽] えっととぼけるんじゃないよ昨日お前が 失礼を働いた相手はこちらにいる砂田社長 のお母様なんだ よ砂田様ってま まさか見る見るうちに遠藤部長の顔が青く なるそうだよナダグループの社長なんだ よナダグループといえばこの業界で知ら ない人はいないそれほどに業界を牛耳って いるトップ企業だっ たそんなでもなんでですかなんでそんな大 グループの社長のお母様が掃除がかり なんか私も苗字が違うから分からなかった のだがね元々お母様の中谷敦子さんは独身 時代に掃除のお仕事をされていたそうなん だよそれでまた掃除の仕事をしたいという ことで大変光栄なことにうちの会社の掃除 をしてくれていたんだよそそんな お前のせいで取引は全部取りやめになって いるんだよどう責任取ってくれるん だ社長はおかりだそれもそうだろうわけの わからないやあたりで掃除のスタッフを 辞めさせたこともあるしその相手がまさか の大グループの社長のお母さんだったと 言うんだ俺は然としてい た高橋さんうちのおってくれてありがとう ないえ社会人として当然のことをしたまで です俺はちらっと横目で遠藤部長を伺う 遠藤部長は蒼白だった砂田様この遠藤に つきましては厳格に処分させていただき ますのでどうかどうかお怒りを納めて ください社長は土下座をし始めたさんは その様子をしばらく見ていた そしてわかりましたそういうことでし たらそして部長はと言うと抜け殻のように 黙って立ち尽くしていた部長はそれから1 ヶ月の自宅謹慎の後首になっ たそれから数日後のことだいつもの中華屋 に行く と よ砂田さんがはいつものようにラフな格好 で日替わり定食を食べていた砂田 さんそう呼んだ後であこの人偉い会社の トップだったと 思い直す砂田社長と呼ぶべきかなんて考え ていたら

ああ今まで通りな よろしくとからりと笑った俺も安心してに 座る焼き飯定食1つお願いし ますそして俺たちは肩を並べて美味しい 昼食を味わっていたするとなあ高橋さん あんた独身か いこれまでお互いにプライベートのことは 話すことがなかったので少し驚いたはい 独身ですそうかい付き合ってる人とかいる の いません ね俺は少し恥ずかしく思いながら答えた 砂田さんは満面の笑みだそれはよかった はいあのよお見合いとか興味ねえ かお見合いです かそうそう俺には父親違いの年の離れた妹 がいるんだけど よ聞けばの中谷あさんは俺より1つ年下だ そう でどうしてもナダグループの関係者だと 分かると金目当ての異性しか寄ってこない そうなんだよだから本当に信頼できる人 じゃないと無理だと言ってなかなか積極的 になれないでいるんだ なそうですよ ね社長の妹となるといろんな人が群がって くるの だろうその点で高橋さんは先日の件もあっ て信頼できる人だと俺は思っているんだよ それにグループの社長だと知る前から俺と 親しくしてくれていて気も合うし よとてもありがたいお話なんですが俺で いいんですかそんな大事な妹さんの相手 候補高橋さんは本当に素晴らしい人だと俺 は思っているんでな高橋さんが嫌じゃ なければ1度でいいから会ってやってくれ ねえだろう かそう言われたら断る理由も特にない俺は 分かりましたと答えて連絡先を砂田さんと 交換した帰宅直後砂田さんから妹さんの 連絡先が送られてくる俺は迷いながら メッセージを送ったそして写真を交換する 俺は驚い たすすっごい 大声が出てしまい慌ててキョロキョロする 近所迷惑ではなかっただろうか俺は ビクビクしながらもう一度写真を見た交換 したのが俺の写真だったのが申し訳なく なるくらいものすごく可愛かっ た年齢は俺より1つしたと言っていたから 28歳だと思うがもっと若く見える25歳 くらいにしか見えないのだ 俺はるんるんした気分でランチの約束を 取り付けたそして約束の 土曜日高橋

さん遠くから綺麗な声が聞こえたあれ が生で見るアカさんを見て俺は惚れぼれ するとっても可愛いのだ控えめに行って 可愛い看護師さんだというところがまた 優しそうな気がして だこんにちは高橋蒼太です俺はウキウキし て答えた昨日の夜まで砂田さんもぐるに なって俺を騙しているんだったらどう しようとかぐるぐる悩んでいたのが嘘の ようにアカさんを生で見たら全て吹っ飛ん だ中谷あかですいつも兄がお世話になって いますこちらこそ 中谷あかさんは本当に可愛い女性だったが 中身はとてもしっかりした印象を受けた俺 たちは俺が予約をしていた個室のある レストランへと向かう彼女は小柄で線が 細い肌の色も透き通るように白くて髪の毛 もつやつやだったどことなく中谷あこさん に似ているような気も するそういえば中谷あつ子さんももとても 笑顔が素敵な女性だアカさんの笑顔は あつ子さんに似たのかもしれ ない高橋さん兄と母から聞きましたその説 は母のことをかってくださってありがとう ございました母に変わってお礼申し上げ ますアカさんは丁寧にお辞儀をする俺は いえいえと言っ たあれは中谷さん お母様が気の毒でしたよお怪我がなくて 何より ですそう言っていただけて本当に ありがたい限りですあのご迷惑でなければ いつかご都合のよろしい時にスーツを弁償 させてくださいませんかあの時に汚れて しまわれたと思うので えいやいやいや大丈夫ですよそんな高い ものでもないですし着していてもう開会の 時期かななんて思っていたところでした しそんな話をしていたら俺たちは目的の レストランに到着したイタリアンだすごく 美味しい店で俺は行ったことがないのだが 高校時代の友達のおすすめの店だったアカ さんもすごく気に入ってくれたようで 嬉しいでも不思議です高橋さんみたいな とても素敵な方がそのこれまで独身で今も いい方がいないなんて えそれでしたらアカさんこそですよ何か 理由でもあるのですかあ難しい質問でし たら濁していただいて結構ですのでああ いええっとですね高校時代にちょっと恋愛 で苦い経験がありまし て鈴木さんのこと だそれから誰を信じていいのか疑心暗記に なってしまってですね友人としてだったら 男女共にワイワイやれるのですがどうして

も恋愛が絡むと慎重になってしまいまし て俺は困ったように頬を書い たそうだったのですね何か大変な思いが あったのですね私も疑心暗記になって しまうタイプなのでものすごく共感し ますさんが言っていた部分だろうアカさん は看護師さんだしこんなに綺麗だしそして お金持ちの娘さんだから本当にいろんな人 に言い寄られると思うその中から本当に心 が綺麗な人を見つけるのは難しいのかも しれないステータスが高いとそれはそれで 悩みもあるものだ なそうして俺たちは2時間ほどかけて ランチを楽しんだ だ今日は本当に楽しかったですご迷惑で なければ次のお約束もできませんかこちら こそそうして俺たちは2週間後の土曜日に 今度は俺のスーツを見に行くことにしたの だ俺は店長にお断りをしたのだがコーヒー でスーツとワイシャがダメになったのは 事実だそれにアカさんだけでなく砂田さん や子さんからも是非弁償をという申し出が あったのでありがたく頂戴することにし たそうして月に23回デートをするように なり半年俺は彼女にプロポーズをし たあかさん俺と一緒に人生を歩んでくれ ません か心臓が飛び出そうだっ た喜ん でアカさんは涙ながらに俺に抱きついくれ た俺たちの結婚式には驚くような各回から の有名人著名人が参列してくれたうちの 両親もその早々たる顔ぶれにあ然としてい たうちは平凡な中流階級なのでそんな超 上流階級の世界を見るなんてことはなかっ たからだ俺たちはマンションを借りて住む ことにしたアさんはさんの妹ではあるが それをあまり武器にしたくはないらしい 自分で稼いで身のたに会った生活をしたい と思っているという人だった俺はそういう ところに惹かれたのだ俺たちは1LKの マンションを借りたそしてすぐに命を 授かった1人目の子供は男の子だった名前 を蒼いという蒼井は天心爛漫で本当に けなげな子供だっ た こんにちはアカさんのお母さんあつ子さん だあつ子さんは共働きで忙しい俺たち夫婦 をよく手伝って くれる最初は申し訳ないので断っていたの だがあつ子さんお母さんは掃除や洗濯など 家事が大好きなのだと いうもも昔から掃除の仕事をしていたで それがもう身についてしまっていると言っ てい

たそういえば俺とあこさんのファースト インプレッションも掃除の場だったな俺は 懐かしい気持ちになる蒼いもお母さんにも うちの母にもすごくなついていたうちの父 はおじいちゃんにもなついてくれよとよく 焼きもちを焼いている俺とあさんは それぞれの職場の中店あたりに家を借りて いた保育園の送りは俺の仕事で迎えに関し てはお母さんが買って出てくれたアカさん は看護師なので仕事のシフトがバラバラ だった結婚してからは夜勤はないものの それでも早番やおばはあるそういう時は俺 も家事を協力してやっていた俺もアカさん も恋愛経験値が少なたため最初は異性との 距離感に戸惑っていたがもう蒼井が生まれ てからは最初から家族だったかのように心 を許して変な緊張などをしないようになっ て いる俺の両親も待望の初孫ということで 本当にデレデレになってしまってい たまさか蒼太の子供を抱っこできるとは ね私はね蒼太は結婚しないじゃないかと 思っていたんだ よ俺も心配していたよまるで女性の気配が なかったから な実は高校の時に痛い目に会っているん ですと俺は内心でつぶやきながら照れ臭い 気持ちだっ た砂田さんの存在がなかったらアカさんと は会えていないしそうだったらきっと未だ に俺は独り身だったと思う本当に運命とは 不思議なものだあの時とっさに遠藤部長 から中谷あつ子さんをかったことでこんな にも運命が変わるなんてあの時の俺は全く 想像できなかった何がどう転ぶか分から ないものだそう思いながら俺は蒼いと蒼い の手をつなぐアカさんを 見るアカさんのお腹の中には2人目の子供 が宿っていたあと半年もすれば俺たちは4 人家族になる本当に幸せな日々だがこの 日々も本当に信じられないような奇跡の 連続の上に成り立っている尊いもの だその尊さを忘れないように日常の ありがたさを噛みしめながらこれからも 生きていきたいと強く思うのだっ た OG

【感動☆厳選5本総集編】突然のクビ宣告、45歳にして無職になった俺。すると俺を嘲笑う上司と見下す部下「やっと邪魔者が消えてくれるわw」俺が頭を下げ立ち去ろうとした瞬間、全社員がガタガタ震え出し【朗読】

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