【感動する話】田舎で自転車店を経営する冴えない俺。ある日、自転車修理に来た女性と付き合うようになるが、まさかその女性は、初対面ではなかった!?→結婚を反対された二人の運命は…

姉ちゃん初対面の席で何言ってるんだ よ結婚を考えてるなら当然でしょ相手の 家族も自分が背負うんだから複雑な家庭 ほど物事がこじれやすいのよ全頭な暮らし をしててくれるんならいいけどどんな姿で 現れるかわからないじゃない のこんな姉の姿は見たことがなかっ た7時半今日も店を開ける隣のカフェの マスターと言葉をかわしお決まりのアイス コーヒーを買ってくる俺は神田義彦36歳 の独身男だ自転車屋を経営しているここは 田舎町の商店街だ商店街を抜けた町の外れ には幼稚園や学校があり反対側にはバス ターミナルがあるそれで自転車通学をする が学や子供を乗せて走るママチャリの主婦 が多い朝通学や通勤途中に自転車の不便に 気づいて訪れる客がいるからいつも店は 早めに開けておく元々は親父がやっていた 店だ田舎はバスを利用する人も多いが コロナの影響でバスを経営する人が増え 自転車がよく売れた時期があった親父の話 では昔震災がたもいきなり売上が増えたと いうペットを運ぶこともできるし帰宅難民 対策にもなる事故に対しては一番弱いが 便利で身軽な移動手段ではある親父はこの 店を自分の台で閉めようと思っていた らしい利用者がいる限りは不可欠だが 大きな収益が望めないからだ俺がリサーチ をしたら意外にもこの町にはサイクリング を楽しんでくる外部の人が多いことに 気づいたこの町の湖に来るのだ後半には サイクリングコースもある隣は地方都市だ から休日に遊びに来るらしいそれで都市 からこの町に続く場所に自転車のフは こちらへと看板を立ててもらったそれで 外部からの客も増えニーズに合わせて ロードバイクの備品も揃え店も拡大した バスターミナルの周辺には団地や マンションの建設も進んでいたニーズが ある限りは店を維持しようと思い後を継い だ平日は主婦と学生のため休日は サイクリング客のため俺は休みもなく店を 開けている定休日は設けていない外出時は 携帯の番号を書いたボードを店の前にかけ ておくどうせ隣のカフェでお茶を飲んで いるかちょっと街外れを息抜きに自転車で 走っているかだ住んでいるマンションも 近いし店でテレビも見れるそれで不都合は 感じなかった年度の終わりと始めは繁忙機 になるが寒い季節に自転車を購入する人は あまりおらず最近はのんびりしている俺は 都会に住んでいたが故郷に戻ってきて後悔 はない田舎は田舎なりに転勤やで新しい人 や店も増えているそのゆったりとした発展 を店番をしながら眺めているのも楽しみだ

30も遠に過ぎたというのに休みも取らず に1人で店を切りもりしいつ恋愛する つもりだと言われているが俺は今の暮らし が気に入っているこのまま1人で暮らすの も苦にはならないし健康でできるだけ長く 店を経営していつか誰かの記憶の中に俺の 店があれば本毛だお昼過ぎ1人の女性が店 を訪れたすみません自転車がパンクし ちゃって30歳くらいの女性が乗り慣れた ような自転車を引いてやってきたタイヤを 見るとかなり乗り込んだらしくすり減って いる家はこの辺ですか3丁目です隣のの エリアで団地やマンションが並ぶ一角だ この町はここに住んで隣の都市で働く人と 都市から来て町に勤務する人が混じり合っ ている彼女もそんなところだろう今日の ところはパッチで応急処置でもいいけど かなり乗り込んでるみたいだから長くは 持たないと思いますよくこの辺に来るなら ついでに寄ってくれればその時にでも じっくり点検して交換したらいいと思い ます前もこういう風に直した でしょうはいこれで4回目ですパンクを 埋める作業は生ぜ1回か2回までなんです よ何度も繰り返すとチューブ自体の耐久性 が下がってしまう から本当は新しくチューブを購入した方が いいと思うが新規の客にいきなり購入を 進めると次に繋がらないとは思っている 空気はよく入れてます かそれが空気入れを持ってなくてちょっと 人に借りたりして入れられる時に入れて ますこの辺よく通るのかなそうですね商店 街も来るしじゃあいつでも寄ってください 空気入れてあげますよ最低でも2週間に1 回は入れた方がいいと思うんでそうななん ですねなんか乗れてるうちは全然問題意識 がなくてそんなもんですよね車検がある わけじゃないしでも何かあったら一番怪我 しやすい乗り物だからいつもベストな状態 で乗るのがいいですよありがとうござい ますその日は簡単な処置で済ませたが2 週間もしないうちに彼女がまたやってきた この先も乗るつもりだから全部点検して ダメなところがあったら部品交換して くださいと言った知り合いからもらったん ですけど毎日前と後ろに子供乗せてた らしくて相当酷使したっていう からじゃあ新しく生まれ変わらせてあげ ないとねでもちょっと時間かかるなあ歩い て帰るので大丈夫です木曜日に取りに来て もいいですか了解しましたしっかり整備し ておきますよそれがミとの出会いだった数 日後姉から電話があった子供が学校で友達 と揉み合い階段から転げ落ちたという姉の

家は隣町にありおいの豊かはその町の小 学校3年生だ姉は豊かを学校に送り届け この町の工場に出勤してくる学校から救急 車で病院に運ばれたと連絡があったと泣き ながら電話がかかってきて俺が姉を乗せて 病院に行くことになったCT検査をした 結果頭に異常もなくとりあえず安心しただ が左足を骨折左手首も田木で半 behindと何とも痛々しい姿だった姉 はその姿を見て再び泣きだしその母親の姿 に追いの豊かも泣き出した瞬間的に大事に なり相当ショックを受けたようだそれは姉 も同じだ不妊治療の末にやっと生まれた 1人息子なのだ俺が2人を乗せて家まで 送ってやった家の前に豊かを突き落とした 子供とその母親が待っていた普段から 荒っぽく親も手を焼いているらしい 嫌がらせを受けている子をかいにて豊かと 喧嘩になり力負けして転げ落ちたのだ救急 車で運ばれる豊かを見てさすがにこの子も ことの大きさに気づいたのだろう泣き ながら声にならない言葉で謝っていたもう あんなことしないでねそうしたら僕も許す よ豊かの一言でことは収まった義兄が豊か を育してよく許したと褒めていた家庭とは いいもんだなと素直に思った1段落して 帰宅しながら失敗に気づいたその日は 木曜日だったあの日は彼女の連絡先を聞く こともなく自転車だけを預かった店先に 外出中のプレートをかけてあったが自転車 を当てにして商店街で買い物でもしてい たら帰り道は苦労しただろう慌てて携帯を 見たが連絡はなか だからと言ってここに来なかったことには ならないここからは連絡の仕様もなく全く の失態だった次の日に来るかと思って待っ ていたが何の連絡もなかった結局彼女が来 たのは次の週の木曜日だったすみません 遅くなりましたああやっと来てくれた こちらこそ申し訳なかったです え木曜日おっこが怪我して急に店閉めて 出かけちゃったんですよ本当に失礼なこと をしてしまってああそうだったんですね いえいいんです実は私木曜の午後から具合 が悪くなってインフルエンザで寝込んでた んですこちらに連絡することもできなくて 今日やっと来れましたあそうだったんだ よかっ 通勤とか苦労してるんじゃないかって気を もんでました俺も連絡先を控えなくておい さんは大丈夫でしたかええおかげ様でなん とかインフルエンザは大丈夫ですかええ おかげ様でなんとかそう言って笑い合った 彼女は隣町の眼科に勤務していたそれで 日曜日と木曜日が休みだという普段はバス

通勤だから不自由はしなかったと言って くれたそれ以来彼女が店の前を通る旅に 挨拶をかわすようになったある日の午後隣 のカフェで休憩しながら窓の外を眺めて いると彼女が自転車で通りすぎていった 自転車のかごには綺麗な花束があったどこ へ行くんだろう花を抱えて誰に会いに行く のかそれともを誰かにもらったのだろうか 瞬間的に俺はなんだかちょっとした失望を 感じてしまった男に会いに行くそう思った からだ誕生日かお見舞いか男とは限らない のに勝手に男に会いに行くという考えしか 持てなくなりそれでなんだか寂しい思いに なってしまったのだ感じのいい人だし 1人暮らしだと言っていたから付き合って いる男がいたっておかしくないだろう そりゃそうだよなそんな言葉が自然に口 から出てしまってい た こんにちは次の日の夕方彼女がやってきた いらっしゃいあのこれ召し上がってもらえ ませんかそう言って見せてきたのは ズワイガニの詰め合わせセットだったどう したのこれ向こうのスーパーでくじを引い たら当たったんです特徴でしたすごいな 1kgはあるんじゃないどうして食べない の私アレルギーがあってダメなんですかに えもったいない辞退しようかとも思ったん ですけどせっかくだしあまり嫌いな人もい ないと思ったのでよかったら食べてもらえ たらと思って 俺は自転車の引き渡しをすっぽかしたこと を理由に彼女から修理代を受け取らなかっ たそれで気にかけてくれたようだ ありがたく受け取りその晩は仕事帰りの姉 を誘い姉一家と4人で食卓を囲んだ知らせ を聞いた義兄がこういうのは食べ足りない のが1番悲しいんだと言ってさらに1kg 買い込んできて俺たちはもうこれ以上無理 だというほどに食べまくったのだっ たこんな豪華なものをくれるなんて よっぽど吉彦のことを気にかけてくれてる のねアレルギーだって言ったじゃん自転車 の修理代もあるしだからって自転車屋に 持っていこうなんて行為がある証拠よ今度 紹介してそんな中じゃないよだから頑張る のよいい人なんでしょ私吉彦が幸せになる ところを見たいの姉の熱意は少々負担に なったが礼に俺は彼女を食事に誘ってみた 彼女はちょっと考えた後で行ってみたいお 店があると言って2人で出かけた初老の 夫婦がやっている小さな洋食屋だった店は 古いが小綺麗でハンバーグもシチも うまかった私なんか1人で外食するのって 苦手なんです気恥ずかしくてだったら家で

食べればいいやって帰っちゃうんですでも このお店なんか懐かしい感じがして入って みたかったんです古き良き昭和って感じだ ね料理もうまいし俺常連になりそう懐かし さに光れて食後に彼女はパフェを頼み俺は ソダを飲ん だこ見かけたよ自転車のかに花束さして 走ってたでしょうさりげない口調ででも 一番気になっていたことを聞いてみたああ と彼女は一瞬ためらった後全く予想がの 言葉を口にしたお墓参りに行ったんです 学校の裏手にお寺があるそういえば法学が そっちだった誰親子さん 母ですえお母さんじゃあだいぶ若かったん じゃないのそうですねまだ50代でした 病気はい苦労ばっかりして生きてた頃は花 なんて飾る余裕もなかったのでいつも 明るい花束を選んで月命日の旅に行ってる んですうちの母も病気だったよもう70 過ぎてたから仕方ないって言えば仕方ない けど50代じゃ若すぎるよ なその日を境いに俺たちは急接近し一緒に 夕食を取ったり飲んだりしてそのうちお 互いの部屋に出入りするようにもなった 美春は俺より2歳年下の34歳だ惹かれる ごとによく今まで結婚もせずにいてくれた と思った俺は木曜日を店の定休日にして 彼女と会う約束を増やし週末は彼女がお 弁当を持って店にやってきた隣のカフェの マスターは俺と同年代の独身仲間だなんで 俺が先に出会わなかったかなと冷やかされ 彼女は困ったような顔で笑っていた美春の 母が眠るお寺は緩やかな坂道の上にある 花束を下げて訪れるにはいい運動だった夏 が過ぎ秋の悲願が近づいていたそばにある 古風な雰囲気のカフェから小さな街並を 見下ろしながらお茶を飲んだ美春が静かな 声で家族の話を始めた隣町が故郷だがそこ には誰もいないという父が本当に父らしい 人じゃなくて女の人にだらしない人でした でも母は私たちの暮らしを守ろうと我慢し てたんです社屋だし弟もいるので女で1つ では育てられないと思ったみたいで父はお 酒も好きで女の人と一緒に通りで酔って 騒いだり行きつけの店に入り浸って近所の 人はみんな知ってます家に戻ってくると 大声で母に絡んで2人で言い合いになっ たり物が飛んだりそれがが嫌で私も弟も 早く家を出たくて高校は行かせてもらえた のでバイトしながらお金貯めてました私が 卒業して東京に出た時に弟も出てきたん です高校中退してそれからアルバイト点々 として変な仲間もいたみたいです警察に 歩道されたりもしてなんとかまともな道に と思ったんですけど危なしいまんまで今

どうしてるのわからないんですずっと連絡 がなくて姉として申し訳なかった思いと きちんとした家庭で育ててくれたらもっと まともに生きれたのにって今もそれは残念 に思ってます私たちより大変な家庭なんて いくらでもあるんだから甘えですけど ねそんなことないでしょう家庭の幸は誰 だって願うことだ よ私母が亡くなるまでうちが不幸なのは母 がいい相手と結婚しなかったからだって ずっと思ってたんです父は父で嫌いだけど 母のことも恨んでましたこんな家に生まれ たくなかったってなので東京に出てからは 6に規制もしなくて父は家に寄りつかなく なってて母は食堂で働きながら1人で 暮らしてたんですけどずっと具合が悪いの を我慢してたみたいで癌だって分かった時 はもう手の施しよがないって言われて本当 にあっという間でした母が亡くなって 初めて母の人生は何だったんだろうって 考えました幸せになりたくて結婚したのに 夫は自分を帰り見ないし苦労して子育てし たのに子供は逃げるように家を出て結局父 とも別れたんです辛いことを辛いとも言え ずに1人で耐え続けた人生だったんですよ ねそれを亡くなってからやっと感じたん ですあのお墓は母の実家のお墓ですおばが 入れてくれました母の兄の奥さんです お兄さんがいるんだからここがいい でしょってそのおも去年亡くなったんです けど夫婦には娘しかいないんですよ1人娘 なのに遠くにとついでてそれで私がお墓を 守ろうって思ってこっちに戻ってきまし た彼女は高卒で東京に出て準看護師として 働いて学費を貯めた後定時性の看護学校を 得てやっと看護師になったのだっ た随分苦労したねでも頑張って看護師に なった割にはあまり達成感がなかったん ですよね仕事はきついしドクター同士の 派閥はあるし大学の看護家を出た看護師に 囲まれて片身が狭い思いをしたり無理して 東京にいる意味もないような気がしてたん ですけど田舎にはいい思い出がないし弟は どこにいるか分からないしで踏切りがつか ないまま暮らしてましたばが亡くなる時に 1人でよく頑張ったって言ってくれたん ですでも私は父を憎んで母も毛嫌いして弟 とも縁が切れて一体何やってるんだろうっ て思いましたおばにも叔父にもいつも心配 してもらってたのに何も恩返しできて なかったこんなふりはもうやめにしようっ て思ってそれで戻ってきたん です後悔してないの俺の言葉に美春は今が 楽しいからと俺を見て笑った美春のその 笑顔を見て俺も自分のことを話したくなっ

た今までまるでないことのように暮らして いたが美春には話した方がいいと思っ た俺昔の記憶がないんだよね え交通事故にあってねそれっ昔の記憶が 消えてる だでもご家族はうんだから最初は変な 気持ちでいたんだよ写真見せられてああ 本当に家族なんだなって友達とも会ったり してねなんかそこから人生が始まった感じ だなもう10年以上前だからどこまで 思い出して何を思い出せないでいるのか それもあまりよくわからない事故のこと なんて忘れまでもいいって思うし母はもう いないし父も施設にいるから姉が親代わり って意識でいるみたいなんだ俺だってもう 36なのに7つも年上だ から姉ってそうですよ私だって弟と2つ しか違わなかったけどやっぱり自分より 子供って思ってたし参るな俺がそう言うと がに笑った姉にミを紹介したのは次の週の 週末だったあの頃からカのお礼を言いたい とうずうずしていた姉は息よよとやってき たお発にお目にかかります佐藤美春と申し ます姉も頭を下げコーヒーを頼んで最初の 雰囲気は悪くはなかっただが話が進むに 従ってだんだんといつもの姉ではない 雰囲気になっていっ たおじ様という方は何をしておられた方車 の整備士でした弟さんは今おいくつ32歳 ですじゃあ最後に東京で見た時は大学生 いえ アルバイトどこでパチンコ店でしたその弟 さんとはにやり取りがない の姉ちゃん いつの間にか尋問のようなやり取りになり 俺が焦って声をかけたが姉は俺を見なかっ たはいもう10年以上顔を見ていません弟 の携帯も別の人のものになっていて連絡が 取れなくなっています叔父もそう言ってい ましたおば夫婦も亡くなって家も処分した ので尋ね場所もない ですおじ様のお墓があるじゃないのそこが お母さんの実家のお墓ならお参りに来て そこで顔を合わせるってことも考えられる わよね大体お墓参りなんて明日かお悲願か お盆だし姉ちゃん何言ってるんだよ結婚を 考えてるなら当然でしょ相手の家族も自分 が背負うんだから複雑な家庭ほど物事が こじれやすいのよ全頭な暮らしをしてて くれるんならいいけどどんな姿で現れるか わからないじゃない の姉と別れた後俺は美春に頭を下げたあれ じゃあ警察の取り調べよりひどいよな気を 悪くした だろうでもお姉さんだって弟を思っての

ことだから私も弟が結婚相手を連れてき たらやっぱり色々気になるし心配したと 思うだから大丈夫そんなに気にしないで 聞きたいことがあって聞いてくるのは自然 なことだし心配事がないはずないんだ からその晩俺は美春と食事を取り彼女を 移動した後姉に電話したミには絶対するな と言われていたが黙ってはいられなかった あの態度は何だよ俺ハラハラしたんだぞ あんなに失礼なことをするとは思わなかっ たよいくらなんでも初対面の人相手 にいい人かもしれないけど他にもっといい 人いるんじゃないと言った何が気に入ら ないのきちんとした親の元で育ってきて ないじゃ ないだからってそれが手に出てる人じゃ ないだろう社会勉強してしっかりした大人 になったと思うよいい年して一般常識も ないような人なら俺だって好きにならない しちゃんと仕事もしてるんだ何も問題ない じゃないか姉は言葉少なに電話を終えた 子供でもなければ親からの反対でもない姉 だって色々理想はあるかもしれないが選ぶ のは俺なんだし何の匠もない俺は何1つ 揺らがなかった美春も不安には思ったよう だったが姉は元々性格がきついからと俺は 少し大げさに言っておいたそれから しばらくして三春が働く眼科が内装工事を することになったそれを機会に委長は家族 旅行に出かけるらしい病院は長期休みが 取りづらいからこぞばかりに計画したん だろうそれで美春も同僚と出かけることに なったという3泊4日のベトナム旅行だお 酒買ってくるね俺あの甘ったるいコーヒー 好きなんだよねインスタントのやつ マスターには怒られるんだけどさG7 でしょ了解待っててねそう言って元気に 出かけていった写真をいっぱい撮るが旅行 中はLINEを自粛すると言った1つ年上 の同僚には恋愛話がないらしい一緒に 出かけてお互い着金するのは嫌だからと いうのが理由だそれで空港へも迎えに行か ず帰宅を待つことにした明日は戻るという 日に姉が訪ねてきた店じまいをして 出かけようと言うと店だけを閉めて座れと いう隣のカフェでコーヒーを買ってきてい た美春の話だと検討がついた俺から話を 振ると姉は俯いたまましばらく黙っていた が胃を消したようにゆっくりと話しだし た吉彦がどこまで覚えているかわからない けど東京の大学に行って来年は卒業だって いう時に事故にあってそこまで行って俺を 見るこんな話大丈夫 いいよ続けてあの車の運転手がねそう俺は 交差点で信号待ちをしていたそこに無免許

運転の車が突っ込んできて跳ね飛ばされ頭 を打って1週間目覚めなかった怪我よりも 深刻だったのが記憶の損失だっ た17歳の子供今更何の 話それが弟よ美春さんの突然の話に頭が よく回らない言葉もなく姉を見ていた事故 の後処理は全ておじさんがやったのよ父親 でも母親でもなくねどうもまともな家庭 じゃないらしいって父さん言ってたわ事故 にあったのは東京なのに被害者も加害者も 同じ地方の出身だって聞いて当時もどう いう因縁かと思った10年以上連絡を取っ てないってことは少年院を出た後行方を くらまして るってことでしょ事故が15年前なんだ から記憶がないから仕方のないことだけど 初対面じゃないわよあなたたち病院にお 見舞いに来たわ彼女母親と叔父と一緒にね 私は母さんから聞いただけで見なかった けどあなたはまだ頭に包帯巻いて顔に傷も あったし彼女もろに顔なんて見れなかった でしょうあなたも自分のことでいっぱいで 見まけどころじゃなかったはず よ姉ちゃんまさかこのことを見張るにどう して当たり前でしょ知らんかをしろって いうのあなたも変だったけど家族も大変 だったのよ子供が自分を忘れたのよ母さん がどれだけ投げいたと思うの愛して育てた 息子との情の繋がりが切れてどれほど無念 だったかあなたは普通に暮らしてると思っ てるでしょうけど昔はこんなじゃなかった わよもっと無邪気で明るかったわ母さん とも友達みたいに仲が良かったのよ私が くらいにね結局そういう関係に戻りきら ないままで母さん行っちゃったんじゃない のこんな町の自転車屋に収まるような子供 じゃなかったのよ父さんもずっとそれを 言ってたわ残念だっ て姉は泣いていただが俺は姉の顔を見る ことができなかっ たそんな原因を作った事故をなかったこと にしろっていうの彼女だって弟がいる姉な のよ私の気持ちが分からないじゃ済ませ ないわ弟が生きてたらここに戻るかもしれ ないじゃないの故郷なんだから彼女だって 母親の墓を守りながら待ってるんじゃない のどんな顔して会うつもりまともな暮らし もできないで保証だの借金だの背負わされ てみなさいよ人生2度目の災害 よとにかくとにかく見張と会うよ会って 話す今更会って話すことなんてないわよ なんで俺たちの問題なのに向こうとこっち の家同士の問題でしょ結婚なのよもうこれ 以上我が家に会を与えないで欲しいわ こんな因縁立ちきらないと今度は何がある

かわからないわ よね 冷めたコーヒーを前に店の時計の音だけが 鳴り響いた姉はため息をつくと今日はもう 帰るわと言って立ち上がった俺はその 後ろ姿に言葉を投げつけたいいよな帰る 場所に待ってくれる人がいるんだ から姉がはっとして 立ち止まる記憶がなくなってこれが家族 だって言われてまるで人技なのに芝居で 息子役を与えられたように家族として 暮らし始めたんだ家族も自分もどんな性格 かも知らないところから始めて昔自分が どんなやだったか友達には嫌われてい なかったか家族を大事にしていたかどれ だけ周りがいい人だったって言ってくれて も不安が消えないんだ自分のこともまとも にわからないのに恋愛や結婚なんて考え られると思う俺はミに会うまで一生独身で もいいと思ってたよミだってその弟だって 親に振り回された犠牲者だ俺だけが犠牲者 じゃないんだよそれでもなんとか全頭に 生きていこうって少なくとも美春は努力し 続けてきた親にも親戚にも尽さなかっ たって墓みたいな覚悟で暮らしてたんだよ 幸せになたダなのかさんは俺に対してミと の縁を切ろうとしてるけどそうやって俺を 1人にして自分の家庭に戻っていくんじゃ ないか好きな人と結婚して子供産んで一緒 に暮らす家に俺だってそういう暮らしをし たいだけだ彼女も俺も1人なんだ よ俺は初めて姉に大声を出したこんなに 自分を主張したことももなかったそれも 本来の俺ではないのかもしれないでも俺は 譲らない長い沈黙が流れた姉は俺を1人 残して帰ることができなくなったんだろう でも返さなければ姉は妻であり母だいつも 豊かがお腹をすかせて待っていると言って いたそれでもスーパーのお惣ばかりじゃ 栄養が偏るから仕事で疲れていても作るの だとそうやって気遣い愛をかける相手が いる場所があるのだから早く帰ってあげ たらいい姉ちゃんが気づいた愛がある場所 だ気をつけていきなよあなたも食事 ちゃんとして姉は不安気な顔をして帰って いった俺はすぐ見晴に電話をかけたが出 ないLINEを送るが読がつかないになっ たら帰ってくる話はそれからだ不安な 気持ちが消えず俺は落ち着かないまま朝を 迎えた美春が働いている眼科に電話をした 工事中なら案内が出るはずだだが眼科は 通常通り診療をしていた求心の予定もない 美春の名前を言うと先週退職したという 答えが帰ってき たで彼女のアパートに行くとドアが開いて

いたみはると大声で叫んで中に入ると内装 工事の人が作業中だっ たここは先週引っ越したみたいですよそう なって初めて俺は美春の嘘に気づいたの だった海外旅行は俺に黙って姿を消すため の時間稼ぎだったのだ姉にてを聞かされて 俺の前から去っていったそれに気づいた時 には携帯も着信拒否になっていた俺は店を 閉めた美春を探さなければでも美春には 実家がない身内もいない職場もない一体 どこへ行ったらいいのか気持ちばかりが 流行り何をしたらいいのかわからないだが 店などやっている時ではないそんな冷静さ がなくなっていた心配して連絡してきた姉 に感情の全てをぶつけて攻め立てたこんな 感情ならいらない言うだけ言って電話を 切った後もうそれ以上は電話に出ることも LINEを読むこともしなかった俺は寺へ 行き住職にあった全てを話しもしもここへ 訪れたなら必ず俺に連絡をしてほしいと念 をした住職の声は落ち着いてい たもしもその方があなたに会いたいと思っ ているとしたらお店を開けておいた方が いいかもしれませんよあなたを訪ねてくる 場所もそこしかないわけでしょう心を 落ち着けて決してご家族を恨むことなく 静かな気持ちで祈って待ちましょうお墓を 守る気持ちをおられる人なのだから必ず ここへは来ると思いますよそう言われ荒波 のようだった心が少し落ち着いたミと来た 寺の横のカフェに行き窓際から外を眺める このカフェにも花屋にも美春のことを尋ね 見かけたら連絡を頼むつもりでいただが 住職はそれは難しいだろうと言ったが 厳しい時代だから人を当てにはできない だろうとそんな当たり前のことも分から なくなっていた他人に俺が何者かを証明 する手立てがない旗から見たら美春が俺を 恐れて逃げたのかもしれないし立ちの悪い ストーカーにも見えるだろう住職の言う 通りだ彼女を迎える思いで店を開け月命日 に合わせてここを訪れて見るしかない美春 の母にも手を合わせもう一度春に合わせて もらえるように祈ろうそう思って 立ち上がり墓地を尋ねると見知らぬ男が 立っていた菊の花を備え手を合わせた後 長いことそこに立ち続けている俺よりも 若い痩せた男見ると首筋に養老とタトゥー が入って いるオンリーリブワンス人生は1度きり俺 ははっとしてその男の腕を掴ん だかずやかずや君だろう美春の弟美春は どこにいる俺は婚約者だ不を疲れた男は 言葉もなく俺を見ていた店で話を聞き終え た後もかやはぼんやりと壁を見つめていた

とても信じられないという顔だ俺の回復 など見ることもなかったしまさかこんな 巡り合わせがあるとは思いもしなかった だろう俺に土下座して謝ってきたが謝り たいのは俺の方だった俺のせいで美春は ここを去ってしまったのだ人生は1度切り なんて言葉を体に刻んでおきながらこの 生き様は何なのかとミがしり飛ばした話を 聞いて だがそのタトゥーのおかげでまた縁を 繋ぎ止めることができたのだかやはかなり 前から隣町に住んでいた家もなく親族とも 連絡を立ち唯一の故郷が町だったのだ エアコンの部品工場に務め働いているそこ に落ち着くまで彼は彼なりに苦労をした はずだいつか叔父を尋ねなければならない そう思いながらばかりが過ぎ訪ねた時には 叔父夫婦ばかりか家も人手に渡っていた 自分から断絶しておきながら美春を探す 手段がなくなった唯一のより所がこの寺 だったのだそしてそれが俺たちの最後の賭 だった母親の命日明け方にひっそりと午前 を訪れた美春は待ち続けた弟と再開したは 絶対に来ると俺もかやも信じて待っていた 美春の母も待っていたこと だろうそれから3ヶ月俺と姉美春とかずや 2組の兄弟がお墓の前で手を合わせた俺の 母の墓だ母さん吉彦結婚するのよ可愛いお 嫁さんが見たいって言ってたでしょう連れ てきたわこの先何があっても違うわねこの 先は何もないように母さんが守ってあげて ね俺と美春が手を合わせた後かずやが1人 で長いこと祈ってい た誰も恨むことのないようにってこういう 巡り合わせをしてくれたのかもしれないわ ね子供が誰かを恨みながら暮らす姿なんて 親は見たくないもの 姉が小さくつぶやい たねえまだお腹空いた よ豊かがいかにもだるそうに言い俺たちは 笑いながら母の元を後にした空はまだ夏の 色をしてい たDET

【感動する話】田舎で自転車店を経営する冴えない俺。ある日、自転車修理に来た女性と付き合うようになるが、まさかその女性は、初対面ではなかった!?→結婚を反対された二人の運命は…

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※登場する人物は仮名です。実在する人物とは一切関係ありません。
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