北白川仕伏町【乘願院】役行者の石像など(2026年3月13日)
北白川仕伏町(左京区)の乗願院(じょうがんいん)は、山中越え沿いにある浄土宗の寺院(山号:霊芝山)です。1869年に上賀茂神社神宮寺の観音堂を移築した本堂や、伝説の隠士・白幽子が揮毫した名号、明治初期の学校設立ゆかりの地として知られます。
主な特徴・歴史
本堂の移築: 江戸時代初期(寛永年間)の様式を残す、旧上賀茂神社神宮寺観音堂が1869年(明治2年)に移築されたものです。
白幽子(はくゆうし)ゆかりの寺: 江戸時代前期の伝説的な隠士・白幽子が揮毫した「南無阿弥陀仏」の名号碑が境内にあります。白幽子は北白川の岩窟に住み、白隠禅師に「内観の法」を伝えた仙人伝説を持つ人物です。
教育発祥の地: 1874年(明治7年)、山門横の毘沙門堂が「第十公立白川小学校」の仮校舎として使われ、現在の京都市立北白川小学校の開校の地となりました。