91日目 竜串から土佐清水へ(No.116 1970年 55000円日本一周自転車旅行)

1970年11月11日

テントを打つ雨の音で目が覚めた。
疲れていたせいか、最初は夢の中の出来事だと思っていたが、激しい雨音が現実へ引き戻した。
昨日はあんなに晴れていたのにと思った。

竜串から土佐清水へ
土佐清水から
足摺岬へ向かう。
足摺岬の灯台に着くと、海は荒れに荒れ、強風で木々の枝が凄まじく揺れていた。

どうやら台風のようだ。

足摺の郵便局でお金を引き出そうと窓口に行ったが、信用してもらえない。
困って、いつも提示している三種類の証明書を見せたが、それでも駄目だった。
たった400円を出金するのにこんなに苦労するのも馬鹿らしくなり、郵便局を出た。

もう一か月近く風呂にも入っておらず、顔も汚れて薄汚く見えたせいで、怪しい人間だと思われたのだろう。
しかし、自分の通帳からお金を引き出せないとは、さすがに腹立たしかった。

強い風の中、土佐清水まで引き返し、

郵便局でようやくお金を出金できた。
土佐清水から中村へ向かう途中
今日はここまでと
大岐浜の海岸にテントを張った。

トランジスターラジオからフランスの大統領のドゴールが79歳で亡くなった

ニュースが流れてきた。

55年前のアルバムに、そんなことを書いていた。

この日の旅をAIに俳句風につくらせてみた。

★雨音の朝★

雨音に
夢より戻る
旅の朝
`★昨日の晴れを思う★

晴れし日を
惜しむ心に
雨しぶき

★荒れる足摺岬★

荒波や
枝を千切らん
岬風

★信じられず★

薄汚れ
四百円にも
門閉ざす
“`

★悔しさの中で★

通帳の
金も引けずに
風荒ぶ

★土佐清水へ戻る★

逆風に
歩を返しゆく
旅の道

★大岐浜の夕べ★

浜風に
ひと張るテント
暮れの色

★ド・ゴール訃報★

遠き国
老大統領の
逝く知らせ

調べてみると
ド・ゴールが亡くなった日は
1970年の
11月9日だと分かった。
どこで間違えたのか2日程ずれたようだ。

ややこしくなるので日付けは此のまま進めることとした。

1970年11月11日は竜串から土佐清水まで走っている。

音楽はyoutube オーデオライブラリの Life of Rileyです。Kevin MacLeod の Life of Riley は、クリエイティブ・コモンズ – 著作権表示必須 4.0 ライセンスに基づいて使用が許諾されます。 https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
です。

なんでも動画 久常

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