86日目 九州から四国へ(No.111 1970年 55000円日本一周自転車旅行)

1970年11月7日

朝はのんびりして起きた。

別府へと思ったが佐賀関へ向かって走ることにした。

途中でパンクも有ったが13時頃に佐賀関に着いた。

昼食はたこ焼きを買い、波止場で海を眺めながら食べた。

50円とは思えないほど美味しく、格別の味だった。

四国へ渡る船に乗るつもりだったが、
ちょうど出航したばかりで、
次の便は15時とのこと。
時間をつぶしながら買い物などをして、
出航5分前に乗船し四国へ向かった。

佐田岬の先端には、白い灯台がぽつんと建ち、ひときわ目を引いた。

船の中で地図を眺めると、
四国は未舗装の道や峠が多いらしく、
旅の最後はなかなか厳しいものになりそうだと感じた。

その予感は的中し、上陸するとすぐに峠道が始まった。

峠を登り、下ると小さな集落があり、そこからまた登り坂が続いた。

みかん畑と横に絶壁を見ながら瀬戸町に着いた。

今日はここまでと決め、テントを張れそうな場所を探しながら先へ進んだ。

しかし右側は絶壁、左側は急こう配の山が続き、なかなか場所が見つからない。

さらに進むと古い小屋があり、その横にテントを張ることにした。

テントのすぐ横、わずか5〜6メートル先は絶壁で、海から吹き上げる風が強く当たってきた。

55年前のアルバムに、そんなことを書いていた。

この日の旅をAIに俳句風につくらせてみた。

★佐賀関の昼★

たこ焼きの
湯気や波間に
昼の海


佐田岬の灯★

白灯台
秋海渡る
船の影

★四国上陸★

秋の風
峠ひとつめ
旅きびし

★瀬戸町にて★
“`
夕づつや
瀬戸の集落
坂つづく

★古い小屋のそば★

崖風に
テントゆれおり
旅の夜

★崖上の夜営★

海鳴りや
秋のテントに
風あがる

四国の“瀬戸町”を地図やgoogle 検索で探したが見当たらない。

AIに伊方町に近い所の瀬戸町は何処?と聞いてみた。

伊方町は 2005年に「伊方町・瀬戸町・三崎町」が合併して誕生 した町です。
つまり、四国の“瀬戸町”は伊方町の一部になっているということになります。

瀬戸町は自転車旅行の35年後に合併で地図などから消えていることが分かった。

1970年11月5日は九州の臼杵市からから四国の伊方町まで走っている。

なんでも動画 久常

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