前川文洋議員 一般質問(令和7年第7回江府町議会12月定例会)
1.コミュニティ・パーク事業と財政見通し
コミュニティ・パーク事業計画の事業費の高さと町財政の厳しさから建設計画の見直しを求める。
(1) 子供の国保育園について伺う
令和9年の開園まで使用する計画の子供の国保育園について
1 駐車場台数の少なさや久連橋の車幅の狭さなどの問題点は、現状どう対策しているか。
2 裏山の土砂災害特別警戒区域になっているとのことだが、その危険性をどう評価しているか。
3 この指定は、園児の避難基準や臨時閉園基準などに反映されているか。
(2) コミュニティ・パーク事業の交流機能の必要性を伺う
1 11月14日、15日の住民説明会では参加者からどのような意見が出たか。質疑応答を個別対応にしたのは何故か。
2 様々な地域からの来場者との交流を望む声はあるか。
3 年間十数万人の来場や交流は簡単に起こることでは無いと思うが、この施設の何がそれを可能にするのか。
4 単なる保育園ではないとしても建設費の面積単価がとても高いと思うが、その原因は何か。
(3) 安全性について伺う
1 平日に保育園児童が誤って出たり、公園への一般来場者が保育部門へ入ることはないか。
2 ランチルーム、中心広場を時間、曜日を区切り開放することによる保育部門の運営に支障はないか。
3 右折レーンや歩行者押しボタン式信号の設置は可能か。どのような交通安全対策をするのか。
4 来場者年間約12.2万人の見込みだが、現在の道の駅、江府町役場、愛ベルこうふの年間来場者数の実績はどれくらいか。
(4) コミュニティ・パーク事業費について伺う
1 建設費14.5億円とのことだが、これまで本町事業で同程度の建設の実績、経験はあるか。
2 財源の半分は国の補助金とのことだが、これが不採択になる事はないか。
3 高額な建設費から保守、光熱費も相応と推測するが、施設維持管理費の見込みを示されたい。
4 公園、交流部門の運営は町営か委託か。また、その予算はどの程度を想定しているか。
(5) 財政について伺う
当事業で4億円を起債予定とのこと。財務状況は、新庁舎建設、防災無線デジタル化、佐川のパレット奥大山、第二団地建設の返済。今後、道路、橋、水道事業などのインフラ整備の必要もあり、状況は厳しいと認識している。加えて、西部行政管理組合による新たなごみ処理施設の建設も今後必要となる。令和6年の実質公債費比率は16%と悪化傾向で、本年9月議会での芦立議員の一般質問で財政推計作成の要望があった。
1 ごみ処施設建設への江府町の分担金額とその時期の見込みを示されたい。
2 財政推計または中期財政見通しが、絵に描いた餅ではなく有用な財政推計とすることは出来ないか。
3 今こそ財政推計が必要であり策定を求める。
2.防災広報における防災無線の使用基準
本年9月の線状降水帯警戒情報の広報を事例として、防災広報の運用基準を確認し、町民の安心につなげたい。
(状況確認)本年9月10日、線状降水帯情報発令の事例
・気象庁は、10日午前2時、島根県、鳥取県で10日昼前から夕方にかけて線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があると気象情報を発表。
・午前3時‐鳥取県全域に「大雨注意報」を発表、同日13時に同注意報は解除。
・平井鳥取県知事が県民に警戒を呼びかけ。
・江府町は、10日午前10時にLINE公式アカウントで次のように発信。
【防災情報】10日の大雨にご注意ください。令和7年9月10日(水)昼前から夕方にかけて鳥取県内に線状降水帯発生する可能性があり。発生した場合、急激に雨量が増加し、災害級の大雨となるおそれがあります。浸水害、河川の増水、土砂災害に十分注意してください。今後、発表する防災気象情報に留意してください。詳しくはこちら(リンク)
・防災無線による周知は行われなかった。
これに相違があれば訂正されたい。
(1) 防災情報の取得、扱いについて伺う
1 町へは国交省、気象庁、鳥取県、消防等から防災関連情報が入ると思うが、どの所管からどの種類の情報が入るか。
2 防災情報の取得、広報の方法は、曜日や時間帯、担当者によって運用に違いはあるか。
(2) 防災無線の使用の有無について伺う
1 防災広報の方法をどのように決定するのか。9月10日の事例をもとに説明されたい。
2 防災無線も含めて、可能な限りいろいろな方法で広報するべきではないか。
3. 移住・定住支援策の提案
本町への移住相談者は年々増加しているが、住める家が少ないのが移住定住の課題の一つと認識している。ここでは、移住定住支援に関する現在の状況を伺い併せて提案をする。
現在、町では、住む場所に関する制度として町営賃貸住宅、空き家バンク制度、移住定住推進空き家再生事業補助、空き家家財道具等処分補助、若年者定住促進事業補助、江府町お試し住宅、二地域居住促進住宅の建設予定などがある。
(1) 二地域居住促進について伺う
1 二地域居住促進に関して町はどのように考えて計画しているか。
2 江府町二地域居住促進のための交通費補助金交付要綱の概要と目的を説明されたい。
3 この要綱で「住む家の条件に二親等以内の血族が所有又は相続権を有する住宅は除く」とあるが、UターンとIターンを区別するようなこの除外規定は無いほうが良いのではないか。
(2) 空き家対策について伺う
「第2期江府町空家等及び空き地対策計画 令和6年4月1日」における空き家の利活用に関する進捗があれば説明されたい。
(3) 移住定住支援の拡充を提案する
1 支援メニュー全体を把握しやすいように、町の移住定住関連制度の名称を「奥大山welcome○○」に統一してはどうか。
2 奥大山welcome移住お試し旅館制度
移住検討者に旅館宿泊費を補助してはどうか。
(補足)町が宿泊費の一部を補助し移住検討者の自己負担額を抑えることで、家や仕事探し、住宅リフォーム作業中の滞在の負担を下げる。
3 奥大山welcome二地域居住タクシーパス制度
二地域居住者のタクシー移動を無料としてはどうか。
(補足)二地域居住者が、高速バス乗り場の江府インター、大山パーキングまたはJR特急停車駅である根雨、生山と自宅の間を町営タクシーで移動する際、その費用を町が負担する。
4 奥大山welcomeデュアルスクール制度
奥大山江府学園への中短期通学を受け入れてはどうか。
(補足)町外の生徒が住民票を町外に置いたまま数週間程、本町の学校に就学ができて出席日数としても認められるような制度と運営方法を整備する。
5 奥大山welcome半農半X制度
移住者の副業としての就農を支援してはどうか。
(補足)完全な就農のひとつ前の段階として、現職を続けながら副業として農業を始められるよう農業関連団体との関係構築支援や農業技術獲得の補助を行う。
6 奥大山welcome実家再生サポートチーム制度
所有者が家屋(実家)の片付け、補修、解体を進める段階で、その手伝いを頼める事業者や任意団体の運営を支援してはどうか。
(補足)空き家への入居者ではなく、家屋の所有者または相続人が家屋の整理改修などを、代行者と共に進めやすくなることを目的とする。
7 奥大山welcome実家事務手続きチーム制度
所有者が家屋(実家)の事務的整理を進める段階で、その手伝いを頼める事業者や任意団体の運営を支援してはどうか。
(補足)同上
8 奥大山welcomeサイクラブルな暮らし支援制度
自転車購入費を補助してはどうか。
(補足)開通予定の江府道路により日野川沿い国道は、今より自転車が安全で快適な交通手段になりえることへの対応。
9 奥大山welcome県外在住者親睦支援
本町出身者のUターン促進のため、県外在住の町出身者が県外で親睦会を開く際に費用補助をしてはどうか。