【核燃料サイクル】青森の人はみんな知っているが東京の人は誰も知らない核燃料サイクルのこと3

皆さん、こんにちは。宮﨑知己の考えるラジオの始まりです。 この番組ではちょっと難しい話だけど、
私たちの将来のため、地球の未来のため、 今理解を深めておきたい問題を取り上げて
お話ししていきます。大事な問題について 深くじっくり考え自分なりの視点や意見を
持つそんな時間を一緒に過ごしましょう。 この番組は秋葉原第一スタジオからお届け
しています。 当番組のご案内役の山崎潤一郎でございます。宮崎さん、今日はどういうお話を していただけますか? はい。今日は
青森の人はみんな知っているが東京の 人は誰も知らない核燃料サイクルのことの3回目。 3回目。
はい。 はい。
で、核のゴミ、高レベル放射性廃棄物の最終処分の引き受け手が見つからないという話をしてまいります。 はい。はい。えっと、これですね、最終処分の引き受けてなしと。 はい。
おお。 はい。
あの、核のゴミについてはですね、この核燃料サイクル、燃料をリサイクルするがために、有益なウランとプルトニウムを使用済み核燃料から取り出すと。 はい。
え、取り出した後に残る、残った廃液ですね。 高レベル放射性廃液と呼ばれるものですが。うん。 いわゆる核のゴミ、
これが残ってしまうと。出てきてしまうと。 なんか絞りかすみたいなイメージですかね?
そうです。そうです。有効な部分を取った後ですからね。 で、本当にカスだったらいいんですけど。 強烈な おお
放射線を発し続ける。 おお。
うん。長い期間、発し続けるということ、 なるほど。
ですので、非常に困った廃液です。 で、まあこれをガラス、溶けたガラスと混ぜ合わせて、冷やし固めて、 ステンレス製の円筒状の容器に入れて冷やし固め、ガラス固化体という形にして保管するということまで決まってるんですけども。 うん。
ガラス固化体にしたからと言ってそれが無害になるわけではないていうことですか。 はい。えっと、ガラス固化体にする
一番の理由はですね、 はい。
放射性物質が、水、地下、地下水ですね、 こういったものに溶け出して、染み出していかないように、 ガラスに固めるということで、
固めたからといって、出てくる放射線が減るわけじゃないんですね。 ああ、なるほど。
強い放射線。 1500Sv/h(シーベルトパーアワー)という、非常に強い放射線を、出来たばかりのガラス固化体は発します。 え、それはもう人間近寄ったらすぐ死んじゃうような。
はい。人間は 7シーベルトで、全員死亡と言われてますので、 まあ、10数秒、
1メートルのところに 10数秒いたら人間は全員死んでしまう。それぐらい強い放射線を発します。 うん。
ですからガラス固化体にして それでOKではなくてですね、それを、人から離れたところに保管っていうか 処分しなきゃいけない。 はい。はい。はい。
それが最終処分ということで、その場所をいま決めようとしてるんですが、え、まったく決まらないと、 いう状況になってます。 なるほど。
で、実際、青森にですね、青森とあと茨城県の東海村にですね、このガラス固化体というのが 計2530本も存在しているんですけども、 これは、東海村の方はあの自分たちで、原子力研究開発機構が作った、 国内の放射性廃液を使って作ったものが 700本ぐらいあります。
はい。 で、青森の、 六ヶ所村の方はですね、民間の電力会社が、原子炉で使った使用済み核燃料を 海外で再処理してもらって、 再処理っていうのはウランとプルトニウムを取り出してもらって、 はい。はい。はい。
その際残った残りカス、強烈な放射線を発する残りカス。 おお、
これもできてしまう。 あ、その有益なものはね、燃料として使えるものだけじゃなくて はい。
あの、MOX(モックス)燃料に加工してもらって送り返してもらうんですけども、同時っていうか一緒っていうか、まあ船は別なんですけど、 併せてその高レベル放射性廃棄物のガラス固化体っていう形で返ってくるんです。 ああ、残りかすももう全部引き取ってちょうだいよと。うん。 はい。
ですから本来はそれ電力会社がね、それ引き取るのが筋だと思うんですけどもね、 燃料はまた使わしてもらうわけです。
あっ、再、再利用できますからね。 MOX(モックス)燃料使うわけですから。
ゴミの方も、 当然そうですよね。
各電力会社がね、引き取って くれればいいんですけど、青森に置いています。 ま、それはやっぱりその各原発がある自治体が置きたくない、そういうような。 まあ自治体が置きたくないというか、そういう契約にはなっていない。 あっ、契約になっていない。
はい。 えっと、使用済み核燃料は速やかに 原子炉、原子炉サイトから、原発から、運び出すっていう契約を 電力会社とああ、なるほど。 あの、原子炉、原発立地自治体は結んでいますんで、 自分たちのところに戻ってくるとはそもそも考えていない。 考えていないと。うん。
それで、じゃあどこ行くんだということで 青森が選ばれて 青森にその高レベル放射性廃棄物の一時貯蔵を受け入れてという風に うん。
え、電気事業者が頼んで うん。
それを、え、青森県知事が受けいれたんですね。 ああ、なるほどね。
はい。はい。 一次貯蔵なんですね。
はい。 で、それが30年から50年
はい。はい。はい。 という、え、契約になってます。 うん。
で、30年から50年 というのは、最終的には 地下300mより深いところに、埋めてしまうんですけども はい。はい。
え、その前に、あの、その作業をするために冷却が必要だと 冷やす、
冷やす。 それが30年から50年冷やし、冷やさないとそっち持っていけないと。 うん。そのフランスやなんかからガラス固化体が戻ってきたのっていつ頃なんですか? 1995年。
もう30年経ってるじゃないですか。 はい。30年。はい。ですから30年から
50年経って冷えたものは、 300m以下の地下に持っていくという想定だったわけですね。 想定だった。あ、なるほど。
はい。ただそっち、受け入れる方は決まっていないんですよ。 まだ決まってないんですね。
はい。ですから青森にまあ 30年過ぎましたけどまだ一時。 一時。
はい。で、50年 経った時には青森は絶対県外に運び 出すようにと いうふうに、事あるごとに言ってるんですけど。なるほど。 ただ最終処分場っていうのはまったく決まる見込みが立っていないと。 ああ。
はい。 あ、そうか。青森はあくまでも一時的に受け入れるっていうだけで、 はい。はい。
もう最終処分場が青森に作られるってことは一切決まっても何でもないし。 あ、青森には最終処分はしないっていうことに。しないっていうことになっているんですか。 なっています。 ああ。
はい。 はい。
なるほど。 ですからあの、それまでみんな困って置場がないものを預かっている 形ですね。 うん。なるほどね。
はい。それが一時貯蔵施設です。 え、青森県の六ヶ所村にあります。
はい。で、最終処分というのはちょっと こういう形で、あの、ガラス固化体
1メートル34センチ、直径43センチの円筒状の ガラス固化体。えー、これをですね、
オーバーパック、 金属の容器に入れます。これも、金属製、厚さ20cmの金属製のものに入れます。 で、その周りにベントナイトという粘土、天然の粘土で覆います。 これはあの水の遮蔽力が強い物質でして、まあ、ステンレスとはいえ、 金属に水が近づかないように粘土で固めます。 それをこう岩盤の中に置いていくと、それで、まあ、 300メートルより深いところに置いていくと、これが最終処分の姿です。 これ、この粘土ってのは放射性物質の吸着してくれるんですか? はい。もし万が一、漏れ出した時に
一応粘土で止まると いう触れ込み。 触れ込み。
ベントナイト。 なるほど。
はい。 え、そういったもので固めるので大丈夫ですよという。ただこれ。 うん。
何万年、 うん。うん。うん。うん。
という、あの、 いわゆる半減期、
半減期が、何百万年の 二百何十何万年っていうのもありましたけど、そういったものですので、人間の責任、管理、責任の及ぶ年数なのかどうかですね。 ですよね。
はい。 これはなんか人類そこまで生きてるのかなっていう。 はい。ま、そうですね。
もう、あの、人類以外のものが地球を、 地球に1番多くなってるかもしれませんし ですよね。
はい。で、まあ、そういったものがこの最終処分です。で、この最終処分なかなか決まらないということはずっと言われていてですね。 はい。
で、あの、受け入れ自治体をこう探そうと、え、国も必死でして、まあ、原子力発電環境整備機構、ニューモっていう組織を作って はい。
受け入れてくれるところを探して、いろいろ対話の場を設けて やっているんですけど、なかなか決まらないと。 うん。
で、まあ、それを受けれてくれるところを促そうということで、 2017年にこの「科学的特性マップ」っていうのを作ったんですね。 ほう。
で、こう色分けしてですね、緑、薄緑、オレンジ、灰色とこう 4色ぐらいに分けて、この辺り、受け入れていただけますよ、という意味でこういうマップ作ったんです。 うん。うん。
で、まあ、濃い緑は大体海岸線、海岸線 にあります。これあの船で使用済み核燃料から全部放射性物質って、船で大体運んでいますんで 船が着岸できるところがいいだろう
ということで、濃い緑は海岸線が主です。 うん。濃い緑ってのは、好ましい場所ってことですか? はい。 好ましいというか、ここにできたらなっという。
あ、ここがいいよね。いいかも。 はい。科学的に、 特性がありますということですね。で、薄緑のところはちょっとあの、土壌的にはいいんだけど、ちょっと内陸なので運びにくいよねっていうところ。 うん。うん。
それでオレンジのところは火山。 うん。
とか活断層。 うん。こういったものがあって、
ちょっと地層的にまずい というところですね。え、灰色とさっき言いましたけど、シルバーのところは、地下に鉱物資源がありますので、ちょっと不適格かなという、こういう色分け、地図を示して、こう、対話を促すためにこう、自治体に呼びかけたんですね。 あ、これちょっと一つ前のスライドでこれ天然バリアってあるじゃないですか。 はい。はい。
で、これは要は岩盤とかあるん で、守るんで、 バリアにするので、 活断層とか火山とかあるとまずい。まずいです。
っていう、そういう話でこうなってるの。 まずい。で、やっぱり岩盤がなくてもまずいですよね。砂地、ずっと下の方まで砂地。 東京湾とかそうですよね。
うん。沖積層で。 はいはいはい。
ものすごくあの砂が溜まったっていうようなところですから関東平野とか。 はい。
え、やっぱり岩盤がいいと。 なるほど。
それとあの鉱物資源っていうのは例えば石炭の層があったら なんかあ、やっぱり 燃えやすそうだし。
燃えやすそう。 まあ、その鉱物資源を取り出すとかそういったものもあり、まあ、地盤的に安定しないという。 ああ、なるほど。はい。 で、そういうことで、こういうところはいいですよというつもりでやったんですが、なかなか手を挙げる自治体はなく、その中で、 三つの 自治体が、手を挙げて ほう。
文献調査に手を挙げました。 はい。
北海道、 寿都町(すっつちょう)、神恵内村(かもえないむら)ですね。 あと佐賀県の玄海町(げんかいちょう)ですね。 この三つは手を挙げました。
北海道と九州。 そうですね。
で、ま、あの、例えば、えっと、この市町村からの応募っていう形を取ったのが寿都町ですね。 うん。
え、町主体でこう住民説明会とか議会とか意見を聴取して、町長の判断で応募しました。 うん。で、神恵内村はですね、一応商工会、村議会が こう誘致活動をして、請願を出していて、議会がこう誘致を議決して、 これを受けて国へ申し入れて、それを村長が受諾するという、そういうちょっと形が違う。 結局は国の申しれを、首長ですね、市町村長が受諾した形をとっています。ちょっと形は違います。 え、これ住民は同意してるんですかね、この? あ、えっと、ま、地方自治体ですから選挙も行われ ああ、なるほど。
え、そういうことですが、あの、え、住民説明会や議会や町長の判断っていうことでやっています。 なるほどね。
で、玄海町は、国民的議論を換起する一石となる、とかですね。 さらなる候補地拡大につながる呼び水になる ことを期待して応募しましたと。そういうことを言ってますね。 佐賀県の玄海町。 はい。玄海町は原発立地自治体です。
あ、確かにそうですね。 玄海原発のところですね。
はい。はい。はい。 はい。
で、ちょっとさっきの図を。下の方の図ですけど、寿都町は濃い緑。確かに。 ですが、真ん中にオレンジの線、細い線が入ってますね。活断層の可能性があります。 ああ、そういうことですか。
はい。 神恵内村に至っては9割が 活断層か火山。 火山。
オレンジですね。9割ぐらいオレンジ。 うん。
ちょっと緑のところが下に、 南の方にあります。 はい。
で、玄海町は全部シルバー。 シルバー。鉱物資源。 鉱物資源。
ああ。 まあ、石炭などだと思いますが。
あ、この辺石炭ありそうな感じですね。はい。 うん。うん。
ですから、じゃあこの科学的特性マップと 違うところしか手を挙げなかったんではないかと。 ということですね、これ。
はい。 まあ、それはですね、あの、国の方もですね、え、ちょっと苦しい説明をしてまして、 まあ、科学的特性マップっていうのはその大まかに俯瞰できるよう示したもんだと、ちょっと苦しいですけども、 なんか。はい。その対話をこう対話活動にあの活用してもらうために作りましたと。 ああ。
で、まあ玄海町もこの全域に均一に鉱物資源があるわけじゃないとかですね。 うん。
な、あの、否定してるのかしてないのかよくわからない文言で説明していますけど。 うん。
まあ要するにその最良適地の中からはまだ手が挙がっていないし、 うん。 挙がる様子もないっていうのが、 なるほどね。
いまの現状ですね。 いま、現状そういうのが続いてると
なるほど。 そういう状況です。ですから青森は 30年から50年。一時貯蔵ですよね。え、最終処分場は、まだあの文献調査が 3箇所。
うん。 2年かけてやって、その次、概要調査っていうのを、 概要調査。4年ぐらい、あのボーリング調査を含めてやって、その後、精密調査というのをやっていくと。 20年。
トータル20年。2年、4年、14年。 ということは50年に間に合わそうという。 まあ文献調査に入ってるところがありますけども。
うん もう調査段階で、 50年は来ちゃうと思います。
ということですよね。 このスケジュール通りだとすれば。
はい。 はい。非常に青森県にとっては、えー、どうなるんだというところで、 あ、そうか。調査だけで50年来ちゃって。 はい。そこは建設しないといけないですからね。
建設。 はい。
ですね。 まずその用地があの民有地だったら買い取らなきゃいけない。 ああ、確かに。はい。
はい。 おお。
え、そっから建設。 地下300mのところにということです。 なるほどね。はい。
で、まあ、さっきガラス固化体が 2500本余りあると言いましたけど、今あの使用済み核燃料、あの全国の原発サイトにあのリラッキングしながら 置いているっていうやつですね。
はい。間を詰めて 詰め詰めにして置いているって。なんとか満杯にならないように、プールが満杯にならないようにですね、 していると。で、実は青森県にすでに 3000トン分の使用済み核燃料が一時的にもう受け入れているんですよ。 3000トン分を。
3000トン分。 六ヶ所村の大きなプールに。
おお。 ウラン換算で3000トンなんですけど
はい。 で、今度あのむつ市の中間貯蔵っていうところにこれは東京電力ホールディングスと、日本原子力発電の分に限ってですけども、 最大5000トン分。
うん。それは、えっとなんだっけ? えっと、再処理する前の。 前の使用済み核燃料。
ああ。 で、それをもうあの青森に運べる体制に 5000トン分計画としてあるんですけど。 もう3000トンはすでに扱かってると。
で、全部で2万トン前後あるんですね。 使用済み核燃料はいま。 いま、現在。
で、これ全部、再処理したらガラス体 2万7000本できるっていう。全然じゃないですか、今の予定では。はい。 ですから、えっと、 4万本以上の最終処分場を作るっていう案になってるんですけど、 地下300メートルのところに。
ま、だからそれが。 できない以上。 はい。そうですね。はい。
はい。前回、前々回とこの、再処理工場が 30何年も動かないですよね。
と言いましたけど、動いたら動いたで最終処分場がないので だからこのガラス固化体をどこに置くのかっていう。あの青森には 2880本分の 場所がありますけども、2500本
は埋まっていますから 埋まってるんです。
ですから溢れちゃうんですよ。そのいま、使用済み核燃料が溢れて各原発が困ってますよね。 ですよね。
で、じゃあ今度は青森の、再処理工場、 六ヶ所再処理工場がうまく動きました。
はい。動いた。 動いた。
動いた。 え、で、どんどん再処理していきます。 はい。
そうするとこの高レベル放射性廃棄物のガラス固化体が いっぱいできます。2万7000本できます。全部処理しちゃうと。 どこ行きましょうか。
どこ行きますか? だから結局は 1番最後のところ。
うん。 はい。
ま、前回はね、あの、ガラス溶融炉で直腸部分 はい。
というところがもう詰まってるという話でしたね。 糞詰まりというお話でしたね。けど本当の、最後のところが。 決まってないんで。
うん。 これは元を辿どっていけば、動かせるのかっていう話に うん。なりますよね。
繋がっていく。 そういうことなんです。
なるほどね。 いや、その、300メートルの地下に
はい。 その何万本っていうふうなものを
入れるとどれぐらいのイメージなんですか? スペースっていう。 スペースはまあ4万、4万本ですから、ま、直径が 43cmですからね。ただ、そうオーバーパックで、 そうですよね。さっきのでやるんで、ま、地下はものすごく広いと言いますか、いっぱい掘って、 ま、それで埋めていくんですけど。
ね。 うん。
で、じゃあ世界、世界はどうなってるか。 えっと、ちょっと国旗でも示していますが、さっき言いました日本は文献調査のとこまでは来ていると。 うん。
うん。で、ま、あの、結論を言いますと、今もう全部建設し終えて運用してるのは今フィンランド。 おお。
この、フィインランドだけです。 一応運用してるんですね。
はい。あの、地下に最終処分場ができて ああ、
すごい運び込んでいるのはフィンランド。 なるほど。
その一歩手前がスウェーデン。 ああ。
で、アメリカはあの再処理はしない。直接処分。 ワンスルー。 ああ。はい。はい。直接処分。
使用済み核燃料を 再処理せずにそのまま冷やして、岩盤、洞窟の奥の方へ入れようとしていたんですけど、 ユッカマウンテン。これほとんど決まりかけていた手なんですけど、 先住民族の反対もあって今、え、中断してますね。なるほど。 で、フランスが精密調査まで行ってるんで、もうそろそろ最終処分場が決まるんではないかという段階ですけども、 日本はここですね、まだ調査だけで 20年かかる位置です。
結局世界レベルで皆さんお困りになってらっしゃる? いや、それはやっぱり
うん。 うん。何万年とかっていうことをやっていいのかっていうことですよ。 ですよね。うん。
あの、責任取れないですからね。 うん。うん。うん。
まあそれで、まあ世界中大変なことになっているんですが、最近巷(ちまた)ではデータセンターが、 まあ、
電気をいっぱい使うので原子力をこう、 原発を動かさなきゃいけないという話なっていますね。 が、声高に叫ばれてるという
そうですよね。 状況です。うん。
この、バックエンドのところをどうするんでしょうっていう話ですね。 この再処理しないって決めているのは米国だけなんですか? まあ、大きなとこでは米国ですね。 うん。うん。なるほど。
でもいずれ再処理、フランスが今一生懸命他国の分もやっているので うん。
できてますけどフランスがダメになったらちょっと大変ですね。 そうですよね。
だから、日本もいざとなったらもっとフランスへ持っていくんでしょうけど。 うん。
どんどん委託するんでしょうけども、今までイギリス、フランスで委託先 二つあったんですが、イギリスはもう、事故、 事故を起こして
うん。 高レベル放射性廃液の漏洩事故ですね。 はい。はい。
これでもう工場がもう使えなくなって うん。
え、なんとかバイパスを作ってやってましたけど断念したと。 バイパスっていうのその何使えなくなったところを はい。
迂回してやる。 そう。もう建物セル、セルごとにこう部屋ごとに入れる部屋、入れない部屋があって 入れない部屋がだーっとできちゃったんですね。その廃液が漏れたんで。 あ、漏れたんで。
で、そこの設備を全部バイパスで外に作って、で、繋げてってやってたんですけど 使えるところをつなげて、使えないところを そっか、
増設して、 増設してなるほど。
はい。はい。 ああ。
結局もう廃止しましたね。 うん。
うん。 うん。ですからやっぱりその原発動かすところより難しいのは、こっちなんですね。バックエンドなんですね。なるほどね。 はい。ゴミの、ゴミの方です。
なるほどね。 最終的にどこにどう持っていってどうするかって話。 はい。もうずっとやっていますけど、いよいよ物理的に満杯というのがいろんなもので うん。見えてきて使用済み確燃料が満杯だと 早く、再処理しようよって言ってますけど、再処理したら、このガラス固化体ができますよと。 はい。
え、それが満杯になるんじゃないですかという ですよね。
はい。そういう話になっています。 なるほどね。え、
はい。 まあ、うん。ずっとこの議論なんですけどもね。 これって原発を昔、 アトムズ・フォー・ピースっていう時代からこのことは考えられてたんですか? アトムズ・フォー・ピースの時にこの核のゴミの問題まで、考えていたのかっていうと演説の中の文言にはそこをはっきりと言ったのはちょっとなかったように思いますね。 うん。うん。じゃあもう。
ま、あの、アトムズ・フォー・ピースはやっぱり冷戦時代で核開発競争が、 激化する中で、
え、原子力は捨てずに うん。
やめろっていう声がものすごく高まっていましたよね。 はい。はい。
うん。これは平和利用できるんだからというアメリカの うん。うん。
大統領の話ですよね。 はい。はい。
で、核拡散、その、各国が、原子力発電をやってもそれが原爆に結びつくことはないんだと。 うん。
それはちゃんと監視体制を作って、条約をも作って、 IAEAも作って、 NPT条約も作って、ということで進めたんですけど、実際は核は拡散してますよね。 ですよね。うん。
うん。 うん。
なるほど。じゃあ本当に、何でしたっけ? トイレのないマンションでしたっけ? 「トイレなきマンション」。
いや、まさにその通りで。 はい。
うん。 やっぱり廃棄物の問題が最大のこのネックと言いますか、この先も八方塞がりが続くという ところですね。
でも八方塞がり がこのままだったらどうしようもないわけで、こう原発を推進するような人たちってこの点はどう考えてるのかなっていうのはね。 うん。ですからこっちの研究者じゃない人が多いんですよ。多いっていうか。 あ、なるほど。
いや、バックエンドの方。 ああ、
あの、特に日本の場合バックエンドの方は、あの、国の研究マター、あの、え、科学技術庁マターだったんですね。 はい。はい。はい。
あの、動燃とか そういったところが担当してたもんですから。 民間が責任感なかったとは言いませんけども うん。
あの、ある意味でそっちでちゃんと技術的に開発できるんじゃないかと思っちゃったところがあったんです。 ああ、なるほどね。
でも実際自分たちが、いま日本原燃という形で自分たちが出資した形でやるわけですから はい。
それを必死になってなんとかやろうとしてるんですけども、 日本原燃は各電力会社が出資して。
はい。はい。ただそれ再処理できたらガラス固化体できますよと。 うん。
高レベル廃液が出てきますからね。再処理すれば。 はい。はい。
で、それをガラス固化してどうするんですかと。 どうするんですかと。はい。
そうです。あの、誰が一時貯蔵して 誰が最終処分場を
はい。 引き受けるのかっていう。
うん。 そういう話ですね。
なるほどね。 だから、あの、奇想天外というか、もう暴論という形で、外国に持っていこうとかね、そういう話もありましたよね。 外国に?
押し付けられた方が大変じゃないですか。 いや、もう大変、大変です。
うん。 で、なんか、これも絵空事ですけど、宇宙へ飛ばしてしまえとかね。それ失敗して落ちてきたらどうするんだっていうことですけどね。 いやいやいやいや。
ああ、なるほどね。 はい。ま、そういう無責任な話が もう出てきてしまうぐらい、塞がった状況になっていると いうことです。なるほど。 はい。
はい。 え、今日は、え、
3回目核燃料サイクルの はい。
え、青森の人は知ってるけど、東京の人たちは 誰も知らない。
誰も知らない。 核燃料サイクルのことですね。
ですよね。ま、あの、東京の人たちたくさん電気使ってますからね。 そうなんですよ。
ちょっとこうなんかこうちょっとそのこと考え、心の隅に頭の片隅に置いとかないと。 はい。
だから高レベル放射性廃棄物のガラス固化体を各都道府県が 使用に応じて預かるとかね。 ああ、
そういう なるほどね。
こともどうなんでしょうかね。 考えられるんでしょうかね。
どうなんですかね。 はい。 はい。
はい。 分かりました。今日はどうもありがとうございました。
はい。ありがとうございました。

第3回は「核のゴミ 高レベル放射性廃棄物 中間貯蔵と最終処分は大違い」をお届けします。
日本は原発から出る使用済み核燃料を再処理し、ウランとプルトニウムを取り出して再び核燃料とする核燃料サイクルを採用しています。核燃料のリサイクルというと何か夢のような話ですが、再処理の過程で、放射線量が高く、とても人は近づけない高レベル放射性廃液が出ます。計画では、高レベル放射廃液はガラスと一緒に混ぜて冷やして固める、ガラス固化体の形にして、地下300メートルより深い岩盤層に閉じ込めることになっていますが、世界を見渡しても最終処分場が完成したのはフィンランドだけです。
フランスとイギリスに再処理を委託していた分の高レベル放射性廃棄物のガラス固化体は、1995年から順次日本に返還され、青森県六ヶ所村で30年から50年間、一時貯蔵されています。期限がくれば青森県外に運び出す約束になっていますが、運び出し先はまだ決まっていません。
青森県は「最終処分地にはしない」と厳重に約束した上で、一時貯蔵を引き受けました。でも、最終処分地はなかなか決まりません。このままだとなし崩し的に青森が最終処分地となる恐れが出てきます。一時貯蔵、中間貯蔵ならまだしも最終処分地になるのは自治体にとって相当ハードルは高いことなのだと思われます。原発行政は核のゴミ処理のところで八方塞がりの状態にあります。

写真の出典:日本原燃のホームページから

Share.
Leave A Reply