仕事一筋30代独身男が休日にベランダで晩酌 突然隣の部屋の美女から声をかけられて…【朗読】

やっぱり何にも伝わってなかったんだ ね俺の言葉を遮るように日向は俯いたまま 行っ たその姿はまるで別れ話を始めた恋人同士 のよう [音楽] だ夏の夜日々の生活で疲れはてていた 俺会社を始めて12年結婚を考えていた 彼女には仕事に打ち込みすぎて振られて しまっ た自分にはもう仕事しかないと開き直って みてはいるもの の実際に仕事が恋人のように俺を癒して くれることは ないだからこそ俺はそんな過酷な平をり 切るためにちょっとした工夫を始め た奮発して買った マンションベランダは一般的なものよりも 少し広めに作られて いるフラット立ち寄ったアジアン系の雑貨 屋で一目惚れしたガラスのテーブルと ハンギングチェアを置いてちょっとした 開放感に包まれながら酒を飲む 週末だけの特別な 楽しみこれがあるから今の俺は頑張って いけるのだ はあ今週も頑張っ た土曜日の夜いつものようにベランダに出 てつまみを片手に缶ビールを 煽る昼間の虫厚さは残っているけれど秋を かいまみせる夜風が心地 いい季節の変わり目を感じながら酒が 飲める贅沢に浸っていると不に隣の家との 間にある仕切り板から声が聞こえたあの すみませんは はい突然姿の見えないところから声をかけ られ身構えていなかった俺は思わず上ずっ た声をあげてしまった声のあは俺の動揺を 少し笑った後明るいトーンで言っ たさっき謝ってライターを落としてしまっ たんです隙間からそちらのベランダに入っ てしまって取っていただいてもよろしい です か辺りを見渡してみると金色のジポが床で きらりと光ったタバコでも吸うつもりだっ たのか な隙間越しにライターを手渡すと隣人は 軽くお礼を 告げる声からして若い女性のよう だしばらくして風と一緒に懐かしい香りが 漂って くるカ 先行もしかしてこれを炊くためにさっきの ライターを使ったの か高級そうなライターで香取先行に火を

つけたのかと思うとギャップがあって 面白い 情緒を感じることもなく手軽に火を つつけるというの に香取先行は旧式の訓練式白で豪快な感じ が異様に興味をかき立て られるどんな人なん だろうカ先行に火をつけたということは 彼女もベランダにしばらくいるつもり だろう俺は興味本意でびりの向こうに 話しかけ たあのまだいますかはい今日は月が綺麗な ので見ながら少し飲もうと思って奇遇です ね俺もこうして週末はベランダに出て飲む ん ですよかったら一緒に飲みませんかつまみ もありますよいいんですかえ久しぶりに誰 かと飲みたかったところなんで軽い気持ち で隣人の女性をのみに誘ってしまっ たあまり深く考えずに行ったことで女性を 怖がらせてしまうかもと気づいたのは誘っ て少ししてからのことだっ たまずい下心と勘違いされて変に警戒され たらどう しようそんな俺の懸念をよに女性は嬉し そうに返し た本当ですか私も誰かと話をしたかったん ですなんだかんだ俺たちはこうして初めて 顔を見合わせることになっ たそれからというもの隣人の日向とは飲み 仲間になった年齢もさほど変わらないし 何より明るくてサバサバした性格の彼女と は気兼ねなく酒が 飲めるこんばんは今日日は寒いからおでん 作ってき たほとんど毎週のように俺の家を訪れては 酒を飲みかわして朝になる前に帰って 行く旗から見たら特別な関係に見えるかも しれ ないけれど俺たちはどんなに酒が回ってい ても1度も男女の関係に発展することは なかっ た日向は見た目も美しく男受けもいい 話を聞けば少し前まで夜の町で働いていた らしい男の扱いには慣れているし和術にも たけて いるその上 手合日向と飲む酒は1人で飲むよりも格別 にうまかっ たそういえば日向は付き合っている奴とか いないの か知り合ってから半年何度も顔を合わせて いろんな話をしているくせに俺は日向の ことをあまり知ら ないそれどころか普段の会話はほとんどが

中身のない話 ばかり多少の好きなもの嫌いなものくらい は分かってきた けれど自分たちの身の回りの深い話は互い にずっとしてこなかっ たいないよというか作る気もない私には きっと恋愛が向いていないんだと 思う珍しく弱気な発言が彼女から飛び出し たことに驚いてい た忘れられない男でもいるの か別に相手に対しての未練とかじゃないで もなんか毎回相手に言われるの よ何を考えているのかわからない本気で俺 のことを好きじゃないだろうってね 自分の中でどれだけ本気になっても相手に 伝わらないなら何の意味もないじゃ ない早口気味にそう言って圧感を口に運ぶ 日なたそれに私喫煙者が嫌だしああの実歩 は元彼の忘れ物か何か か頭の中で初めて会った日のきっかけを 思い出した 日向自身が全くタバコを吸うそぶりも見せ ないのでずっと気になっていたの だなんとなく分かるかもしれない俺も そんな感じのこと言われて彼女にふられ てる から俺の場合は仕事に必死になりすぎて 彼女のことをおりにしてしまったから価値 観や温度さが原因で別れているのだ けれど彼女は常に自分が売の中で1番で ありたかったみたいだ女性はそういうもの なのかもしれないけど生活していく上で 状況によって注意が変わることを許され ないのならどしようもないよ ななんか似た者同士だ ねいつの間にか自分の中に溜まっていた 鬱憤を口にしてい たいきなりこんな話を飲み中間でしかない 相手に聞かせるつもりじゃなかっ た罰が悪い顔でつまみを口にした俺に日向 はにやりと笑を 向ける恋人はいらない けど割り切った関係は悪くない わからかわれていることは気づいている けどその冗談に乗ったら彼女はどんな顔を するの だろうちょとした好奇で俺はわざと彼女の 口車に乗るふりをし たそれは俺も同意見だねめんどくさいこと を全部抜きにしていいとりできる関係興味 がある よ予想外にも自分の冗談に俺が乗ってきた ことで引くに引けない状況になってしまっ た 日向少し困った様子で俺から視線をそらし

た ちょっと調子に乗りすぎたかな日向に冗談 だと謝ろうとした 瞬間彼女は身を乗り出して俺の唇に触れ たそういう関係になって みるまさかの展開に鼓動が早く なる今まで意識しないようにしてきた けれどこんな綺麗な女性に迫られて理性的 でいられるはずが ないいいの かもう一度日向の気持ちを確認すると彼女 は頬を染めながら小さく頷いた時折り強く 吹く風が窓を 揺らすそれまで保ってきた清い関係から いぺ俺たちは互いの傷を舐め合う夜を 過ごし たそれからというものの時々酒を飲むこと を実に体を重ねる回数が増えていっ た冗談だったはずなのにまさか本気で こんな関係になってしまうとは なお互いがお互いにとって都合のいい相手 であることは間違い ないけれど続けていい関係ではないことも 頭の中では分かって いる続けていったその先にはどんな未も ないから だ何度も今まで通りのただ酒を飲みかわす だけの関係に戻ろうと思っ たけれどいざ彼女を目の前にすると玉上し てしまう自分がいる知らず知らずのうちに 俺は彼女に本気になってしまってい たかっこ 悪い初めから相手にそのつもりは ない恋愛する気もないとと宣言されている のにどうして本気で好きだと思ってしまっ たの だろうこの思いを口にしたらきっと彼女は 俺から離れていくん だろう分かっているから絶対にこの思いを 伝えたりはしないけれど時々男であるこの 体しか求められていない現状がどうしよう もなく虚しく感じる時が ある重傷だ な自分に飽きれて大きなため息をついた 日びのつもりで大やけどを負うなんて考え てもなかっ た数日後いつものように日向が俺の家を 訪れた酒が回り顔が長気して くる多分彼女は今夜も俺に抱かれることを 期待してこの部屋に来ている 分かっているからこそ俺はあえて彼女の 期待を裏切ることにし たそろそろ終わろうか え最近来るたびに朝帰りだろ線引きは ちゃんとしないとって常々思ってたん

だ俺たちはただの飲み仲間でたまたま隣人 だった だけ付き合ってるわけでもないのに だらだら体だけの関係を続けるのも けじめがなくて良くない だろ日向は見た目もいいし他にそういう男 作れるだろ俺に執着する理由ってすぐ隣に 住んでるから気楽で簡単に自分を満たせる からってだけなんだろう し俺よりもいい男捕まえられるかもしれ ないのにもったいないじゃん俺は今まで 通りの酒飲む相手で満足だから からやっぱり何にも伝わってなかったんだ ね俺の言葉をさえぎるように日向は俯いた まま言ったその姿はまるで別れ話を始めた 恋人同士のようだっ た私にとってはもうただの飲み仲間以上 だったんだけど な え冗談で何度も関係を持つほど私も ふらふらしてないよどっかでちゃんとし なくちゃとは思ってたけど心の中であなた が繋ぎ止めてくれるのを期待していた部分 もあったんだよ ね 私自分が意識している以上にあなたのこと 好きみたいでも今更本気になったなんて 言い出しづらくてずっとズルズルしちゃっ て たあなたにその気がないのは最初から 分かってたはずなのにごめんね迷惑かけて もうやめる から寂しそうに微笑む日向のけなげさに胸 が 痛む彼女も俺と同じ気持ちならこんなに 悩むことはなかった何より悔しいのは彼女 の気持ちに気づいてやれなかったこと だ自分なりに分かりやすく態度に出してた つもりなんだ けどやっぱりって分かりにくいんだね嫌ん なっちゃう なその場の空気が悪くならないように常に 振る舞う 日なたけれど不に目尻からこぼれた一筋の 涙が俺の胸をざわつかせ た何泣かせてるんだ俺自分が傷つかない ようにそれっぽい言い訳し て彼女の気持ちに向き合おうとしなかった のは俺の方だ 日向が出してくれていた俺へのサインに 気づくこともなく勝手に気持ちがないもの だと決めつけていたのだ からあの涙を見て目が覚めた傷つくことを 恐れていないでちゃんと自分の気持ちを さらけ

だそうたえそれがどんな結末になったとし て もごめん俺が悪かった 頬を拭う彼女の背後から俺はそっと両腕で 彼女を包み込ん だ本当は俺も前から日向に本気になってた んだでも日向からすれば俺はただの都合の いい男で恋愛対象にはならないと勝手に 思い込んでいたんだだから自分の気持ちを 伝えずにこの関係を終わらせようとし たずるいよな傷つかないように逃げただけ だ日向は俺の腕を両手で掴み涙を溜めた瞳 を むける今でも 好き当たり前だろ本気になりすぎて自分が 自分じゃなくなるのが怖かったこの気持ち を伝えて日向が俺と距離を取るようになっ てしまったらもう前のように会うことも できなくなると思ってだから気持ちを伝え ないまま元の関係に戻ろうとしたん だお互いに不器用ね素直に伝え合っていれ ばもうとっくに恋人同士に慣れていたはず なの にくすっと笑ったまま日向は静かに目を 閉じるそれがキスの最速であることにすぐ に気がつい た好きだ小さく呟いて日向の唇に触れる 彼女はうるんだ瞳で俺を見つめた後小さく 頷いて再びキスを求め たその日から俺たちは小心照明の恋人同士 になっ たもも週末になると俺の部屋で過ごしてい た日向のスタイルはそのまま変わらずに 引き継がれていったおかげですれ違うこと もなく良好な関係 だ今度こそ結婚できる相手なのかもしれ ないと最近うう感じ始めている日向の おかげで再び恋愛することに前向きになれ た 俺春になり俺の部屋のベランダには新しい 2つ目の椅子が並んで いる最までご あごいます今日の朗読はいかがでしたか 物語の感想などコメントをいただけると 嬉しいです是非チャンネル登録もよろしく お願いし [音楽] ます

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