田の神さぁの物語り 第3話 オットイ田の神さぁ
[音楽] [音楽] おいたの かさ し静かに運ぶんだ ぞなんでわざわざこんな遠いところのた さんにしたん だせっかくならたくさんのある他のカサが よかろありが真っ暗になった頃ぞろぞろと 列を作り他のカサを盗んでいるのは隣村の 男たち です石でできた重たいたのカサを傷つけ ないように運ぶには見張りをする人明りを 灯す人他のかさに縄をくる人かつぬ人 たくさんの人が必要 です次の日の朝隣村の人々は置手紙を 見つけまし たこの度隣村にそれはそれは立派な田んぼ ができたそう ですどんな田んぼか是非この目で見たいと 思い ますしばらくルスにしますがどうか心配し ないで ください他の神 より アレマたのかさんが隣村に出かけられまし た よそりゃおっととらでしたっちゃが ねまあ田んぼの見物ならしょうがない しばらくは帰ってこん でしょうさぞかし立派な田んぼなん でしょうたかさんがおらんでも隣村に負け んごとわしらも頑張らない かんおっととるとはさま地方の方言で盗む という意味 ですお米がたくさん実る田んぼのたカサー は特に人気が高くそれだけ追っとられる ことが多かったの です は少しずつ削りながら作るので出来上がる までに時間がかかり腕のいい職人さんがい ないとできませんそこでたカさんがいない 村は収穫が少ない年が続くとたカさに あかりたいとおいの相談を始めるの ですとかあのタカさーはこの前戻ってきた ばっかりじゃ あっちこっち忙しい のそうつぶやくのは林の中に隠れているタ のカンサー です実はたのカンサーはおっったまま返さ ずに独り占めしていると田んぼの収穫が 減ったり水害にあったりすることがあり ますそこで他カンサーのおかげで方策が 続くようになると3年以内に返すことが 決まりとされまし た他のカサを返す時はたくさんのお米や 野菜お酒などを持っていき追っとった方も おっとられた方も一緒にご馳走を食べ ながら夜遅くまで楽しい時間を過ごし ますたかんさんが突然いなくなるとおられ た方はびっくりしが村の人々にとって作を 願う気持ちはみんな同じなのでそのうち 帰ってくるさと気長に待つようになりまし たたのかさんはおっったりおられたりし ながらも村の人々の心をついでいたのかも しれませ ん
田の神さぁには、新しく開拓した土地に、よく米の取れる土地に設置されている田の神さぁを、そのご利益にあずかろうと、その街から、だまって持ってくる風習がありました。これをオットイと言って、この風習があるから、地の人は、田の神さぁが設置されている場所をよそ者には教えない。そういう習慣にもなっていました。この物語では、その風習をそのままに、最終的に、オットッタまちの方と、オットラれたまちの方が、最終的には仲良くなる暖まるお話になっています。実のところこういうこともあったのでは、、、