そもそも…神栖市の財政は、なぜ短期間で急激に悪化してしまったのか?

はい、いとう大(ひろし)です。今日は、こちらになります。先月7月27日に発行し ました、私の今年の活動報告紙の第4
号の2ページ目になります。タイトル は、なぜ、このような財政状況になってしまったのでしょうか?ということになっています。 この場で何度も何度も取り上げてきた、神栖市の財政の問題。 ここ数年間で神栖市の財政が、急激
に悪化をしてきました。それが、 なぜ、そうなってしまったのか?ということです。単純に私の想像とか、 思い込みではなくて、数字でそうなっている。数字が、 神栖市の財政悪化の状況を示しているというお話をします。まず少しこの辺り を読み上げたいと思います。今の市政は、市民生活に必要と思われる数多くの 事業を実施してきたとしています。一方で、その意識が強過ぎたのか、 それらを非常に短い期間で行ってしまいました。それは、一見すると市民の皆 様にとって、良いことのように思われるかもしれませんが、その結果は、財政 負担が非常に大きなものとなってしまいました。税収が豊かな神栖市とは 言え、お金には限りがあるということです。と書かせていただきました。これが どういうことかと言うと、よく神栖市長、石田市長が議会でもおっしゃるのは、 また6月の議会でも、こういう言い方をしました。ちょうどその時に また3期目の市長選挙に挑戦をするという表明をした中でもあったものですから、今 まで石田市政として、こんなこともやってきました、あんなこともやってき ました。これもそれも、どれもという
ようなお話で、ご自身がやられ てきたことを、たくさん述べられました。それはそれで大変結構なことだと 思うのですが、その最後の方に驚くべき発言をされました。石田市長いわく 「こんなにいろんなことをやってきたんだから、経常収支比率が悪化しても 当然だ」とおっしゃったんですね。つまり、 いろんな事業を市民のためにやってきたのだから、財政悪くなっても当然 だろうということなんですね。これはなかなか 危険な発想だと私は思います。もちろん、市民の皆様のためにやるべきこと はやらなければなりません。ただ、言うまでもなくお金には、神栖市のお金には限りが あるということです。確かに茨城県内
でも税収は、収入は、神栖市は他の市町村よりも 多いと言えると思います。恵まれていると言えると思います。ただ、いくら税収 が多くても、使う分が増えていけば言うまでもなく財政は厳しくなります。この件 については、またあらためて詳しく取り上げますけども、そういうことなので、 わかりやすく家計で例えると、家のお給料が多少増えたにしても、出る ものも増えたら、当然家計は苦しくなるんですね。そしてこれが、では家族のため、 子供たちのため、お父さんお母さんのために必要なものは買いましょう ということで、車も必要だ。冷蔵庫も必要だ。エアコンも必要だ。 時計も必要だ。ベッドも必要だと全部必要かもしれませんが、それ全部一気に買って しまったら、当然家計は苦しくなるの
は、もう言うまでもないことなんですね。 そして、いくら神栖市が税収が良いと言っても、今言った通り必要な事業を非常に短い 期間で、あれもこれも、それもどれもとやれば、非常に単純な話なんですが、財政は 厳しくなるのは当たり前なんですね。そして、それがまさに今の神栖市ということに なります。そして、そのために必要なことをやるために、貯金を崩して、借金 を増やしてというのは、大変厳しい言い方をすれば、誰にでもできる手法 ということになります。確かに恵まれ
ているとはいえ、限りがある神栖市の収入の中で、 この支出を増やし過ぎない。でも事業
もやらない、減らさないと。少な過ぎ ないというこのバランスを取りながら、収入と支出のバランスを取りながら、良い形 でやっていくのがまさに行政運営、財政運営の、腕ということなんですね。 それが残念ながら、今の神栖市政はできていないということです。 そのことをここにも、このピンクのところで書かせていただきました。ここ ですね。「市民にとって必要だから」という視点と、それを安定的に運営していく ための財政的な視点。このバランスが重要であり、それが行政運営 の「手腕」だと思いますが、今の市政はそれが上手くできずに「市民にとって必要だから」と いう視点に偏っているという印象です。それも大切なことではありますが、それが 行き過ぎると、今の神栖市のように財政バランスが崩れ、次の世代に市のお金を 残すことができなくなり、厳しい財政状況だけを引き継ぐことになります。と書かせて いただきました。それが今、先ほど説明したことになります。市民にとって 必要だからと言って、非常に短い期間で、あれもこれもとやるというのも1 つの選択肢かもしれませんが、財政がここまで悪くなるほどのペースでやると、やって しまったというのは、決して腕がいいとは言えません。ということ です。あくまでも、財政バランスを取りながら、今の世代とそして次の世代と のバランスを取りながらやっていくのが、本当のあるべき行政、財政運営だと私 は考えています。そして、具体的な数字もこの場 では取り上げています。こういう形で財政悪化の原因ということで、 税収は確かに豊かですが増えてはいません。特段に。なのに固定支出がこの数 年間で大幅に増えました。収入は増えていないのに、支出が大幅に増えた。だから財政 が厳しくなる。家計と全く同じ理屈です。お給料増えないのに、買い物いっぱいし ちゃったら、当然これは家計が厳しくなります。非常に単純な理屈ですが、 今の神栖市は残念ながら、そういう単純な理屈の中の財政悪化に陥った ということです。主に増えたものをここに載せてあります。まずは人件費です。 ここ5年ほどで、1年あたり11億7800万円 も人件費が増えました。そして、これから令和13年までの間に、さらに1年 あたり2億8596万円増える見込みです。これは、ここ5年 ほどの間に新しい職員を95人増やしました。これは、当然新しく採用した職員 と辞めた職員の差ということになりますが、95人増えましたので、 そしてこれから人件費は、当然若い職員も多いですから、年々人件費 は上がっていく見込みですから、これは神栖市が出した数字です。私が作ったの ではなくて、神栖市から出してもらっ
た数字がこれということになります。これ だけ人件費が、ここ数年間で増えました。借入金も1年あたりの返済が、 8億2400万円増えました。これは、 あえて書きましたが、かみす防災アリーナ以外の返済ということになります。 結構この財政問題、財政が悪化したというと、アリーナが原因なん でしょうという声が必ず上がるんですね。そして、これが残念なことに神栖市の中 からも、今の市政の中からも出てくるんですけども、当然アリーナもお金 かかっていますから、それによって負担が増えたことは間違いありませんが、 それも神栖市の中のことですから、そういうことも踏まえて、全体の財政をどう見 てくのですか?ということですね。誰がアリーナやった。こうしたという話では なくて、それも現実として、もう負担としてあるものですから、それもきちんと 踏まえた上で、財政運営をしていく必要があって、アリーナ関係なく財政運営 するということは、できるわけがありませんから、ただそういう話が何回も出てくるの で、あえてここに書かせていただきました。アリーナ以外でも1年あたり 8億2400万円、借入金の返済が増えましたよという ことです。もう1つは、委託料も増えています。 1年あたり、ここ4年間ですね。これは、2、3、4、5ですから令和5年までの間に 1年あたり5億4714万円、委託料も増えているということです。以前 もやりましたが、人件費も増えて外部
への委託料も増えてるという、非常に 残念なと言いますか、なかなか考えられない状況にあります。人件費が 増えたならば、外部への委託が減る。また、その逆も有りだと思うんですが、両方一気 に増えているというのが、やはりこの財政が非常に厳しくなってきている要因の1つで もあろうかと思います。そして、この下にまとめを書かせて いただきました。これらは、かみす防災アリーナ以外で、ここ数年間で増加した、 あるいは増加することが決まっている「固定支出」で、合計で1年あたり 28億3510万円の増加となります。この固定支出は、1年間 だけ支払えば良いのではなく、今後も継続的に支払い続ける必要がありますので、 財政の大きな負担となります。そして
注意書きとして、かみす防災アリーナ の支出は、1年あたり約9億円となっていますということです。つまり、アリーナ の負担も大きいですが、それ以外の部分で28億円も、1年あたりですよ。 1年あたりの固定支出が増えているので、言うまでもなく財政が厳しくなってしまっ た。税収はほとんど変わらないのに、固定支出がこれだけ増えていますので、 財政が厳しくなったということです。これがなぜ、財政が厳しくなった のかという中身ということになります。もちろん、 アリーナも、くどいようですが、負担の一端ではありますけども、そこだけ に責任を持っていくというのは、間違いということです。アリーナも負担だけども、 それ以上にこれだけの負担が増えていますよということを、ぜひ皆様には 知っていただきたいと思って、今回こういう形でお知らせをさせて いただきました。 そして大事なのは、これからどうするか?なんですね。こうなってしまった。 そして、令和13年度に一番神栖市の財政は厳しくなる。これはもう確定なんですけど も、その後、今からこれを何とか少しでも減らしていく取り組みをして、 段階的にでも財政を良い方向に直していくことをしなければなりません。 人件費も抑えていく必要があると思い
ます。これについては、既に神栖市として は、来年度の新規の採用は抑え始めて
います。また、借入金の残高も減らし ていかなければなりません。そのため
には、借金を伴う新しい事業を抑えて いく、抑制していく必要があると思います。また、委託料についても、職員で できるものは職員でやって、外部への委託を減らしていくということもやるべきだと 思います。そうすることによって、それ以外にもあるかもしれませんが、そう いう固定支出を年々減らしていく取り組みをしないと、財政は厳しい まま、将来に大きなツケを回していくということになります。ただ、心配して いるのは、この今の神栖市の、もっと言えば市長の、この財政に対する認識があまり 定まっていないんですね。時には神栖市の財政は悪くないよと。健全なんだと いうことを言いながら、時には先ほどもご紹介した通り、いろんな事業やってきた んだから、経常収支比率が悪化しても仕方がないと言ってみたり、また、 健全と言いながら、令和7年度の予算は全部署一律10%のカットという指示を 出してみたり、それから、そうは言っても健全と言いながら、 先ほども申し上げました、来年度の令和8年度の職員の新規の採用は抑制に 入ってみたりということで、なかなか
市長としても発言が定まって いないというところが私の印象なので、財政が厳しいという認識持って くれていれば、こういうところの削減に手をつけてくれるのかも しれませんが、財政は健全だと思っているのであれば、やらないかもしれない。で も、実際ここには手をつけたと。非常に難しい今の神栖市のこの財政に対する認識なんです けども、そういうことに構ってはいられませんので、私としてはもう何度 も申し上げておりますが、6年後の令和13年度に神栖市の財政は、本当に厳しいこと になる。経常収支比率が99.2%まで悪化をする。もしかしたら、 これが今後の取り組みによっては、もっと悪化するかもしれない。そして令和13 年度よりも、もっと早く1番厳しいところに到達してしまうかも しれないという心配がありますので、そうならないように この財政の問題については、引き続き改善傾向が見られるまで、当然私の神栖市議会 議員でいる間ということになりますけども、しっかりと今の神栖市政に 求め続けて参ります。ご視聴ありがとうございました。

茨城県神栖市議会議員の いとう大です。
日々の活動や私の考えなどを、わかりやすくお伝えできればと思います。

□誕生日:1973年(昭和48年)7月23日 茨城県神栖市に生まれる
□干支:丑年 □星座:しし座 □血液型:O型
□学歴:大野原小、神栖四中、鉾田一高卒業、帝京大学経済学部経済学科中退
□趣味:スポーツ観戦、サイクリング、ウォーキング、読書 
□好きな言葉:一期一会、無用の用
□資格:行政書士、宅地建物取引士
□その他:中学生の頃は、野球部でピッチャー
     現在、6人の子育て真っ最中!(12歳、10歳、8歳、7歳の双子、0歳)

2000年(平成12年) ⇒神栖町議会議員初当選(当時26歳)
2004年(平成16年) ⇒神栖町議会議員2回目の当選(当時30歳)

 <合併後、神栖市議会議員となる>

2008年(平成20年) ⇒ 神栖市議会議員3回目の当選(当時34歳)
2010年(平成22年) ⇒ 議会運営委員会委員長
2011年(平成23年) ⇒ 鹿島地方事務組合議会議長
2011年(平成23年) ⇒ 東日本大震災復興調査特別委員会委員長
2012年(平成24年) ⇒ 神栖市議会議員4回目の当選(当時38歳)
2012年(平成24年) ⇒ 神栖市監査委員
2014年(平成26年) ⇒ 総務産業委員会委員長
2014年(平成26年) ⇒ 神栖市社会福祉協議会理事
2016年(平成28年) ⇒ 神栖市議会議員5回目の当選(当時42歳)
2020年(令和2年)  ⇒ 神栖市議会議員6回目の当選
2020年(令和2年)  ⇒ 第25代神栖市議会議長
2024年(令和6年)  ⇒ 神栖市議会議員7回目の当選

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