ある日突然団地妻がうちに上がり込んでき た独身男の部屋に だ何のためにそんな危ない展開はドラマで しか見たことがなかっ た俺は情けなくもかっこ悪さをさらし ながら予想を超えた展開を迎え た俺の名前は栗原健也当時の俺は細 イラストレーターの仕事をしていた絵を 描くことが好きで自分の才能を信じたかっ たしそれを仕事にしようと思ってい たしかしそんな簡単に行くわけはなく毎月 生活するのが精 一杯なんとか家賃の安い団地に住めていた ことはラッキーだっ た ああお腹空い たしよ家に何もない な財布の中はあさるも小銭をかき集めて 800円何が 買える次の収入が入るまで2週間800円 で生き延びなきゃいけ ない俺は力なくジャケットを羽織って外に 出 たそろそろ寒い冬が来る俺の心も北風が 吹きだっ た団地を抜けてスーパーに向かおうとして いると小学生くらいの男女が4人外でお 絵かきをしている光景が目に入った えそんなのキリに見えないみつ君下手くそ お前のだってなんだよ それそんな言い合いをしてい た絵が好きな俺はつい覗き身を子供の感性 は絵を描く上で刺激になることが 多いおじさん何見てん の男の子が俺に気づき声をかけてきたおじ さんって俺はまだ27歳だこの子たちに とってはおじさん かお兄さんは絵描きさんなんだ よ少し得意げに言うと男の子は興味心々に 嘘だじゃあキリ書いてみて よ画用師を手渡され た俺の書体スイッチが入りスラスラと書い て自慢気に見せるとすっげえうまいな じゃあさあ次恐竜書いてよ私うさぎが いい気づくと子供たちの人気者になって次 から次へとリクエストに答えて絵を書い [音楽] あの何してるんです か不審者に声をかけるような警戒心が 伝わってくる女性の声がした振り向くと 綺麗な若い女性が立っている あいや俺ここの団地 えっと信号島のに住んでる栗原と言います トレーターの仕事をしててこの子たちに絵 を描いてあげてまし
たそこまでの自己紹介が必要だったかは 分からないが出者だと思われてはたまら ない俺は丁寧に説明し たそうでしたか確かにお上手です ねすると子供の1人 がひちゃん今帰ってきたのと女性に声を かけ たそうよさあみんな帰りましょうご飯の 時間 でしょう女性は子供たちに帰るよう 促し自己紹介もしてもらえず女性は子供 たちと共に立ち去ってしまっ た日向さん かあんな綺麗な人にいたっけ俺のタイプ だったなあなんて思いながら俺はスーパー に結局どんなに綺麗だろうがなんだろうが 多分結婚している独身で団地住まいなんて 俺ぐらいなもの だろう買った食材は格安食パン卵パスタ サバ感など味よりいかにお腹いっぱいに なるかが勝負 今回はこいつらをどうする かその時だ ピンポンうちのチャイムが鳴った おいめったに訪ねてくる人もいないので 少々ドキドキしながらドアを開ける と栗原直弥さんでしたよねさっきは挨拶も しないで帰っちゃってごめん なさい さっきの女性が立ってい たいえいえ大丈夫です よ完全に感じ悪かったでしょ子供たちを 守らなきゃって勝手に思い込んじゃって ほら世の中いろんな人がいる から私若林日向ここの上に住んで ます気にしないでください見た目も汚いし そう思われても 芸術家さんて雰囲気ありますよいやいや ただの貧乏人です よ優しく笑うんですねけやさんっ てドキッとし たそんなこと言われたの初めてだっ たあの絵がすごくお上手なさんにお願いが ある です私ほぼをしてるんです職業柄絵を描く ことが多いんですが私驚くほど下手なん ですもしよかったら教えていただけないか なってあお忙しいなら無理にと は全然いいですよ俺なんかでよかったらな 俺の書いたやつご覧になり ますつい自分の絵を褒められて調子に乗っ て誘ってしまっ たいいんです か人妻を家にあげて大丈夫だろうかまあ 一瞬ならいいよ
な自分で言ったことに後悔しつつ家の中に 真ねえ た今までの作品を見てもらうと1つ1つに 完成をあげキラキラした目で俺の絵を見て くれて俺は久々に嬉しくて仕方なかっ たプロってやっぱり違うのねすごいこんな 人が下に住んでいた なんて日向さんはそう言いながらテーブル の上に乱雑に並べられた食材が目に入った ようだっ たあのもしかしてこれからご飯でし たバレ たひもじい俺の生活事情がそこに広がって いた なあ見られちゃいました ねイラストレーターって聞こえはかっこ いいんですけどうれっこにならなきゃ大変 なんです よ大変なお仕事なんですねあいいこと 思いついた絵を教えていただく代わりに私 がご飯を作りますどう でしょうすごくありがたい話だったういい んです かあまりに貧しい食生活から解放されると 思ったら断るなんてできなかっ た翌日から日向さんは食事を運びに俺の 部屋を訪れ週末には外の公園や近くの カフェで絵を描くことが日課になっ た家に招き入れたのはあの1階だけ人妻と 部屋で2人きりははまずいと俺が外でと 提案し たこの間けやさんと一緒に作った縁のお 知らせがすごい好評だったの褒められると 嬉しいものねありがとういえいえお役に 立てて俺も嬉しい です日向さんは本当にニコニコ笑顔が耐え ない人でこれも笑うことが多くなっ た相変わらず貧乏なままだったけどお金が なくても心に余裕が持てたしかしそれ以上 の感情を持ってはいけ ないけやさんって本当に優しいし楽しい人 よね一緒にいると時間が過ぎるのがあっと いう 間日なたさんは自分の立場を考えていない のか時々こんなことをさらっと言い俺をざ つかせ たその度に俺は自分の心にブレーキをかけ ありがとうと礼を言って流し たそんな付き合いが続いて2ヶ月が経った ある 土曜日日向さんは約束していた公園に訪れ ずどうしたのかと思ったが俺が訪ねて確認 するのは生き過ぎた行と思いそのは家に 帰って行っ たしかしその夜日向さんが突然現れ
たしかも酔っているようだっ た日向さんどうしまし たけやさん中に入れてください ういやいやだめですよそんなによってどう したんです か 俺は日向さんの腕を取り上の日向さんの家 に連れて行こうとした がやあ だそう言って俺の手を振りほどき家の中に 上がってしまっ たご主人と喧嘩でもしたんです かその言葉に日向さんはすごい勢い でからそこ話が噛み合ってないよねずっと 聞こうと思ってたんだけど私いつから人妻 なの う 私独身なんだ けど うってことはずっと俺は勝手に勘違いして いたってこと か1人で団地に それけやさんもでしょいやそうなんだけど 独身な女性が団地住まってあんまり聞か ない からそれは勝手な 思い込みその瞬間俺は舞い上がる嬉しさと 独身同士の男女が2人きりになっている 現状に緊張が込み上げてき たそうだったん だ思い込みって怖い ねそれで日向さん今日はどうしたの公園に も来なかった しそれ はごめん なさい実は私には妹がいるの結婚して子供 もいるんだけど少々問題ありな家族で 今日妹夫婦との話し合いをするために会っ てたん だ話が長引いて公園に行けなかったの ごめん なさい話を聞くと妹夫婦はアパート住まい だったが旦那さんがリストラになっていた のをずっと黙っていて生活費は借金をして 妹に渡していたと言うから驚いた 散々借金が膨らんでようやく 白場このままアパートに住み続けられない という状況になった らしいすごい状況に悩んで妹と飲みながら 話し合った のそれで私が上野会の部屋を妹家族に譲る ことにしたのだって家賃安いでしょ生活が しっかりするまで私が支えようってでも私 が妹夫婦と一緒に住むには狭いの よ確かに1人や2人なら十分だけどそれ
以上は狭いかもしれ ないそれでねけや さん私がここに住みたいんだ けど だめもちろん ずっとじゃなくて早々に安いアパート探す つもりだからけやさんしか頼める人いなく て本気 かそれはいつからえっと ね今日今 からへへて えでも でもうちシグ1つしかないしいいわよ別に ケアさんは 困る困るでしょうが えだってどうやって寝る の一緒 に日向さんはいたずらっぽく上目遣いで俺 を見 たこれは酔ってるからそれとも本気 でいやだってそれは え本当 に不にもうたえてしまっ たそういうけやさん本当に 好きだから信頼してるん だ大丈夫 自分の家からお布団持ってくる からきっていうフレーズが頭の中でこだま し た独身だと分かった 衝撃もはや俺たちに立ちはかる壁はない そして一緒に住みたいという急 展開俺 は俺は日向さんが好き だ今までずっと抑えていた感情が一気に 吹き出していくのが分かった しかし次の瞬間目に入ったのは虚しく置 きっぱなしになっている高熱日の請求所 だっ たこんな俺が気持ちを伝えたところでどう するって言うん だ大切な女性を幸せにすることもでき ない俺は貧乏な男 [音楽] だ俺は複雑な思いを抱えたまま 日向さんとの同性生活が始まっ た日向さんは毎朝早起きで俺が起きてくる とすでに共演していたようだっ たしかし必ず俺の分の朝食が あり今日も可愛い絵が描けますようにいい お仕事のチャンスがつめますようになんて メッセージが添えられてい たそんな日向さんをどんどん好きになり 同時に自分の生活力のなさにけと焦りを 感じ始め
たこのままじゃ好きな女性を大事にする ことすらできない周りからはひとみ慣れて しまう だろうしかし俺には何ができると言うんだ 絵を書くこと以外に何 がじゃあそのに真剣にけきただろうか必死 になるってこんなことじゃないよ な決心した瞬間だったしょうもない プライドやエゴは捨てるもらえる仕事は何 でもやる書いて書いて書きまくってやれる ところまでやろうと思っ たけやさんなんか最近口数少ないね大丈夫 部屋にこもりっきりだし ああちょっと忙しいんだごめんね えっとご飯ありがとうじゃあ仕事に戻ら なきゃあうん頑張って ね日向さんは少し悲しそうな顔をしていた が俺も疲労と仕事にしがみつきたい焦りで 気を配れる状態ではなかった何よりも まともに稼げるようになって気持ちを伝え たかっ たそんなある日俺が描いたイラストが出版 社の人の目に止まった連載が決まった コラムの差しを書かないかと奇跡のような 依頼が入ったの だ俺は嬉しくて嬉しくて1番に日向さんに 報告したかったとはいえまだまだ贅沢は できないそれでもお祝いの真似事がしたく てケーキをって家に帰っ たただいま日向さん報告があるん だ息よよと切り出す と私も話がある の日向さんも口を開い たじゃあ日向さんから先に どうぞ俺の話は最後に取っておきたかっ たしかし あのね幼稚園の近くにアパートを見つけた の来週には引っ越せそうなん だ今まで本当に ありがとういい条件のところが見つかって 本当に良かった わ う日向さんが出て いくこのままで痛いの に一緒に住むことで距離が縮まり 思いは同じだと思ったのは俺の 勘違いけやさんの報告 は黙ってしまっている俺に日向さんは せかし たああ仕事がね決まったんだ連載のコラム のさし絵を担当することになったん だ棒読みのような報告だっ [音楽] たすごいじゃない何の雑誌絶対見る毎回 買う嬉しい
ね想定以上に目をキラキラさせて喜んで くれる日向さんを見て俺は言わずに言られ なかっ た全部日向さんに見合う男になりたかった から日向さんがいてくれたから俺人生で 初めて本当に努力できた 仕事を決めて日向さんに気持ちを伝え ようっ てで も意味なかった ね力なく言う俺に日向さんは顔を好調させ て嬉しいここ最近ずっとけやさんが私を 避けているように見えたから私がここに 住んでるのがストレスなのかなってでもけ やさんは優しいから言えないんだろうなっ て全部それって私のため にうんごめんね疲れもたまってたし精神的 に余裕がなくてで も日なたさんを嫌だなんて思うわけがない だってずっとずっと一緒にいたいから俺 頑張ってたんだ 私もけやさんと一緒にい たい ジうん明日アパートはキャンセルしに 行くいいか なもちろん そして俺たちは正式に恋人同士としての 同棲が始まっ た俺の仕事の評価は好評でコラムの差しを きっかけに次々仕事が舞い込むようになっ たようやくまともに稼げるようになり団地 暮らしも卒業できるくらいになった時俺は 日向さんに プロポーズ披露宴は日向さんのアイデアで 団地の集会場を借りて団地でお世話になっ た人や子供たち仲がいい友達などを招いて 行っ た手作り感満載の俺たちらしいパーティー だったと 思う その後俺たちは日向さんの仕事のことも 考え幼稚園近くのマンションに引っこし た今の俺があるのは幸運を運び俺をやる気 にさせてくれた日向さんのおかげ だ俺はこの女性をずっと大事にして いくこれが俺たちの馴れ染め ですご視聴いただき ありがとうございます今回の馴染め ストーリー良かったと感じた視聴者様は いいねや馴れすめ最高とコメントして いただけると励みになりますそれでは次回 もお楽しみに