地域で育む安心の道 佐伯市で通学路点検 危険箇所改善に向け対応
子どもたちが登下校中に交通事故に遭うケースが全国で起きています。
児童や生徒の安全を守るため佐伯市教育委員会などが通学路に危険な場所がないか点検しました。
佐伯市の教育委員会は毎年土木事務所や警察などと合同で通学路の安全点検を行っています。
2025年度は、市内18の小中学校から「安全対策をしてほしい」という要望が29件出されていて、19日は米水津地区の2カ所を確認しました。
■中野記者:
「こちらは米水津中学校に向かう通学路です。こちらの道では、この段差が自転車で転倒しやすいという危険があります」
この場所については、道路と歩道との段差を解消してほしいという要望が出されていました。
■佐伯市教育委員会教育総務課 中里礼大副主幹:
「児童生徒が安全に通学できる環境を作ることが目的なので、関係機関に協力を求めて危険箇所の改善に努めていきたい」
19日に点検した場所は、県の土木事務所が改修を行う予定で、他の場所についても必要な場合は改修を検討します。
通学路に潜むリスクとは。
ここからはフカボリです。
もうすぐ夏休み中も終わり、子どもたちの登下校がまた始まります。
一部の道路を紹介しますので、みなさんの周りにも危険と思われる場所はないか気にしてみてください。
19日は佐伯市の米水津地区で合同点検がありましたが、市内には他にも危険とされている場所があります。
こちらは明治小学校の通学路です。写真の奥に向かって下り坂になっていて下った先が右に曲がっていています。
工事現場が近く、国道につながる道路で大型車両の通行も多いそうです。
坂が急で、過去には子どもの飛び出しによる事故も起きています。
「カーブミラーを設置してほしい」という要望が上がっていました。
写真を見ると、ガードレールも歩道の外側にあるので子どもも簡単に道路に出られます。
またこちらは木立小学校の通学路です。グリーンベルトが薄くなり、運転者から見えにくいという声があがっています。
グリーンベルトというのは、歩行者が通行できるということを車のドライバーにもわかりやすくするために緑に塗られています。
こちらでは、白線とこのグリーンベルトを塗り直してほしいという要望が出ました。
このような場所に限らず、県内でも登下校中の事故が起きています。
県警によりますと、今年7月末までに事故に遭った小学生は11人で、全員が歩行中でした。
一方、中学生は14人で、歩行中が3人、自転車が10人、車に乗っている時が1人です。
小学生は歩行中に、中学生は自転車の事故が多い傾向にあると県警はみていて、この夏休み中にぜひ、通学路に危険な場所がないか、子どもや孫と確認して注意するように伝えてほしいと呼び掛けています。
もうすぐ2学期が始まります。ハンドルをにぎるみなさん、登下校は特に事故が起きやすい時間帯です。安全運転をお願いします。