宮崎県知事定例記者会見(令和7年6月5日)
私の方から、冒頭
何点か報告を申し上げます。 1点目は
台湾訪問についてであります。 資料にありますように
今月下旬に台湾に参りまして 現地の高級日本食スーパー「裕毛屋」で
トップセールスを行います。 資料の1番下にありますように 平成28年度にも裕毛屋でのフェアを
行っているところでございます。 台中市との友好交流協定を結んだ際に
久しぶりに裕毛屋を訪れまして 々な日本の食材等が
扱われているという状況も視察し ぜひ宮崎もしっかりプロモーションを
行ってまいりたいということで 今回実現することとなった
ところであります。 日程、参加者は
資料にある通りであります。 台湾との関係では、台北線が再開して 現在週2便の運航が
なされているところであります。 さらなる維持・充実も
図ってまいりたいということで 今回あわせて
航空会社への訪問も行ってまいります。 また、台中市との交流ということでは 世界的な自転車メーカーである
GIANTが立地しているということ 台湾におけるサイクリング人気
ということもありまして 台湾からのサイクルツアーなども
受入れを行っているところでありますが そのようなスポーツ面等でも さらに交流を深めてまいりたいという
思いを持っておりますし 本県もツール・ド・九州に
参加いたしますが 先日の九州知事会においても 九州全体として、サイクルツーリズムの
関係でも交流を深めていきたいという 議論をしたところであります。 今回は本県と台湾のネットワーク強化
さらなる販路拡大に結びつけていく そのような思いで出張するものであります。 2点目であります。
国スポ・障スポの関係であります。 2年後に迫りました国スポ・障スポに向けて
様々な準備を進めておりますが 今回の取組では 炬火トーチデザインの募集を
今日から9月30日まで行ってまいります。 オリンピックにおける聖火トーチに
当たるものであります。 これまでの国体
そして国スポにおいては これを炬火という表現を
するわけであります。 炬火トーチは、開閉会式等で使われることが
想定されているものでありまして ぜひ、公募により県ゆかりの方に
デザインを考えていただきたい。 そのことを通じて、国スポ・障スポの
機運醸成を図っていきたい そのような思いもございます。 応募資格でありますが
県内に在学、在住、在勤の方 またはその経験のある方
ということであります。 プロ、アマを問いませんが 宮崎に滞在したことのある方
住んだことのある方 宮崎の暮らしや
宮崎の地域のことをご存知の方に ぜひデザインしていただきたい。
そのようなことが応募資格にございます。 式典専門委員会による審査の上で 最優秀作品を1点決定して
トーチのデザインとして採用する 賞金10万円ということで
用意しておりますし 優秀賞、佳作等も
表彰することとしております。 ぜひ興味を持たれた方
デザインを志された方 プロ、アマを問わず応募いただき 2年後の本番を盛り上げていただきたい
と考えております。 ぜひ、この大会に対する
熱い想いというものを 形にしていただきたいと期待しております。 受賞作品の決定については
しばらく時間がかかるわけですが 令和8年2月ごろを
予定しているということであります。 ちなみに、トーチのデザインについて 最後の国体となった鹿児島では
公募が行われたようですが 去年の佐賀の国スポ、今年の滋賀
来年の青森は公募ではなく プロの方に決めていただくというやり方を
しているところでありますが 先ほど申し上げましたように ぜひ皆さんに興味を持ってもらい
その思いを形にする 本県にゆかりのある方の参加 そして機運醸成を
図っていきたいという思いでございます。 そしてその作品を
楽しみにしているところでございます。 3点目であります。 令和6年度の県外からの
スポーツキャンプ・合宿の受入実績について 数字がまとまりましたので
ご報告申し上げます。 資料の最初のページにありますように 令和6年度の1年間を通じた状況を
項目1で整理しておりますが 団体数、参加人数、延べ参加人数で
前年度を上回っておりますし 参加人数と延べ参加人数では過去最高を
更新しているということであります。 ポイントとしましては
資料に記述しておりますように ゴールデンウィークや夏休みの時期に 学生チームの合宿件数が増加したことが
主な要因となっているところであります。 折れ線グラフや
棒グラフを見ていただきますと コロナの影響を脱して
V字回復を図ることができていると 大変ありがたく
受け止めているところであります。 次のページですが、項目2のところでは
プロチームの春のキャンプ、合宿が集積する 1月から3月の時期について
毎年発表しておりますが 延べ参加人数は過去最高 参加人数については
過去2番目ということであります。 こういった延べ参加人数が
過去最高を更新したのは 都城で新しく 千葉ロッテマリーンズ2軍のキャンプが
実施されたということもありますし WBCの予選を前にしたニカラグア代表チーム
の受入れを行ったことや 社会人の陸上チームの合宿件数が
増加したことがこの時期に重なって 延べ参加人数の過去最高に
繋がったということであります。 一方、観客数は前年度を下回っておりますが
これは、記憶に新しいところですが 2月はかなり気温が低かったということで 人出にも影響が及んだのではないか
ということや プロ野球などの人気選手の移籍なども
影響があったのではないか ということを
言われているところでございます。 次に経済効果としましては
観客数の減少がありましたので 経済効果自体は
前年を下回っているところであります。 PR効果は資料下部の
棒グラフにありますように WBCの侍ジャパンの合宿があった時期は メディアで取り上げられる量が
全く違いますので ダントツで抜けておりますが
PR効果は前年を上回っているということで 一定の手応えを
感じているところであります。 6年度については
このような状況でありますが 今年度に入りましても、4月には
新しいプールが整備された早々に 競泳韓国代表チームの合宿を受け入れる
ことができたということもありますし 野球日本代表の侍ジャパンも 11月上旬から宮崎市内で合宿を
行うことが発表されております。 我々としては 来年の春本番を前にした合宿誘致について
引き続き働きかけているところであります。 さらに昨日ですが、ラグビー日本代表が
今年も合宿を行うということで 6月16日からの合宿が発表されております。 今年も継続して開催するということで 去年もそうでありましたが 例えば2、3週間等を
断続的に何回か開催される。 宮崎を1つの拠点として そういった国の代表クラスのトップチームの
合宿を受け入れられることを 大変ありがたく思っておりますし 先ほど申し上げました6年度全体の参加人数
延べ参加人数が過去最高を更新しているのも プロや代表チームの受入れだけでは
そこに繋がらないわけでありまして こういったトップチームの受入れにより 宮崎のキャンプ地としての
ブランド力や魅力が高まり アマチュア、学生
社会人の合宿の受入れに繋がり 経済効果にも結びついていると
整理しているところであります。 引き続き この「スポーツランドみやざき」
というスポーツを 地域振興に生かしていく取組を 先ほどは2年後の国スポ・障スポの盛り上げ
ということで説明しましたが そういったところにも弾みをつけながら
進めてまいりたいと考えております。 ちなみに、合宿ではありませんが
テゲバジャーロ宮崎が 今度初めて
「クロキリスタジアム」を使って J3の公式戦を行うということが
先日発表されました。 新たな国スポを見据えた施設整備が
そのような効果を生んでおりますし ここでもぜひ様々な大会の開催や 合宿の受入れに繋がることを
期待しているところであります。 それから最後であります。 改めて長嶋茂雄氏のご逝去に対して心から
お悔やみを申し上げるものであります。 昨日発表しておりますが
今日の13時から8日日曜日まで 県庁本館1階ロビーで追悼記帳所を
設置するということであります。 サンマリンスタジアムに置かれておりました
ユニフォームや様々な資料 写真等も併せて展示し、県民の皆様の追悼 振り返っていただくことの
助けにしたいということで 準備を進めてきたものであります。 現在、長嶋さんの回顧が様々なメディアでも
取り上げられておりますが 改めて宮崎のキャンプと歩みを同じく
しているという思いをいたしております。 入団されたのが1958年でありますが 翌年から巨人の
宮崎キャンプがスタートしている。 その年には、ルーキーとして
王さんも加わっているわけでありまして まさにON時代の幕開け、巨人のV9 プロ野球の1つの黄金時代が
宮崎のキャンプとともに歩まれて 監督の時代も含めると 宮崎には31年間キャンプ等で
訪れていただいたということであります。 宮崎には巨人のキャンプ60周年ということで
2018年に訪問いただいておりますが 私もそのときにご挨拶をしたのが
直接では最後であったと思います。 そういった「スポーツランドみやざき」の
礎を築いてくださった 非常に大きな功績を残していただいたものと
改めて感謝の思いでございます。 サンマリンスタジアムも
一般公募で名前を募って サンマリンスタジアムという 名前の名付け親の1人になっていただいた
ということもあります。 また、宮崎キャンプでの様々なエピソード 足跡というものも
紹介されているところでありまして 改めてそのご功績に感謝を申し上げ
ご冥福をお祈り申し上げるものであります。 先ほどプールで合宿の受入れ
という話を申し上げましたが あのプールの場所に県営野球場があって あそこで当初は
巨人のキャンプが行われていた。 少し大きな表現で言うと、あの場所が
「スポーツランドみやざき」の 発祥の地であるという
想いもあるわけであります。 そこが新たに
県プールとして生まれ変わった。 その年に亡くなられたというところも
しみじみ感慨に浸っておりますが よく言われておりますように
直接関係があるわけではありませんが 89歳で亡くなられたことも語呂合わせで
野球と読めなくもありませんし また、背番号と同じ3日に
亡くなられたということも プレー自体も「記録とともに記憶に残る」
ということがよく言われておりますが 大変残念なことでありますが
この亡くなられたタイミングというのも 様々な記憶に残る
また我々宮崎にとっても いろいろなことが思い起こされる今回の
ご逝去であったと受け止めております。 発表事項・説明事項は以上でありますが
1つ付け加えさせていただきますと 昨日、厚生労働省が合計特殊出生率を発表し
今日の新聞各紙等で 大きく取り上げられている
ところであります。 本県も出生率・出生数が減少していることに
さらに強い危機感を抱くとともに 全国的に少子化の傾向に
歯止めがかかっていないこと 本県の状況、それから 全国の状況のそれぞれに
危機感を抱いているところであります。 本県については、これまで
日本一挑戦プロジェクトということで 1.80という目標を掲げながら
取り組んでまいりましたが 先ほど申し上げましたとおり 出生率・出生数自体も
それぞれ減っておりますし さらに強い危機感を覚えておりますのが 婚姻数についても下げ止まりに
なっていないということであります。 前年度比で149組減少という
手元の数字もございます。 全国的にはトータルの数字は
少し回復傾向にあり 都道府県単位でも29都道府県で
回復したという状況の中で 残念ながら、宮崎では、将来の子供の数に
直結するとされております婚姻数も まだこの令和6年では
減少しているということです。 改めて、日本一挑戦プロジェクトの
子ども・若者プロジェクトの展開も含めて 力を入れていきたいと考えておりますし よく聞かれますが、1.8へという目標に対して
さらに遠ざかった、厳しくなっている その目標をクリアするには さらに高いハードルになった
というところは重く受け止めつつも 今できることに全力で取り組むという
姿勢に変わりはないところであります。 さらに、全国についても
危機感を覚えておりまして 東京も連続して1を割って0.96。 宮城も1.0で、北海道が1.1と
続いておりましたが 東北地方が軒並み低い状況という
ものがあるということであります。 全国の人口の状況については
昨年も本県で 「日本創生のための
将来世代応援知事同盟」という 約20県の知事が集まり
人口減少問題について議論し 国に人口減少の司令塔となるような
組織の立ち上げを求めて要望活動も行い そこは形にはなっておりませんが 今年は改めて福井で 去年のみやざきサミットに続いて
その問題について議論し 引き続き提言を
行っているところでございます。 ちなみに、福井がたまたま前年度横並びの
1.46で、順位自体は全国2位に上がっている。 なかなかその要因というものが 今回行ってみて新幹線の開通で賑わう
福井でありましたが 石川や富山の数字は
それほど大きくないということで 新幹線との関係
ということでもないでしょうし いずれにしても、本県の状況
それから全国の状況についても 今後の様々な分析、検討
議論を注視しながら、強い危機感を持って 引き続き
取り組んでいきたいと考えております。 これは国民全体として 危機感を共有すべきではないかということを
強く思っております。 例えば
東日本大震災の教訓を踏まえて 現在、南海トラフ地震対策
ということが進んでいる。 これは行政ももちろん取組を
進めるわけでありますが 防災に関して自助、共助、公助
ということが言われます。 こういった大きな災害が発生した場合に
地域社会、そしてそれぞれの暮らしが いかに大きな影響を受けるか そのために様々な取組をそれぞれの立場で
進めていこうということを 災害対応で進めているわけであります。 人口減少について、以前、「静かな有事」
という表現を官房長官もしておられましたが 国、県、市町村、それぞれ行政も取り組む
いろいろな事業体も取り組むわけですが 国民一人ひとりも受け止めていただいて さらなる取組を進めていく必要が
あるのではないかと。 おそらく婚姻数の回復についても
コロナの影響は脱したにせよ 物価高等が続く中での将来に対する
不安、負担の高まりというところも 背景にあるのかと考えておりまして 何かをすれば一気に解決する
ということではないと思います。 国においても、次元の異なる
少子化対策も進めておりますし それぞれの県、市町村でも様々な取組が
進められているところでありますが ぜひこの問題を国民全体で共有しながら 我が国全体の国力や将来に繋がる
課題として受け止めて 議論や対策を進めていくことが
できればと考えております。 改めて本県としても取り組み
国への働きかけも様々な知事グループ さらには全国知事会等を通じて
進めていきたいと考えております。 以上であります。 (MRT)台湾訪問について、訪台が非常に
最近になって頻繁になっていますが これはどういった理由でしょうか。 (知事)台中市と友好交流協定を
結んだということがありますし 先日は九州地域戦略会議で知事会と経済界で 一体となって
半導体関連産業の振興を図っていく 九州全体としてシリコンアイランドを
目指していくということでの 出張も入ったということであります。 友好交流や航空路線の維持・充実を図る
という元々の県の取組に加えて そのような九州全体での動きでも 台湾との関係が深まっていることが
背景にあろうかと考えております。 (MRT)出生率についてですけれども
目標を見直すことはないのでしょうか? (知事)はい。 (MRT)今後さらに何か
取り組んでいきたいことなど 何か具体的に決まっていることが
あればお願いします。 (知事)引き続きできる限りの取組を行い 先日の福井でのサミットも
そうでありますし 様々な他県の取組も参考にしながら
財政状況も含めて資源に限りがありますので どこがどのように課題となっているのかを よく見極めながら
今できることを行っていく。 よく人口問題は慣性の法則が働く 「人口モメンタム」
ということが言われていますが 今の動きというのは、例えばすぐにブレーキ
をかけたら止まるというものではない。 そして、それがグーッと進んでしまう
ということがありますので 可能な限りブレーキといいますかアクセルと
表現した方がいいのかわかりませんが できる対策を国を挙げて取り組んでいく 県としてもそのようなことが
必要であろうかと考えております。 (毎日新聞)スポーツキャンプ・合宿
の受入実績について 毎度お聞きしているようで
大変恐縮なのですが 参加人数と延べ参加人数の違いを
お聞きしたいのが1つと 日本一挑戦プロジェクトの中で
プロキャンプ数43チーム以上というのを 来年達成するという
目標を掲げておられますが このプロキャンプ数をカウントしたときに
令和6年度がどのような数値になっているのか この2点を伺います。 (スポーツランド推進課)参加人数と
延べ参加人数につきましては、参加人数は 例えば1チーム10名であれば
10名とカウントし、延べ参加人数は その10名が2日間であれば20名、3日間で
30名とカウントする考え方でございます。 また、プロチームの参加数に関しましては
令和6年度は34チームとなっております。 (毎日新聞)10人の方が 宮崎に合宿に来られたら
それが参加人数で10人となって その方々が2日間合宿すれば20とするのが
延べ参加人数になるということですか。 (スポーツランド推進課)
はい。その通りです。 (宮崎日日新聞)
同じくキャンプについて 春季キャンプの経済効果というのが 直近3年ぐらい連続して
下がっているかと思います。 日本一挑戦プロジェクトでは
令和8年度までに 150億円に持っていくという目標を
掲げてらっしゃると思うのですが 何か具体的な対策といいましょうか、もう
目標達成年度は近づいていると思うのですが 具体的な対策等があれば教えてください。 (知事)先ほど、今回の減少というのが 天候の問題や選手の入れ替わりも 背景にあるのではないかということを
申し上げたところであります。 天候はなかなかいかんともしがたい
部分はありますが キャンプの時期に多くの皆様が訪れて
そのことが経済効果に繋がるように 様々な盛り上げを図っていくことが
大事であろうかと考えております。 例えば、日本一になったチームがあれば 1月31日によく歓迎パレードなどを
していただいておりますが そうすると観客数や経済効果がドンっと
上がったりするわけでありますが それはチームの活躍頼み
ということになります。 キャンプ地としては、できる限りの
様々な盛り上げを図っていくこと。 そして、プロ以外のアマチュアも含めた
合宿の受入れというのが 経済効果にも
繋がっていくと考えておりますので そのような努力を重ねていくということ。 現在、様々な施設整備を進めていることも
そこに直結すると考えておりますので ハードとソフトの対策を
進めていくことによって 経済効果にも結びつけていきたいと
考えております。 (朝日新聞)
台湾訪問についてお伺いします。 今回の訪問の目的の1つとして 台北線のさらなる充実を
図ることとおっしゃいました。 例えば便数を増やすといった要請や交渉を
行うのかということが1点。 また、物産観光プロモーションの中で
物産とはどういった物を持っていかれるのか これは一過性の取組なのか それとも今後台湾での販路拡充を図る
礎とするための取組なのか どういった物を台湾のマーケットに
売り込んでいきたいか伺います。 (知事)定期便が飛んでおります
台湾、韓国には 例年、それぞれの航空会社訪問し 路線の維持・充実を
要望しているところであります。 今回、台中での用務にあわせて、航空会社
場合によっては旅行会社等も訪問しながら さらなる充実を要望していくというのは
例年の取組であります。 現在、比較的搭乗率も好調だという
報告も受けておりますので 日本への渡航の人気の高まりを背景に
さらなる充実を図ることが 本県の地域経済のプラスにも
繋がるという思いで 路線の維持・充実について引き続き
要望していきたいと考えております。 それから物産に関しては、直近 本県の農畜水産物が13年連続で
海外輸出が伸びているという中で 大きな割合を牛肉が占めておりましたし
牛肉の輸出先の1位が台湾。 台湾、アメリカ、香港
という順番だったと思います。 裕毛屋での今回のフェアでは
牛肉のみならず 様々な加工品も含めて
大きく紹介したいと考えております。 先ほど言いましたように
裕毛屋は、台湾の中では比較的 日本食を扱う高級スーパーという
位置づけになっておりますので そういったところを利用される富裕層の
皆さんに宮崎の食材でありますとか 加工品というものをアピールして さらなる販路拡大に
結び付けていきたいと考えております。 (UMK)出生率についてお伺いします。 2030年を超えると人口の反転が
厳しくなるという指摘もある中 知事会として、時間もあまりありませんので
即効性のある分野 どういったところを具体的に重点的に
要望していくか改めてお伺いします。 (知事)知事会としては
国に先だって、全都道府県が参加した 人口戦略対策本部というものを
立ち上げて 現在は、前会長の平井さんが
その本部長を務め 国への要望なども
繰り返しているところであります。 特に我々が懸念しておりますのは
出生率や少子化については こども家庭庁も含めて様々な
手厚い対策が行われておりますが 地域の社会減に繋がっていきます
東京一極集中については 国としてそれを捉えて 大きく改善を図っていくという部分が
弱いのではないかと そのようなところも強く指摘しながら
バラバラとやるのではなく 人口問題というものを捉えた司令塔という
ものを作っていただけないかということを 去年以来ずっと
要望しているところであります。 国としては、いろいろと手を打っている
という説明をされるわけでありますが ぜひ今回の数字に強く危機感を持ちながら 司令塔を設置すればどう解決するかという
道筋があるわけではありませんが 国としてもっと本腰を入れて
この問題に向かい合うんだ 取り組むんだということを
国民にメッセージも発信しながら 体制を整えて進めていただきたい
という思いがあります。 人口問題について提言しております
民間の人口戦略会議がありまして 昨年、調査した結果などを
発表しているところでありますし そういったところが中心となりながら
人口戦略の本部を立ち上げていこうという 国民運動に繋がるような動きも
なされているようであります。 知事会のそのような動き
人口戦略会議等における動き そして国の動き、こういったものを
さらに組み合わせていきながら より強力に
国民的な課題として共有する中で 進めていくことが
できればと考えております。 (宮崎日日新聞)出生率のことについて
教えていただきたいのですが 県が様々な対策や事業を行っていることは
重々承知なのですが 今回数字として、残念ながら
成果が出ていないのかなと感じていて これまでの対策が十分だったのか
適切だったのか そこあたりの知事の受け止めと 改めてこの問題の難しさを
教えていただけたらと思います。 (知事)やはり息の長い取組が
必要であろうかと思います。 何かをすれば、翌年、翌々年に
すぐに効果が出るという問題ではない。 人口学で人口慣性という表現を
されているようでありますが 慣性の法則のように なかなか動き出したものの方向を変えていく
のは難しいという課題があります。 だからといって 様々な取組を弱めるのではなく
長い目で見た強い危機感を共有しながら 今できることを
最大限やっていくということを 国や県、市町村がそれぞれの立場で 進めていくことが
大事だという基本認識であります。 例えば東京都などは 他の自治体ができないような極めて
手厚い対策を様々打っています。 保育料の無償化や教育費の無償化 不妊治療についても
いろいろと支援がありまして 同じことはできないということで 隣県の知事が国に
いろいろな要望をしたりということも 記憶に新しいところでありますが そのような東京都の取組を
決して否定するわけではなく 東京都はそれだけやりながらも 今回0.99が0.96になっているという
下げ止まっていない状況がありますし 国全体としても
これだけいろいろと対策を打ちながら 1.20が1.15になった。そこは
国全体として強い危機感をさらに共有して できる限りの取組を進めていく
ということであろうかと思います。 そして数字の見方はなかなか
難しいものがあろうかと思います。 なぜ福井が1.46で
横ばいになったのかというのは 改めて勉強してみたいと思いますが 東京都が
0.96に下がりましたと言いましたけど 0.03ポイントの減少は
もしかするといろいろと手厚い対策で 踏みとどまっていると
見ることができるのかもしれません。 しかし、子育て世代が 都外に流出しているのではないかという
分析、指摘もあったりしますので いずれにしても 何をやればすぐに結果が出る
効果が出るというものはないにしろ 一つひとつ社会の様々な課題というものを
解きほぐしながら 将来、10年20年30年後
さらにその先も見据えながら 将来世代に対する責任として
今できる限りの手を打つことを 持続していくことが
大事であろうかと考えております。 (西日本新聞)人口減少と
絡んでですけれども 人工妊娠中絶の件数が 宮崎県は都道府県別で4年連続
ワーストだったこともありますので 現在も全国の中で
高い率が続いているのですが 知事はこのことについて どういったことが背景にあると
お考えになっているかということと これに対して 何らかの対策をお考えになっているか
ということについてお聞かせください。 (知事)残念な数字だと
受け止めております。 しっかりと望まない妊娠の発生を
抑制することも含めて 適切に妊娠前に様々な知識を得る プレコンセプションケアの
重要性ということも 人口減少対策の文脈で
言われておりますし 人工妊娠中絶を防いでいくというところにも
繋がってくると考えております。 改めて重要な御指摘だと
受け止めております。 そういった数字、そして現実
というものを注視しながら 少しでも良い方向に結びつけていくように 様々な取組を
進めていきたいと考えております。 (西日本新聞)以前も少し
お伺いしたのですが 包括的性教育について
宮崎市や日南市は自治体で取組を始めて 宮崎市は特に幼稚園児からの教育を
今年から始めています。 一方で現場の方に話を聞くと 県教委の取組が
消極的だという声を聞くのですが 知事はどのようにお考えでしょうか。 (知事)消極的かどうかというところまで
整理ができているところではありません。 そのような御指摘があるということを
受け止めながら 教育委員会とも
議論ができればと考えております。 しっかり市町村の取組も参考にしながら
そのような現実に対して教育の現場で どのようなことができるのか
ということを 真剣に考えていく必要がある
問題だと受け止めております。 (毎日新聞)参院選を前に減税の議論が
大変賑やかしいところですけれども 先日も東京で知事会の税財政の委員長
としてご活動されていたようですけれども 都道府県知事の立場で、この問題についての
お考えを改めてお願いいたします。 (知事)長引く物価高、暮らしへの影響
経済への影響ということも踏まえながら 今おっしゃったような減税についての 様々な提案、議論がなされている
という認識であります。 その中でも、特に消費税の減税について 様々な案が示されているということに
強い危機感を覚え 今回の全国知事会としての要望を
行ったものであります。 消費税というのが国全体で
30兆円を超す税収があり 地方にも交付税での配分も含めると 令和7年の当初予算ベースで 11兆円を超える大きな
貴重な税財源になっているということを まず把握していただきたいということと 社会保障関係費が増加する傾向の中で 様々なサービスを今後
安定的に提供していくためには 貴重な財源であるということをお伝えし
将来世代に対する負担のあり方も含めて 十分に検討していただいて
丁寧な議論を進めていただきたい 今回そのような要望を
行ったところであります。 今の物価高等も含めた暮らしへの
影響に対して何か手を打つ必要がある。 その問題意識は共有しながらも
特に減税という将来への影響 しかも、今申し上げましたのは
消費税収というのは他の税と比べても 極めて重要な役割、社会保障目的で
使われているわけでありまして その役割を考えたときに もちろん様々な選択肢を含めて
議論していただくのは重要でありますが 例えば食品に係る消費税率をゼロにする 半分にするなど
いろいろな議論がありますけど とても大きな影響があるということです。 その文面には書いておりませんが
事務手続きも考えると 消費税率の修正を図るというのは 膨大なコストと
手間暇もかかる問題だということで ぜひ国民の皆さんもその点は 理解していただく必要が
あるのではないかということを 強く感じております。 (宮崎日日新聞)
新田原基地のF-35Bの訓練について 防衛大臣が地元の負担軽減に向けて
検討を行っていると言及されました。 それに対する知事の受け止めと 今後検討結果を地元に説明しますと
いうように大臣が述べられているんですが それまでの間に県として 例えば地元の声を改めてお伝えするなどの
予定があるのかどうかというところを 併せて教えてください。 (知事)これまでも県としても
地元自治体と一緒になりながら 九州防衛局、さらには
防衛本省にも要望を届けてきて しっかりと地域の声を丁寧に聞いて
対応を図っていただきたいということ その姿勢は繰り返しお伝えし
それを踏まえて 現在、新富町、西都市、宮崎市において
住民説明会が行われている。 そこでの意見を聞き取って
国としても検討いただいている そのことが大臣の発言にも
繋がっているかと思います。 我々の思いや要請というものを受け止めて
検討いただいているということは ありがたく
受け止めているところでありますが 具体的にどのような対応を図って
いただけるのかというお答えを待ち 注視しているところであります。 具体的な方針を示していただく中で
地域の皆さんの声を踏まえて 必要であれば対応を図っていく
ということになろうかと思います。 今はそのやり取りの最中と
いうことになろうかと思います。
※機器の不具合により、冒頭約55秒間は音声が入っておりません。
発言内容は字幕でご確認ください。
下記URLより、音声認識アプリ「UDトーク」を活用した字幕情報付き配信をご覧いただけます。
0:00 開始、知事の台湾訪問について
2:32 「日本のひなた宮崎 国スポ・障スポ」炬火トーチデザインの募集について
5:41 令和6年度 県外からのスポーツキャンプ・合宿の受入実績について
11:21 長嶋茂雄氏の訃報について
20:51 質疑応答