令和6年度 奈良県森林技術センター研究成果発表会 〈主要成果〉02 吉野林業地へのウィッセン集材機の導入
吉野林業地では急傾斜地が多く、路網の開設が難しく、木材の搬出にヘリコプターが使われてきた。しかし優良材の価格低迷から採算が取れず、それに変わる新たな搬出システムの開発が急務となっている。スイスのウィッセン集材機は、重力を利用して長距離高速下荷集材を行うことができる。もし、ウィッセン集材機を活用できれば、吉野の急傾斜林業という短所を逆に長所として生かした低コストの搬出が可能となる。奈良県フォレスターアカデミーが開校に伴い、ウィッセン集材機を導入した。R4年度より高取国有林の皆伐現場に於いて、西垣フォレスト(株)に、実際に、ウィッセン集材機を素材搬出に使用してもらい、データーを収集しているところであるが、これまでにわかったことを報告する。