ビジネスに人類学の視点を!気候危機時代における”デザイン人類学”の可能性 Climate Creative Cafe #15

0:00 気候危機の現状と、多様な視点を取り入れる世界のデザイン事例
2:43 気候変動の現状 
15:07 中村寛さん 自己紹介・事業紹介
  ・アトリエ・アンソロポロジー合同会社について 
  ・KESHIKI incでの協働について 
  ・多摩大学サーキュラーオフィスについて
30:57 土着のサーキュラーのかたち
35:07 暴力のデザイン/デザインの暴力
46:59 人類学の強み
1:02:02 人類学を活かすNext Step

15回目となる今回のテーマは「人文科学とビジネスはどう共創するか」。気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が第6次評価報告書において、気候危機は人間がもたらしたものであることを「疑いの余地なし」と明言している現代。このような結果につながった私たちの行動や生活様式もまた、私たちがデザインしたものによって形作られているとしたら、私たちは今、特に気温上昇が著しい産業革命後のデザインやビジネスのあり方を見直し、方向転換することを迫られています。
とはいえ、現状のデザインやビジネスをどのように見直せばよいのでしょうか?
これに対してヒントを与えてくれるのが、人類学です。人類学は人間の活動をその背景・影響とともに記述・分析してきた学問。気候変動が人間の活動によって生じているものだとしたら、人類学の過去の研究から未来への洞察を得ることができるのではないでしょうか?また、「エスノグラフィー」と呼ばれる研究手法における、特定の集団と共に過ごし、観察・記述を通して相手を知ろうとする姿勢は、デザインやビジネスにおける共創にもつながる姿勢です。

今回イベントにお招きしたのは、文化人類学者・デザイン人類学者であり、アトリエ・アンソロポロジー合同会社・代表、さらに多摩美術大学リベラルアーツセンター/大学院にて教授を務め、KESIKI IncにてInsight Designを担当されている中村寛さん。中村さんは、人類学者としてデザインを研究すると同時に、実際のデザインプロセスにエスノグラフィーの知見や手法を応用し、介入していく「デザイン人類学」を追求・実践されています。
例えば、地方創生のプロジェクトにおいては、地域外の人が自分たちの考え方の偏りに意識的になることや、地域内の方の感覚を意識して対話を繰り返すことなど、エスノグラフィーの視点を取り入れることでよりその地域に根付いたデザインを生み出すことができるといいます。
本イベントではそんな中村さんに、人類学の視点を取り入れたり手法を用いたりすることで、デザインやビジネスと気候危機との関係性をどのように再解釈し、またそれらをよりソーシャルグッドな方向へ転換できるのか、実際の事例を交えながらお話を伺いました。
これまでのデザインが気候危機をもたらしてしまったそのプロセスや、気候危機の解決につながるこれからのデザインはどのようなものなのか。人新世と言われる時代における、クリエイティビティのあり方とは。また、中村さんが追求する「デザイン人類学」とは何か。人類学を通した解釈や人類学の視点・手法をどのようにデザインやビジネスに生かすことができるのかなど、一緒に考えていきましょう。

気候危機時代のデザインのあり方を再考したい方や、社会科学を通してこれからのビジネスの視野を広げたい方など、ぜひお気軽にご参加ください。

※本動画はイベントの第1部のみ収録しています。第2部の登壇者クロストークはClimate CreativeのFacebookコミュニティ参加者のみのご覧いただけます。(コミュニティには主にイベントご参加の皆様をご招待しております。参加者募集中・過去のイベントはこちらから)
https://ideasforgood.jp/tag/climate-c…
※第3部は録画せず、イベント当日に参加者のみなさんとカジュアルなQ&Aをしています。ぜひご参加ください。

■Climate Creative(クライメイト・クリエイティブ)とは?
Climate Creative は、一人一人が持つクリエイティビティ(創造力)を信じ、創造的なアイデアやコミュニケーション、ビジネスモデルの創出を通じて気候危機に立ち向かう、IDEAS FOR GOODと株式会社メンバーズによる共創型プロジェクトです。「創造力で、気候危機に立ち向かう」をコンセプトに、気候危機とクリエイティビティをテーマとするイベントやアイデア創出ワークショップ、人材育成プロジェクトなどを展開していきます。
URL:https://ideasforgood.jp/climate-creat…

[ハーチ/IDEAS FOR GOOD/BDL]
Publishing a better futureをミッションに、社会をもっとよくするアイデアを集めたマガジン「IDEAS FOR GOOD」、企業のサステナビリティ・サーキュラーエコノミーシフトを支援する「IDEAS FOR GOOD Business Design Lab」、サーキュラーエコノミー専門メディア「Circular Economy Hub」等を展開。
URL:https://harch.jp/
URL:https://ideasforgood.jp/

[メンバーズ/脱炭素DXカンパニー]
私たちは、デジタルの力で脱炭素とビジネス成長を支援する専門人材カンパニーです。
脱炭素リテラシーとデジタルスキルを兼ね備えた人材が企業さまの脱炭素活動に伴走し、CO2排出量の計測・分析、低炭素なプロダクト・サービス開発、顧客との共創価値をつくるマーケティングなど、脱炭素にかかわる様々な領域をDXの観点で推進しています。
詳細:https://www.members.co.jp/why-dx/
参考:https://www.amazon.co.jp/dp/4833451867

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