DASH OUT BOY (飛び出し坊や)飛び出し坊やとは、児童が道路に飛び出して自動車などと接触する事故を防止する目的で、ドライバーへの注意喚起のために、通学路などに設置。② #飛び出し坊や
飛び出し坊や(とびだしぼうや)とは、児童が道路に飛び出して自動車などと接触する事故を防止する目的で、ドライバーへの注意喚起のために、通学路などに設置されている看板のことである。
◆概要
久田工芸(滋賀県東近江市)
交通戦争と呼ばれた昭和30年代頃から、ドライバーに飛び出し注意を促す看板が日本各地で製作されるようになり、児童が道路に飛び出す姿をモチーフとするものも現れた。始めは板に児童の絵を描いただけのものが多かったが、のちに児童の形に板をくり抜くタイプが生まれ、そちらが主流となった。現在では東北地方から九州まで日本各地にあるが、特に近畿地方に多く滋賀県内の設置数は日本一といわれる。
飛び出し坊やは、滋賀県八日市市社会福祉協議会(現・東近江市社会福祉協議会)の発案によって、1973年6月に地元の看板製作会社「久田工芸」で男の子型と女の子型の11体の飛び出し人形が製作され、八日市市(現・東近江市)内に設置されたのが始まりとされる。みうらじゅんは、ここで製作されたものが現在主流となっている飛び出し坊やの元祖であるとして、「0系」と命名している[5]。飛び出し坊やへの関心の高まりとともに、滋賀県内では「0系」を基にしたゆるキャラやグッズや文房具なども作られている。
製作・設置は主に地元のPTAや町内会が行なっている。飛び出し坊やは立て看板や幟などと同じ道路占用物であり、民有地以外に設置する場合は道路管理者の道路占用許可が必要であるが、交通安全啓発を目的とするものであるため、無許可で設置してあっても黙認されているケースがある。しかし、設置場所や設置方法によっては飛び出し坊やが通行の妨げになる場合があり、都市部で見かけることは少なくなっている。例えば、2003年9月に兵庫県神戸市西区で乗用車と飛び出し坊やの接触事故が発生し、飛び出し坊やを設置した地元の小学校PTAが車の修理費用を負担した事例がある。
他、滋賀県近江八幡市安土町では、地元の中学生が手掛け設置した飛び出し坊やが、2019年11月までに一部が盗難に遭っていることが明らかになっている。
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