赤瀬駅 JR九州 三角線(あまくさみすみ線) 2021年7月23日
赤瀬駅(あかせえき)は熊本県宇土市赤瀬町にあるJR九州・三角線(あまくさみすみ線)の駅です。
海のすぐそばの山の中に存在していて、かつて赤瀬海水浴場が賑わっていた頃は、夏の乗降客は多かったようですが、現在は年間を通して利用者は少ないです。
秘境駅の専門家で有名な牛山隆信さんのホームページでも93位にランキングされています。
単式ホーム1面1線を持つ地上駅です。
駅舎はすでに撤去されておりホームと待合所のみがあります。
待合所には駅ノートも置かれてありました。
三角線の中では一番の秘境駅と認識されているのではないでしょうか。
ノートの中身を見てみたのですが、列車で降り立った鉄道ファンが50%、あと半分の50%は車やバイクで訪れた人々のようでした。
1907年(明治40年)8月5日、赤瀬簡易停車場として鉄道院が海水浴客のための停車場として開設しています。最初は季節営業でした。
1909年(明治42年)10月16日に簡易停車場から仮停車場となる。
そして1941年(昭和16年)1月1日に仮停車場から駅となりました。
1998年(平成10年)には春の青春18きっぷのポスターにも登場しました。
このあたりは海ぎりぎりまで山が迫っている地形となっています。
赤瀬駅もそのような山中にあるため、海沿いの国道57号線から急な坂道を登らねばならないです。
この駅に降りてかつて賑わっていた赤瀬海水浴場を見に降りたのですが、本当に急な坂道でした。
私が訪れたのは7月後半で、気温が30度を超える暑い日でしたが、海岸線から島原地方の雲仙を見て駅に戻る際にこの急な坂を上るのは本当に大変でした。一瞬で体中が汗まみれになりましたし、足は筋肉痛になってしまいました。
また、駅に戻って待合所のベンチで休んでいたのはいいのですが、暑いしさらに蚊をはじめとする虫たちのお出迎えには辟易しました。私は夏の青春18きっぷを使ってこの駅に降りたのですが、しかし、この赤瀬駅を夏に訪れるのはおすすめしません。
何も対策していなかったら虫に付きまとわれるし蚊に刺されまくると思います。
こんな急な坂道の山の中に作られた駅のためか、さすがにこの駅から乗る人はいないだろうとベンチでゆっくりしていましたが、列車が到着する10分前くらいに2人の若い女性があの急な坂を登ってきました。
「この駅マジでやばいね」などと2人で言い合っていましたが、鉄道ファンでなくともこの駅は熊本県の中ではわりかし有名な駅のようですね。
最後にこの赤瀬駅の赤瀬という名前の由来ですが、この付近の土の色が他のところに比べて赤色を帯び、海底の瀬までが赤いことからこの付近の地名が赤瀬になったといわれています。
赤瀬海水浴場がにぎわっていた頃は、国道57号線の両側には海水浴客のための旅館がずらりと立ち並んでいたそうです。