21日から秋の全国交通安全運動が始まり、交通死亡事故が相次ぐ鹿児島市の産業道路周辺では、警察官らがドライバーにチラシを配り、交通安全を呼びかけました。

「安全運転でお願いします。気を付けて」

鹿児島市七ツ島で行われた街頭キャンペーンには、鹿児島南警察署の警察官や交通安全協会のメンバーなど、約30人が参加しました。

参加者は交通安全を呼びかけるのぼり旗を掲示したり、駐車場に止まった車のドライバーにチラシを配布したりしていました。

警察によりますと、2023年8月末までに、県内で発生した人身事故の件数は2022年より49件減っていますが、死者の数は29人で4人増えているということです。

キャンペーンが行われた産業道路では、8月から9月にかけて、2件の交通死亡事故が相次ぎました。

9月の事故では、自転車が後ろから来たトラックにはねられていて、自転車を運転していた男性はヘルメットを着用していなかったとみられています。

鹿児島南警察署・古賀義則 交通課長
「秋口になると夕暮れが非常に早くなり、事故も多く発生している。自転車、歩行者も交通事故防止を念頭に置いた交通行動をとってほしい」

秋の交通安全運動は9月30日までで、4月から着用が努力義務となった自転車のヘルメット着用や飲酒運転の根絶などが重点的に呼びかけられます。

秋の交通安全運動で重点課題とされる項目の県内の状況、まずは自転車のヘルメット着用の状況です。

警察庁の調査では自転車のヘルメット着用率は全国平均が13.5%。
一方、鹿児島は全国平均を2.9パーセント下回る10.6%となっています。

続いては飲酒運転です。

過去5年間の1月から8月末時点の県内の飲酒運転の検挙件数の推移をみると、コロナ禍の影響か2021年、2022年は200件を下回っていましたが、2023年は231件と2022年を50件以上上回っている状況です。

警察はこの秋の全国交通安全運動での啓発活動を強化することにしています。

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