親ができることは「勉強をさせる」ではなく、「説明をさせる」

[音楽] どうもこんにちは山本塾の山本ですさて 小学生の中学受験に向けての学習について は親が関わることになるのですが算数の 内容についてはどのような手助けができる のかを今回はお話していきますただこれは お子さんの性格や能力にもよるものでして 例えば初歩の計算力習得方法の選択にも親 が関わることになりますがソバや苦に通わ せて力をつけたりとか家庭で計算ドリルを 1つ選んで徹底的に練習するとか今時でし たら何かしらのアプリを使ってやらせてみ たら子供が夢中になって計算力がついてい たりとかどの方法が正しいとは一概には 言えないことがほとんどなんですねしかし ここではどのようなお子さんにも共通して やってほしい親の関わり方として正しい 説明をさせるということを実践して欲しい ので紹介していきますちょっとこの時点で はピンと来ないかもしれませんが今後 いくら塾で勉強をしても少し応問題になる とできないとか1度覚えたのに忘れて しまうということを防ぐために超重要な 内容ですので最後までしっかりお聞き ください話の流れとしましてはまず算数の 問題を解くには論理的な考え方が必要で あるということを確認していただいて次に 伸びないこの特徴を見た上で最後に親が どう関わるのかという流れでお話をして いき ますそれではまず始めに算数の問題は どんな簡単なものでも説明が必要であると いう認識を持っているかどうかを確認して いきます例えば文章問題を解く時に15+ 12という式になる場合これだけの足し算 でもなぜ足したのか必ず理由があります重 さなら体重が15kgから12kg増えた から足した年齢なら15歳から12年経っ たから足した人数なら男子が15人で女子 が12人これの合計だから合わせたから 混ぜたから足したというように全てに意味 があります説明がつきますこれぐらいなら いちいち説明をしなくても間違えないかも しれませんが後々複数の式が必要になった 時に1つでも説明のつかない式や計算が あると不確実な回答になります例えば ゆくゆく高学年で解かないといけない問題 でお見せしておきます問題文が長いので気 になる方は止めてしっかり見てくださいね こういう動きのある速や時間の問題では まず図にまとめます図の書き方なんかは塾 で習いますここでは図がかけたものとして 図の上でヒントの確認をしていきますね まずAさんのお母さんが家から7時35分 2を出てですね保育園まで行きまして4分 ほど時間が経過した後にえ仕事場の方に 戻っていくそんな感じですねじゃあ8時 10分に着きましたと速さに関しても行は 時速9kmで帰りの方は時速12kmに 変わってますこれも図の中に書いておく そして距離として分かっているのは家から 仕事場までが1.5kmこれは分かってい てさて問題では何を聞いてるかというと 仕事場から保育園までのこの距離を求め なさいっていう風な問題ですこの問題の 答えに至るまでの式を書いてみますとこれ ぐらいの量になりますでこの中で1つでも 説明のつかない式が登場していたら答え までたどりつけないということになって いるんですねもう初めの計算からなんだか 計算1.5÷9とかしてみますと1/6と か分数なんかが出てきてますねこれ何 なのっていうのが自分の中で説明ちゃんと ついてるのか他にも途中でなんか日が出て きてますよねそれを逆にしてますこれどう いう意味なのかそこの説明がちゃんとつい ていないと正しい答にはならないですこの 問題また後ほど登場してもらうこととし まして今言ったのは自分の作った式に 対する説明が必要ということなんですが 当てはめるだけでできる公式についても 同じことが言えます公式は覚えるものの 代表ですが例えば三角形の面積の公式は 底辺か高さ÷2とただ覚えて使っている だけのこと1度でもなぜ底辺と高さを かけるのかなぜ2で割るのかそれを確認し てその式の意味を当たり前にして使って いること差がついてしまいますこういった みんなが覚えるであろう公式についても 最初の段階では説明が必要なんですねこの ように全て論理的に体系的に解かないと 簡単に言うと全てに説明をつけないと 初めて見る問題やちょっとした応用問題が 出てくると解き方が思いつかない解き方を 知らないからできないで止まってしまう ことになり ますこれまで20年30年とたくさんの子 を教えてきた中で学習塾には通っている けど勉強料の割にはあまり伸びてないとか 全く伸びてないという子も何人も見てき ましたがこの原因は一言で言ってサボりな んですよここで言うサボりとは授業中に寝 ているとか宿題を全然しないとかいう 分かりやすいサボり方ではなくて先ほど 言った説明をつつけることをサボっている というケースですこの説明をつつけること サボるというのはできないのではなくて やろうとしていないんですだからサボりな んですじゃあなぜこれをサボってしまうか というと全てに説明が必要であると思って いないからでしょいちいち説明なんかし なくても宿題では正解しているしテストで もいい点取れてるよとそんな感じでこの ケースの厄介なところは本人にサボって いるという自覚がなくてさらに親が見ても 分かりにくいところなんですねこの学習 姿勢ではお分かりでしょうか事業で扱った 問題と同じような問題や数値を変えただけ のテストならできるけど先ほど言ったよう な応用問題や初見の問題では対応できなく なりますそしてもう1つ学習したことが 定着しない原因は習ったことを使ってい ないということこれは算数の問題を解く だけでなく日常の生活の中でも使っている ことと使っていない子の差はかなりあり ます例えば買い物の合計金額を計算してみ たり今日は何時間寝ていたのかとか夏休み まであと何日あるなと計算してみたり昨日 買った牛乳の何分のいくつをもうすでに 飲んだなと分数で表現してみたり紐の長さ を測ったら89CMであこれは素数だから 整数で均等に割り切れないなと考えてみ たり高速道路でお父さんが時速100km で走っていたら和歌山までなら何kmある からあと何時間でつくなと計算してみたり 算数の問題の多くは日常にあるものが題材 になっているので考え機が常にあります できる子は何かしら頭を動かしています 習ったことをできるようになったことを常 に使っているつまり練習量が違うんです差 がつくのは当たり前ですよねただ今例に あげたようなことを無理に計算させようと しても暗算ができない後にはできないし しようとしませんだから計算力を上げて おくことをいつも強調しているのですが この暗算のパワーがあれば日常の生活ので 勝手に有利に進むんですこの暗算力につい ては理解してくれている親子さんは多いと 思いますので皆さん冒頭であげたように 何かしらの計算練習に取り組んでくれて いることでしょうですので今回伸びない この特徴として2つ大きく上げましたが 説明をつつけることをサボるのと習った ことを使っていないのうち校舎の方はなん とか計算力を上げて取り組んでくださいお 任せします今回は全車の方ですねこちらの 改善に親が関わることができますよという ことをお話ししていき ますここから親が手助けできることについ てお話ししていくわけですが具体的な算数 の項目については5年生ぐらいからは教え たり口出しできなくなりますというかし ない方がいいですというのは単純に内容的 にも難しくなるし小学生向けの塾特有の 教え方もあって子供にも自分のやり方と いうものができてきますしどのように解く のか考えるのか進めていくのかという判断 も高学年では自分でさせていかないといけ ませんのでね親があしなさいこうしなさい ともはや言わない方がいいではあと親が 手助けできることは何かと言うと先ほどお 話しした論理的にさせるということです これは堅苦しく聞こえるかもしれませんが 低学年から高学年までできることです きっちりとした説明をさせるということ ですねでは具体的な方法ですが論理的に するためにはまず会話を正しいものにする ことですそこからです文章代に弱いこのの 特徴の1つは言葉遣いにおかしい部分曖昧 な部分があるということですこれは文章が 正しく読めないと同時に解き方を正しく 自分に説明できないということにつがって います例えば17-10という引き算1つ を取っても言葉にしてみれば17から10 を引くというところを17と10を引く って言ってるような声がいますその時点で 危険ですきっちり正してあげましょう他に もU君は工事君より5cm背が高くカト君 より3cm低いとこのような文書に守護の 省略があると5cm高いと3cm低いしか 見ていなくて誰と誰を比べているのか はっきりしていないということはよくある ので黒く確認してください誰が誰より 5cm高いの誰が誰より3cm低いのと 聞いてみてすっと答えが出てこない子は実 はちょっと自分の中でごまかしが入って ます割合なんかを習うとさらに曖昧さが 増します例えばあるクラスで40%が男子 でそのうち20%がメガネをかけています といった文章で指示5がさすところが曖昧 な子は40%が男子です20%がメガネと いう風な漠然とした曖昧な言い方考え方を していたりしますこの時点ですでに危険な のが分かりますか何が何の 40%何の20%がメガネをかけているの 確認してみてくださいはっきり言えない子 は結構いますなんだか細かいことを言って いるようですが問題が解けるというのは この正確な説明の積み重ねなんですこの ようなことを会話の中で間違っているなら ば正していくことで説明をつつける習慣が ついてきますこの話の重要なところは人に 正確に説明ができるということは自分にも しっかり説明がついてるということです 問題を解く時には自分に説明をしながら 解くことになるんですね例えばこんな問題 を見てみましょうま君は今8歳でお父さん は42歳ですお父さんの年齢が君の年齢の 3倍になるのは今から何年後ですかこれは 年齢算というものですが3年生の授業でし たらまず表を使って書き出してもらいます そうすればいずれ答えは出るんですけど これをさせるのはその特徴を確認して もらう特徴に気づいてもらうためなんです ねしかし進学塾の4年生以降の授業では 線分図なんか書いてこれぐらいの式で 終わってしまいます書き出して答えを出す より随分な楽な方法で楽な方法にはみんな 飛びつきたくなりますがそれを使っていい のは説明ができる子だけですなぜ34を2 で割るのですか求めた17って何なんです かもしこういう解き方をしているのであれ ばここを自分の言葉で説明させてください 式の形を覚えるんじゃないです式にも答え にも必ず意味があるそれを聞き手として親 が分からせてあげるという役割を担って くださいまたよく単位をつけなさいと指導 されることがあると思いますがなぜそんな ことをしないといけないのか本人が納得し ないと実行しませんいちいちわざわざ1つ 1つの式の答えに単位をつつけるなんて 子供にとっては面倒な打の作業なんですね しかしそれは自分に説明をするためなんだ ということを理解させないといけません 先ほどの例に挙げた速さの問題で見てみ ますと解いた後はこれぐらいの式になり ますとお伝えしましたねでもここでわざと 単位を書いてなかったんです単位を つつけることでもっと意味がはっきりする 自分に説明がつくっていうことをお見せ するためですねまず1.5÷9で1/6 分数が出てくると言いましたけどはいこれ ま子供たちがねこういう計算をしてたとし てもこれ何が出たの単位何って聞いたら 計算をした後に えええ時間とか後から考えてるような子が いるんですけども前もって今からを求める のですかって言うと距離を時速で割ってる んですから少数であろうが整数であろうが 分数であろうが1/6時間が出てくる当然 のことですが確認のため単位をつけとき ましょう1/66時間はすなわち10分で あるそれがその下の下の式に出てくる10 なんですね35分から10分と4分を引い て21分ですねこれはね単位つつけるとね じゃあ21分ってどこのことですか図で 確認しましょう自分でどこのことだか 分からなくなってませんかこの仕事場と 保育園の間を往復する休憩時間というか 止まってる時間関係なしですよ行って帰っ てにかかる時間が合計21分だということ ですよね単位付きで説明しましょうじゃあ 比には単位はつきませんけど9と12って いうのはなぜこれを日にしてるんですか何 の比ですかって言うとまこれを時速を比べ た速さの日でしょうねじゃあなぜそれを逆 費にしてるんですかそれはこの部分行って 帰って同じ距離だから同じ距離の時は速さ の日が3対4ならば逆にかかる時間は4対 3になるんですだから逆費にしてるんです これ時間の日なんですでそれは文章言葉で 書いていなくてもいいけど自分の中に説明 は絶対必要だよとじゃあ21分のうち 4/7がどっちですか生品ですね仕事場 から保育園に向かう方のこの時間が12分 と出てきているその時の時速は9だから9 0であこの距離1.8kmが出ましたよね このように単位は自分に説明をつつける ためにつけているんですそれとは対象的に 解いた跡がこんな感じになってる子よく 見かけますこれは途中で間違いが起きて いるんですがどこがおかしいか分かります かテストなどのやりのしをさせる時には 必ず自分の解いた後をまず修正するという 作業しないといけないんですがこういう 書き残し方をしている子は本人が見ても どこがおかしいのか分からないということ が多いですこれではいくら後から解きなし をしてできたとしても間違いがはっきりし ないまま終わりますしまして本番で修正 することなんていうのはまず期待できませ んそれだけではなくてこのような書き方の 最もダメなところは解き方に説明を つけようという意識が低いまず何を求めて 次に何を計算してどう答えに至ったのか 体型的な説明をつつけるという意識が低い ということがこのバラバラな書き方に現れ ています逆にこれぐらい式を省略して書い ている解いている子もいるんですが実は こちらの方が僕が見てもどこから求めて いるか分かりますし本人もしっかり筋道の 立つ説明ができていたりしますこれはまず 1.5kmと速さ時速9kmですね分かっ ているところ距離と速さが分かっている ところの時間をもめたんだろうな10分 って書いてあるで全てにかかった時間から ま頭の中で暗算で引いたんでしょうかね 21分あこの部分を往復するのに歩いて いるところだけですけども行って帰ってに 21分かかっているんだろうとで4030 って書いているのは先ほど言いました速さ 3対4をちゃんと逆比にして上にかかる 時間が40下にかかる時間が30だから この21分っていうのは70に当たるその 結果40なら12分379分っていう風に 出てるんでしょうねっってはっきり分かる んですね自分でも説明できてます大体です のでただただ式を全部書いていることが 重要なのではなくて自分に説明がついて いることが第一だと思わせてくださいただ 親としてはこのレベルになると説明されて も難しくなってくるかもしれませんできれ ば頑張って聞き取ってあげて欲しいんです けどねでも手伝ってあげるのはもっと簡単 な内容からでオッケーです先ほどの足し算 とか引き算の話とか何々君が何々君より何 cm高いとかそのレベルのところからで 結構ですそこで説明をつつける習慣がつい ていればいずれ自分に1人で説明を つつけることができる子になっていきます ということで親として助けてあげれること はいや絶対に徹底しておかないといけない ことは基本の基本の説明ですなぜこれと これを足したのなぜ引いたのこれとこれを かけって何がもとまったのというところを ごまかしていないか聞いてあげてください お子さんとの接し方ややり取りの仕方は それぞれ違うと思いますあんまりくどく しつこく聞くと子供に嫌われるかもしれ ませんそこの親子関係はお任せするとして 是非今回の内容を参考にして取り入れてみ てくださいということで今回の内容は以上 でございますまた次回の動画でお会いし ましょうです [音楽]

★ プロフィール
1971年 大阪府大阪市生まれ、奈良県在住
1991年12月~浜学園 算数科非常勤講師(12年間)
2004年2月~進学塾FELIX 専任講師、上本町校校長(6年間)
2010年2月~算数専門塾「山本塾」を立ち上げ現在に至る
進学塾に通う小学生を応援するため、これまでの経験をもとに中学受験や算数の学力向上に役立つ動画をUPしていきます。

【関連動画】

「親の勘違い第一位はコレ」https://youtu.be/OoBDBy4_oCU

「中学受験に適さない親子関係」https://youtu.be/U7EnwSOhVXo

「学年別 親の関わり方」https://youtu.be/BLi5hfw4X7U

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【もくじ】
0:00 正しい説明をさせる
1:45 算数は論理的に解く
5:15 伸びない子の特徴
8:37 親がどう関わるのか
13:00 単位をつける理由
17:55 説明をつける習慣

2件のコメント

  1. 説明する習慣を身に付けないままで中学生になると、文字を使った数量の表し方が苦手になったり、またそれをごまかすために、方程式を作って解くような問題をコソコソと鶴亀算で解いたりする子もいます。小学生のころに、「とにかく答えがあっていればいい」という勉強の仕方をしてしまうと、なかなかそれから脱却することが難しいと感じます。

  2. 先生の計算ドリルを卒業したあとの計算はどんなものをやればよいのでしょうか。ご示唆いただけるとうれしいです!

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