主権者教育に関する取組事例動画「山形県金山町~模擬議会等を通した主権者教育の推進~」

豊かな自然に囲まれ、のどかな風景が広がる 山形県最上郡(もがみぐん)金山町(かねやままち) 人口およそ5000人の小さな まちです そんな金山町には驚くべき数字がありました 70%以上 これは金山町で主権者教育を始めた直後の 平成28年に行われた参院選での18歳の投票率です そこには若者の高い投票率を維持させる 金山町の主権者教育の 地道な取り組みがありました こちらは金山町選挙管理委員会の笹原拓史(たくふみ)さん 金山町では、どのような主権者教育を行っているのでしょうか  当町では、町内唯一の高校であります新庄南金山校の 生徒さんを対象にした選挙の出前講座の開催 また併せまして、投票や開票作業をしてもらう 模擬選挙の実施をしております その他、町議会事務局と協力をいたしまして 高校の生徒さんが議員を務める 模擬議会の開催を隔年(かくねん)で実施しております 8月下旬 今日は、高校で出前講座、模擬投票を行う日です たくさんの道具を持って出発です  笹原さんたちがやってきたのは、 山形県立新庄南高校金山校 まち唯一の高校です 今日はまず初めに出前授業ということで まず選挙のことについて知ってもらうこと あとは選挙の流れだとか仕組みだとかを知ってもらって、 その後模擬投票と模擬開票 開票作業までしていただく予定です 後ろにあるスクリーンは何に使うんでしょうか 最初、選挙についてお話を少ししますので そちらの際のスライドを映す機材になります スライドの方は、山形県選管さんの方から情報の方をいただきまして それを今回使わせてもらう形になります 山形県が出前授業用に作成している資料 人手が少ない まちの選管にとって 資料の提供はとても助かるそうです 並べられるのは、投票箱や記載台など 実際の選挙で使う道具を使用します 開票所で実際によく使われている道具 イチゴパックも用意してあります こちらに置かれているのは 有効票例と無効票例が書かれた資料 今回、高校生の皆さんにも わかりやすく携わっていただくために私の方で作りました 実際の道具だけでなく、高校生たちにわかりやすく説明するために 工夫がされていました 準備が整いました 初めて見る選挙の道具に、高校生たちも興味津々です 出前授業の対象は 次の年に選挙権が与えられる高校2年生 まず初めに選挙の仕組みや

若者の投票率低下について説明し 選挙への理解を深めます 80代より10代20代の方が投票率が低いというのは、 少し問題なのかなと思います  続いて、模擬投票の説明です この3名が立候補しています、という想定で 皆さん模擬投票の方よろしくお願いします 架空の3名の候補者の政策方針を聞き、 それをもとに誰に投票するか決めていきます 畑田育子さんが 子育てのための環境づくり こどもの教育支援に取り組むというふうな 政策方針になっています どなたからでも大丈夫ですので そして投票 受付や開票など 選挙事務の役割も生徒たちが行います 本人確認をお願いします 一つずつの流れを選管職員が わかりやすく説明していきます 先程の政策方針 どなたがいいかなというのを選んでいただいて 候補者の名前を一人書いてください この枠の中にご記入ください これが終わったら、投票用紙を入れて これで終わりとなります ありがとうございます 開票作業も体験していきます それでは開票結果が出たようです 開票管理者、報告をお願いします 畑田育子さん、44票 安井環吉さん、26票 景山高寿さん、28票となりました よって、畑田育子さんを当選人と決定します 以上をもちまして、金山町模擬選挙を終了します 初めて選挙に触れた高校生たちは 僕は今まで選挙のことをあまり知らなかったんですけど 今回を機に選挙についていろいろ知れたので良かったです 私もこういう授業を初めてやって 自分も18歳になったら選挙へ行ってみたいなって思うようになりました 出前授業の効果が表れたようです これから選挙権を持つ生徒さんたちですので 選挙の大切さを知ってもらうということはもちろんですけれども それと同時にその選挙って難しいなとか 投票に行くのが面倒だなという できるだけそういった気持ちにならないように わかりやすい内容で 投票ってこんな簡単でシンプルなんだよっていうのを 知ってもらえるように心がけております 10月下旬 高校では模擬議会へ向けて、準備が始まりました 提案するテーマについて グループに分かれて話し合いが行われています 高校生が議員を務める金山町の模擬議会は 2年に一度の開催

その貴重な機会を無駄にしないように 高校生たちも真剣に話し合います 金山の魅力は、自然がいっぱい、緑がきれい きれいな所がいっぱい、おいしい食べ物ある 川がきれい、自然がきれい、田舎な所がいい 課題は まちが小さい、狭い、人口少ない、店が少ない 遊ぶ所がない、カメムシ大量 観光スポットがパッとしないです 金山町の魅力は優しい人が多い 特産物が多い 金山町の魅力と課題をあげることで まちづくりのテーマを絞っていきます 金山杉を使った公園 雨降ったら終わりじゃん 腐って終わりだよ 麻雀を金山町のどこかで、できる人を集めて 大会みたいのをしたらどうだ テーマが決まったようです 1つ目は、金山町で麻雀大会をしてみたい 金山町以外にもネットとかチラシで集める 2つ目が、飲食店がラーメン屋しかないので もっと飲食店を増やしてほしい ファミレスなど人が集まる場所 最後3つ目が、遊ぶ場所が少ないので、もっと増やしてほしい 公園とかゲームセンターとかです 提案で1つ目が、観光スポットをつくる 具体的には、アスレチックを金山杉で作る もう1つ目が、空き家を使った水族館を作る 空き家問題が金山ではあるし、観光客も少ないので ここは海の近くじゃないから、普通の水族館みたいなのは作れないけど 川がいっぱいあるので、淡水魚水族館を作る 高校生ならではの視点で、まちづくりを考えていきます 今祭りが金山は、少ないかなと思うので その祭りを増やしたら、もっと 11月中旬 模擬議会を1カ月後に控えた高校生たちが ある場所へ向かいます  向かったのは、金山町役場 自分たちが考えたテーマを、より深いものとするため 関係部署と意見交換をするんだそうです 議会事務局が調整をし、関係部署の担当者が集まりました 担当課の職員たちが 高校生たちの考えた提案に、真剣にアドバイスしていきます 実現するためには 相当解決していくことがいっぱいあるので まだまだ検討の余地はありそうです 役場の人と話をして 自分の考えが甘いなっていうところがあったので もうちょっと班の人と、考えを改めていきたいなと思いました 自分の意見が通してもらえるように 役場の方とかも協力してくださるので 自分もしたいって思ってこう提案してるので 実現していただけると助かるなと思います 12月中旬

今日は高校生たちが考えた まちへの提案を発表する 模擬議会の日です 笹原さんたち選管職員と議会事務局の方が 最終確認をしています 早速、高校生たちもやってきました 議員の方々に伝わればいいなと思います なるべく私たちの考えが 通してもらえるように頑張りたいと思います 模擬議会が始まりました 2つ目の道路の補修と 街灯の増設についてです 現在、金校生の約25%が 自転車で通学をしています おはようございます それでは、ただいまのご質問につきまして 私の方から答弁をさせていただきたいと思います まちを通っているバスにつきましては 高校生たちの提案に町長 まちの職員が答弁していきます また、町議会議員も傍聴に訪れており まちをあげて高校生議会に臨んでいます 私は麻雀を高齢者と私たちの 交流の架け橋にすることはできないかについて 質問させていただきます そして、自然を守りつつ 金山町の美しい自然をPRするため 自然探索ツアーを行い 金山町の美しい自然を、全国にPRすることを提案します この日のために一生懸命考えてきた まちへの提案を しっかりと発表することができました 意外と思ってた通りにはいかなかったところもあるんですけど 自分なりには、できた方なんじゃないかなと思います まちの課題について向き合っていただくと そして高校生ならではの考え、発想をして さまざまな課題に向けてチャレンジしてくれるということも 期待をしているところです 活発な質問を高校生の生徒議員さんが話していただいたので 大変、感心したところです 模擬選挙から模擬議会まで、見させていただきましたけれども 高校生の皆さんが、大変意欲的に取り組んでくれておりますので 今後もぜひ、続けていきたいなと思っております 地道に取り組む金山町の主権者教育 高校生たちの まちへの思いが 今後も広がっていくことでしょう

若年層の投票率が高い山形県金山町では、高校で選挙の出前講座を実施するとともに、高校生達が議員役となり、町への提案や質問をする模擬議会を開催しています。その取組の様子について事前準備から当日の取組まで一連の流れを動画にしました。

その他の主権者教育に関する取組事例はこちら(総務省HP)
https://www.soumu.go.jp/senkyo/senkyo_s/news/sonota/shukenshakyoiku/torikumijirei.html

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