【感動☆厳選5本総集編】田舎で自転車店を経営する冴えない俺。ある日、自転車修理に来た女性と付き合うようになるが、まさかその女性は、初対面ではなかった!?→結婚を反対された二人の運命は…【いい話・泣ける

[音楽] 姉ちゃん初対面の席で何言ってるんだ よ結婚を考えてるなら当然でしょ相手の 家族も自分が背負うんだから複雑な家庭 ほど物事がこじれやすいのよ全頭な暮らし をしててくれるんならいいけどどんな姿で 現れるかわからないじゃないの こんな姉の姿は見たことがなかった朝7時 半今日も店を開ける隣のカフェのマスター と言葉をかわしお決まりのアイスコーヒー を買ってくる俺は噛んだ吉彦36歳の独身 男だ自転車屋を経営しているここは田舎町 の商店街だ商店街を抜けた町の外れには 幼稚園や学校があり反対側にはバス ターミナルがあるそれで自転車通学をする 学生や子供を乗せて走るママチャリの主婦 が多い朝通学や通勤途中に自転車の不便に 気づいて訪れる客がいるからいつも店は 早めに開けておく元々は親父がやっていた 店だ田舎はバスを利用する人も多いが コロナの影響でバスを経営する人が増え 自転車がよく売れた時期があった親父の話 では昔震災があった時もいきなり売上が 増えたというペットを運ぶこともできるし 帰宅難民対策にもなる事故に対しては1番 弱いが便利で身軽な移動手段ではある親父 はこの店を自分の台で閉めようと思ってい たらしい利用者がいる限りは不可欠だが 大きな収益が望めないからだ 俺がリサーチをしたら意外にもこの町には サイクリングを楽しんでくる外部の人が 多いことに気づいたこの町の湖に来るのだ 後半にはサイクリングコースもある隣は 地方都市だから休日に遊びに来るらしい それで都市からこの町に続く場所に自転車 のフはこちらへと看板を立ててもらった それで外部からの客も増えに合わせて ロードバイクの備品も揃え店も拡大した バスターミナルの周辺には団地や マンションの建設も進んでいたニーズが ある限りは店を維持しようと思い後を継い だ平日は主婦と学生のため休日は サイクリング客のため俺は休みもなく店を 分けている定休日は設けていない外出時は 携帯の番号を書いたボドの前にかけておく どうせ隣のカフェでお茶を飲んでいるか ちょっと街外れを息抜きに自転車で走って いるかだ住んでいるマンションも近いし店 でテレビも見れるそれで不都合は感じ なかった年度の終わりと始めは繁忙機に なるが寒い季節に自転車を購入する人は あまりおらず最近はのんびりしている俺は 都会に住んでいたが故郷にってきて後悔は ない田舎は田舎なりに転勤や優たで新しい 人や店も増えているそのゆったりとした

発展を店番をしながら眺めているのも 楽しみだ30も遠に過ぎたというのに休み も取らずに1人で店を切りもりしいつ恋愛 するつもりだと言われているが俺は今の 暮らしが気に入っているこのまま1人で 暮らすのも苦にはならない 健康でできるだけ長く店を経営していつか 誰かの記憶の中に俺の店があれば本毛だお 昼過ぎ1人の女性が店を訪れたすみません 自転車がパンクしちゃって30歳くらいの 女性が乗り慣れたような自転車を引いて やってきたタイヤを見るとかなり乗り込ん だらしくすり減って いるはこですか3丁目です隣の首都の境目 エリアで団地やマンションが並ぶ一角だ この町はここに住んで隣の都市で働く人と 都市から来て町に勤務する人が混じり合っ ている彼女もそんなところ だろう今日のところはパッチで応急処置で もいいけどかなり乗り込んでるみたいだ から長くは持たないと思いますよくこのに ならついでに寄ってくれればその時にでも じっくり点検して部品交換したらいいと 思います前もこういう風に直した でしょうはいこれで4回目ですパンクを 埋める作業は生ぜ1回か2回までなんです よ何度も繰り返すとチューブ自体の耐久性 が下がってしまう から本当は新しくチューブを購入した方が いいと思うが規の客にいきなり購入を 進めると次に繋がらないと俺は思っている 空気はよく入れてます かそれが空気入れを持ってなくてちょっと 人に借りたりして入れられる時に入れて ますこの辺よく通るのかなそうですね商店 街も来るしじゃあいつでも寄ってください 空気入れてあげますよ最低でも2週間に1 回は入れた方がいいと思うんでそうなん ですねなんか乗れてるうちは全然問題意識 がなくてそんなもんですよね車検がある わけじゃないしでも何かあったら一番怪我 しやすい乗り物だからいつもベストな状態 で乗るのがいいですよありがとうござい ますその日は簡単な処置で済ませたが2 週間もないうちに彼女がまたやってきた この先も乗るつもりだから全部点検して ダメなところがあったら部品交換して くださいと言った知り合いからもらったん ですけど毎日前と後ろに子供乗せてた らしくて相当酷使したっていうからじゃあ 新しく生まれ変わらせてあげないとねでも ちょっと時間かかるな歩いて帰るので 大丈夫です木曜日に取りに来てもいいです か了解しましたしっかり整備しておきます よそれが美春との出会いだった数日後姉

から電話があった子供が学校で友達と 揉み合い階段から転げ落ちたという姉の家 は隣町にありおいの豊かはその町の小学校 3年生だ姉は豊を学校に届けこの町の工場 に出勤してくる学校から救急車で病院に 運ばれたと連絡があったと泣きながら電話 がかかってきて俺が姉を乗せて病院に行く ことになったシテ検査をした結果頭に異常 もなくとりあえず安心しただが左足を骨折 左手首も田木でハギスと何とも痛々しい姿 だった姉はその姿を見て再び泣き出しその 母親の姿に追いの豊かも泣き出した瞬間的 に大事になり相当ショックを受けたようだ それは姉も同じだ不妊治療の末にやっと 生まれた1人息子なのだ俺が2人を乗せて 家まで送ってやった家の前に豊かを 突き落とした子供とその母親が待っていた 普段から荒っぽく親も手を焼いている らしい嫌がらせを受けている子をかい仲裁 に入って豊かと喧嘩になり力負けして 転げ落ちたのだ救急車で運ばれる豊かを見 てさすがにこの子もことの大きさに気づい たのだろう泣きながら声にならない言葉で 謝っていたもうあんなことしないでねそう したら僕も許すよ豊かの一言でことは 収まった義兄が豊かを恥してよく許したと 褒めていた家庭とはいいもんだなと素直に 思った1段落して帰宅しながら失敗に 気づいたその日は木曜日だったあの日は 彼女の連絡先を聞くこともなく自転車だけ を預かった店先に外出中のプレートをかけ てあったが自転車を当てにして商店街で 買い物でもしていたら帰りは苦労した だろう慌てて携帯を見たが連絡はなかった だからと言ってここに来なかったことには ならないここからは連絡の使用もなく全く の失態だった次の日に来るかと思って待っ ていたが何の連絡もなかった結局彼女が来 たのは次の週の木曜日だったすみません 遅くなりましたああやっと来てくれた こちらこそ申し訳なかったです え木曜日お子が怪我して急に店閉めて 出かけちゃったんですよ本当に失礼なこと をしてしまってああそうだったんですね いえいいんです実は私木曜の午後から 具合いが悪くなってインフルエンザで 寝込んでたんですこちらに連絡することも できなくてやっと来れましたあそうだった んだよかった通勤とか苦労してるんじゃ ないかって気を揉んでました俺も連絡先を 控えなくておいさんは大丈夫でしたかええ おかげ様でなんとかインフルエンザは 大丈夫ですかええおかげ様でなんとかそう 言って笑い合った彼女は隣町のに勤務して いたそれで日曜日と木曜日が休みだという

普段はバス通勤だから不由は死なかったと 言ってくれたそれ以来彼女が店の前を通る たびに挨拶をかわすようになったある日の 午後隣のカフェで休憩しながら窓の外を 眺めていると彼女が自転車で通りすぎて いった自転車のかごには綺麗な花束があっ たどこへ行くんだろう花を抱えて誰に会い に行くのかそれとも誰かにもらったの だろうか瞬間的に俺はなんだかちょっとし た失望を感じてしまった男に会いに行く そう思ったからだ誕生日かお見舞いか男と は限らないのに勝手に男に会いに行くと いう考えしか持てなくなりそれでなんだか 寂しい思いになってしまったのだのいい人 だし1人暮らしだと言っていたから 付き合っている男がいたっておかしくない だろうそりゃそうだよなそんな言葉が自然 に口から出てしまってい た こんにちは次の日の夕方彼女がやってきた いらっしゃいあのこれ召し上がってもらえ ませんかそう言って見せてきたのは ズワイガニの詰め合わせセットだったどう したの これ向こうのスーパーでくじを引いたら 当たったんです特徴でしたすごいな1kg はあるんじゃないどうして食べないの私 アレルギーがあってダメなんですかに えもったいない辞退しようかとも思ったん ですけどせっかくだしあまり嫌いな人もい ないと思ったのでよかったら食べてもらえ たらと思っ て俺は自転車の引き渡しをすっぽかした ことを理由に彼女から修理代を受け取ら なかったそれで気にかけてくれたようだ ありがたく受け取りその晩は仕事帰りの姉 を誘い姉一家と4人で食卓を囲んだ知らせ を聞いた義兄がこういうのは食べ足りない のが1番悲しいんだと言ってさらに1kg 買い込んできて俺たちはもうこれ以上無理 だというほどに食べまくったのだっ たこんな豪華なものをくれるなんて よっぽど吉彦のことを気にかけてくれてる のねアレルギーだって言ったじゃん自転車 の修理代もあるしだからって自転車屋に 持っていこうなんて行為がある証拠よ今度 紹介してそんな中じゃないよだから頑張る のよいい人なんでしょ私吉彦が幸せになる ところを見たいの姉の熱意は少々負担に なったが礼に俺は彼女を食事に誘ってみた 彼女はちょっと考えた後で行ってみたいお 店があると言って2人で出かけた初老の 夫婦がやっている小さな洋食屋だったは 古いが小綺麗でハンバーグもシチュも うまかった私なんか1人で外食するのって

苦手なんです気恥ずかしくてだったら家で 食べればいいやって帰っちゃうんですでも このお店なんか懐かしい感じがして入って みたかったんです古き良き昭和って感じだ ね料理もうまいし俺常連になりそう懐かし さに惹かれてに彼女はパフェを頼み俺は ソーダを飲んだこの間見かけたよ自転車の かごに花束さして走ってたでしょう さりげない口調ででも一番気になっていた ことを聞いてみたああと彼女は一瞬 ためらった後全く予想外の言葉を口にした お墓参りに行ったんです学校の裏手にお寺 があるいえば法がそっちだった誰親子さん 母ですえお母さんじゃあだいぶ若かったん じゃないのそうですねまだ50代でした 病気はい苦労ばっかりして生きてた頃は花 なんて飾る余裕もなかったのでいつも 明るい花束を選んで月命日の旅にに行っ てるんですうちの母も病気だったよもう 70過ぎてたから仕方ないって言えば 仕方ないけど50代じゃ若すぎるよ なその日を境いに俺たちは急接近し一緒に 夕食を取ったり飲んだりしてそのうちお 互いの部屋に出入りするようにもなった 美晴は俺より2歳年下の34歳だ惹かれる ごとによくまで結婚もせずにいてくれたと 思った俺は木曜日を店の定休日にして彼女 と会う約束を増やし週末は彼女がお弁当を 持って店にやってきた隣のカフェの マスターは俺と同年代の独身仲間だなんで 俺が先に出会わなかったかなと冷やかされ 彼女は困ったような顔で笑っていたみの母 が眠るお寺は坂道の上にある花束を下げて 訪れるにはいい運動だった夏が過ぎ秋の 悲願が近づいていたそばにある古風な 雰囲気のカフェから小さな街並を見下ろし ながらお茶を飲んだ美春が静かな声で家族 の話を始めた隣町が故だがそこには誰もい ないという父が本当に父らし人じゃなくて 女の人にだらしない人でしたでも母は 私たちの暮らしを守ろうと我慢してたん です社屋だし弟もいるので女で1つでは 育てられないと思ったみたいで父はお酒も 好きで女の人と一緒に通りで酔って騒い だり行きつけの店に入り浸って近所の人は みんな知ってます家に戻ってくると大声で 母にに絡んで2人で言い合いになったり物 が飛んだりそれが嫌で私も弟も早く家を出 たくて高校は行かせてもらえたのでバイト しながらお金貯めてました私が卒業して 東京に出た時に弟も出てきたんです高校 中退してそれからアルバイト点々として変 な仲間もいたみたいです警察に歩道され たりもしてなんとかまともな道にと思った んですけど危なっかしいまんま

で今どうしてるのわからないんですずっと 連絡がなくて姉として申し訳なかった思い ときちんとした家庭で育ててくれたら もっとまともに生きれたのにって今もそれ は残念に思ってます私たちより大変な家庭 なんていくらでもあるんだから甘ですけど ねそんなことないでしょ家庭の幸せは誰 だって願うことだ よ私母が亡くなるまでうちが不幸なのは母 がいい相手と結婚しなかったからだって ずっと思ってたんです父は父で嫌いだけど 母のことも恨んでましたこんな家に生まれ たくなかったってなので東京に出てからは 6に規制もしなく 父は家に寄りつかなくなってて母は食堂で 働きながら1人で暮らしてたんですけど ずっと具合が悪いのを我慢してたみたいで ガだって分かった時はもう手の施しよがな いって言われて本当にあっという間でした 母が亡くなって初めて母の人生は何だった んだろうって考えました幸せになりたくて 結婚したのに夫は自分を帰り見ないし苦労 して子育てしたのに子供は逃げるように家 を出て結局父とも別れたんです辛いことを 辛いとも言えずに1人で耐え続けた人生 だったんですよねそれを亡くなってから やっと感じたんですあのお墓は母の実家の お墓ですおばが入れてくれました母の兄の 奥さんですお兄さんがいるんだからがいい でしょってそのばも去年亡くなったんです けどば夫婦には娘しかいないんですよ1人 娘なのに遠くにとついでてそれで私がお墓 を守ろうって思ってこっちに戻ってきまし た彼女は高卒で東京に出て巡看護師として 働いて学費を貯めた後定時性の看護学校を 得てやっと看護師になったのだった随分 苦労したねでも頑張って看護師になった割 にはあまり達成感がなかったんですよね 仕事はきついしドクター同士の派閥はある し大学の看護家を出た看護師に囲まれて 片身が狭い思いをしたり無理して東京に いる意味もないような気がしてたんです けど田舎にはいい思い出がないし弟はどこ にいるかわからないしで踏ん切りがつか ないまま暮らしてましたおばが亡くなる時 に1人でよく頑張ったって言ってくれたん ですでも私は父を憎んで母も毛嫌いして弟 とも縁が切れて一体何やってるんだろうっ て思いましたおばにも叔父にもいつも心配 してもらってたのに何も恩返しできて なかったこんなふりはもうやめにしようっ て思ってそれで戻ってきたん です後悔してないの俺の言葉に美春は今が 楽しいからと俺を見て笑った美春のその 笑顔を見て俺も自分のことを話したくなっ

た今までまるでないことのように暮らして いたが美春には話した方がいいと思っ た俺昔の記憶がないんだよね え交通事故にあってねそれっり昔の記憶が 消えてるん だでもご家族はうんだから最初は変な 気持ちでいたんだよ写真見せられてああ 本当に家族なんだなって友達とも会ったり してねなんかそこから人生が始まった感じ だなもう10年以上前だからどこまで 思い出して何を思い出せないでいるかそれ もあまりよくわからない事故のことなんて 忘れたままでもいいって思うし母はもうい ないし父も施設にいるから姉が親代わり って意識でいるみたいなんだ俺だってもう 36なのに7つも年上だ から姉ってそうですよ私だって弟と2つ しか違わなかったけどやっぱり自分より 子供って思ってたし参るな俺がそう言うと 美春が面白そうに笑った姉に美春を紹介し たのは次の週の週末だったあの頃からカの お礼を言いたいとうずうずしていた姉は息 よよとやってきたお発にお目にかかります 佐藤美春と申します姉も頭を下げコーヒー を頼んで最初の雰囲気は悪くはなかった だが話が進むに従ってだんだんといつもの 姉ではない雰囲気になっていっ たおじ様という方は何をしておられた方車 の整備士でした弟さんは今おいくつ32歳 ですじゃあ最後に東京で見た時は大学生 いえ アルバイトどこで パチンコ店でしたその弟さんとは本当に やり取りがない のねさんいつの間にか尋問のような やり取りになり俺が焦って声をかけたが姉 は俺を見なかっ たはいもう10年以上顔を見ていません弟 の携帯も別の人のものになっていて連絡が 取れなくなっています叔父もそう言ってい ます おば夫婦もなくなって家も処分したので 尋ねる場所もない ですおじ様のお墓があるじゃないのそこが お母さんの実家のお墓ならお参りに来て そこで顔を合わせるってことも考えられる わよね大体お墓参りなんて明日かお悲願か お盆だ しさん何言ってるんだよ結婚を考えてる なら当然でしょ相手の家族も自分が背負う んだから複雑な家庭ほど物事がこじれ やすいのよ全頭な暮らしをしててくれるん ならいいけどどんな姿で現れるかわから ないじゃない の姉と別れた後俺は美春に頭を下げたあれ

じゃあ警察の取り調べよりひどいよな気を 悪くした だろうでもお姉さんだって弟を思っての ことだから私も弟が結婚相手を連れてき たらやっぱり色々気になるし心配したと 思うだから大丈夫そんなに気にしないで 聞きたいことがあって聞いてくるのは自然 なことだし心配事がないはずないんだ からその晩俺はミと食事を取り彼女を依し た後姉に電話した春には絶対するなと言わ れていたが黙ってはいられなかったあの 態度は何だよ俺ハラハラしたんだぞあんな に失礼なことをするとは思わなかったよ いくらなんでも初対面の人相手 にいい人かもしれないけど他にもっといい 人いるんじゃないと言った何が気に入ら ないのきちんとした親のの元で育ってきて ないじゃ ないだからってそれが表に出てる人じゃ ないだろう社会勉強してしっかりした大人 になったと思うよいい年して一般常識も ないような人なら俺だって好きにならない しちゃんと仕事もしてるんだ何も問題ない じゃないか姉は言葉少なに電話を終えた 子供でもなければ親からの反対でもない姉 だって色々理想はあるかもしれないが選ぶ のは俺なんだし何の支障もない俺は何1つ 揺らがなかった美春も不安には思ったよう だったが姉は元々性格がきついからと俺は 少し大げさに行っておいたそれから しばらくして美春が働く眼科が内装工事を することになったそれを機会に委長は家族 旅行に出かけるらしい 病院は長期休みが取りづらいからこぞ ばかりに計画したんだろうそれで美春も 同僚と出かけることになったという3泊4 日のベトナム旅行だお酒買ってくるね俺 あの甘ったるいコーヒー好きなんだよね インスタントのやつマスターには怒られる んだけどさG7でしょ了解待っててねそう 言って元気に出かけていった写真を いっぱい撮るが旅行中はLINEを自粛 すると言った1つ年上の同僚には恋愛話が ないらしい一緒に出かけてお互い気兼ね するのは嫌だからというのが理由だそれで 空港へも迎えに行かず帰宅を待つことにし た明日は戻るという日に姉が訪ねてきた 店じまいをして出かけと言うと店だけを 閉めて座れという隣のカフェでコーヒーを 買ってきていたみの話だと検討がついた俺 から話を振ると姉は俯いたまましばらく 黙っていたが胃を消したようにゆっくりと 話しだし た義彦がどこまで覚えているかわからない けど東京の大学に行って来年は卒業だって

いう時に事故にあってそこまで行って俺を 見るこんな話大丈夫 いいよ続けてあの車の運転手がねそう俺は 交差店で信号待ちをしていたそこに無免許 運転の車が突っ込んできて跳ね飛ばされ頭 を打って1週間目覚めなかった怪我よりも 深刻だったのが記憶のの損失だっ た17歳の 子供今更何の 話それが弟よ美春さん の突然の話に頭がよく回らない言葉もなく 姉を見ていた事故の後処理は全ておじさん がやったのよ父親でも母親でもなくねどう もまともな家庭じゃないらしいってさん 言ってたわ事故にあったのは東京なのに 被害者も加害者も同じ地方の出身だって 聞いて当時もどういう因縁かと思った10 年以上連絡を取ってないってことは少年院 を出た後行方をくらまして るってことでしょ事故が15年前なんだ から記憶がないから仕方のないことだけど 初対面じゃないわよあなたたち病院にお 見舞いに来たわ彼女母親と叔父と一緒にね 私は母さんから聞いただけで見なかった けどあなたはまだ頭に包帯巻いて顔に傷も あったし彼女もろに顔なんて見れなかった でしょうあなたも自分のことでいっぱいで 見舞いけどころじゃなかったはず よ姉ちゃんまさかこのことを見張にどうし て当たり前でしょ知らん顔しろっていうの あなたも大変だったけど家族も大変だった のよ子供が自分を忘れたのよガさんがどれ だけ嘆いたと思うの愛して育てた息子との 情の繋がりが切れてどれほど無念だったか あなたは普通に暮らしてると思ってる でしょうけど昔はこんなじゃなかったわよ もっと無邪気で明るかったわ母さんとも 友達みたいに仲が良かったのよ私が 焼きもち焼くくらいにね結局そういう関係 に戻りきらないままで母さん行っちゃった んじゃないのこんな町の自転車屋に収まる ような子供じゃなかったのよ父さんも ずっとそれを言ってたわ残念だっ て姉は泣いていただが俺は姉の顔を見る ことができなかったそんな原因を作った 事故をなかったことにしろっていうの彼女 だって弟がいる姉なのよ私の気持ちが 分からないじゃ済ませないわ弟が生きて たらここに戻るかもしれないじゃないの 故郷なんだから彼女だって母親の墓を守り ながら待ってるんじゃないのどんな顔して 合うつもりまともな暮らしもできないで 保証だの借金だの背負わされみなさいよ 人生2度目の災害 よとにかくとにかく見張と会うよ会って

話す今更会って話すことなんてないわよ なんで俺たちの問題なのに向こうとこっち の家同士の問題でしょ結婚なのよもうこれ 以上我が家に害を与えないでほしいわ こんな因縁ちらないと今度は何があるか わからないわ よ姉ちゃん 冷めたコーヒーを前に店の時計の音だけが 鳴り響いた姉はため息をつくと今日はもう 帰るわと言って立ち上がった俺はその 後ろ姿に言葉を投げつけたいいよな帰る 場所に待ってくれる人がいるんだ から姉がはっとして 立ち止まる記憶がなくなってこれが家族 だって言われてまるで他人行義なのに芝居 で息子役を与えられたように家族として 暮らし始めたんだ家族も自分もどんな性格 かも知らないところから始めて昔自分が どんなやだったか友達には嫌われてい なかったか家族を大事にしていたかどれ だけ周りがいい人だったって言ってくれて も不安が消えないんだ自分のこともまとも にわからないのに恋愛や結婚なんて考え られると思う俺は美春に会うまで一生独身 でもいいと思ってたよ美春だってその弟 だって親に振り回された犠牲者だ俺だけが 犠牲者じゃないんだよそれでもなんとか 全頭に生きていこうって少なくとも美春は 努力し続けてきた親にも親戚にも尽くさ なかったって墓みたいな覚悟で暮らしてた んだよ幸せになったらダメなのか姉ちゃん は俺に対してミハルとの縁を切ろうとし てるけどそうやって俺を1人にして自分の 家庭に戻って行くんじゃないか好きな人と 結婚して子供産んで一緒に暮らす家に俺 だってそういう暮らしをしたいだけだ彼女 も俺も1人なんだ よ俺は初めて姉に大声を出したこんなに 自分を主張したこともなかったそれも本来 の俺ではないのかもしれないでも俺は譲ら ない長い沈黙が流れた姉は俺を1人残して 帰ることができなくなったんだろうでも 返さなければ姉は妻であり母だいつも豊か がお腹をすかせて待っていると言っていた それでもスーパのお相ばかりじゃ栄養が 偏るから仕事で疲れていても作るのだと そうやって気遣い愛をかける相手がいる 場所があるのだから早く帰ってあげたら いい姉ちゃんが気づいた愛がある場所だ気 をつけていきなよあなたも食事ちゃんとし て姉は不安気な顔をして帰って行った俺は すぐに話をかけたが出ないLINEを送る が既読がつかない明日になったら帰って くる話はそれからだ不安な気持ちが消えず 俺は落ち着かないまま朝を迎えた美春が

働いている眼科に電話をした工事中なら 案内が出るはずだだが眼科は通常通り診療 をしていた求心の予定もない春の名前を 言うとと先週退職したという答えが帰って きた焦って彼女のアパートに行くとドアが 開いていたみはると大声で叫んで中に入る と内装工事の人が作業中だっ たここは先週引っ越したみたいですよそう なって初めて俺は美春の嘘に気づいたの だった海外旅行は俺に黙って姿を消すため の時間稼ぎだったのだ姉に全てを聞かされ て俺の前から去っていったそれに気づいた 時には携帯も着信拒否になっていた俺は店 を閉めた美春を探さなければでも美春には 実家がない身内もいない職場もない一体 どこへ行ったらいいのか気持ちばかりが 流行り何をしたたいいのかわからないだが 店などやっている時ではないそんな冷静さ がなくなっていた心配して連絡してきた姉 に感情の全てをぶつけて攻め立てたこんな 感情ならいらない言うだけ言って電話を 切った後もうそれ以上は電話に出ることも LINEを読むこともしなかった俺は寺へ 行き住職にあった全てを話しもしもここへ 訪れたなら必ず俺に連絡をしてほしいと念 を押した住職の声は落ち着いてい たもしもその方があなたに会いたいと思っ ているとしたらお店を開けておいた方が いいかもしれませんよあなたを尋ねてくる 場所もそこしかないわけでしょう心を 落ち着けて決してご家族を恨むことなく 静かな気持ちで祈って待ちましょうお墓を 守る気持ちを持っておられる人なのだから 必ずここへは来ると思いますよそう言われ 荒波のようだった心が少し落ち着いた見晴 と来た寺の横のカフェに行き窓際から外を 眺めるこのカフェにも花屋にも美春のこと を尋ね見かけたら連絡を頼むつもりでいた だが住職はそれは難しいだろうと言った 個人情報が厳しい時代だから人を当てには できないだろうとそんな当たり前のことも 分からなくなっていた他人に俺が何者かを 証明する手立てがない旗から見たら美春が 俺を恐れて逃げたのかもしれないし立ちの 悪いストーカーにも見えるだろう住職の 言う通りだ彼女を迎思いで店を開け月命日 に合わせてここを訪れてみるしかない美春 の母にも手を合わせもう一度美春に合わせ てもらえるように祈ろうそう思って 立ち上がり墓地を尋ねると見知らぬ男が 立っていた菊の花を備え手を合わせた後 長いこと底に立ち続けている俺よりも若い 痩せた男見ると首筋に養老とタトゥーが 入っているユオンリーリブワンス人生は 1度きり俺ははっとしてその男の腕を掴ん

だかずやかずや君だろう美春の弟美春は どこにいる俺は婚約者だ不を疲れた男は 言葉もなく俺を見ていた店で話を聞き終え た後もかやはぼんやりと壁を見つめていた とても信じられないという顔だ俺の回復 など見ることもなかったしまさかこんな 巡り合わせがあるとは思いもしなかった だろう俺に土下座して謝ってきたが謝り たいのは俺の方だった俺のせいで美春は ここを去ってしまったのだ人生は1度切り なんて言葉を体に刻んでおきながらこの 生き様は何なのかと美春がしり飛ばした話 を聞いていただがそのタトゥーのおかげで また縁を繋ぎ止めることができたのだかや はかなり前から隣町に住んでいた家もなく 親族とも連絡を立ち唯一の故郷が待ちだっ たのだエアコンの部品工場に務め働いて いるそこに落ち着くまで彼は彼なりに苦労 をしたはずだ いつか叔父を尋ねなければならないそう 思いながら年月ばかりが過ぎ尋ねた時には 叔父夫婦ばかりか家も人手に渡っていた 自分から断絶しておきながら美春を探す 手段がなくなった唯一のより所がこの寺 だったのだそしてそれが俺たちの最後の賭 だった母親の命日明け方にひっそりと呆然 を訪れたは待ち続けた弟と再開したみは 絶対に来ると俺もかやも信じて待っていた 美春の母も待っていたこと だろうそれから3ヶ月俺と姉美春とかずや 2組の兄弟がお墓の前で手を合わせた俺の 母の墓だ母さん彦結婚するのよいお嫁さん が見たいって言ってたでしょ連れてきたわ この先何があっても違うわねこの先は何も ないように母さんが守ってあげて ね俺と美春が手を合わせた後かやが1人で 長いこと祈ってい た誰も恨むことのないようにってこういう 巡り合わせをしてくれたのかもしれないわ ね子供が誰を恨みながら暮らす姿なんて親 は見たくない もの姉が小さくつぶやい たねえまだお腹すいた よ豊かがいかにもだるそうに言い俺たちは 笑いながら母の元を後にした空はまだ夏の 色をしてい たあのお兄さん もし余っているコロッケがあれば僕に恵ん でくれません か本当に捨てるようなものでいいんです僕 全然食べてないんですもう丸1日何も口に していませんどうか恵んでくださいお願い し ます え

えっとお願いです家には何も食べていない おばあさんもいるんですだからどうか恵ん で くださいうんちょっと待ってて ねその時俺は幽霊でも見てしまったのかと 思っ た店の前に来ていた少年があまりにも ボロボロの格好をしていてガリガリに痩せ ていたから だよれたシャツから見える彼の鎖骨は 浮き出ていて相当痩せ細っているのが 分かっ たこんなことを勝手にしてはいけないと 思ったのだが俺は彼にコロッケを恵ん だ捨てる前のものではなく熱々のもの ださっきあげたばかりのやつだっ たはいこれ暑いから気をつけて持って帰っ てねあげたばかりだからえそんなこんな いいものもらっていいんですかさすがに 捨てる前のものを渡したらお腹を壊し ちゃうかも でしょさ持って帰って食べなさいはい ありがとうございます絶対いつか礼をし ます ねそう言って少年は小走でどこかに消えて しまっ た彼の家はどんな風なのだろうと思い ながらぼーっとバイトを続けていると後ろ から怒鳴り声がして くるうちの店の天主の声だ何をぼーっとと してるんだそんなにしてる暇があるなら そこを片付けておけあはい全くお前は役に 立たないななんでこんなのを雇っちまった んだろうまあ働き手がいねえから仕方ない けど よ俺をいつも怒鳴るのは天主で彼は常に不 機嫌そうだだが馴染みの客が来る時だけ 愛そうがいいいわゆる外面がいいタイプな のだろう 店の中では俺を理不尽に叱り飛ばし俺に 八つ当たりして くる俺の名前は轟木優20代男子だ俺は こんなバイトをさっさとやめたかったのだ が辞められない理由があっ た俺は貧乏な大学生でこの肉屋の アルバイトだけでなく他にも見入りのいい バトもしてい ただが1本だけではどうにも生活すること がでなかったし余り物をもらえるので肉屋 で働いていたの だ俺の家は貧乏だったので大学の学費は 小学金を借りてい た卒業と同時に多額の借金をせおうと 考えると憂鬱だったがどうしても大学に 行きたかったから

仕方ないだから生活費はなんとか自分で面 するという約束で状況した周りの学生は みんサークル活動にしんだり楽しく合コン とかしているのに俺には縁が ないとにかくひたすらバイトしなくては ならないの だしかももう4年だから就活も 始まるバイトしながらの就活はとても しんどいんだろうなと思ってしまっ た案の定就活が始まると俺は大変多忙に なってしまっ たとにかくネルも死んでエントリーシート を書いたり歴をしなくてはならないだから バイト中は眠くて眠くて仕方なかったおい こらまたお前ぼーっとしてるなそんな暇が あったらフライヤーを綺麗にしておけそれ となんだその顔は吐気がないぞすみません 最近あまり眠れていなくてお前の体調の ことなんてどうでもいいんだよ新規臭い顔 するな見てるこっちが嫌になるだろうが また君お前は使い物にならないヤターたつ だな誠に申し訳ありません今すぐ片付け ます俺は言われた通りフライヤーを掃除し 始め た何度も水間に襲われてうとうとして しまいそうになっ たその後陳列棚を整理してお客さんに肉を 売ったりしてい た天主はいつもの馴染み客が来た時だけ 愛想を振りまいて いるよまた買いに来てください ねこういう時だけニコニコしちゃって嫌な やつだなおいこらさっきから何をじっと俺 のこと見てやがるえああ何もないです 考え事をしていただけですアホのくせに 考えることがあるのか面白い戯れ言を言う やつだ ないやあのなんでもないですじゃあ さっさと店の前も掃除しておけよお前を 雇ってやってるんだからそれくらいして もらわないとなあ全くお前なんて雇わ なければよかった よ天主はいつも俺を雇わなければよかった というがその癖首にしたりしなかった他に 人が集まらないから俺を雇うしかないの だろう俺は貧乏学生だし余り物をもらえる からここで働いているのだが他にいい バイトをしていたり家が裕福なやつなんて こんなところで働か ない俺もまあそのうち大学を出るしバイト もやめるからあとちょっとの辛抱だと思っ たそれからバイトを辞めるまであの少年が 何回もうちにやってき たあのまたコロッケをもらえません でしょうか僕ずっとずっと食べてなくて

倒れそうなんですそれに家にいるおばあ さんも何も食べてなくて寝込んでるんです はああの君はそんなにお腹が空いているん だねあんまり聞きたくないけどお父さんや お母さんはどうした のどこかに行ってもう行方が分からないん です僕のこと嫌いだからあああそうだった んだなんか聞いちゃってごめんねはいこれ 揚げたてだよ今日はこれ4つ持って帰って いいからねえ4つもですかでもそれじゃお 店がいいから早くおいこら轟きてめえ何し てやがる早く逃げてそのガキちゃんとお金 は払ったんだろうなえええ払いましたよ ほら男の子は逃げるようにして去っていっ た俺は行けないことだと分かっていたが 男の子が捕まったらしこたま怒られると 思ったのでポケットの中に入れていた小銭 をさも男の子から受け取ったように 見せかけたの だほらちゃんと400円もらいました からそれならいいでもあんな汚ねえガキを うつかりな店の評判が落ちるだろうででも お客さんには変わりないですし ああお前はこの俺に口答えしようってのか あいやなんでもないですそれから俺は大学 を卒業して社会人になった内定した会社は 製造関係の中小企業だったのだが俺はそこ でこれでもかとこき使われてい た入ってから分かったがここは相当な ブラック企業でみんなどんどんやめていく だから常に人が足りなかったし1人が 抱える業務料が半端ではなかっ たきお前この間しろって言った資料はまだ かよえ昨日課長に渡しましたよねはあ そんなもんもらってねえよ適当な嘘つくん じゃねえ全くこれだから役立たの無能はや なんだ よそんなこと言われましても私はきちんと 昨日の午前中に渡したはずですじゃあ俺が なくしたとでも言いたいのかお前いつから そんなに偉そうになったんだ よえいやそうではなくて課長に渡したのは 事実ですの でもらってないものはもらってねえいい から印刷しろははい課長はいつも俺に 怒鳴ってきているがそれの大半は理不尽な 怒りだっ た俺はきちんと昨日に課長に資料を渡した のに課長はそんなものもらっていないと いう常に怒ってとなんてあのバイト先の 天使のようだなと思ってしまっ たどこにでもこういう人間がいるんだと 思うと嫌になってくるそれから俺は印刷し た資料をまた課長に渡したどうせまたすぐ になくすんだろうなと思ってしまっ

た最初からこうしておけばよかったんだよ 全く役立たずは言い訳ばっかりしてないで 俺の言う通りにはいはいて置いておけは はいでさあ明日A工場の視察なんだがお前 も来い社長からの命令だえあのA社のA 工場ですかなんだ文句でもあるのかいや ないですじゃ明日行くから なそうして翌日は栄光場に行くことになっ たここは主要取引先のA社が持っている 巨大な工場だ俺はなんで過小なんかと行か ないといけないんだろうと思いながら 大きな設備を眺めてい たその時課長は勝手に機械をいじって遊ん でいた へえこれすごいなここから原材料を入れる のか おもしれえちょっと勝手にいじったりし たら怒られますよいいじゃねえかせっかく 来たんだしよちょっとくらいいじって みようぜ ダメですって壊れたりしたらどうするん ですか大丈夫大丈夫 おおこれはすげえなんだこの機械だから もうダメですって怒られますからやめて くださいうおこれ動いたってあれなんか 警告音がしまっ た課長はどうやら押してはいけないボタン を押してしまったらしい工場内にBBと いう音がなり響いてありは然としたみんな が一体何が起きたんだという感じで俺たち の元に近寄って くる現場主任の方曰わくこれは緊急停止 ボタンだそうだそんなものを課長は押して しまったのかと思うとぞっとし た誠に申し訳ございません私は止めたん ですがこのと驚きがいじって遊んでおり ましてえちょっとは大変失礼いたしました 後で叱るべき処分をいたしますので待って ください私はそんなことしてませんてやっ たのは課長ですよね君何を言ってるんだね さっきから遊んでいただろうA社の皆さん にお詫びするんださあ 早く うすすみませんでし たなんと課長は俺のせいにして俺がやった と言い張った自分が勝手に機械をいじって 遊んでボタンを押してしまったくせになん ということだろう俺は何もしていないし 遊んでいる課長を止めたのにあんまりだと 思っ た現場主人の方も怒っていたしA社のお 偉いさんも大変怒ってしまっ たさらにうちの社長からも君なんてもう いらないよとまで言われたので ある

そうやって取引先に迷惑をかけるから首に なるんだ全く轟きはどこまでもアホだ なででもうーんなんだよお前何かまだ言い たそうだな俺に立てついたって無駄なんだ よ負け犬はさっさと荷物をまとめてどこか へ消えろ役立たずの無 のめはいわかりました 今までお世話になりました俺はそうして 新卒で入った会社をやめたその時32歳 だったのでブラックだなと思いつつ10年 も過ごしていたことに なるそれから俺はどうにかこうにか新しい 仕事を見つけようと思ってい ただが前職がブラックな中小企業だったし 会社に入ってからこれといった勉強もして いない会社のことは分かっているが いわゆる資格などがなかったのでアピール するものがなかったの だ周りの友人で転職している奴らはやれ ファイナンシャルプランナーだのなんだの 取っていたが俺はもうその時勉強する気力 もなかったとにかくどこでもいいから俺を 雇ってくれるところはないかと探していた のであるハローワークにも通っていたが 転職サイトにも登録していて俺はそこ経由 でもいいのでいい仕事があれば見つけたい と思っていた 転職サイトにはずらっといろんな企業が 載っているその中で俺は食品会社に目を 止めたその会社はフードロス削減などにも 取り組んでいるし社員も20代から30代 と若い人が多いみたいだったので興味を 持ったの だ最近日本だけでなく世界中でフードロス の問題が起きて いる環境の観点からも食品を捨てるのは もったいないもたいという言葉が世界共通 後になりつつある今俺は環境に力を入れて いる会社っていいなと思ったそれに会社の 社長はとても若そうだった眼鏡をかけた キリっとした男性はおそらく20代くらい だろうへえこの人が社長さんなのか若いな いくつだろう俺より随分若そうだし見た ところ20代かないろんな授業もやって おられるし尊敬するなあんなク課長より よっぽどできた人に違いないここで働き たいなそうして俺はスマイル食品株式会社 を受けることになっ たこの会社なら俺でもやっていけそうだと 思ったので あるなんだか風通しも良さそうだし俺も みんなのように頑張って働き たい社員インタビューなどを読んでいる うちにそう思ってしまったの だ書類先行が通って俺は面接に呼ばれ

た一次面接と筆記試験があったのだが俺は 過去にやっていた肉屋のバイトのことを さらっと書い た筆記試験は簡単な共用問題と小論文で 論文は食品の思い出について書けというお 題だったから だそれから1次面接を突破して2次面接に 進みそれも合格した そうしてようやく最終面接にこぎつける ことができたので あるやったぞ最終面接だこれでスマイル 食品で働けるかもしれない社長時々に面接 してくださるようだから頑張らないとな よし明日のために今日は早く寝て遅刻し ないように しよう最終面接の日俺はガチガチに緊張し てい た相手は俺より年下だと思うがやっぱり 社長なので緊張して当然 だ社長室で面接が行われることになってい たので俺は社長室の前で固まってい たではお入り ください失礼しますどうぞそこにおかけ ください私が社長の橋本信吾ですはい ありがとうござい ます えっと優さんですね珍しい苗字ですねええ そうですね父からは長野県がルーツだと 聞いていますが実際のところどうなのか 分かりません1度で読んでくれる方は 少ないです ねそうですか珍しい苗字なのでびっくりし ましたでは自己紹介と死亡同金をお願いし ますはい轟きゆと申します以前はまるまる 社で精密機会の営業をしておりまし た全くの畑違いですが私は本社の理念に 深く共感しより良い食品を世の中にお届け すべく営業として頑張りたいと考えました また社長が手がけておられる子供食堂の 活動もとても興味があり ますそうですかそれはありがたいお話です まあ轟木さんのことは人事からも聞いてい ますのでもう私の中で答えは出ているん です轟木さんはうちの会社のことを本当に よく思ってくださっているのですねええ こんな言い方しては失礼ですが社長はまだ 大変若いのにとてもご立派で私もそのよう な人がトップである素晴らしい企業で働き たいと思いました社員の皆さんもお若い ですし刺激がもらえそう ですではあなたは採用です轟木さんうちで 働いてくださいませんかえ本当ですかええ 本当 ですそれとあの時はどうもありがとう ございまし

たあの一体いつのことでしょうか私は今日 初めて社長とお会いしたのですけれど ああもう忘れておられるかもしれません けれどあなたが肉屋さんで働いていた時私 にコロッを恵んでくださったでしょほら あなたが確か学生さんか何かだった時 ああの時の痩せこけた少年こそ私 ですなんと橋本慎吾社長はあの時の ガリガリな少年だったの だ俺はびっくりして椅子から転げ落ちそう になっ たあなた名札をつけておられたでしょう 珍しい苗字だなって思っていたんです そうですねあの時名札をつけていました 天主がお前の名前は読みにくいから振りが を振っておけと言ってくがつきでし たその時からずっと思っていたんですあの 轟きというお兄さんは一体今どこで何を やっているんだろう とあなたは顔も変わっていないし書類に 貼られた写真を見て一目見てあなただと 分かりましたあの時は本当にどうも ありがとうございましたいえそんなあの時 はただどうにかしたくてあなたのおかげで なんとか私は生きる気力を見出せたん です人は食べ物でこんなに幸せになれるん だと思ってそれから食品会社を作ったん です よそうだったんです ね橋本社長は幼い頃に父と母がどこかに 消えてしまた らしいそういやあの時もそんな話をしてい たなと思っ た幼い橋本社長は大変ショックだった らしいどうやら橋本社長曰わく2人とも よそに恋人がいてそれぞれ蒸発したんじゃ ないかという話だっ たそれで祖母が親代わりとなって橋本社長 を育てることになっ た橋本社長がまだ小学校低学年の時のこと だったようで ある祖母は早くに夫をなくしていたが十分 な遺族年金を受け取れていなかったよう だどうやら夫である橋本社長の祖父が国民 年金だったからだそうだ会社員だったりし たら高成年金なので結構多いと思うけれど 国民年金だと老齢年金も遺族年金もそれ ほど多くない らしい俺は今まで会社員として働いてきて 改めてよかったと思っ たそれで橋本社長はわずかな年金しか もらえていない祖母とボロボロのアパート に2人で住んでいたようだお風呂もない アパートだったそうなので一体どんな ボロいアパートなんだろうと思った貧乏

学生だった俺ですら一応風呂のある アパートに住めていたのできっと家賃が めちゃくちゃ安いところなんだと 思うしかも隙間風も吹いてくるし騒音も ひどかったらしい そうして祖母と暮らしていたけれど祖母は 病気がちだったのでパートにも行けなかっ たそう だ今の65歳なんてまだまだ若い方でその 年齢でも年金をもらいながらパートをして いる人が 多い育ち盛りの橋本社長を育てるために 祖母はパートをしたかったようだけれど体 が言うことを聞かなくて無理だったようだ それで仕方なく年金のみで貧乏生活を強い られていたのだった そういうわけであの時のコロッケは私に とって生きる希望となったわけ です轟木さんが小論文にも書いてくれた あの話私のことですよ ねはいそうですね私はあの時どうしても あなたのことを見捨てておけず悪いことだ と分かっていながら店のものを渡して しまいまし たでもそれで良かったと思っているんです それでで救われる人がいるなら自分が罪を かぶった方がマだと感じたの です本当にあなたは優しいんですね轟木 さん是非これからうちで働いて頑張って くださいあなたのような人間を我が者を 求めています からはいありがとうござい ます俺は今まで変わった苗字が嫌で 仕方なかった一発で読める人が少ないし 発音もしにくいのでみんなからからかわれ てばかりだっ たでも俺のこの変わった苗字のおかげで 橋本社長が俺のことを覚えていてくれたん だと思うとそんなに悪いことでもないのか なと感じるようになったのであるそれから 俺はこのスマイル食品の営業として働く ことになっ た最初は慣れないこと誰けだったが周りの 社員が丁寧に仕事を教えてくれるので俺は なんとかしてついていこうと頑張っていた みんなわあいあいとしているし自由に意見 が言えるのでやりやすい らしい俺はこの自由発達な雰囲気が気に 入って自らも意見を言うようになっ たスマイル食品では最近新しい商品を開発 しようということになっていてどんなもの がいいか考えてい たここの営業部はマーケティングも兼ねて いるのでやることがとても 多い橋本社長も一緒になって俺たちと考え

てくれてい たでは他にいい案はあります か最近物価が高くなっていて子供たちが 気軽に買えるお菓子が少なくなっていると 思い ますそこであえてスマイル食品では子供 たちのために連家のお菓子を作るのはどう でしょうかお小遣いで買えるようなものが もっとあれば子供たちも喜ぶと思い ますそうですねスーパーもコンビニも最近 は値上がりばかりで100円ちょうどで 買えるものがあまりないですね私たちが 子供だった時は100円以内で買えるもの がもうちょっとありました けど消費税を入れたら100円超えて しまいますからねそこで私はこのコロッケ 味のお菓子を提案しますこれならお腹も 膨れますし1つ50円未満なので100円 で2つ買うことができます ほうほうコロッケ味でお腹も膨れるなら 子供が好きそうですねじゃあその案で行っ てみましょう轟きさん期待してます よそうして俺たちはコロッケ味のお菓子の 開発を研究チームにも依頼した自作品が できたので食べてみると結構ボリュームが あるし特に男子なんて好きそうな味だった 女性社員もなんだか懐かしい味だとか ノスタルジックでいい感じだと言ってくれ て いるコロッケのお菓子を食べている橋本 社長はまるで少年のようだっ たこれは案外揺れるかもしれませんね手軽 に食べられるし手も汚れない工夫がされて いるので結構いいと思います案外おさん だけじゃなく若い男性や女性にも人気が出 そうですねそうですね研究チームが コロッケ味がするお菓子でありつつ衣が ボロボロ落ちない工夫をしてくれたので このような仕上がりになりまし たなんだか懐かしい気分になります ね泣けてきてしまい ます 社長橋本社長は高校を出た後食品工場で 働いていた らしい祖母のために参考体性の工場で寝る 間もなく働いていたそうだそれから祖母は 亡くなってしまいきりぼっちになって しまった 橋本社長はその後食品会社を作ろうと1年 発起してこのスマイル食品を作っ たみんなが笑顔になれるような食品を 世の中に届けたいとの思いでスマイルと 名付けた らしいだから橋本社長はまだ22歳だ俺 より10歳も年下だけれど彼はとても

しっかりして いるじゃあ俺がバイトをしていた頃はまだ 小学校だったのか 制服も着ていなかったしボロい服を身に まとっていたから学校でもからかわれたり した だろうでも今の橋本社長は非想感なんて ないしとても堂々として いるしかし偉そうではなく自信に満ち溢れ ている感じ だそれからコロッケ味のお菓子は正式に 販売されることになっ た本当に売れるのか不安だったのだが最近 密かに小学生の間で人気になっていると 聞いて俺は安心し た売上も順調に伸びていって俺はとても 嬉しくなっ た社長も本当に嬉しそうでニコニコして いる轟木さんが提案したあのコロッケ団子 すごく売れてるみたいですね我が者の ヒット商品になること間違いなしです晴れ をどんどん売れるように営業をかけて どんどん売ってきたてもらえませんかはい かしこまりまし た氷店に掛け合ってもっと商品を置いて もらえるように頼んでみます期待してい ますよ轟木 さんそうして俺はコロッケ団子と命名され たこのお菓子を売るためにあちこちの スーパーなどに出入りした売れてきている と言っても変わったお菓子だったので あまり多く仕入れたがらないスーパーも あったのだが仕入れてみたらすぐに売れて しまった らしいそこでどんどんもっと仕入れたいと の要望が多くなってき た俺はこの商品がだんだん世の中に認め られたんだと思って嬉しくなっ たなぜコロッケ味にしたのかと言うとそれ は俺の単純な思い出からだっ たあの時橋本少年にコロッケを渡してい なかったらコロッケにそこまで思い入れ なんてなかったかもしれない でもコロッケをもらった橋本少年はとても 嬉しそうだったし俺は子供が好きな味なん じゃないかなと思ったので あるそれから俺は営業成績を伸ばし スマイル食品で成績2位になっ た橋本社長もお祝いしてくれて俺に花束を 直接渡してくれ た轟木さんやりましたねあのお菓子を たくさん売ってきてくださってありがとう ございますこれからもどうかスマイル食品 で頑張って くださいありがとうございます本当に

嬉しいです皆さんにお祝いしていただけて 私は幸せ者 ですそれからCSR活動の日がやってきた スマイル食品ではCSR活動の一環として 子供食堂にお菓子や食べ物を配る日が あるまた社員自ら調理を手伝うこともあっ たこの食堂は普段は橋本社長が運営して いるものだがCSR活動の日は社員みんな が取り組みに何らかの形で参加することに なって いるちょうどクリスマスの時期だったので 俺はサンタの格好をして子供たちにお菓子 を配っていた橋本社長も自らケーキなどを 取り分けて運んで いる轟木さんのサンタみんなに人気ですね お似合いですよいや最近ビールの飲み過ぎ でお腹が出ましたからサンタさんのような 体型になってしまったのかもしれませ んそうですかそれにしても轟木さんは昔 から変わっていませんねえそうですか ええ子供に優しいところとか弱い立場の人 を放っておけないところとか何にも変わっ てないですよ私は轟木さんのそういう ところが素晴らしいと思ってい ますそれはありがたいお言葉ですこれから も皆さんのために頑張り ますCSR活動はなかなかに楽しいもの だっ たみんな食べることに夢中だったけれど 世の中には満足に食事すらできない子供が いるんだと思うと胸が苦しく なる俺だって貧乏な大学生だったけれど それとは比較にならないくらいしている 家庭がたくさんあるんだと知っ たかつての橋本少年も病気がちな祖母と共 に暮らしひもじい思いをしていたん だろうだからこそ食品会社を作って世の中 の皆さんに美味しい食品を提供したいと 思い子供食堂まで運営しているの だ俺は今まで社会の闇なんてあまり見ない ようにしてきたがこれからは俺にできる ことをちょっとずつやってみようと思う ことにした その後俺は順調に営業成績を伸ばしてなん と車内で1位になっ た俺自身もまさか1位になれるなんて思っ ていなかったので踊りたくなるほど 嬉しかっ たその頃からちょうど車内で気になる人が できてしまった相手は同じ営業部の佐川 あみさんだあみさんはマーケティングも 得意だし営業だって得意でみんなから一目 を置かれていた最近彼女は転職してきたの だが少数精鋭のうちの営業にはなくては ならない存在となっていたあみさんは努力

化でちょっとでも改善できそうなところが あれば改善していくスタイルだっ た俺はそんなあみさんのことを密かに思い いつか告白しようと思っていたの だある日俺は会社の同僚がもうすぐあみ さんの誕生日だと話しているのを聞いて しまった そうだあみさんの誕生日に合わせて告白 しようと思って俺はすぐにプレゼントを 買いに走っ たでも好きでもなんでもない男から物を もらっても嬉しくないかもしれない俺は そこで消え物がいいと思ってあえて ちょっとお高めの入浴剤などを買った女子 はこういうのが好きだとネットで見たから であるそれからあみさんに告白し俺は 付き合うことができた あみさんも実は俺のことを意識してくれて いた らしいなんだ両思いだったのかと思って 嬉しくなったこれからは同僚として働き つつオフでは恋人同士仲良く やろうこんな出会いがあったのもスマイル 食品のおかげだ社長には感謝してもしきれ ない俺の名前は松井 健歳の男性だ毎日朝早くから夜遅くまで 仕事をしている家のことはほとんど妻に 任せきりなので申し訳ないと思っているの だが仕事は俺にしかできないことがあるし たくさんやらねばならないと思っているの で会社が住処のようになっているの だ家には寝るためだけに帰っているような ものだが妻は文句1つ言わない今度の結婚 記念日には妻にご馳走でもしなければなら ない だろう日頃家のことを任せているしこれ まで苦労だってかけてき たでも彼女がいたからこそ俺は仕事を 頑張れているの だそろそろ就活シーズンが解禁である我が 者ワクワク成果も優秀な人材を集めようと 人事部が張り切っていたこのシーズンに なると人事部は通常業務に加えて採用業務 も行うから大変忙しそうだみんな目の下に 熊を作って資料作りなどやっている らしい学生さんに配るプリント作りそれ から説明会で見せるスライド作りは本当に 大変そう だうちは名の知れた大企業なのでとても 倍率が高い学生さんから人気の企業なので 入りたい人が殺とするのだ福利高成だって いいし初任級も大卒で28万円だこれは その辺の企業と比べて圧倒的に 高い印刷でも初級が25万を超えるところ なんてあまりないので学部卒でこれは

めちゃくちゃ高いと言っていいだから説明 会も大規模で大きなホールを貸し切って やることが多かった人事だけでなく営業部 の社員が先輩社員として話をすることも 多いまた商品開発の人間もどんなお菓子が 売れるかどのように味付けをしていくかを こと細かに説明していた学生さんはみんな 真面目に話を聞いて熱心にメモを取って いる賢そうな顔をした学生さんばかりだな と思っ たそれから人事による採用活動が本格化し た俺もちらっと資料を見せてもらったのだ がそいも揃って学歴ばかりだった なだたる大学の学生さんしかいないので ある例えば国立のT大学それから市立のK 大学やW大学J大学などの人ばかり だ俺は大学に行っていないがこのような 大学に行ける人たちはななならぬ努力を 重ねてきたんだろうと感じただって偏差値 はどれも65を超え 俺は偏差値などというものを大人になって から知ったが60を超えるのがいかに大変 か分かった俺だったら多分偏差値なんて 40もないだろう俺の高校はバカ高校だっ たし大学に行く人なんていなかったから だまあその前にうちはめちゃくちゃ貧乏 だったので なんて頭が良くても行けていないうちは自 共に認める貧乏小沢さんで社屋に住んで おり俺を入れて兄弟は5人だったしかも 父親はしらで全くと言っていいほど働か ないちょっと日雇いに行ったと思えばその 金をすぐに競馬などに使って しまう大体雀荘にいるか競馬場にいるかの ような人間だっただから俺は高校を出て 兄弟のために働いた俺は長男だったし他の 兄弟には学をつけてもらいたいと思ってい たから だそんなことを考えながら書類に目を 通すこの履歴書の学生さんたちはきっと そんな苦労なんてしてないんだろうなと 思っ た勉強のための苦労してきているだろうが 家のために苦労はしなくていいはずだ国立 のT大学に入れるのも結局はお金持ちで塾 に通える家の子供ばかりだというし私立の 大学なら絶対に実家が裕福 だろうなんだか惨めになったのでもう過去 を思い出すのはやめにしたそれから見事 採用試験を突破した優秀な人たちが入社し てきたやはり顔からして賢さがにじみ出て いる入社式に来ている新入社員たちは 新しいスーツをピシッと着てかしこまった 顔をしていたリクルートスーツではなく 新たに慎重したものなんだろうなんだか

学生から大人の社会人の第一歩を踏み出し ように思えた新入社員代表として下さんと いう男性が話をしていた彼はこれから営業 としてどんなことをしていきたいか熱く 語ってい た野望に燃えたその顔はなんだか頼もしく 思えるこんな熱心な若い人が入ってくれて 俺としても嬉しいなと思ったそれから 女性で沢田さんという人も挨拶をしていた 彼女は理系で開発に回りたいと言っていた 下さんも沢田さんも希望する部署に入れる かはわからないけれど大体の希望は聞いて くれるだろう俺はこの入社式が始まる直前 まで会社の工場で作業をしていたそのため 作業儀で慌ててやってきたのである作業に 姿の人間なんて俺しかいなかったので かなり浮いており周りからうわ汚なとか ホームレスかななんて言われているのが気 になっ た確かに俺の作業には汚れていてかなり 汚いずっとお菓子のパッケージングに使う マシンを直していたのでドロドロに汚れて いるのだだが何もそんなこと言わなくても いいじゃない 俺だってこんな汚れた格好でわざと来よう と思ったわけじゃないただ着替える時間が なかったのだ遅れるよりはそのままでも いいから来た方がいいと思っただけで ある俺が壇上に上がろうとすると下さんと 沢田さんはクスクス笑い出したそれから俺 に向かってとんでもない言葉を浴びせたの だ ちょっと待ってくださいこんな格好で入社 式に来る人間がいるなんてこっちは聞いて ませんよ私どこかのホームレスが迷い込ん だのかと思いましただってとても汚くて 臭いですからうわ匂いますねきた なそうよね私もホームレスかと思ったわ なぜこんなところに作業院の人間がいるん でしょう私たちこんな底辺の人間と話す ためにここに入ったわけじゃありません 選ばしエリートの我々が底辺作業員の話 なんて聞くわけないじゃないですかそう ですだって私はなんせ軽大学出てますから ね私はW代の理系よしかも今まで出ている のですから作業に姿の人間には帰って もらわないと困りますねなんせ匂います からさあさ帰ってください作業技の人間 なんて臭くてたまりませんし えそんなんで もじゃあさようなら底辺の作業員 さん会場はシーンとしてしまった俺は壇上 から降りてそのまま帰ることにしたいくら 俺が汚い格好をしているからって何もそこ まで言わなくてもいいのではないだろうか

俺にも落ち度はあるかもしれないが彼らの 顔を思い出すたびにイライラ するいくらエリート大卒でも性格があんな に歪んでいたんじゃもったいないなと思っ た一体何のための学歴なのだろう他人を 見下すためにいい大学に入ったのだろうか いや違うはずだ学問を納めて将来社会の役 に立つ人間になるために大学に行ったはず である親子さんがあんな人間に育ったら 知ったら泣くぞと思ったいや親子さんも もしかしたら性格が歪んでいるのかもしれ ないそうだとしたらもうそれは救いよが ないなと思っ た翌日俺は珍しくスーツを着て会社に 向かったいつもはスーツなんて着ていない がが今日は大事な約束があるからだなんだ か堅苦しいなと思いながら会社に向かい それから仕事を始めようと思ったその前に 今日は新入社員と話が あるみんなの前で話をしなくてはならない ので頭の中で何回も練習をしていた俺は ちょっと上がりしなところがあるので恥を 書かないようにしていたのだ ええっとまず何から始めましょうか ねうわ昨日の汚いおっさんがスーツ着てる スーツなんて着ても意味ないのに何してる の かしら下さんと沢田さんは俺を見てまた ククス笑っていた俺はなんだか恥ずかしく なってきてさらに顔が赤くなってしまった の感じたえっとそれじゃあこれからのこと をお話ししたいと思いますまず私のことに ついてですがちょっともうあなたの話 なんてどうでもいいですって私は汚いおっ さんの話を聞くためにここに入ったわけ じゃありませんからスーツ着て綺麗にした つもりでしょうけど昨日のこと忘れたん ですかあんな汚い格好で社に来るなんて 場違いもいいとこですよ全く何考えてるん だかそうそうあんな汚い学校で来られる なんて思っても見なかった今日はちゃんと したつもりでしょうけど元々汚い作業員か 何かなんでしょうしもうあなたの話なんて どうでもいいです私たちあなたのような 底辺作業員の話なんて聞きたくもないので それでは帰ってください えでも今日は皆さんに話がそんなの頼んで ませんしなんで私たちがあなたのような 人間の話なんて聞かないとダメなんですか エリートを舐めているんですかこれだから 底辺の人間は物分かりが悪くて嫌になり ます ねそうだわ底辺てやっぱり人の話を聞いて ないんだわ 彼らがそう言ったら部長と課長が青ざめた

顔をしていたそして部長が 一言君たち何を言ってるんだ人の話を 聞こうとしないのはそっちじゃないかこの 人は社長だぞえちょっと待ってください 社長ですって そんな一体何を考えてるんだなんてことを 社長に言ってくれたんだ汚いとかよく言え たもんだなんでそんなことを簡単に口に できるん だだだって昨日は汚い作業服で入社式に来 られていたじゃないですかそんなの見たら 誰だってその辺の向上作業員だと思うに 決まってます社長自らが作業服を着る なんて聞いたことないですってそうですよ あんな格好しているのが署長だなんて誰も 思いませんだから私たち悪くありません 紛らわしい学校をしていた社長が悪いん です全く君たちには呆れたよいい大学を出 ているし成績だって優秀だからさぞ中身も 立派なんだと思っていたけどせかは曲がっ ているようだ ねそれ はなんて こと部長の関谷さんは俺をかってれたそれ から課長の上野さんも同じく分して下さん や沢田さんに注意をしてい たしかし下さんと沢田さんは全く悪びれる 様子がない俺のことを社長だと知ったら さっと態度を改めてくれると思ったがそう でもなかったので残念な気分になっ たそれどころか格好をしていた俺を責めて くる確かに俺が作業になんか来ていたから 社長に思われなかったのは 認める大企業の社長が自ら作業儀を着て 仕事なんてするわけないという固定観念は どこかにあるからだ中小企業ならそういっ たこともあるかもしれないがここワクワク 成果はトップの企業だし まさか社長がそんな格好をしているなんて 思わなかったの だろう下さんと沢田さんはあまり反省をし ていないようですね自分たちが悪いと思っ ていないよう だそうですね彼らは全く反省してません 自分たちが悪いと認めたら失敗を認める みたいで嫌なんでしょ誰だって失敗するの で反省してきちんと謝れば少しは許せたか もしれないの に社長彼らにはあの作業を行ってもらい ましょう あああの作業です ねそれがいいと思いますい一体何をさせる つもりなんですか怖いことさせるんじゃ ないですよ ねいや怖いことなんかじゃないですよまあ

エキサイティングな仕事ですお菓子作りを まずやってもらいますがまあ頑張って くださいとっても楽しいです よま営業死亡だけど最初はロテされる だろうしそれくらいやってあげますよ どうせ簡単な作業でしょ私暇すぎて寝 ちゃうかもしれませんねなんせ何でも こなすエリートですから私も寝ちゃうかも まさんの言うように簡単でつまん作業に 違いないわお菓子の箱詰かしらそれとも 卵割かしらまあまあこれから工場に行くの でついてきてください専用のエプロンや 帽子などは貸しますのでそれを使って ください工場に入るなんて底辺になった 気分やだなあこんなところで研修ですか うちの親が知ったらなんて言うか かわいそうだと思うに違いありませんね だって軽大学を出たのにこんな工場で作業 させられるわけです から私だって理系を出たのに工場内だ なんて嫌だわどうせつまらないなよよほら 文句ばかり言ってないでさっさと歩いて ください今日もたくさんの原材料が入荷さ れたので急がない と社長どうせなら私たちも手伝いますよ あのきっと爆発的ヒットになるでしょう からう手伝ってくれるんですかみんな嫌 がるから助かり ますみんなが嫌がると俺が言ったので下 さんと沢田さんの顔はちょっと引きずって いた一体これから何を手伝わされるんだと 思っているに違いないこうして工場の中に 入った専用のエプロンや帽子を身につけ 丁寧に手先も消毒してゴム手袋もつけた俺 はとある箱から今日の原材料を運んできた それはコロだもちろん生きてないやつだが 大量のコロを見た下さんと沢田さんは悲鳴 をあげていた うわあなんだこれやあ気持ち悪い大量に 入っ てるこれはコロ煎餅の元になるコギです 来る食料なに備えて我が社も昆虫食の研究 をしておりましてね最近あの有名な シンプルイズベストな麦良品などもコギ 煎餅売ってるでしょ私そこのものを食べて みて思ったんですよね案外いけるしなんだ かエセに似てるなってでもちょっと癖が あるというかなんというかだからもっと 改良していこうと思ったんですああこれは さっき試作した鮮明ですどうですか食べて みてください俺は先ほど作った高木煎餅を 彼らに手わとそうとしたしかし下さんも 沢田さんも片にそれを受け取るのを拒否し ている大手雑貨店の麦品のべより格に おいしくできたと思っているので食べて

もらえなくてちょっと 悲しいこんなもの食べられるわけないじゃ ないですか気持ち悪い物ですよこんなのえ でも今は世界中でコギとか食べられている んですよ貴重なタパゲですいつか食べる ものがなくなったらそうするしかない でしょそうなっても私はをしますこんな ものを食べるくらいなら上に苦しんだ方が いいですそうですよ私だってこんなの食べ たくないですまあまあ食べなくてもいい から今日の分のコ煎餅を作るのをさっさと 手伝ってもらえませんかねえ社長だって 今日これを完成させてすぐに出荷でしょう はいそうです今日仕上げて明日から ちょっとずつ小売店で販売していくつもり ですですから手伝ってください嫌です絶対 に嫌 ですそんなこと言わないでほらこのコロを つまんで う気持ち悪いこいつこっち見て やがるいやもう生きてないし大丈夫 でしょほらそうださんもはいどうぞやあ ゼリのさえてください気持ち 悪助けて 下さんと沢田さんはひっきりなしに叫んで いたそして手に持っていたコロを 投げ飛ばしてどこかに走って消えていった せっかく新商品のコ煎餅を作るのを手伝わ せてあげようと思ったのに残念だこれ ぐらいでビビるなんて最近の若者はやだな と思うきっと小さい頃に虫をえて遊んだ こともないのだろうこのコンクリート ジャングルで育てばまそれも無理のない話 だろう俺は小さな頃土中で育ったので虫を 捕まえるのは日常左半時だったいつもかに たくさん虫を入れていたし実家でカマキリ の卵が孵化して親に叱られたこともある今 はそんなことをする子供も減ってしまった かなと思っただから虫に対して大人になっ ても恐怖心が消えないのかもしれない さすがに俺だってあの黒光りするじとかは 大嫌いだがコロなんて可愛いものだ可愛い と言っておきながらせbehにする俺は ある意味狂っているのかもしれないでも いつか食料男になった時を想定して味が 良くて食べ べの開発に乗り出すと思ったのだ俺が試作 品として作っていたものはよそのものより さらにおいしい字が自賛になってしまうが エ線により近くて香ばしくて食べやすいの だ目をつぶって食べたら誰も原材料がコだ なんて思わないだろうそもそも原型をめて いるわけじゃないしそこまで嫌悪感はない はずだ事実大手の麦良品で売られているコ 煎餅だって見た目は胡椒がかかった煎餅

みたいだしなんだかんだ人気で ある あああ逃げちゃいましたねせっかく新商品 に携わってもらおうと思ったのに残念でし たねまあこれで懲りたでしょうあれだけ 社長を馬鹿にして偉そうな態度取ってまし たけど最後なって泣きそうでした よちょっとかわいそうなことをしましたか ねまあ嫌がらせしたわけじゃないし どのみちこの高木先兵に関しては新入社員 の誰かに手伝ってもらう予定だったから ちょうどいいと思ったんですけど ね今頃トイレで泣いているかもしれません ね全くやだなコロくらいでビビるなんて さて急いでしないと明日からの発売に 間に合いませんよ私たちも手伝いますので やりましょうえでも他の仕事があるんじゃ ないですかいいんですか手伝ってもらって だって社長はこの厚木先兵に社運をかけて いるんですよね次のヒットになるよう ずっと頑張っておられたじゃないですか何 も1人で頑張ることなんてないんですよ 私たちだっているんですから頼って くさいじゃ作業を始めるからお願いし ますそうして俺部長の関屋さんそれから 課長の上田さんの3人で厚木選べ作りを 始めた俺たちが必死になって汗水垂らして 作業していたら他の人たちも手伝ってくれ たそのおかげでなんとか明日の納品まで 間に合いそうだ出来上がった煎餅を食べて みたら他者のものよりサクサクでとても 美味しかったそれにやっぱりエビ線に似て いるこれならきっと売れるだろうなと確信 した最初はみんな嫌悪感を持つかもしれ ないでも誰かが口コミであのせbeh案外 おいしいとか言ってくれたら一気に売れる だろう最近はネットの達によって様々な 商品の込みが簡単に見られるどこで何が 生えるかなんてわからないしお客さんの 完成に任せてみようと思っ た工場での作業を終えた俺たちは本社ビル に戻った下さんと沢田さんがいないなと 思ったのでもう帰ってしまったのかと思っ たがなんと彼らはすでに辞めていたこんな 気持ち悪いところにいたくないとのこと だコロを気持ち悪いと思うかどうかは個人 によるが彼らにとってはトラウマだったん だろうでもどの道あの作業は誰かにやって もらうつもりだったので下さんと沢田さん になってしまっただけだ嫌がらせしたわけ でもないし適正がなかったとしか言えない だからもう彼らのことは忘れることにした それにしても入社してすぐに辞めて一体 どうするつもりなんだろうかこんな精神 じゃどこに行っても通用しなさそうである

最近は転職活動もしやすいとはいえさすが に最低1年から3年は務めないと意味が なさそうだなと思っ コ神米が発売されることになって俺は そわそわしていた大量に作ってしまったの でもし売れ残ったら現材料になったコロに も申し訳ないし手伝ってくれた関屋さんと 上田さんにも申し訳ないしかし俺の不安を よそにべはかなり売れていったとある雑貨 店に置いてもらっていたののだが若い人が 買ってくれたようだそして口コミをすぐに SNSに投稿し安くて酒のつまみになると 言ってくれた俺の作ったコ煎餅は実は3 種類ある塩味カレー味トマトチリ味だだ からよそのシンプルなものより食べやすい 塩味はさがらエビ線のようでカレー味は カレー煎餅に似ているトマトチリ味は ちょっとタコスをイメージしたお酒に会う という理由でこれらは大ヒットしたまた 琢磨に売れていって生産しても追いつか ない俺はエプロンを着用して後洗米作りに 励んでいたまたうちの工場は3日に1回 機械を止めてメテを行うその時は油などで 汚れるので俺は作業儀を着て機械の掃除 などを丁寧に行うの だ食べ物を扱っているのでメンテナンスは 定期的にきちんとやらないといけないもし 異物購入受験などがあったら大問題になる し会社の存続が危ういから だよし今日のメンテナンスも頑張るぞ明日 からまた生産だから綺麗にしておかないと さてさてまずはここからだ な俺は機械に潜り込んで掃除を始めた綺麗 にしているがやはり2日間稼働させると それなりに汚れは溜まってくる皆さんに 美味しいお菓子を届けるために俺は掃除を 丁寧にやったなかなか骨のれる作業で 潜り込んでいると腰などが痛くなってくる それに見上げているので肩も首もバキバキ になりそうだったそこに部長の関屋さんと 課長の上田さんが飛び込んできた何かあっ たのかと思って機械からはいずり出たら とんでもないニュースを聞かされた社長 聞いてくださいあの木べを売ってくれって アメリカの大手スーパーから連絡が来て ますななんだってアメリカの大手スーパー のドストコホールセールですしかも大容量 パックで生産して下ろしてくれないかと 連絡が来たんですあの倉庫型店舗ですよ すごいです ねどとこから連絡ってまた一体なんで ちょうどこないドストの会長さんがお忍び で日本に来ておられたそうです奥様とご 旅行だとかでその時雑貨店でたまたまうち のコ神米を買って美さに気づいたそうです

やりましたね社長ついにアメリカ寝室です よまさか高木先兵でアメリカ寝室の夢が 叶う なんて素晴らしいですこれからとても 忙しくなると思いますが我々も頑張ります ので一緒に頑張りましょう社長のためなら 私たちどこまでもついていきますよ ありがとうまさかコ神米でアメリカ選出 できるなんて思ってませんでしたこれも皆 さんの協力のおかげですこれから忙しく なると思いますが互いに切磋琢して頑張り ましょう頼りにしてますよ ええ是非頼って ください日本でも爆発的ヒットを飛ばして いたワクワ成果の木べだったがまさか アメリカの大手スーパーから発注がある なんて思ってなかったしかもその大手 スーパーは倉庫型店舗で大容量の品を扱う 店である日本にもあるそのドストコ ホールセールというスーパーには俺も1回 だけ行ったことがあった確か知り合いの アメリカ人がバーベキューをするか何かで ついていったのだがに陳列されているもの はどれもこれもアメリカンサイズだどう やって食べきるのか分からないケーキや肉 の塊りまた1回開けたら数人で食べないと いけなさそうなどでかいポテチなんかも あっ た我が社のコ煎餅も日本で売っているもの よりビッグサイズにして欲しいとのことだ からまずどれくらいのサイズがいいか知ら べなくてはならないその辺は関屋さん あたりがヒアリングしてくれるだろうと 思って任せることにした関屋さんと上田 さんはアメリカで売るための航神米の市場 調査を行ってくれたまだアメリカでは後ろ 先兵なるものはあまり人気ではないようだ が今中職に興味のある人は潜在的にいる らしいでもやっぱり日本と同様嫌悪感を 持つ人も多いそうなので見た目をカラフル にしてはどうかと提案してきたそういや アメリカのシリアルなどはとてもカラフル だどんな着色料が入っているのか知らない がショッキングピンクだったり青だったり するアメリカ人は結構カラフルなお菓子も 好きなのだろう俺も現地入り調査を行う ことにしてアメリカで売れているお菓子を 参考にしようと思ったアメリカンステイと いう高級ホテルに泊まりながら買ってきた お菓子を片っ端から開けて食べてみるどれ もこれも味が濃いなと思ったでも味を濃く して例えばチェダーチーズ味なんかにし たらコ煎餅の風味が失われてしまうそうし たらドスとこの会長さんが思っていたもの と全然違ってくる

だろう会長さんは日本で売られているコ 煎餅を食べておいしいと言ってくれたそこ にヒントがあるんじゃないかと思って俺は 原点に戻ることにした日本に帰国した俺は 工場にアメリカから持って帰った大量のお 菓子を持ち込んででみんなに食べてもらっ たみんなは俺の意見と同様ちょっと味が濃 すぎると言っていた会長さんからはさらに 日本らしい味にして売って欲しいと言われ ているのでやっぱりチェダーチーズ味や タコス味なんかは違うだろう全く日本らし さもないしこれじゃあアメリカンな味だ どうしたもんかと考えた関屋さんが持って いた梅味のタブレットを見て思いついた 最近彼は禁煙しているのだが口寂しいのか タブレットをたまに食べているその梅味の タブレットを見てこれだと思ったの だここれだこれですよこれ梅味なんてどう ですかほら梅のなんかもあるし日本らしさ が感じられると思うん ですなるほど 梅味ならちょっと塩気もありますし食べ やすいかもしれませんね案外サワーな感じ で人気が出るかもしれませ んまさか正屋さんの持っていたタブレット からヒントを得るなんて思っていません でし たさすがですよ社長いやたまたまですよ じゃあ梅味は とそれからあはどうしましょうかね シンプルな塩味もいいですがさらに日本 らしいとなる と醤油味はどうですか日本らしいですし 案外受けると思うんですかいいですね醤油 味も塩けといえば塩けって感じですし 受けるでしょうねそういや私の友人に 外国人がいますけど何にでも醤油をかけ 食べるんですよ日本で醤油を知って美味さ にはまってしまったそうですへえじゃあ それもいいですねじゃあ残り1つは何にし ましょうアメリカでも3種類の味を発売 することになってるのでどうにか残り1つ を決めないとうん後味いやこれは違うか じゃあ刺身味そんなもの か寿司味違います ねそれですよそれえ寿司味ですかまさか 酢飯の味いやシーフード味です日本の海鮮 味です日本の海鮮って美味しいでしょこれ もきっと人気が出ると思うんです おおまさかの展開です我々のない発想から 味が決められるなんてさすがは社長です アイデアマンです ねいやあ私だけで決めたわけじゃないです しヒントを遅れたのは関屋さんと上田さん ですどうもありがとうございます本当に

助かりましたこれでなんとかどすとこに 商品を届けることができそう ですそうして俺たちは梅味醤油味海鮮味の 後ろ全米をアメリカ向けに開発したドスに それを入荷したらまた琢磨に人気商品に なってしまったまさか厚木選べがアメリカ でこんなに売れると思っていなかったので 驚きだ俺も関屋さんも上田さんもとても 嬉しくなってそれまで以上に熱心に仕事に 取り組むようになった売上も右肩上がり だったし会社はこれまで以上に潤ったまた 日本にあるドスコでもアメリカ版の高木 神米が売られることになっ た最初はこんな大容量のもの日本の誰が 買ってくれるんだと思ったがパーティー用 として人気が出たヘルシーでタパ質が摂取 できるとあって健康意識の高い人から もっぱら人気だそうだうちはお菓子を作る 会社だが人々の健康を支えたいと思って いるお菓子はたまに食べればストレス発散 にもなるしリラックス効果だっってある しかし食べすぎると健康を害することに なるので俺はお菓社の社長として責任を 持たないといけないと思っていた だから健康でおいしいものを作れて満足で ある高速で苦労して立ち上げた会社だっ た本当に全く売れない時期もあったので 家族には迷惑をかけていたと思うだけど 周りの支えもあって俺はここまで来ること ができた俺を馬鹿にする人間もいるがそう いう人は見た目だけで判断しているの だろう普段から作業儀ばかり来ているから 底辺扱いされるでも作業技は俺にとっての 戦闘服 だ大事な機械をメンテナンスする時にこれ を着ると心が 引き締まる さて明日からも俺は忙しい毎日を送る だろう だってアメリカ以外の国からも注文が殺と しているから だ俺の名前は健太28歳の独身男性 だ毎日仕事で汗まみれそれから油まみれに なっている俺の作業技は汚いので1回洗っ ても綺麗にならないくらいだった いかに俺のやっている作業が大変なものか をその作業義が語っているかのようだった 選択も自分でやらなくてはならないが将来 結婚したら妻にこんな汚い作業技を洗って もらうのが申し訳なくなるまあ俺は結婚 なんてできないだろうなと思っていた見た 目もそんなに良くないし学歴だって良く ない女の子は見た目がいいとか学歴がいい とかで近寄ってくる から俺なんて相手にされないだろうなと

思って諦めてい たそもそも俺に学歴がないのは実家が貧乏 だったせいもあるうちの実家は地域内でも 屈しの貧乏で常に笑われていたのである俺 の実家は大家族でなんと10人もいた父母 それから祖父母でまず4人そしてなんと 子供が6人いるのだ俺を入れて6人なのだ が俺はその長男であるなんで貧乏なのに こんなに子供がいるんだと思ったが父と母 は大変な子供好きだったからとにかく たくさん子供が欲しかったのかもしれない けれどと俺は学校で貧乏の小沢さんと言わ れ悔しい思いをしていた中でもケン太と いうクラスメートは俺のことを常にお ちくって笑っていたケン太の家はお金持ち で確かお父さんが大企業のサラリーマンか 何かである子供の頃は外子系ってなんだと 思ったが外資系コンサルタントをやって いると後で分かった確か年収は1000万 を余裕で超えており多分1500万くらい あったはずだだから健太の家はでっかくて 高級な会社もあった俺は小さな頃から車が 好きで図鑑や絵本それから大人が読むよう な車雑誌を読んでいた道路に捨ててあった 車雑誌でちらっと見たが確か健太の お父さんが乗っている車はポルシェの彼ら だった気がする1000万超の車に乗れる なんてさすがお金持ちだなと思った俺の家 なんて車がなかった父だけ過じて運転免許 はあったが車なんて維持するお金がないだ からみんなでたまに出かける時はレンタ カーを借りていた 俺たちが楽しくレンタカーを借りて遊びに 行こうとしていた時に健太がちょうど通り がかってうわナンバーがレンタかとかださ と言ったのが衝撃的だっ たワナンバーとかはレンタカーだから見た だけで分かるのでレンタカーだとバレたの が子供ながらに恥ずかしかったそれに借り た車はお世辞にも高級だと言えない ちょっとボロいファミリーカーで片落ち ワゴン車 だ俺と1個下の弟と妹それから両親だけで 買い物に行きその後残りの家族にお土産を 買って帰る予定だったが一気にテンション が下がったのは言うまでも ない母にどうしたのかと尋ねられたが何も 言えず俺は車の中で黙っていたのだっ たなあなあこの間たしのやつレンタカーで どっか行くみたいだったぜあいつの家 やっぱ金がないから自容赦持てないん だろうなだせえよなえそうなんだしかもさ ダサくてボロいワゴンだったあんなので 外出なんて俺はやだよそれにさたしのやつ ボロボロな服着てたし弟なんて前にたしが

着てた服だぜお下りを兄弟で使ってるんだ なマジで貧乏くさいうわあそれはさすがに ないわマジで貧乏すぎて見てらんねだから たしのやつって臭いの かどうにもこの教室が匂うと思ったわけだ ぜだろうほ本当嫌になるわあんな貧乏 くさいやがクラスメートなんて俺たちマジ でついてないよな貧乏が映ると困るし他の クラスに行ってもらえたら助かるんだけど なうちの親父が知ったら怒るに決まってる よ大事な健太を変な人間と同じクラスに するなってね母さんもきっと怒るだろうよ とんでもなく下品で汚い子供と同じクラス なんてたまったもんじゃないし なマジそれ言えてるわたがいたら空気悪く なるしな俺も母さんと父さんに言い つけようかな不潔で汚くて害悪な人間がい るってあのさあさっきから聞いてれば何俺 の家がレンタか借りようと俺の弟が俺が着 てた服を着てようとお前らに関係じゃん なんでそんなこと言うの あお前何生意気な口聞いてんだよ誰に 向かってそんなこと言ってんだ貧乏人の くせに生気だぞそうだ貧乏のくせに俺らに いち前に物言ってんじゃねえ 黙れよでも俺は別にお前らに迷惑かけた わけじゃないじゃんただの嫌がらせだよ それ だせえ小学校5年になってもそんな発言 するとか幼稚すぎるわお前ら幼稚園から やり直してきたらそれかママのお腹の中で もういぺ赤ちゃんからやり直して来い俺も 黙っていられなかったので健太に言い返し たちなみに健太と一緒になって俺の悪口を 言っているのは健太の仲間のスバルである こいつらは小学校のカーストの中で最上位 だったので幅を聞かせていて正直うざかっ た俺は嫌がらせされて旬となるタイプでは なかったし恥ずかしいと思うことはあって もあまりに発言がひどかったら言い返す方 であるだから言い返してやったのだがそう したらケン太とスバルは顔を真っ赤にして 怒ってきたのだお前 マジで何調子乗ってんだよそうだ貧乏の 子供のくせに調子に乗るな俺らに勝てると 思ってんのか何言ってんのダサいなお前ら が稼いでるんじゃなくてお前らの父さんが 稼いでるだけなのに生きってんじゃねえよ そういうのマジでダサい からなんだとやるのかやれるもんならやっ てみろよ俺が挑発していたらタイミング 悪く先生がやってきたそして俺が喧嘩を 仕掛けたと言って俺が怒られてしまったの である乱闘沙汰にもなってないし危ない こともしていないただ高論になっただけな

のに俺だけが怒られたはっきり言って俺の 担任は俺を嫌っていたと思われるお金持ち の家の子には優しく取分け健太には甘かっ たので彼が宿題を忘れてきても怒ったりは しなかっ ただが俺が家に宿題をしたノートを忘れた と言っ たらどうせしなかった言い訳でしょと ヒステリックに怒鳴って廊下に俺を立たせ たのだ俺の家が貧乏なだけでどうして こんな風に扱われないといけないのか全く 理解できない俺は誰かに迷惑をかけた だろうかただ生きているだけなのになんで こんなひどい扱いをされなくちゃならない んだと思うと怒りの肩先が両親に向かい そうだっ たなぜこんな貧乏な家に俺を産んだのかと か貧乏なくせに子供をたくさん作りやがっ てと思ってイライラがマックスになった とうとう爆発して俺は母にそのことを ぶつけてしまったのだ母は泣きながら こんな家に産んでごめんねと言って俺を 抱きしめていたそれからもし辛かったら あんたを親戚の家に出すからねと言ってい た俺はその時はっとしてやっぱりいくら 貧乏でも親から離れることはできないと 思った俺の親戚にはとても裕福だが子宝に 恵まれない夫婦がいたそこは夫婦仲良く 優雅に暮らしている遠い親戚なのであまり 会うことはないが俺はたまにこの家の子供 だったら良かったのにななんて思ってい たでも俺はやっぱり自分の家がいい社屋で ボロくてたまに水道を止められたとしても みんながいるこの家がいいと思ったのだ どんなにクラスメートに馬鹿にされたって 俺の大事な家族に違いないだから俺はもう みんなに何か嫌なことを言われても無視し て生きようと思ったそれから俺は中学に 進んだのだケン太と連れのスバルは私立の 同じ男子校に通っておりたまに俺と帰り道 ですれ違う 俺は近所の人からもらったお下がりの詰り を着ていたが健太とスバルは綺麗な ブレザーを着てい たあいつらは人間として最低なのだが頭 だけは良くて偏差値の高い中学に進んだの である俺の地元の公立中学は荒れていて窓 ガラスが割れていることもあった俺は平成 生まれだが昭和の名残りかと思うくらい ボタを履いたヤンキーを見かけたことも あるだがヤンキーに声をかけられたことも なかった俺はお下がりを着ているし持って いるバッグもボロボロだっただからあいつ は金がないから声かけても意味ないなと 思われたのかもしれ

ないお金持ちのボンボンだったら ターゲットにされてちょっとジャンプして みろよとか金出せよなんて言われていたか もしれない俺はお小遣いなんてもらった ことないしポケットには生徒手帳しか入っ ていないのでヤンキーだって声をかける だけ無駄だどうせ なら健太たちがこの中学に来てヤンキーに 目をつけられたら良かったのにななんて 思っていた俺はなんとか中学に通えていた が中3の春に父が多してしまって大変な ことになった自営業をしていた父が病気を して亡くなったのだ癌でなくなったが 気づいた時には手遅れだったしかもうちは 貧乏で余裕なんてないので生命保険なんて ものに入っていないおに年金の保険料を 踏み倒していたので遺族年金すらもらえ ないと母が嘆いていた詳しいことは俺には さっぱり分かっていなかったがとにかく父 が亡くなっても公的支援は受けられないん だと思っ たあれこれ調べてようやく生活保護という ものがあると分かったが母は固くにそれを 受けようとしなかっ どうやらとある親戚からそんなものを 受けるなんて恥だと言われたらしい決して 恥ずかしいことでもないが偏見があったの で母は役所に申請をせず自分が働くことを 選んだ母はかまぼこUNと清掃の仕事を 駆け落ちしてやってくれた祖父母はもう年 だし足腰も弱っていて外で働けないの で内職をしてくれたそれでも全く生活は 豊かにならない俺は新聞配達のバイトを 始めることにし た中学生でも新聞配達は夕刊のみなら できるからだ中学生で他にお金を稼げそう なところがなかったし近くにバイト募集の 紙が張ってあったのでおじさんに声をかけ て頼み込んだ うちの父が亡くなって大変なことを知って いた営業所のおじさんは俺を早速雇って くれた夏が過ぎてみんなが高校受験のため に本腰を入れ始めても俺は受験どころでは なく夕刊配達のバイトをやってい た高校に行くとさらにお金がかかるし下に は5人の兄弟がいる俺がなんとかしないと 母にだけ負担がいってしまい母も病気に なるかもしれないと思っただから辛くても 耐えていたそうしてみんなが高校に受かっ た頃俺は内定をもらっていたとある工場で 簡単な作業をやることになっていたのだ みんな春から高校生なのに俺だけ働くのか と思うと泣けてくるそうして社会人になっ たが辛いことの連続だったまず先輩に 怒鳴られ上司からは中卒だからと見下さ

れるだけど俺は毎日仕事を頑張って家にお 給料を全額入れていた中卒の手取りなんて 大したものではないが決まったお給料が 入ることで安心感はそれなりにあったこれ で母ももう無理しいいと思った矢に母が腰 を痛めてパートができなくなったのである そこで一気に俺の負担が増え俺は社員の 仕事と駆け落ちで副業をすることにし た副業の許可は得ていたからなんとか 暮らしていけたもののもし副業がなかっ たらいか3の危機になっているところだっ たそうして気づけば俺もも荒らさである こんな人生だったし見た目も良くないので もう彼女なんてできないだろうと諦めて 生きてき たそんな時元クラスメートの健太から 合コンをやると言われたのであるたまたま 道でばったりあったのだがあっちは高そう なスーツを着ており俺は作業技だった 合コンにはあのスバルも参加するらしい男 3人女3人の合コンらしいがケン太と スバルは他の男性を探していたようだよ 今度合コンするんだけどこねえどうせお前 暇だろうし彼女もいないだろうしようえ まあ暇じゃないけど彼女はいないかな じゃあ来いよまお前なんてどうせ相手にさ れないだろうけどな特にエマちゃんて子に は 相手にされないだろうな噂ではめっちゃ 美人らしいから俺はそのエマちゃんゲット するわよろもうお好きにどうぞあ言い忘れ てたけど日日は来週の土曜日で花丸って 居酒屋でやるからそこ高級居酒屋だからお 下がりの服で来るなよだせえから ほう時間は18なじゃ現地集合で花丸と いう居酒屋は行ったことはないが高級点と して知られていたそこに男女6人が集まる のか小規模だが俺はあまり人が多い飲み会 は好きではないしこれぐらいがいいと思っ た嫌みったらしい健太の誘いに乗ったのに はわけがあるただ言ったら面白そうだなと 思ったからだ別に健太のことなんて好きで もないし本来なら行きたいと思わないだが ちょっと彼に仕返ししたくて行こうと決意 したのだ俺はどんな子たちが来るのかなと 思ってある意味楽しみにしていたまあ俺 なんか相手してくれる女性はいないと思っ ているが会話だけでもできたらいいそれ から健太やスバの反応も楽しみだと思った 合コン 当日俺は急に仕事が入ってしまい作業技で 出かけることになったギリギリ仕事は夕方 までに終わりそうだが着替を持ってきてい ないまたどこかに寄って服を買う時間も なかったのでそのまま作業儀で合コンに

行くことになったこれはちょっとやばいか なと思ったがまあ仕方ない俺が作業儀で 居酒屋に入ると先についていた健太たちが 俺を馬鹿にしたやべえ底辺感半端ね作業技 で来るとか終わってんなまあ貧乏人にお 似合いの格好だよ俺みたいにボッテガの服 なんて買えないんだろうなま俺はエリート 照射マだからブランドもの服くらい余裕で けどまあ俺はブランドもに興味ないから どうでもいいよそれに今日は仕事が急に 入って仕方なく作業儀だったんだ作業儀で やる仕事なんてどうせ大したことない だろう刺身に聞くでも乗せてんのかそれか ハブラシの蓋閉める仕事かまどっちにして も能力なんていらないんだろうな俺はこう 見えて大手銀行に勤めてんだよね年収は この年で900万だよあそうなんだよかっ た ね棒読みのセリフで言ってやった俺は心 からケン太とスバルなんてどうでもいいと 思っているが健太たちは俺が彼らを羨んで いると思っているらしくニヤニヤしていた そして女性の1人が俺を見てクスクス笑っ ていた うわありえないんですけど秘書たちとの 合板にこんな格好してくる人いる作業儀姿 の人は汚いから帰ってもらえない かしらエマさんいくらなんでもそれは ちょっと言いすぎだ よリナさん何言いこぶってるのあなただっ てこんな汚い格好の人が隣に座ってでき たら嫌でしょ私だったら食べたものを吐い てしまいそうだわそれはちょっとひど すぎるよそこまで言わなくてもいいんじゃ ないこの人が何かしたっていうのだってさ こんな不労者みたいな人が来ると思って なかったしがっかりじゃない私はイケメン で高収入で工学歴男性にしか興味ないの にだよねだよねねこんなの来ると思って なかったよねごめんねエマさん面白いかな と思ってこいつ誘ったんだけどダメだった ねこいつさ俺の小学校時代のクラスメート なんだけどありえねえくらい貧乏で貧乏な のにこいつ入れて子供が6人もいたんだぜ みともないよな親も何考えてんだかそれに さなんととこいつこいつって中卒なんだぜ 確か父親が亡くなってさらに貧乏に拍車が かかったとかで高校に行けなくなってさ あまりに貧乏だったから中学の頃も夕刊の 配達のバイトしてたはず受けるよね俺も 健太とこいつと同じ小学校だったけど中学 は健太と同じ有名私立男子校なんだよでも こいつはさ私立になんか行けないし地元の 荒れたヤンキー中学に行ってたんだまあ金 ないしヤンキーも相手にしないだろうけど

だってそもそも金も出せねえ しうわやっぱりてそもそも中卒とか論外な んですけどお呼びでないので帰って くださいここでご飯たろうと思ってきたん じゃないですかうわあ 最低皆さんひどいですあれあれリナさんは こんな底辺に惚れちゃった顔も良くないし どこにも惚れる要素ない でしょ物好きだねそんなんじゃないです リナさんという女性だけが俺をかってくれ たもう1人女性がいたが巻き込まれたく ないのか知らないがずっと黙っていた俺は もうその場に痛くなくて帰ることにした ちょっとした仕返しを健太にしてやる つもりだったけど計画はパーになって しまったのだ俺が帰ろうとした時にリナ さんもついてきたので俺はせっかくだから とリナさんをお食事に誘った土曜日だし どこも混んでそうなので入れる店ならどこ でもいいかと思った本当はおしゃれな店に 連れて行きたかったけどおしゃれなところ は予約でいっぱいだ仕方なく俺はリナさん とボロい居酒屋に入ったチハが1杯 298円という破格の値段でとんでもなく 安い上に他のメニューも安い例えば唐揚げ が 350円出し巻きが250円とかだった ボロいけど頼んだメニューの味はそこそこ おいしかったリナさんにこんなとこで ごめんねと謝ったらリナさんはニコっと 笑って全然大丈夫ですと言ってくれたリナ さんエマさんそれからもう1人の女性は 同じ大学の同期だったらしいそして それぞれ別の会社に就職して秘書になった とのことだったリナさんもエマさんと同じ くらい綺麗だが綺麗というよりは可愛い系 なのかもしれない素朴というか木みたいな 感じだとにかくいやらしい感じでなくあけ ないところが残っている俺は綺麗系の人 よりも可愛い方が好きなのでリナさんを 見つめながらニヤニヤしてしまった ちょっと我れながら気持ち悪いかもしれ ないだがは俺のことを気持ち悪いと思って いないようだったそれにこんな汚い格好を しているのに嫌がる様子も ないさっきのエマさんという女性はあらさ に嫌そうだったのになと思った彼女は見た 目は綺麗だけどきっと心が綺麗ではないの だろうそれからリナさんとお別れして俺 たちはそれぞれ家に帰った またリナさんと会いたいと思って連絡先を 交換していたのだがリナさんは俺に LINEを送ってくれて可愛いスタンプも つけてくれた俺はまた今度お食事し ましょうと返信して寝ることにした今度

また会えたらその時はましな服装をしてい たいできればリナさんの隣を歩いても様に なる格好がいいなと思っ また平日がやってきて俺はとある会社に 取引のために来ていた取引先のジャパン フードグロッサリーは日本の有名な食品 メーカーで誰でも知っている俺はそこの 社長さんに会いに来たのだそして エントランスで誰か見たことある人がいる なと思っていたらその人はエマさんだった エマさんは俺に気づくとはっした顔をして いた俺があの時と違ってスーツ姿なので それに対しても疑問を持っているに違い ないどどうしてあなたがここにここは中卒 の来るとこじゃないわよあなたスーツを着 ても貧乏人なのが丸分かり よどうしてって言われても仕事ですしそれ にこのスーツ高かったんですよ仕立てて もらって100万しましたは何それ 100万のスーツですってあなた何の仕事 してるのジャパンフードグロッサリーと何 の取引してるのああそれはですねうちの 作ってるビニールバッグを下ろしてるから なんですよほら冷凍食品とかビニール バッグに入れてるでしょうあれには工夫が あって劣化しない特殊技術が使われてるん ですあれ開発したの私なんですよ中卒が 開発なんてできるわけないわいや実際にし ましたけど苦労して会社を立ち上げてから 開発していろんな企業さんに買ってもらっ てますえ会社を立ち上げてあなたじゃあ はい社長です日本ビニールカンパニーの 社長ですあの超っての日本ビニール カンパニーの社長があなたってまさか そんなまあ信じられないでしょうねだって 食品業界では有名ですからうちのビニール バッグはどこにでも使われていますしね 特殊技術があるのでどこの会社さんも使い たがるんですよそれに本社に下ろしている のは特注品でしてね今回も改良を重ねたの で新しいものを社長さんが見せて欲しいと 言われるのでお見せしていたんですほら このビニールバッグですよああそれうちの 大人気餃子が入ってる やつはいそうですオタクの大人気餃子が 入ってる袋です美味しさを閉じ込める工夫 がしてありますそれとこっちは肉品のもの ですねお肉が劣化しないようこれもうちの 特殊な技術を作って作られていますまあ今 まで苦労しましたけど私が開発した技術の おかげで社長さんにも喜んでもらえて よかったですよああなた私と付き合ってみ ないねえ社長さんならお金はたくさん持っ ているでしょう合いにですが私は心がブス な人とはお付き合いしたくないのでお断り

しますむブスですって ええあなたは見た目はとても綺麗ですそれ は断言しますでも心が見にくいですね人を 見た目で判断し汚いから帰ってとか底辺と かよく初対面の人に言えますね私も確かに 作業儀であの場に行ったのは悪かったと 思いますでも仕事のために作業をいたので 仕方なかったんです私は社長ですが自ら 仕事に出て仕事をしてますし急に呼び出さ れることもありますし ね技術の人間よりもたくさん知識があり ますし はあ理由も聞かず汚いから帰ってとか中卒 の底辺は論外みたいなことを言う人は いくら見た目が綺麗でもがすなので嫌です 私にだって選ぶ権利はありますのであなた はどうせ男性をATMか何かだと思って いるんでしょだったら勝者マの健太とか エリート銀行員のスバルと付き合ったら どうなんですででもあなたの方がお金持っ てるじゃないだって社長よしかも誰もが 知ってる超大手企業の社長じゃない 何を言われてもあなたとは付き合えません それに実はもうお付き合いしている女性が いるんですよあの場にいたリナさんといい 感じになりましてね 私その後リナさんと何回か会っているん です彼女と付き合ってるのであなたはいり ませんさようならちょあちょっと待ってよ エマさんは俺が超大手企業の社長だと 分かった瞬間に付き合って欲しいなどと 言ってきた俺がお金を持っているから 付き合いたいなどと言ってくる女性は俺は お断りである学歴もないし顔だって良く ないけどお金があるからATMとして利用 できるだけしてやろうという胆が見え見え だからだそんな女性に捕まって人生を 台無しになんてしたくないそれに俺は実は あの後リナさんと付き合い始めていたリナ さんには俺が社長であることを黙ってい た最初は彼女の性格が分からなかったので 主情を明かさずに付き合った方が本性が 分かると思ったからだもしお金目的だっ たら嫌なので社長ということは伏せて おこうと思って付き合ったのだが本当に いい人だった俺と仕事終わりに待ち合わせ してたまにラーメンを食べたりもしたリナ さんは俺がドロドロの作業儀で現れても嫌 な顔せず今日もお仕事お疲れ様ですと言っ て栄養ドリンクを渡してくれたりしたそれ からたまにちょっとお高めの入浴剤を プレゼントしてくれたりした俺が現場仕事 をしていると思って肉体的に疲れている から差し入れしたくなった らしい確かに俺は社長だが現場で機械の

整備などを行うことも多々あるので肉体的 にヘトヘトになるだからリナさんからの 差し入れはどれもありがたかったリナさん と付き合って数週間してから実は日本 ニールカンパニーの社長であることを 明かし たそうしたらリナさんはそうだと思って ましたと言ったのであるじゃあやっぱり リナさんは俺が社長だと知って付き合って いたのかと思ったが違ったリナさんはただ 俺を応援したかったらしいまた自分を 見定める期間を設けられていることにも 気づいていたそうだでもお金目的で近づい たと思われたくなくて黙っていたそうだ俺 のどこに惹かれたのかと聞いたら笑顔が 素敵なところと仕事の話を楽しそうにして いるところと言われたそういえば最初に ボロい居酒屋に行った時にお互いの仕事の 話をした俺は社長とバレないように淡々と やっている作業の内容だけ話したつもり だったがリナさんはきっと経営に詳しいの だろうとかもしかして社長さんなのではと 感じた らしいそれから俺がとても上期限で話して いたので真面目で仕事熱心な人だと思った ようだこんなに誠実な人となら真剣に交際 してもいいんじゃないかと思ってくれた らしい俺はさんはそう明な女性なんだなと 思った俺の会話の橋柱から俺が社長である ことを察知したなんて すごい俺は頑張って社長であることを伏せ ていたつもりなのにきっと隠しきれてい なかったんだと 思う俺がどうして大企業の社長になれたの かそれはリナさんにも話し た入った最初の会社はビニール製造業の 仕事だっただが粗悪品を作っていたので 取引先から叱られることばかりだった食品 を入れるビニールバッグなのに簡単に破け てしまうのだ俺はなんとか改良しようと 試みたが周りはやる気のない社員ばかりで ある俺はそんな会社が嫌になって自分で 会社を起こした最初は字が俺が熱心に研究 した技術を使って破れにくく食品が劣化し ない頑丈なビニールバックができた冷蔵庫 に入れていても下が降りない工夫までした ので主婦の人から好評らしいそれは俺と 取引してくれる会社の社長さん全員が言っ ていたそれから俺はこのビニールバッグの 売上の一部を恵まれない子供たちに寄付し ている俺は貧乏だったせいで食べるのにも こいていた家が貧乏なせいでおかずと 呼べるものはあまりないご飯たあたまに もやしとベーコンを炒めたものを食べてい た肉なんて高いからうちの親はとてもじゃ

ないが買えなかったので子供の頃の俺は 貧相極まりないだった運動会や遠足の写真 を見ても1人だけガリガリなのが 分かる俺は痩せていて鳥柄みたいな体型の 自分を恥ずかしいと思ってい たまともに食べていないのに中学の後半は バイトをしなくてはならなかったので体力 的にきつかっ た1番大事なのは人間にとって食だとった 俺は売上を子供食堂に寄付している俺の ような貧乏な家の子供がお腹いっぱいに なるまで食べられたらいいなと思っている のだ俺が寄付したお金で最近も新しい子供 食堂ができたのだがそこには子供だけで なく大人も来ているシングルマザーで あまり稼ぎがなく子供に満足にご飯を食べ させない親などもいるのだそうした人に場 を与えるのも社長として成功した俺が できる社会貢献なのではないかと思って いる止めるものは貧しきものに分け与える べきだと思っているからこそやっているの だなぜこんなことをしているのかと言うと バイト終わりにいつも営業所のおじさんが 俺におにぎりをくれていたからだ俺の家が 貧乏だと知っていたおじさんは俺のことを かわいそうに思っておにぎりをたくさん 作ってくれた確かにおじさんの家もそんな にお金がある方ではないでもそこのおじ さんはいつもお米をたくさん焚いて俺の分 だけではなく俺の兄弟の分のおにぎりまで 作って持たせてくれたのだ人から優しくさ れたおかげで俺はなんとか食っていける ことができたのだもちろん成長期の俺に とってそのおにぎりだけでは足りずに ガリガリだったわけだが何よりも俺はおじ さんの優しさに感謝していた俺も大人に なっていつか彼のように困っている子供を 助けてあげたいと思っただから今こうして 子供食堂に売上の一部を寄付しているので あるリナさんは休みの日にその子供食堂に ボランティアとして働きに来てくれていた 子供食堂のほとんどはボランティアによっ て運営されている俺もたまに顔を出すのだ がリナさんはいつもにこやかに子供たちに 接していた彼女の笑顔を見ているといつ かさんとの間に子供が欲しいなと思って しまうリナさんとならいい家庭を気づけ そうだしそろそろプロポーズもしたい彼女 のことを幸せにするためなら俺は何だって やるだろうきっと仕事にも熱心になるし 家事だって完璧にしたいさあ今度は指輪で も見に行こうかなと 思うそういやケン太とスバルは俺を馬鹿に していたがダメ女に捕まって金をごっそり 吸い取られたよう

だお前ら見る目ないなと思ってしまっ たお前みたいな人間がこんなところに来て いいと思ってるのか全く場違いだな身の ほどってものをどうやら知らないよう だここは俺たちのような選ばし人間だけが 来られるホテルなんだよ中卒のお前は 場違いだな 帰れよ同級生の直人が俺に対してそんな 意地悪を言ってきたが俺はどうでもいいと 思ったなぜなら直とは本当のことを知ら ないから だ俺の名前は小沢とき30歳の男性だこれ から過去に起こったことなどを話そうと 思う俺の家は大変貧乏だったので小学校に 入ってから俺は周りの人間からからかわれ てしまうようになっていた俺の服などが どう見てもお下がりのものでボロかった からだだからみんな俺のことを貧乏人と 呼んで笑い転げていた小学生にもなると どの家がお金持ちでどの家が貧乏かなどの 判別がつくようになる最新のや自転車など を買ってもらえるこの家はお金持ちだし何 も持っていない家の子は貧乏だと思われる 俺は1人っこだったが母子家庭で母親が かなり苦労していたのもありおもちゃ なんてものはほとんど持っていなかった 両親は俺がまだ物心つく前に離婚したのだ が母はどうやら養育費を受け取らずにいた らしい母の話では父親は癖が悪くよく浮気 していたようだし母が何度も注意した けれど改善されなかったようだそれで 堪忍袋の尾が切れた母親は俺を連れて家を 出たようだ父はとんでもない人間で俺たち のことなんて本当にどうでも良かったの だろう俺は離婚してから会ったこともない し会いたいとも思わなかった母親を苦しめ た父なんてどうでもいいと思っていたし 今更彼が謝ってくるとも思えなかったから だだから母親は仕事をかけ持ちして俺の ために働いてくれていたけれど母も病気を してしまったので仕事を減らすことになっ た母手当てがあるとはいえ俺も食べ盛りの 男子だし母の収入も低いので贅沢なんて できないみんなの家は誕生日やクリスマス にケーキを買ってもらえるのに俺の家には ケーキなんてものはなかったサンタさんを 信じていた頃俺は自分の靴下を吊るしてお 願い事をしたけれど朝起きてみたら何も 入っていなかったので貧乏な家の子には サンタさんは来ないんだと思ったでも後 からサンタさんは親だと知ってやっぱり母 には余裕がないことを痛感した俺を からかっていたの中で一は俺が嫌いだった のは安田直という男子だ直はお金持ちの家 の子で何かにつけて自分の持ち物を自慢し

ていた例えば父親に買ってもらった最新の ゲーム機や母親が買ってくれた高級な洋服 などだ学校にブランドもの服を着てくる やつなんて直くらいだったので女子も男子 もみんなすごいねと言って褒めていた この間さ母さんと一緒にデパートに行った んだそれでこのシャツとズボンを買って もらったんだぜいいだろこれ上下で5万も したん だまあ俺の家ってお金持ちだから当然 かまたやってるなおいともきお前のその服 ダサいなどこで買ったのもしかして スーパーとかまあそうだけどそれが 何かおいおい勘弁してくれよマジで スーパーで服なんて買うやつがいるんだ スーパーなんて食料品を買うところだろ まあ俺の母さんは高級なスーパーにしか 行かないけどどうせお前の家なんて エマートにしか行けないんだろう なマートのどこが悪いのあそこに売ってる お菓子おいしいじゃんはあ俺俺はあんな安 っぽいスーパーのお菓子なんて食べないよ 俺は母さんが選んだ高級なお菓子しか食べ ないんだお前の家なんかと一緒にするな 直人の家は確かに金持ちで以前ちらっと家 を見た時とんでもない豪邸だったので驚い た記憶がある直人の父は会社経営者で かなり儲かっているようだっただから祭祀 に不自由させることなく何でも好きなもの を買ってあげられたのかもしれないでも 他人をバカにしている直人を見ると教育の 方は失敗だったんだなと思わざるを得 なかった直とは俺のことを見下すのが趣味 のようで持ち物全てにケチをつけてきた俺 が母に買ってもらった服も靴もそれから ランドセルも全部馬鹿にしてきたので相当 腹がったある時直とは俺のセルを 思いっきり引っ掻いてきた母が苦労して 買ってくれたランドセルに何してくれてん だと思って俺は怒ってしまっ たなんてことしてくれたんだよ傷が入って しまっただろうこれうちの母さんが買って くれたものなのにえでもそれってどこから どう見ても安物じゃないそんなものどうで もいいだろう俺のもの方が高級品だしだっ てこれデパートで1番高いものだったんだ からそういう問題じゃないだろ人のものに 傷つけていいと思ってるのか最低だよ弁償 しろなんだと俺に向かって何を生意気な こと言ってる貧乏人の癖して偉そうだぞだ からなんだよお前じゃなくて偉いのは社長 をしているお父さんだろう子供の直人 なんて何も偉くないはずだ調子に乗るな俺 も気が強い方だったのでいじめられっ ぱなしではなかっただが逆にそれが尺に

触ったのか直とは激して俺に罵声を浴びせ てきたまた皇帝の砂をかけたりして 嫌がらせしてきたのだそんなことは エスカレートしていきだんだんと俺も相手 をするのが嫌になってき たみ人間の相手をする時間がもったいない しこれから無視しようと思っていたので あるだがあちらは俺のことが気になるよう で断るごとに直会を出してきた俺としては 溜まったものではないへへへへお前の筆箱 盗んでやったぜあ返せよちょっと何して くれてんだうわ中の鉛筆がどれも小さく なってる 新しい鉛筆を買ってもらえないんだな かわいそうだなやっぱり貧乏人は鉛筆すら 買えねえのか俺は金持ちでよかった欲しい ものは何でも父さんや母さんに買って もらえるもんねちょっと返せってば俺と 直人が揉み合っていると机に引っかかって 俺たちはこけてしまったガシャンと机が 倒れてきて直人の腕に直撃したので直人は 腕を抑えている俺はしまったと思ったが みんな俺の方を見てひそひそ話していた わざと怪我させたと思われてしまったの だろうでも決してわざとじゃないし直人が ふざけているのを止めようとした結果だっ ただけど小学校のクラスのみんなは貧乏な 俺のことを嫌っており先生に俺がわざと やったと言っていた それで俺は弁解することもできず先生から 叱られてしまったのである学校に母も呼ば れて俺は最悪の気分だった母は何度も頭を 下げて泣きそうになっていたし俺だって母 にこんなことさせたくなかったそれから 怪我をした直人の家に謝りに行ったが あちらの親はカンカだったうちの直ちゃん に何するざすかと言ばかりである怪我と 言ってもちょっとした打見だったし大変な ことになったわけではないそれに元はと いえば直人が俺の筆箱を盗んでからかって きたのが悪いのだ俺はこの時初めて世の中 がどれだけ理不尽かを思い知ったみんな俺 たちの味方ではなく金持ちの直とのことを 庇うんだと思うとやりきれない思いになっ たなんで貧乏というだけでこんな思いをし なくてはならないのだろうかと俺はいつも 思っていた別に貧乏だということで誰かに 迷惑をかけたわけではないし俺だって毎日 一生懸命生きている母に謝らせるはめに なって俺はかなりショックを受けたが直と は何もを思っていないようだったそれ どころか俺がいかに悪いやかを言いすため によそのクラスの人間にも俺がわざと机を 倒したなどと言っていたのであるそれから 中学に上がったのだが俺と直はまた同じ

クラスになってしまった直人は中学受験し たようだけれどどこにも受からず地元の 公立中学に進むはめになったらしいこいつ は家が金持ちなだけで頭はそれほど良く なかったしまあ当然かなと思っていただが なとはあと1点あれば受かったなどと言っ ていてなんだかみともない感じだった中学 に入ってからも直とは俺のことをからかい 他の男子と一緒になって俺の弁当をけなし たりしていたうちの母がせっかく作って くれた弁当を貧乏臭いとか言っていたので あるうわ何これおかずが全然入ってねえ じゃんこんなよく食べられるなこれもしか して動物の餌よりひどいんじゃねなんだよ いいから弁当 返せよ嫌だねお前が返してください直人様 って言ってくれたら返してやらんことも ないぜそんなこと誰が言うかよおいおい 貧乏人がそんな口の聞き方していいと思っ てるのか俺を誰だと思ってるんだあの田 株式会社の社長の息子だぞだからなんだよ いつも親のことを自慢してるけどお前自身 は何もすごくないだろう男子校に落ちて ここに来たような人間のくせにおいこら もう1ぺ行ってみろよ何度だって言って やるよ金持ちの家の息子のくせに頭が悪い から中学に受からなかったんだはい残念れ なかったやの弁当はこう な直は俺の弁当を床にぶちまけてゲラゲラ 笑っていた俺はショックのあり固まって しまいどうすることもできなかった確かに 俺も言いすぎたと思うけれど最初に仕掛け てきたのは直人の方だ俺がもっと大人しく して従順ならこんなことはされなかったの だろうかだがやられっぱなしも嫌だったし 俺は気が強い方だったので言い返さずには いられなかったのだそれから中学3年に なってみんな本格的に進路を考えることに なった直人の野郎は私立の有名進学校には 到底進めないと先生に言われてしまった らしくランクを避けてとある私立を狙う ことにしたらしい俺は私立高校なんて絶対 に行けるわけもなかったしですら行くか どうか悩んでいたその頃の母は以前よりも 病弱になっており無理して仕事に行って いるのを俺だって知っていたからだ母の 顔色はいつも優れず土色をしていたので いつか亡くなるのではないかと思えるほど だったそこまでして俺のために働いて もらうのも申し訳なかったしそれだったら 中学を出てすぐに仕事に着いた方がいいと 思っただが担任の先生は俺の成績が そこそこ良かったので就職希望だと聞いて ちょっと驚いた様子だった俺は高校には 行かず就職をしたいと思っています

やっぱり家のためにすぐにでも働いて母に 落させてあげたいんですまあそれは分から んでもないが小沢は成績もそこそこいいし 県立まるまる校なら行けと思っているんだ がそれでもだめかはいそこは進学校ですし 多分就職の斡旋とかもあまりないと思い ますほら工業高校とかだったら就職がい いって聞きますけど新学校だと大学進学に 力を入れてますから俺は実業高校に行って 資格を取っている時間すらないのです今 すぐ働いて家にお金を入れたいと思って ます だからどうしても就職がいいですそうか まあ険しい道のりになるかもしれないが 小沢がそれでもいいと言うなら先生は応援 するぞはいありがとうございます絶対に 頑張りますそうして卒業式を迎えたみんな は高校が決まって嬉しそうだったが俺だけ 学年で1人就職だったなとは俺が中卒で 働くとしてニヤニヤしまた俺をからかって きたお前中卒で働くんだってまあせいぜい 頑張れよ底辺は底辺なりにやっていくしか ねえからなだから何そっちこそ高校受かっ てよかったねどこにも受からないかと思っ てたよなんだとてめえお前は本当に むかつく野郎だなどうせ中卒なんてその うち飽きられて捨てられるに決まってる まあそれまで必死に仕事にしがみつくが いいさ言われなくてもそうするつもりだよ じゃあね俺は4月から正社員としてとある 旅館で働き始めた住み込みの仕事でお客様 の案内など接客をするかかりだ女将さんは 大変厳しい人だったけれど俺のことを本当 の息子のように可愛がってくれたけば将 さんは以前息子さんを病気でなくして しまったらしいその息子さんは俺と同じ くらいの年齢の時に亡くなったそうなので 女将さんは俺のことをそこまで可愛がって くれるんだなと思っ た小沢君いつも丁寧な接客ありがとうね さっきのお客さんが小沢君のことを褒めて いたよ愛そうがいいし元気もあって明るく ていいってそれはありがたいですまだ慣れ ないことも多いですけどお客さんにそんな 風に言われるなんてとても嬉しいですこれ からも頑張りますそろそろ休憩の時間だし 休んできてねそうだ休憩室に小沢君の好き なチョコレートケーキが入ってるからえ いいんですかああいつでも頑張ってくれて いるお礼だよおはたまに俺にケーキなを 買ってくれていたが多分あれはポケット マネーから出ていたんだと思う俺は毎回 おいしく頂いていたが母と2人で暮らして いた時はケーキなんてほぼ食べたことが なかったので涙が出るほど嬉しかった俺の

お給料は中卒なこともあり決して多くは なかったが住み込みだし移植汁のほとんど が提供されているので十分だっただから母 に仕送りすることもできたのだ俺はこれと いって何かに使うこともなかったしお給料 を母に送って少しでも美味しいものを食べ て欲しいなと願っていたのである小沢君 これから宴会が始まるから忙しくなると 思うけどあちらのお客さんの対応をお願い するわねはいわかりました橋本様ですね そうそう橋本様それから遠藤様の方もお 願いねはいでは行ってまいり ます女はいつもテキパキしていて見ていて かっこいいなと思っていた俺もこんな風に 仕事が率なくできるようになりたかったが まだまだ慣れないことがたくさんあるでも 俺の周りには幸いなことにサポートして くれる人間がたくさんいたから俺は何とか 助けられて仕事をしていた時には厳しく 叱られたり注意されることもあったが俺の ためを思ってのことだっただから俺は耐え られたしもっと成長しようと思えるように なったのであるある時俺は実家に帰省した もう俺が30歳になった時のことである 実家と言っても1dkの小さなボロい アパートである母は以前よりパートの シフトを減らしていたで顔色は少しましに なっていた食卓にいくつか封筒が置いて あったので見てみたらそのうちの1つは 同窓会の押し出せだった中学の同窓会を とある高級ホテルでやるとのことだったが 俺はなんとなく行きたくないと思って しまっただが差し出し人が担任の先生だっ たので行ってみようかなと思ったのである 担任の先生だだけは俺の味方でいつも俺の ことを気にかけてくれていた先生は俺が 就職すると言った時も最後は応援してくれ たし俺が働きに出てからも何かと気にかけ て連絡を取ってきてくれたので ある先生が感じってなかなか珍しいと思う けど先生には会いたいなもう随分長いこと 会ってないし先生今どうしてるんだろう 俺が15歳の頃先生は確か30歳で まだまだ若かったその時の俺と同年代だっ たが俺よりしっかりしていたのかもな なんて思ってしまうそして俺が30歳に なったので先生は45歳だもうおじさんと 言ってもいい年齢だが先生は30歳の頃も 動眼だったし今でもきっと若々しいん だろうなと思った俺は先生に会いたい一心 で参加に丸をつけて封筒に入れて変身した のである同窓会の日俺は緊張しながら会場 の高級ホテルに向かったみんな一体どんな 風に成長しているんだろうか俺はドキドキ しながら中を歩いて会場となっている宴会

場へ足を運ぶそこからみんなのガヤガヤし た声が聞こえてきてああ中学時代と あんまり変わってないんだなと思った男子 も女子も楽しそうに話していてなんだか 懐かしい俺の中学時代はあまりいいもので はなかったがそれでもみんなに会えるのは ちょっと嬉しかった何より先生に会い たかったし俺のことを気にかけてくれてい たお礼が言いたい俺は赤次表に乗っ取って 自分の席に座ったそうしたらある男子が こっちに近寄ってきたのであるそいつは パっと見ただけで直人だと分かったこんな に意地悪そうな顔をしているのは他でも ない直人だけだからであるよう久しぶり お前はときだなどうよ中卒の暮らしはえ ああまあまあだけどへえまあまあねまあ お前なんて毎日極貧生活だろうよ だって昔から貧乏だったもんな俺は親父の 後を継ぐことになってるんだまあ会社では 若って呼ばれてるぜなんせ次期社長だから なああそうなんだどうやらナトは父親の 会社に入り光景としてやっているらしい わざわざそんなことを自慢するために俺に 近づいてきたのかと思ってなんだか うんざりしたいのどうでもいい自慢話など 聞いている暇があれば俺は先生を探してお 礼を言いたい当たりをぐるっと見回すと ちょっと白髪まじりの男性の姿が目に入っ たあああれこそ先生だ背丈も横幅も変わっ てないし後ろ姿だけでも先生と分かる俺は 席を立って先生の方に近寄った先生お久し ぶりです沢ですおお小沢かどうだ元気して たかはいおかげ様で毎日忙しいですけど 充実してますそれならよかった小沢は努力 家だからいつも頑張りすぎないか心配して いたんだよでも元気ならよかったええ元気 にやっていますよその時がまた俺の方に 近づいできてニヤニヤ笑っていたまた何か 意地悪なことを言うつもりなん だろうお前さ目障りだからもう帰れよえ なんだよ急にお前みたいな人間がこんな ところに来ていいと思ってるのか全く 場違いだな身のほどってものどうやら知ら ないよう だここは俺たちのような選ばれしに人だけ が来られるホテルなんだよ中卒のお前は 間違いだな 帰れよ言ってる意味がわからないんだけど そんなに俺が目障りならそっちが帰ったら てめえ誰に向かってそんな口聞いてやがる 俺は社長の息子だぞ中卒男とは比べ物に ならないんだいいからてめえが消えろ違い だってわからない その時先生が口を開いたのであったお前何 を言ってるんだこのホテル小沢が支配人だ

ぞええ えお前は知らないだろうけど小沢は仕事で 認められてこのホテルの支配人になったん だだから違いなんかじゃないぞそんなの嘘 だこいつは卒の役でどこに行っても通用し ないような人間だ中卒の人間がホテルの 支配人になんかなれるはずがないそんなの は聞いたことがない聞いたことがなくても げになっているんだからしょうがないよね 俺は最初旅館で下働きのようなことをして いたけれどその旅館での頑張りが認められ て今この地位にいるんだこのAグランド パレスリゾートは元々俺が働いてた営力館 が作った高級ホテルなんだよなんだって 最初は旅館経営しかしていなかったんだ けど高級思考のものをもっと作ろうって話 になって5つ星の年型高級ホテルや リゾートホテルなんかを作ったんだよね それで俺がこのエイグランドパレス リゾートの支配人に抜擢されたわけそれ まで俺が旅館で培ってきた接客術やマナー なんかを見て是非俺にお願いしたいと言わ れたんだ直とは大変驚いていて目を まんまるくしていた実は俺はこのエ グランドパレスリゾートという高級ホテル の支配人であるここは5つ星ホテルであり 俺が最初に働いていた旅館のグループ会社 が作ったものであった今まで旅館しか経営 してこなかったがこれからもっと年方の ハイクラスな宿を提供しようと5つ星の ホテル建設に向けて動き出したのである そこでいい人材はないかとなった時に俺が 抜擢された俺自身もまさか自分が選ばれる なんて思っていなかったので相当驚いたが 今までの頑張りが認められたんだと思って 嬉しくなった俺はずっと下働きで終わるだ と思っていたがはちゃんと見てくれていた ので あるあんたはここでずっと雑用のような ことをしているだけじゃもったいないよだ から今度あのエーグランドパレスリゾート に行けばいい寂しくなるけどそれがあんた のためなんだ小沢く今まで頑張ってくれて ありがとうあっちに行っても元気でやって ね将さん俺ここで働けてよかったと思い ますいろんなお客さんが喜んでくれる顔を 見られましたしいつも女将さんたちによく してもらって本当にありがたかったです俺 がここまで頑張れたのも皆さんのおかげだ と思ってますだから次も頑張りますうん いつでも連絡してね辛くなったらここに いるみんなが応援してるって思い出して そうしてまた気合いを入れ頑張ればいいさ あんたのお母様もここまで成長したって 知って喜んでくれてるだろうねはい母も私

が支配人になると知って大変喜んでました 私だけの力ではここまで来られませんでし たもうなんとお礼を言ったらいいかわかり ませんでももうみんなに会えないと思うと 寂しくてう悲しくなります うおいおい泣いちゃだめだろ祝い事なんだ からもっと明るくしてよじゃないと私まで 泣けてくるじゃない のそそうですよねいいことなんだから 明るく元気に頑張ります俺は女将の水洗も あって慰霊の人人移動となった今まで中卒 の人間が高級ホテルの支配人になるなんて なかったらしいが俺のを高く評価してくれ たおかげである俺はどこまでも人に恵まれ ているなと思った旅館で働いていた時は 女将やその他のスタッフに可愛がって もらったし担任の先生からは手紙が たくさん届いていた俺のことを本当に 気遣ってくれる人がこんなにいるんだと 思うと俺は中卒だったことなんてどうでも 良くなって くるはそれなりの大学に行ったようだけど 人間性に問題ありと言わざるを得なかった 人を見下し馬鹿にしてゆに浸っているよう な人間はきっと誰からも尊敬されない だろう先生が俺をかってくれた時直は怒り のあり手が震えていた直がなぜ勝手に怒っ ているのか知らないが俺の方が馬鹿にされ て怒りたい気分だまああいつは俺が 引き出してこの場から逃げ去るのを楽しみ にしていたようだから俺が支配人として 悔しくなったのだろうもっともっと見下し てやろうと思っていた相手がのし上がって いたのだからまあ面白くはないだろうなと 思った直人はやけくそになって他の人間に 絡みだし俺の悪口を言っていただが大人に なったクラスメイトたちはそんな直との 態度をよく思っておら に注意したのであるそれがまた面白く なかったのか直は逆切れしてめいていた そしてうるさいから出ていけと他の男子に 言われてすごすご立ち去ったの だあいついつまでも子供のようだったな まあ小沢の頑張りを認められないようじゃ 成長してないって思われても仕方ないよ まあそうですねはあんな人間になりたく ないです中学の頃もバカにされていました けどまさか今でもあんな意地悪な人間だと 思ってませんでしたまあ何はともあれ小沢 が元気そうで良かった手紙でやり取りして いたとはいえやっぱり会ってみるとほっと するなお前はつい頑張りすぎる嫌いがある から俺は心配していたんだよどうだホテル の仕事には慣れだかはいおかげ様で順調に やっています大変なこともありますけど

それよりも仕事が楽しくて仕方ありません それならよかったまあ辛いことがあったら いつでも連絡してくれお前はもう中学生 じゃないけれど俺にとっては大事な元語だ だから遠慮なく何でも言ってくれよそれ からはある女性と出会った友人と旅行に来 ていた人なのだがその人は落とし物を熱心 に探していたスタッフの誰も見つけられず 困っていたところ俺が偶然見つけたのだ 彼女にその落とし物を手渡すととても喜ん でくれたその女性はさおさんと言って とても綺麗な人だったどうやらさおさんが 落とした繁華値はお母様からもらたもの らしく大変大事なものだったらしいお母様 はすでに亡くなっておられるとのことだっ たが亡くなる直前にさおさんにこれを渡し たようだどうも見つけてくださって ありがとうございますこれ母が最後に渡し てくれたものだったので大事にしてたん ですこんな汚らしい半かちと思われるかも しれませんが私にとっては大事な片でして いえいえ私なんかがお役に立てたなら光栄 ですまお母様がくださった大事なものが 見つかって安心でございますそれからなん とさおさんと俺は交際するに至ったさお さんは俺に熱心にアプローチしてきて俺も ついに折れてしまったのだお客さんと こんな関係になっていいものかと思ったが オフの日にも偶然合ってしまったのだから もう運命と言うしかないさおさんは俺に 対してお礼をしたいと言って食事に誘って くれたあの繁華地のことをまだ嬉しく思っ てくれているようでとても誠実な人なんだ なという印象を思ったときさんとお 付き合いして本当に良かったと思ってます だってこんなにお仕事に対して熱心な方 なんておられませんからとても頑張り屋 さんでも見習いたいと思いまし たそうですかでも大事なことを言わないと いけないんです黙っててごめんなさい実は 俺中卒なんですこんな男と将来を共にする のは不安ではないですかえ中卒ははいさお さんが一瞬固まったような表情をしたので 俺はやっぱり惹かれたんだと思っただって 将来結婚などを考えた時にやはり中卒と いうのはネックになるだろうだがさおさん はそんなことはなかったええでもこんな 言い方は失礼かもしれませんけど中卒で 支配人になるなんてとてもご立派です きっととても努力されたんでしょうね やっぱりときさんは何にでも全力投球さ れる方なんだわえないのですかほら やっぱり将来のこととか考えたら大卒の エリートがいいっていうこともあるじゃ ないです

か以前私は大卒でとある会社の次期社長と 付き合ったことがあるんですけどそれは もう大変わがままな人でしたとにかく他人 を見下したくて仕方ないようで私はそれに うんざりしていたんですそんな人よりも今 頑張ってる人の方が私は好きですよ学歴 なんて人それぞれですしそれだけで他人の 生き方を決められるわけありません からそうですかそれなら良かったですもし かしてさおさんの元彼は直人だったんじゃ ないかと思ってしまったあまり深く聞いて はさおりさんに失礼だろうし嫌なことを 思い出させるのも申し訳ないので黙ってい たさおさんはとにかく俺のことを信用し いい人間だと思ってくれているようだ俺は そこまでできた人間ではないがさおりさん の期待に答えて立派な男になろうと決意し たそれから1年経って俺たちは見事ゴール インしたさおさんのご両親も俺のことを 認めてくれて大変嬉しかったやっぱり娘の 夫が中卒なんかだったらじゃないかと思っ たがご両親は学歴なんてただの物差しの1 つにすぎないと言ってくれたのだうちの母 もさおりさんを大変気に入っていてまるで 娘のように可愛がってくれたさおりさんは ニコニコしているし愛想がいいのできっと 誰からも好かれるんだろう僕たちの結婚式 には担任の先生も呼んだ先生はまるで我が 子が結婚したかのようにしてくれた本当に いい奥さんを見つけたなお前が幸せになっ てくれて何よりだよあ先生泣きすぎですよ まあ俺もさおりと結婚できて嬉しいです これからいい家庭を作っていきたいと思っ てます奥さんを泣かせるようなことがあっ たら俺が承知してないからなとにかく毎日 頑張って夫婦2人で幸せに暮らしてくれ はいそのようにしますこうして俺たちの 新しい生活がスタートしたさおさんも働い ているし俺も支配人として毎日忙しいが 2人で協力し合って家事など分担していた 俺もさおりさんだけに負担かけたくないし できることはなんだってやる母家庭育ち だったので家事はある程度できたしで 住み込みで働いていた時もアイロン掛け なんかは自分でやっていた今まで苦労して きたことが逆に役に立って良かったなと 思った俺は毎日忙しいながらも充実して いるこれも努力してきた証だし妻のさおり さんのおかげだ今度も俺たちは力を合わせ て何事も乗り越えよう

【感動☆厳選5本総集編】田舎で自転車店を経営する冴えない俺。ある日、自転車修理に来た女性と付き合うようになるが、まさかその女性は、初対面ではなかった!?→結婚を反対された二人の運命は…【いい話・泣ける話・感動する話・朗読】

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