ぎんいろのじてんしゃ 【読み聞かせ】 絵本
銀色の自転 車街の自転車屋さんが大り出しをしてい ます色々な色の自転車の中に1台だけ銀色 の自転車がありました一体僕を何だと思っ ているんだ銀色の自転車はカンカに起って いますむむむ プンプン 無理もありません長い間店の奥に1番高く て物がいい自転車として飾られていたのに 急に安物の自転車と一緒に並べられて しまったのです からもっと気に入らないことがあります さっきから変な格好をした爺いさんが ガサガサの手であちこち触るのです気持ち が悪いったらありませんやめろったら やめろところが銀色の自転車はおじいさん に買われることになってしまいましたち 冗談じゃあない僕はこんなへんてこなじい さんを乗せるような自転車じゃないんだ [拍手] うおじいさんは金色の自転車を引っ張って 家に着くとボロ布で優しく吹き始めました わしの名前はおるのじゃお前の名前はそう だダックスにしようああ今日はいい日だ 本当にいい日だやめてくれそんな汚い布で 拭いたら余計に汚れてしまうふんダックス だなんて犬みたいだ今日はめちゃくちゃに 悪い日 だ次の朝俺のさんは言いましたなあ ダックス今日からしっかり頼むよ俺のじい さんはダックスに傘をいっぱい差し込んだ 木箱を縛りつけましたそして自分も道具箱 を背負うとダックスを引っ張って外に出 ましたダックスは慌てましたおいやめろ みともないじゃあない かがオのじいさんに引っ張られていった ところは市場です俺のじいさんはいきなり 大声をあげましたえー重直し重直し重直し 重直 し周りにいた人たちが一斉に俺のじいさん のダックスを見ましたうわあ 恥ずかしいこれを直してくれ太ったおばあ さんがやってきましたへいへいオルのじい さんはペタリと座り込むとおばあさんの傘 を直し始めましたおばあさんはダックスを 見ながら言いましたいい自転車だねとても 丈夫そうだきっと傘を1000本積んでも びくともしないよ僕が傘を1000本積む だって冗談じゃないカマキのように痩せた おじいさんがやってきました乗り心地が 良くて軽そうな自転車ですな駅まであっと いう間に走っていけそうだとんでもない僕 は馬のように走るのはまっぴら だ市場で一仕事をするとオルのじいさんは 広場に向かいましたダックスは行き合う人
たちがみんな自分を笑っているように思え て体中ががぽっぽと暑くなりました急に 冷たいものが当たりました雨ですほてった ダックスの体にはとても気持ちよく感じ られまし たそれなのに俺のじいさんは木箱の中の 1番大きい傘を広げるとダックスが塗れ ないように縛りつけましたち余計なことを して雨の中オルのじいさんの声が響きます 傘やカサかや カサダックスと傘はとても目立ちました 木箱の中の傘はすぐに売れてしまいました こんなことは初めてでし た次の日からダックスは晴れた日も雨の日 も広げた傘をさして走ることになりました ダックスは面白くありませんそこで腹に わざとゆっくり走ることにしまし た反対に坂を降りる時はうんと早く走り ましたそれでもオルのじいさんは毎晩 タックスご苦労さんと言いながら優しく 吹いてくれるの です今日はクリスマスイブです オルのじいさんは張り切って隣町にも 出かけましたダックスの意地悪でのろのろ 運転です傘を全部売り終えて自分たちの町 に戻ってきた時にはもうみんな寝静まって いました雪が降ってきましたオルのじい さんとダックスが空を見上げた時煙突の中 から人影が出てきましたあサンタクロース だ 人影は今度は隣の家の煙突に入ってきまし たしばらく様子を見ていたオルノじいさん とダックスはなんだか変なことに気づき まし た人影の担いでいる袋が煙突から出てくる たびに大きく膨らんでいくのです サンタクロースの袋だったら小さくなって いくはずなの に泥棒だりりりりりりりりりり オルのじいさんの叫び声とダックスのベル が一緒に響きましたびっくりした泥棒は 屋根から滑り降りると車に飛び乗りすごい 勢いで逃げ出しましたダックス追いかける んだオルのじいさんの大声にダックスは 弾かれたように走り出しまし たダックス曲がれダックスさだ一気に 駆け登るんだダックスは俺のおじいさんの 言う通りに走りましたその早いこと早い こと馬よりももっとすごい速さです泥棒は めちゃくちゃに走り回っているうちに 行き止まりに来てしまいまし たしまった 行き止まり だやけくそになった泥棒は車から降りると オルのおじいさんに体当たりしてきました
ダーあオルのじいさんが倒れましたその 瞬間ダックスはものすごく腹が立ちました ダックスは傘を1000本積んだ時よりも もっと強い力で泥棒にぶつかっていきまし た泥棒は動くことができません目を覚まし て出てきた町の人たちは口々に言いました 子供たちの大好きなサンタクロースに化け て盗みをするなんてとんでもないやつ だオルのじいさんはかすり傷を追っただけ でしたオルのじいさんは家に戻るといつも のようにボロ布で拭いてくれました ダックスよくやったよくやった不思議な ことに今日のダックスには俺のじいさんの ガサガサの手とボロ布がとても気持ちよく 感じられましたそして糸が擦れたような オルノじいさんの顔のシを見ているうちに 意地悪な気持ちがすーっと消えていきまし た次の日ダックスのことが新聞に大きく 乗りましたそれからダックスにも サンタクロースからプレゼントが届いた ことは言うまでもありませ んお しまい
最近自転車乗ってないな~
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